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  • 発売日:2019/09/13
  • 価格:通常版:7400円(+税)
    デラックス・エディション:9500円(+税)
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期待のFPSシリーズ最新作「ボーダーランズ3」の世界同時ゲームプレイ初公開イベントに参加。基本を踏襲しつつも新機能も目白押し
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印刷2019/05/08 00:00

イベント

期待のFPSシリーズ最新作「ボーダーランズ3」の世界同時ゲームプレイ初公開イベントに参加。基本を踏襲しつつも新機能も目白押し

 アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスで現地時間の4月30日,2K GamesとGearbox Softwareが「ボーダーランズ3」PC / PS4 / Xbox One)のプレビューイベントを開催した。4Gamerもこのイベントに参加し,プレイアブルデモ版を体験してきたので,その模様をお伝えしよう。

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「ボーダーランズ3」公式サイト


 「ボーダーランズ3」は,すでに何度かお伝えしているとおり,3月末に開催されたPAX East 2019にて正式発表(関連記事)を迎えたシリーズ最新作だ。物語は「ボーダーランズ」ユニバースの最後尾となっている「Tales from the Borderlands」PC / PS4 / PS3 / Xbox One / Xbox 360)のあとから始まる。
 全く新しいストーリーという位置付けながらも,過去のシリーズ作品のプレイアブルキャラクターやクセの強いNPCたちが登場することで,ファンには馴染み深い華やかな印象のあるゲームに仕上がりつつあるようだ。

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 プレイヤーは“クリムゾン・レイダース”の新兵となり,“カリプソ・ツインズ”と呼ばれるトロイタイリーンが率いるカルト組織と銀河を駆け巡りながら戦っていくことになる。今作でクリムゾン・レイダースを率いているのは「ボーダーランズ」PC / PS4 / Xbox One)のプレイアブルキャラクターで「ボーダーランズ2」PC / PS4 / Xbox One)にも登場したセイレーンの“リリス”だ。

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 今作のプレイアブルキャラクターは,近距離戦を得意とするセイレーン・ウォリアーの“アマーラ”(Amara),獣を従えて戦うビーストマスターの“フラック”(FL4K),巨大メカやタレットを駆使するガンナーの“モズ”(Moze),そしてソルジャーやアサシン,ハンターなどを複合した印象を受けるオペレイティブクラスの“ゼイン”(Zane)という4人だ。
 どのキャラクターで遊んでも同じストーリーが展開され,周回プレイをしながら異なるスタイルで楽しめるというシリーズのシステムはしっかりと継承されている。

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 今回のプレイアブルデモで使用できたのはアマーラとゼイン。筆者はゼインを選択し,1時間ほどプレイしてきた。またプレイに先立ち,Gearbox SoftwareのCEOであるランディ・ピッチフォード(Randy Pitchford)氏と,Origin System時代に“Sage Dragon”として知られた超ベテラン開発者で,本作のディレクターを務めるポール・セイジ(Paul Sage)氏が,序盤のゲームプレイを披露したので,まずはそちらから紹介していこう。

なんと,世界中から400人ものメディア関係者やストリーマーたちを招待して「ボーダーランズ3」をお披露目するという力の入れよう。開催場所は,スーパーマーケットだったらしい,広い空間を利用した特設会場だった
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基本的なゲームシステムを継承しつつ,武器数はバジリオンの2倍に


新興宗教に覚醒してしまったバンディットたちのお話……ではないのだが,さまざまな意味を含むティザーアートは秀逸だ
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 ライブデモは,ガソリンスタンドの看板が見える溪谷でクラップトラップ(Claptrap)と出会うところから始まる。
 クリムゾン・レイダースに入隊し,Vaultハンターに採用されたばかりの主人公は,上官を気取るクラップトラップに促されるまま,「Children of the Vault」(以下,チルドレン)という新興宗教団体のリクルートセンターに潜入することになる。基本的な操作方法を教えてくれるチュートリアルの部分である。

 移動方法にも新要素があり,ダッシュ中のしゃがみボタンで“スライディング”や,ジャンプボタンで高いところにつかまってよじ登る“マントリング”といったアクションが可能になっている。
 序盤ではアクションを駆使して戦うような展開はあまりないだろうが,徐々にタクティカルなプレイが求められていくことになるようだ。シリーズの雰囲気を継承したアートスタイルなので新鮮さが薄い(それが本作の味になってはいる)ものの,近年のアクションゲームでスタンダードとなったアクションにも対応することで,古さを感じさせないようにしているのは好印象である。

