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  • 発売日:2019/01/25
  • 価格:7222円+税
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TGS 2018出展Ver.直後を体験できた「バイオハザード RE:2」プレイレポート。リッカーに遭遇する恐怖とカタルシスすら味わえる探索を満喫
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印刷2018/10/09 00:00

プレイレポート

TGS 2018出展Ver.直後を体験できた「バイオハザード RE:2」プレイレポート。リッカーに遭遇する恐怖とカタルシスすら味わえる探索を満喫

 2019年1月25日に発売を予定しているカプコンのサバイバルホラー最新作「バイオハザード RE:2」PC / PS4 / Xbox One 以下,RE:2)。今回,カプコン東京オフィスにお邪魔してTGS 2018出展Ver.の直後のパートを一足先に体験できたので,プレイレポートをお届けする。

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 注目は,元祖「バイオハザード2」経験者であれば決して忘れることのできないインパクトを持つ,クリーチャーのリッカーとの遭遇だ。オリジナル版でも相当に苦しめられた難敵だが,フルリメイクである「RE:2」では,いかなる驚異となって我々の前に立ちはだかるのか。もちろんそのほかの部分についても,気になる要素をいくつか確認できたので,筆者の感想を交えつつ紹介していこう。

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「バイオハザード RE:2」公式サイト



本作ならではの探索感を満喫!
久しぶりの邂逅となったリッカーの不気味さは健在


 今回のプレイで強く印象に残ったのは,本作ならではの探索感だ。舞台となる警察署は広大で,ちょっとした迷路のようでもある。怪しい部分を徹底的に調べ,ギミックを突破し,やっと先に進めた時の達成感は間違いなく「バイオハザード」シリーズが持つ魅力に他ならない。
 地図を見ながら,同行した編集者と一緒に「次はあそこの部屋に行ってみましょう!」などと相談しながらプレイしたのだが,友達と一緒にワイワイと一喜一憂した感覚を思い出して楽しかった。昨今のゲームは目的地が常に表示されていることがデフォルトになっているが,ナビゲーションがないからこそ,自分自身で探索している感覚を満喫できるのかもしれない。この感覚は久しぶりだった。

警察署は広く,さまざまなギミックが待ち受けている。ある種,脱出ゲームに近い探索の楽しみを感じられた
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 また,取得したアイテムを「調べる」という行為もバイオハザードシリーズでは重要な探索の一部となる。今回筆者は入手したアイテムを調べずに進めてしまい,途中で少しつまづいてしまったのだが,常に疑いの目を向け,調べてみることで新しい発見をすることができるのも,本作ならではの楽しみの1つだろう。

高級品が揃えられている署長室。置物や剥製のコレクションが陳列されており,なんとなく部屋主の性格がうかがえるが……
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 プレイを進めていくと,(個人的に)遭遇したくないクリーチャーナンバー1のリッカーを目撃してしまう。オリジナル版でもあったチラ見せに思わず懐かしい気持ちを抱くも,正直なところできれば会いたくなかったというのが本音だ。壁に張り付いてヒタヒタと移動する様は非常に気持ち悪く,発見しただけで嫌悪感マックス。思わず「勘弁してよ!」と言いたくなる。
 ボヤいていてもしょうがないので臨戦態勢に入るわけだが,リッカーはビジュアルの気味悪さに加えて,戦闘能力も高いからやっかいだ。常に変幻かつ,すばやい動きをしてくるので,とにかく攻撃を当てづらい。筆者は食事中と思われるリッカーを後ろからショットガンで不意打ちして,難なく撃破と思ったのだが,背後にいたもう一匹に気づかず,もろに攻撃を受けてしまう。1匹でも強敵なのに,2匹いるなんて聞いてないよ……。

バイオハザードシリーズの中でも屈指の難敵であるリッカー。Licker(舐めるもの)という名前が表す通り,長く発達した舌が特徴
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 やっと2匹倒したときには,体力は瀕死状態である「DANGER」の表示に。しかも,回復アイテムのグリーンハーブや救急スプレーを所持していない状態が続いていたため,ゾンビに一噛みされただけでゲームオーバーになる可能性が高い。この,ギリギリのラインで生かされているようなバランスがなんとも絶妙で,生きるか死ぬかの瀬戸際を何回経験すればいいんだと(良い意味で)言いたくなる。グリーンハーブを持っていないのに,ブルーハーブやレッドハーブばかりが手に入りヤキモキさせられるのも,バイオハザードあるあるか。


 探索を進め,グリーンハーブを手に入れた時は,天の恵みかと思うほど貴重な一品に思えたものだ。また,今回の試遊Ver.では回復系のアイテムは少なかったが,武器や弾薬の数は十分な状態が続いていたので,個人的に火力面で悩まされることはなかった。弾薬を節約するためにクリーチャーとの戦いを極力避けるといった動きもバイオハザードシリーズのだいご味の1つだが,潤沢に弾薬が確保されているのであれば,ある程度は積極的に立ち向かうスタイルでもやっていけるのかもしれない。無駄打ちしまくっていたら,さすがに弾切れになってしまうだろうが。
 
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REエンジンで描かれるリアルなバイオハザードの世界


 ゾンビとも何度か対峙したが,ベーシックな敵ながら油断はできない。攻撃力も想像以上に高く,翻弄されて,いつのかにか体力がDANGER状態になってしまうこともあった。もちろんリッカーほどやっかいな存在ではないが,複数で現れ,いつのまにか距離を詰められてしまうことが何度もあった。掴まれた際に反撃に転じられるサブウェポンに何度助けられたことか。
 また,警察署でお馴染みの死体安置所も探索したのだが,このシーンでは,今回の試遊でも屈指の恐怖を感じた。安置されている死体を一体一体調べるわけだが,いつ襲いかかってくるか分からないという恐怖は常に付きまとう。ただでさえ怖い死体安置所という場所が,よりいっそう恐ろしく感じるのである。

オリジナル版でもあったシーンだが,よりリアルになった死体安置所の探索が怖すぎる……
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 今回の試遊では,一時的に警察署の外に出て,クレアが雨に濡れるシーンがあったのだが,ジャケットの表面を雨が伝っていく描写が妙にリアル。「濡れている」表現をこんなにも生々しく描けるのは,REエンジンの賜物なのだろう。加えてクレアやシェリーの表情もこれまで以上に人間味に溢れており,攻撃を食らった際などは,なんとも痛々しい。イベントシーンなどでは,キャラクターの表情に注目してみるのもいいかもしれない。

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 そろそろまとめに入ろう。今回の試遊では,リッカーがとてつもなく不気味でやっかいであること,ゾンビが想像以上に驚異であること,そしてバイオハザードシリーズならではの探索部分が面白いということを再確認できた。アイテムを調べるギミックも,最近のゲームではあまり見られない遊び心を感じられ,懐かしくも新鮮な気持ちを味わうことができた。

 プレイ中は何度も死にかけてしまったほどの難度で,ヌルさはなく,むしろ歯ごたえを感じたほどだ。しかし,だからこそギミックを突破したときや強敵を撃破したときは,確かな達成感を味わえる。RE:2の奥深さはまだまだこんなものではないと思うが,その一端を感じ取れただけでも意味のある試遊だった。

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