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  • コーエーテクモゲームス
  • Team NINJA
  • 発売日:2019/03/01
  • 価格:通常版:7800円(+税)
    デジタルデラックス エディション:9800円(+税)
    コレクターズエディション:1万2800円(+税)
    最強パッケージ:2万5800円(+税)
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[TGS 2018]期待は絶対に裏切りません――「DEAD OR ALIVE 6」,プロデューサーの新堀洋平氏に聞く,日本のファンに伝えたいこと
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印刷2018/09/21 16:31

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[TGS 2018]期待は絶対に裏切りません――「DEAD OR ALIVE 6」,プロデューサーの新堀洋平氏に聞く,日本のファンに伝えたいこと

 コーエーテクモゲームスの新作格闘ゲーム「DEAD OR ALIVE 6」PC / PS4 / Xbox One)のプロデューサー兼ディレクター,新堀洋平氏に話を聞いたインタビューをお届けする。
 2018年9月20日に東京ゲームショウ2018の同社ブースで開催されたステージイベント後,新たに参戦が明らかとなった4キャラクター ――マリー・ローズほのかあやねバイマンについてはもちろん,現在の開発状況などについて聞いてみた。本作に期待するファンはぜひ「最後まで」読みすすめていただきたい。

画像集 No.007のサムネイル画像 / [TGS 2018]期待は絶対に裏切りません――「DEAD OR ALIVE 6」,プロデューサーの新堀洋平氏に聞く,日本のファンに伝えたいこと

 なお2019年2月15日の発売日を5か月後に控えた本作だが,日本国内でのプレイアブル出展は今回が初となる。発売前に本作を体験できる貴重な機会なので,インタビューを読んで気になった人は,この週末幕張メッセまで足を運んでみてはいかがだろうか。

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 東京ゲームショウ2018の初日となった2018年9月20日,コーエーテクモゲームスは,「DEAD OR ALIVE 6」のステージイベントを自社ブースで実施した。ステージでは,試遊バージョンでの追加キャラクターが紹介されたほか,国内初となる実機プレイが披露された。本稿でその模様をお届けしよう。

[2018/09/21 03:02]

「DEAD OR ALIVE 6」公式サイト



ファンの期待を裏切らない「DEAD OR ALIVE 6」


4Gamer:
 TGS 2018出展バージョンでは,マリー・ローズ,ほのか,あやね,そしてバイマンと新たなキャラクターが4人追加になりました。一度に4人というのは,本作の発表では初めてだと思いますが,これは開発スピードが上がってきたと考えていいのでしょうか。

「DEAD OR ALIVE 6」プロデューサー兼ディレクター 新堀洋平氏
画像集 No.008のサムネイル画像 / [TGS 2018]期待は絶対に裏切りません――「DEAD OR ALIVE 6」,プロデューサーの新堀洋平氏に聞く,日本のファンに伝えたいこと
新堀洋平氏(以下,新堀氏):
 それはありますね。ニューエンジン(とくに名称が決まっていないとのこと)が完成に近づき不具合も減りましたし,開発環境も良くなってきました。開発速度でいえば,以前の4〜5倍まで上がってきています。

4Gamer:
 今回の追加キャラクター達は,どんな理由で選ばれたのでしょうか。

新堀氏:
 マリーとほのかは国内ですごく人気が高いキャラクターですので,日本のファンに最初に見せたいと思っていました。なので,東京ゲームショウまで温存していたんです。

4Gamer:
 では参戦自体は早い段階で決定していた?

新堀氏:
 参戦は決まっていました。ストーリーのプロットの段階で,参戦キャラクターがどう活躍するのかはおおよそ決まっていますから。それが形になったのが「6」というわけです。

4Gamer:
 単なるキャラクターの人気だけでなく,ストーリーの都合もあるんですね。あやねとバイマンがこのタイミングになったのは,なにか理由がありますか。

新堀氏:
 今回のTGSに合わせて,ストーリーについて少し具体的に話せるようになったので,それなら物語に深く絡むキャラクターをお披露目しようということで,選んだキャラクターになります。
 とくに今回,あやねは主役級というか,ヒロインと言ってもいいほど大事な役割を担うことになります。トレイラーを見ても,あやねのカットがかなり多いですよね。


4Gamer:
 最後のカットもあやねですね。

新堀氏:
 最初と最後があやねなんですよね。これ以上は言えませんが,作っている側としても泣いてしまうほど思い入れのある演出が詰まっているので,楽しみにしてください。

4Gamer:
 バイマンもストーリーに大きく絡むのでしょうか。

新堀氏:
 バイマンは,開発的にやっと重量級のキャラクターを出せるようになったというのが一つ。もう一つが,トレイラーのバイマンがマリーを担いでいるシーンを見せたかったのが大きいです。何が起きたかは言えませんが,見る人によっては想像力が掻き立てられるのではないでしょうか。
 これに限らず,トレイラーのカットはすべて意味のあるシーンなので,皆さんでいろいろ想像して楽しんでほしいです。

4Gamer:
 そこまでストーリー推しということは,本作ではアーケードモードとは別に,ストーリーを楽しむモードが用意されると考えていいのでしょうか。

新堀氏:
 はい。アーケードモードとは違ったものを用意しています。ほとんどのキャラクターが活躍しますので,期待していてください。中には使うのが苦手なキャラクターがいるかもしれませんが,できるだけ遊びやすいよう工夫していますのでご安心ください。

4Gamer:
 意外と,触ってみてはじめて気付く面白さがあるかもしれません。

新堀氏:
 ありえますね。食わず嫌いで触っていなかったキャラクターとか,ありがちですから。

画像集 No.002のサムネイル画像 / [TGS 2018]期待は絶対に裏切りません――「DEAD OR ALIVE 6」,プロデューサーの新堀洋平氏に聞く,日本のファンに伝えたいこと

4Gamer:
 それ以外には,どんなモードがあるのでしょうか。

新堀氏:
 まだ具体的には言えませんが,面白い仕掛けを用意しています。格ゲーというと,皆さん対戦のイメージが強いと思いますが,それだけだと楽しめない人も少なからずいらっしゃると思いますので,何かできないかとは考えています。

4Gamer:
 ステージイベントで,試合後にカメラを動かしてキャラクターを眺めるデモがありましたが,カメラがメインのモードなどはいかがですか?