Gearbox SoftwareのCEOであるランディ・ピッチフォード氏(右)と,クリエイティブ・ディレクターのポール・セイジ氏がライブデモを解説した
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 また,チュートリアルでクラップトラップが解説してくれるが,本作では武器技術が進化したことで“ファイアリングモード”の変更が行えるようになった。例えばピストルの場合,通常時は銃弾を発射するごく普通の武器だが,ファイアリングモードを切り替えるとロケット弾を発射できる。セイジ氏の解説によると,相手を凍らせたり着火させたりする属性の弾丸に変化するものや,チェーンソー付きのマシンガンがグレネードランチャーになるものも存在するそうだ。
 ファイアリングモードの切り替えは多くの武器でフィーチャーされているとのこと。無数のパターンで生成される武器は,「ボーダーランズ」シリーズの最も特徴的なシステムの1つだが,ファイアリングモードによって“バジリオン”(「無限に近い大きな数」という誇張表現の造語。バジリオンという単位があるわけではない)のさらに2倍になるわけだ。

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 さて,序盤のゲームプレイの続きだが,クラップトラップが相手の罠にハマって連れ去られるという,ボーダーランズらしい展開が起こる。間もなくリリスがテレパシーで交信してくるようになり,彼女に求められるままクラップトラップの救出を試みることになった。
 チルドレンの“Fanatic”と呼ばれる敵を倒しながら,リクルートセンターの最深部へと進むと,この施設の管理者“Shiv”が登場し,最初のボス戦が繰り広げられる。
 Shivを撃破するとリリスが登場し,チルドレンによってパンドラ一帯のクリムゾン・レイダースの拠点が破壊されていることが告げられ,リクルートセンター攻略の功績により正式メンバーに採用される,というのが序盤の流れだ。

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 次のデモプレイでは少しストーリーが進み,チルドレンが布教活動に使用しているホリー・ブロードキャストセンターに乗り込むミッションが披露された。ここのリーダーである“Mouthpiece”を撃破し,Vaultの鍵を奪い取るという内容だ。
 主人公は少しレベルアップした状態となっており,ピッチフォード氏とセイジ氏によるアクションスキルの解説が行われた。
 アマーラには「Brawl」「Fist of the Elements」「Mystical Assault」という特徴の異なる3つのスキルツリーが用意されており,レベルアップなどで得たスキルポイントを振り分けて取得・強化していくという,お馴染みのシステムとなっている。スキルツリーは6つのティアに分かれており,各ティアで1〜5ポイントを消費すると,次のティアが開放されるというのも,従来と同じだ。


Co-opモードで威力を発揮する“ルート・インスタンス”機能


 ライブデモはMouthpieceと出会う直前に切り替わり,Lv5のアマーラとLv25のゼインによるCo-opが行われた。協力プレイは本作のメインとなる要素の1つだが,“ルート・インスタンス”と呼ばれる驚きの新要素が追加されている。
 これはルートアイテムや敵のレベルがプレイヤーに応じて自動で変化するというもので,例えばルートボックスから出現する武器は,形状や特性は他のプレイヤーと同じだが,プレイヤーキャラクターに合わせたレベルのモノになる。
 同様にミッション中に登場する敵のレベルも自動的に調節され,同一の敵でもLv5のアマーラはLv5の敵と戦っているが,Lv25のゼインはLv25の敵と戦うことになる。同じシーンで同じ敵を相手に戦っているのに,そのバランスはプレイヤーに合わせられているという,なんとも不思議で特徴的なシステムとなっていた。

