プレイレポート
[E3 2018]「Battlefield V」の新モード「グランド・オペレーション」を体験。プレイムービーも撮影してみた
今回体験できたのは,本作の新モードとして用意されている「グランド・オペレーション」だ。これは,ゲーム内時間で数日の“作戦日”にわたって展開されるモードで,各種マップとルールを組み合わせた1ラウンドを1作戦日として扱い,その結果が翌日の作戦に影響を与えることになる。
ただ,今回は時間やチケットが余っていても突然1ラウンドが終了となったり,3日目が発生しなかったりしたので,体験用に調整されていたのかもしれない。
最初の作戦は,雪の降る海岸沿いのマップが舞台だった。攻撃チームは,空挺輸送機からパラシュート降下して,マップ上に4つある対空砲の破壊を目指し,防衛チームはこれを阻止する形だ。
筆者は攻撃チームだったのだが,パラシュート降下を使うとわりと簡単に敵の背後を取れるので,空挺輸送機から飛び降りる段階から,どこに降下して暴れてやろうかとワクワクできる。ただし,空挺輸送機はいつでも使えるわけではなく,一定時間ごとに自動でマップを横断するので,降下し放題というわけではない。
重要なのは,空挺輸送機がいない間,リスポーン地点となるのは分隊員や乗り物のみで,拠点が存在しないということだ。もし,分隊が全滅していると,空挺輸送機が飛んできてくれるのを待つしかないので,分隊行動が非常に重要となる。
ゲームバランス面でも,すぐにメインウェポンの弾が切れてしまうなど,物資の管理が厳しくなっており,ここでも分隊員との連携を推しているという印象だ。
2日目の作戦は,マップは同じだが,従来の「ラッシュ」に近いモードで争う形式だ。パラシュート降下がない代わりに,本拠地となるリスポーンポイントが設定され,そこから出撃して,シリーズおなじみのフラッグの立った拠点を制圧しに行く。拠点はAとBがあるのだが,これらは同時に制圧しなければならないようで,片方ずつ取っただけでは先に進めない。制圧した拠点を維持しながら,次の拠点を狙っていかなければならないのだ。
今回は,なぜか突然作戦終了となったこともあって,それほど長い時間遊べたわけではなく,試せなかったことや不明な点も多いのだが,進化が分かりやすかった点として,モーションのバリエーションの増加には触れておきたい。
本作のモーションは非常に細かくなっており,例えば伏せ状態で後退すると,後ずさりのモーションが発生し,その状態で射撃もできる。とにかくいろいろな動きをするようになったので,操作しているだけで気持ち良い。
撃ち合いについても,本作ではランダムな銃弾の拡散が廃止されたせいか,敵に弾を当てやすくなった印象があり,サクサク倒せて楽しかった。前述のように弾薬の管理は厳しいので,最前線で弾切れになって必死で味方に弾をもらいにいったり,覚悟を決めてピストル片手に突っ込んだりと,ハプニングも多々発生するのだが,これはこれで“バトルフィールド感”があって,個人的には好みだ。
今回の出展バージョンはプレアルファの段階であり,突然インタフェースが全部消えたり,なぜか手足をバタつかせて荒ぶる死体が頻出して「ゾンビかお前は」と言いたくなったりと,バグっぽい挙動も多々見られたものの,プレイ自体は非常に楽しいものだった。早くオープンβテストなどの日程も公開してほしいものである。
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