新堀氏:
 撮影を楽しむといった要素はこれまでにもありましたし,今回ももちろん考えています。

4Gamer:
 対戦という話がありましたが,今回4名の追加キャラが発表されたことで,今作のプレイアブルキャラもかなりの数になってきました。バトルバランスはどのように調整されているのでしょうか。

新堀氏:
 バトルバランスの調整には,いつも悩まされます。ただ今回は「5」の時にはいなかった“ガチ”な開発陣が続々と加わっていますし,自分としてはむしろうまい人向けになりすぎないよう,コントロールしたいと思っています。

画像集 No.005のサムネイル画像 / [TGS 2018]期待は絶対に裏切りません――「DEAD OR ALIVE 6」,プロデューサーの新堀洋平氏に聞く,日本のファンに伝えたいこと

4Gamer:
 新システムのフェイタルラッシュやブレイクゲージ関連のシステムは,初心者でも簡単に強力な必殺技が繰り出せるとのことですが,これを上級者が使った場合,強力すぎるということはないのでしょうか。

新堀氏:
 上級者が使った場合のことも想定して調整しています。それだけ使えば勝てるというものではなく,ダメージ補正が重かったり,避けられると大きな隙を晒してしまうなど,デメリットも少なくありません。

4Gamer:
 ちゃんとリスクがあるわけですね。

新堀氏:
 ええ。ただ初心者の方には,そこはあまり気にせずに,気軽に遊んでほしいと思っているんです。遊んでいれば,そのうちに幅のある動きを覚えるものなので,新システムがその入口になればうれしいですね。

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4Gamer:
 新ステージも発表されましたが,この「LOST PARADISE」はどういったステージなんでしょうか。

新堀氏:
 「LOST PARADISE」は昔使われていた南国の施設ですが,そこで恐竜達が蘇って繁栄しているという設定になっています。DOAシリーズの世界は遺伝子操作技術が進んでいるので,恐竜も蘇えるという。

4Gamer:
 プテラノドンやティラノサウルスが登場するなど,派手なギミックがあるようでした。

新堀氏:
 格闘ゲームで,プテラノドンをああいった形で利用することは,なかなかないと思います(笑)。DOA4でも恐竜が出てきましたが,場所は変われど設定は引き継いでいます。

4Gamer:
 ステージのデモでは,バイオレンス表現の有無が選択できるという話がありましたが,あれは具体的にどんな部分が変化するのでしょうか。

新堀氏:
 流血演出がなくなり,顔を殴るシーンでアップにならなくなります。あとは,血のヒットエフェクトが発光するエフェクトに変化するとか。

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4Gamer:
 国内初のプレイアブル出展ですが,“揺れ”は健在なようで安心しました。gamescomでのインタビューでもおっしゃっていましたが,自然な表現になっていますね。

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 ドイツ時間2018年8月23日,ケルンで開催されたgamescom 2018の会場で,新作格闘ゲーム「DEAD OR ALIVE 6」のプロデューサー兼ディレクターである新堀洋平氏に話を聞く機会を得た。気になる揺れについてもいろいろ語ってもらえたので,その模様をお届けしたい。

[2018/08/27 12:17]

新堀氏:
 物理ベースのエンジンを使用していますので,柔らかいものは揺れますし,柔らかくないものは揺れません。現在の開発状況はまだ7割程度なので,今後もっと良くなりますし,驚くと思いますよ。

4Gamer:
 トレイラーでは,霞の衣装がぴっちりしたボディスーツから,従来のものに替わっていましたが,それによって揺れ方も変化しますか。

新堀氏:
 それはもう,同キャラ戦でコスチュームを変えてみれば一目瞭然で,すぐに違いが分かると思いますよ。揺れもそうですが,こうしたシリーズの伝統の衣装を受け継いでいくことも大事にしたいと考えています。

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4Gamer:
 発売まで半年を切りましたが,隠し球はまだまだありますか?

新堀氏:
 詳しいことは言えませんが,皆さんに楽しんでいただける発表はまだ残してあります。ご期待ください。

4Gamer:
 最後にファンに向けたメッセージをお願いします。

新堀氏:
 本作ではいろいろ誤解を与えてしまった面があって,とくにこれまでのシリーズのファンの皆さんは,不安に思っている方も多いんじゃないかと思うんです。でも,実際に遊んでもらえたら,我々の本音はきっと伝わります。ぜひTGSの会場で触れてみてください。遊べば分かりますから!
 また会場に来ることができない人も,遊んだ人に感想を聞いていただければ,きっと安心してもらえると思います。プロデューサーの発言に「違うじゃん」って思うこともあるかもしれませんが,信じて発売をお待ちください。期待は絶対に裏切りませんので!

4Gamer:
 ありがとうございました。

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