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 デモは進み,いよいよMouthpieceに挑む。ホリー・ブロードキャストセンターの通路にはいたる所に大型スピーカーが設置されており,ときおり発せられる大音響による振動で,敵味方関係なくダメージを与えるギミックが用意されていた。Mouthpieceとの戦闘でも音に注意しながら戦う必要がある。
 Mouthpieceを倒した後は,いよいよ本作最大の敵であるカリプソ・ツインズが登場する。といってもデジタルホログラム化された,ライブストリーミング映像でのファーストコンタクトだ。
 どうやらカリプソ・ツインズは銀河中にあるVaultを見つけ出して,エリディアン(強大な能力を持っていたとされる古代エイリアン種族)のパワーを独占するため,まとまりのなかったバンディットを洗脳し,活動を始めているようだ。リリスは,カリプソ・ツインズに対抗するためにVaultハンターの主人公を雇い入れたというわけだ。

 「ボーダーランズ3」では,惑星パンドラ以外の星々にも冒険の輪が広がるが,その宇宙の旅で拠点となるのが宇宙船“サンクチュアリIII”号だ。惑星間移動はもちろん,NPCたちがショップを経営していたり,乗組員として活動していたりする。「MARCUS MUNITIONS」「MOXXI'S BAR」などのお馴染みのお店に加え,シリーズ作品に登場したサー・ハマーロックマヤといったキャラクターの姿も確認できた。
 また,プレイヤーの居室も用意されており,トロフィーなどを飾るといったカスタマイズが可能とのこと。いろいろと冒険の合間にお世話となる場所のようだ。

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 いくつの惑星が登場するかは不明だが,今回のデモではサンクチュアリIII号の行き先として「Tale from the Borderlands」をはじめ,シリーズ中で何度も語られてきた惑星プロメシア(Promethea)が紹介された。
 武器メーカーであるアトラス(Atlas)社のヘッドクォーターが置かれている場所だ。同社はパンドラのVaultを発見したことで財を築き,ハンサム・ジャックが率いるハイペリオン(Hyperion)社と肩を並べるほどに急成長を遂げた。クリムゾン・レイダースの元になったクリムゾン・ランス(アトラス社の私兵部隊)の本拠地でもある。ゲーム中では何かしらの攻撃を受けているのか,高層ビルが存在する地域のあちこちで爆発が起きていた。

 余談だが,プロメテアやパンドラという名称はギリシャ神話がモチーフになっている。タイタン族のプロメシウスが“火の力”をゼウスから盗み出し,人間へと与えたことに激怒したゼウスが災いを箱に詰め込んで,人間界に行くパンドラに持たせたのが“パンドラの箱”である。また「覆い隠すもの」という意味を持つ女神“カリプソ”は,神話上ではタイタン族の“アトラス”の娘だ――なんとなく「ボーダーランズ」のストーリーがギリシャ神話をベースにまとまり始めていることが暗示されている……のかもしれない。
 もちろん,単なるギリシャ神話のオマージュというだけで,正確に対比されるわけではないだろうが,こうした神話上の物語を知っておくと,「ボーダーランズ3」のストーリーの面白みが増すことだろう。

「ボーダーランズ3」では,いよいよパンドラ(とその月のエルピス)から抜け出し,仲間たちとともに銀河中を駆け回ることになる。これまでのストーリーが,本作に至るまでの仲間集めの前章譚だったと考えると,なんとも壮大な物語だ
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「ボーダーランズ3」を彩る武器のユニークさと細かい改良点


画像(011)期待のFPSシリーズ最新作「ボーダーランズ3」の世界同時ゲームプレイ初公開イベントに参加。基本を踏襲しつつも新機能も目白押し
 1時間のプレイアブルデモでは,Lv10のゼインを使ってソロキャンペーンをプレイした。サンクチュアリIII号に乗ってパンドラを出発した直後,緊急信号を受けてプロメシアに向かっていると思われるシーンからのスタートだ。
 ゼインが最初から使えるアクティブスキルは,攻撃も行うデジタルクローンを作り出す「Digi-Clone」,攻撃型ドローンを飛ばす「SNTNL」,そしてバリアを張って敵の攻撃を防ぐ「Barrier」の3つだ。ゼインはグレネードスロットにスキルを割り当てられる点が面白い。

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 プレイアブルデモ版ではエピック等級のショットガン「Hostile Holistic Collaborator」が用意されていた。炎の属性ダメージに加え,ハイペリオン社製武器の特性として,シールドの自動展開機能も付属している。しかも,シールドに当たった弾を収集・利用可能というおまけ付きだ。また,武器の自販機ではアクションボタンを押すことで,自動的に弾丸を補充してくれる機能が加えられているのはうれしいところである。
 リローディングで武器を相手に投げつけて手りゅう弾として利用するユニークなティディオール社製武器も健在だ。今回利用した武器は「Same-Day Firesale Excellerator ++」というサブマシンガンで,投げると壁や床に張り付き,弾倉が空になるまで簡易タレットとして活躍する。

