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「ドールズフロントライン」5周年感謝祭を秋葉原ラジオ会館で開催。まさかのサプライズ,サンボーン代表の羽中氏の登場に会場騒然
2018年8月1日に国内サービスを開始したドルフロは,硝煙の香り漂う終末的な世界を舞台に,銃器を擬人化した戦術人形たちの繰り広げる戦いの数々が多くの指揮官を魅了し続けている。
そんなドルフロだが,近年のコロナ禍によりリアルイベントを開催できない日が続いていた。運営会社であるサンボーンジャパンはファンとの交流を大切にしていることでも知られており,今回の5周年では久しぶりにファンを迎えてオフラインイベントを開催することになった。
イベントの開演時間を迎えると,正面の大型スクリーンには中国・上海散爆(サンボーン)社内の映像が流れた。「AR-15」のデザイナーであるLIN+氏,企画を担当している研君氏,そしてサンボーンジャパンの代表取締役を務める羽中(ウチュウ)氏らは,会場に集まった指揮官に向けて次々と感謝の気持ちを伝えていた。
ドルフロにとって久々のリアルイベントとなる「5周年感謝祭」。MCを務める大門香実さんが会場を眺めて「生指揮官さまですよ!」と嬉しそうに語ると,野中 藍さんも「ほんとだ〜」と相槌を打ち,指揮官たちとの対面を喜んでいたようだ。
多数の魅力的な戦術人形が登場するドルフロだが,これまでに登場した総数は365体とのこと。このほかにも捕獲作戦によって仲間にする融合勢力が19体,メンタルアップグレード(MOD)化が実装された戦術人形が58体存在する。
なお,野中さんが演じる「416」は,MOD化により初めて★6として実装されたキャラだ。「アップグレードの台詞を収録したのが,だいぶ昔に思えてきました」と野中さんは懐かし気に語っていた。
事前に募集していた指揮官から戦術人形への熱いメッセージが紹介される中,やがて話題は「最も誓約している人形は誰か」という疑問に。会場からは「416!」と声が挙がるも,1位として発表されたのは「M4A1」。初期に配布され,メンタルアップグレードによって屈指のアタッカー性能を誇る戦術人形であるため,愛用している指揮官が多いことが証明された。
続いて,「最も副官に任命されている人形は誰か」という話題になると,「今度こそ,416!」との声が飛ぶ。固唾を飲んで指揮官たちが見守る前で発表されたのは……416! 会場が拍手に包まれ,野中さんは笑顔で「指揮官は,ずっとわたしのそばにいてくれる……よね?」と,スキン「くろねこの贈りもの」の台詞を披露して会場を沸かせた。
数々の最新情報,そしてサプライズゲストが登場
指揮官お待ちかね,ドルフロの最新情報も公開されている。まずは,7月27日19:00からドルフロ公式YouTubeチャンネルで配信となる「5周年記念生放送」だ。出演者は松澤千晶さん,篠原なるみさん,大門香実さんが予定されており,新規グッズや5周年記念キャンペーンの情報が紹介される予定だ。
「ドールズフロントライン」,5周年を記念した特番を7月27日に配信。最新情報はもちろん,統計データや5年間を振り返る映像公開などもあり
サンボーンジャパンは本日(2023年7月21日),スマホアプリ「ドールズフロントライン」の5周年を記念した特番を,7月27日19:00より本作の公式YouTubeで実施することを発表した。今回の放送では,最新のアップデート情報はもちろん,ゲーム内の統計データや5年間を振り返る映像の公開なども予定されているという。
8月12日,13日(日)に開催されるコミックマーケット102では,西3・4ホールの1411ブースでドルフロと「ニューラルクラウド」(iOS / Andorid)関連商品の物販が行われる。
また,ドルフロの膨大なストーリーとシナリオライターへのインタビューなどを収めた「ドールズフロントライン シナリオアーカイブス カフェストーリー」の予約受付は終了しているが,C102会場での販売を予定しているとのこと。
ここで突然,スクリーンには空港からラジオ会館へと向かう羽中氏の姿が映し出された。会場が「まさか……」の空気に包まれる中,その期待を裏切ることなく,スペシャルゲストの羽中氏がステージに現れると,指揮官からは大きな歓声と拍手が送られた。
羽中氏が「みなさん,お久しぶりです。羽中です。ちょっとドタバタしましたが,夜の飛行機に乗ってここに来ることができました。みなさんと久しぶりに会えたことをとても嬉しく思います。日本,私は帰ってきた!」と挨拶すると,会場には笑いが漏れ,再び拍手が巻き起こった。
大門さんから久しぶりのオフラインイベントの感想を聞かれると,羽中氏は「新型コロナウイルスの影響で3年ぶりになりますが,みなさんと共に5周年を迎えることができてとても嬉しく思います」と述べた。
サンボーンジャパンのローカライズ体制に話題が移行すると,ローカライズチームのリーダーを務めるロウ氏が回答した。ドルフロのテキスト量は非常に多いが,氏によると「同じ意味を表す言葉も,日本語の文字数は中国語よりはるかに大きくなる」とのこと。たとえば「謝謝」を日本語に直すと「ありがとう」,これで3文字の差となり,さらに「〜ございます」を付けると8文字である。
ロウ氏は「原文をそのまま翻訳するのは無理なので,時にはまるで違う言い回しで日本のみなさんに伝わるように置き換えています」と,翻訳の難しさについて語った。
ただ,難しさだけでなくやりがいもあり,キャラクターの口調は中国語には存在しないため,日本語に翻訳する際にはキャラクターの設定やイラストに合わせて考えているという。ロウ氏は実に嬉しそうに「この子はこういう口調のだったら,てぇてぇ(尊い)な」と語り,会場の笑いを誘っていた。
また,羽中氏は「今回は手ぶらで来たわけではありません」と自信ありげに語ると,最大のサプライズとして「ドールズフロントライン2(少女前線2)」(PC / iOS / Android)の最新映像を公開した。
フル3Dで展開されるインゲーム映像は,クリエイターが高い熱意と技術,そして愛情を注ぎ込んで作り上げていることが一目で分かるものだった。なお,野中さんはドルフロ2でも416役として収録を済ませているそうだ。
羽中氏は「4年の開発期間を経て,ストーリーやゲームの面白さにこだわり,ようやく開発も終盤を迎えました。ローカライズを早く済ませて,1日も早く日本のみなさんにお届けしたい」と語り,指揮官たちの熱い視線に応えていた。
なお,「ニューラルクラウド」に関しては,既存のゲーム体験を保証しながら改善を図るとしており,そして「逆コーラップス:パン屋作戦」(PC / Nintendo Switch / スマートフォン)は,より良いゲーム体験を提供するべく鋭意制作中であると述べていた。
ドルフロの今後の展開や意気込みを聞かれた羽中氏は,「今回,日本のみなさんと顔を合わせることができて何よりも嬉しい。ドルフロのストーリーはクライマックスを迎えようとしています。ドルフロ2やパン屋作戦についても,ご意見やご要望があれば,どしどし寄せていただければと思います」と回答し,これからも精力的にドルフロシリーズを展開していく意欲を見せていた。
5周年感謝祭の会場となったラジオ会館では,8月31日までドルフロのスタンディ展示や,1000円以上の買い物をするとグッズやPlayStation 5などが当たる抽選会を開催している。今回のイベントには参加できなかった指揮官も,秋葉原に足を運んでみてほしい。
「ドールズフロントライン」4Gamer内サテライトサイト
「ドールズフロントライン」公式サイト
「ドールズフロントライン」ダウンロードページ
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- ライター:早川清一朗
- カメラマン:永山 亘
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