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 スライディングのような新しいゲームメカニクスはあるものの,全体的なゲームプレイの雰囲気は「ボーダーランズ」そのものだ。グラフィックスはUnreal Engine 4の恩恵か,さらに高解像度化されており,オブジェクトのテクスチャの凹凸などはより細かく表現されていた。
 ゲームプレイでは,ファイアやショックなどの“エレメンタル(属性攻撃)”の効果もアップグレードされている。今作から新たに“ラジエーション(放射能汚染)”が加わっているとのことだが,どのような効果を持つのかは不明だ。

 マップ上のあちこちにはドラム缶などが配置されており,それに銃撃を加えることで爆発する。オブジェクトを破壊することでオイルが漏れだし,引火させるといったギミックもあり,より多彩な戦闘になっている印象だ。
 エレメンタルはファイアの他にショックも範囲効果があり,「Storming Vicious Bezoomy」という武器の特性で,攻撃した敵とその周囲が感電しているようなエフェクトが見られた。

細かいながらも,弾丸をすべて自動的に充填してくれる機能はうれしい改良点だ
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銀河を股に掛けるカルトを率いる“カリプソ・ツインズ”を食い止めろ!


 プレイアブルデモのストーリーに話を移すと,プロメシアの首都であるメリディアン・メトロプレックスでは至るところで火災が起きているという状況だ。「Evacuation」(避難)や「Danger」(危険)といったサインがあちこちで見られるので,すでにアトラス社の主要機関や市民は退避しているらしい。
 ここでは都市から離れた場所にある排水施設からこっそり潜入して,緊急信号を発した人物を見つけ出し,さらにアトラス社を率いるリースとコンタクトを取るため,Watershed Baseという拠点から敵を駆逐するのがミッションの目的となる。

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 ここで登場するリースというのは,「Tales from the Borderlands」の主人公の1人だった若い実業家のことだ。「ボーダーランズ3」ではアトラス社のCEOにまで上り詰めている。サードパーティが開発した外伝作品もストーリーにしっかりと組み込まれており,彼が経営者の鏡として神格化していたハンサム・ジャックのような存在にまで成り上がっている,という設定はファンなら嬉しい出来事だろう。

 話を戻すと,プロメシアはライバル企業のマリワン(Maliwan)社の部隊による攻撃を受けており,メリディアン・メトロプレックスは武力制圧されている。リースはなんとか逃げのびているようだ。
 ちなみにマリワンの攻撃部隊には“Maliwan Pyro”という重装歩兵がおり,火炎放射器や火の玉で攻撃してくる。プレイヤーも着火してダメージを食らう厄介な相手だ。

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 緊急信号を発していたのは,“ローレライ(Lorelei)”という,フェイスペイントを施した熱血漢の女性兵士で,リースとリリスの知り合いのようだ。クリムゾン・ランスのメンバーなのかもしれない。彼女についてピッチフォード氏は「プレイヤーがその背景をしっかりと知ることになるキャラクターの1人」と紹介していたので,本作で重要な役割を担うキャラクターと思われる。
 PAX East 2019で公開されたトレイラーを見て気づいた人もいるだろうが,カリプソ・ツインズのタイリーンはとある理由から“ファイアーホーク”の技を身につけていることが,ゲームを進めていくうちに明らかになっていく

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 プレイアブルデモではリースから要請を受け,マリワンの武器庫を奪取する途中で,謎多きアサシン“ゼロ(Zer0)”と出会う。筆者のプレイ時間はここで終了となったが,この後はゼロのホロブレードを武器庫で見つけだし,さらにリースから新しい指示を受けて,“ギガマインド”というAIとのボスバトルが展開するとのことだった。

 今回のプレイアブルデモは,世界的にも初公開であったにも関わらず,かなり洗練されているように見えた。ピッチフォード氏によると,E3やgamescomといったイベントでもさらなる情報を公開していくとのことだ。また,今回は「ボーダーランズ」シリーズがヒットした要因の1つであるDLC戦略は継承しつつも,ルートシステムに便宜を図るようなマイクロトランザクションは用いないと確約していた。

 なお,このイベントではGearbox Softwareのシニアプロデューサーであるアンソニー・ニコルソン(Anthony Nicolson)氏らにインタビューができたので,その内容を紹介しよう。

「Tale from the Borderlands」の主人公の1人であるリースは,今作ではアトラス社のCEOに。あの髭については,ちょっとしたエピソードが用意されているとのこと
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Gearbox Software開発者インタビュー
〜 しっかり作り込めていると自負しています


Gearbox Softwareのシニアプロデューサーであるアンソニー・ニコルソン氏。「ボーダーランズ2」の開発中に入社し,Gearbox Softwareでは現在8年目であるという
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4Gamer:
 ナンバリングシリーズの前作「ボーダーランズ2」がリリースされてから7年になりますが,これまで開発に5年かけてきたそうですね。
 
アンソニー・ニコルソン(以下,ニコルソン氏):
 ええ。2K Australiaが手掛けた「Borderlands: The Pre-Sequel」と,Telltale Gamesの「Tales from the Borderlands」がリリースされたのは2014年のことですが,彼らとは綿密に世界設定やストーリーなどの折り合いを付け,その中で「ボーダーランズ3」の企画を練り上げてきました。5年という期間は非常に長いものですが,その分しっかりと作り込めていると自負しています。

4Gamer:
 「Tales from the Borderlands」からリースが登場していますが,ストーリーに深く絡んでいるようですね。もう1人の主人公だったフィオナや,デジタル版ハンサム・ジャックのコピー版のような存在はどうなったんですか?

ニコルソン氏:
 ハンサム・ジャックは完全に死んで,カリプソ・ツインズの野望を基点にした新しいストーリーが展開する,とだけお話ししておきましょう(笑)。

4Gamer:
 多彩な登場人物に加えて,「ボーダーランズ3」では以前から示唆されていた様々な惑星がついに登場しますね。

ニコルソン氏:
 はい。そしてそれをつなぐのがサンクチュアリIII号で,その船内ではさまざまなキャラクターたちとインタラクトできるというのは,デモでご覧いただいたとおりです。

4Gamer:
 船内にはショップを開いているキャラクターたちもいますが,彼らは役割を与えられているのですか。

ニコルソン氏:
 全員がそうだとは言い切れませんが,多くのキャラクターはゲームやストーリーに絡んできます。例えば,行く先々でそれぞれのキャラクターが求める何かを入手するといった「Crew Challenge」というサブクエストがいくつかアンロックされます。

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4Gamer:
 なぜカリプソ・ツインズのタイリーンがファイアーホークを利用できるのでしょうか? ライブデモでは,雑魚キャラのサイコからも何かを吸い出しているようなシーンがありましたが……。

ニコルソン氏:
 タイリーンがファイアーホークを使用している理由については,以前のトレイラーでリリスの身に何かが起きたようだということから想像していただけると思いますが,これも実際にゲームをプレイしていただくのが良さそうですね(笑)。
 サイコからはライフを吸い取っているという設定です。カリプソ・ツインズは,自分たちの野望の前に立ちはだかろうとする勢力は,全てぶっ潰してしまおうとする狂気的な連中なんです。

4Gamer:
 現時点ではタイリーンだけにスポットライトが当てられており,トロイについてはまだ詳しく語られていませんが,2人は一心同体の兄妹なのでしょうか。別々に倒していく目標なのでしょうか。

ニコルソン氏:
 そう言ったことも,おいおい皆さんに発表できると思います(笑)。

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4Gamer:
 それでは話題を変えますが,デモでは“サイクローン”という新しいタイプのビークルが登場しましたね?

ニコルソン氏:
 はい。今回のロケーションで見られた,狭い路地のような場所ではハンドリングも良くて,気に入っていただけるんじゃないかと思います。様々な惑星やマップに乗り物は数多く用意されていますが,Catch-A-Rideステーションに登録すると,行く先々で利用できるようになります。

4Gamer:
 プレイアブルデモでは,ライブデモで紹介されていたキャラクターカスタマイズを試せなかったのですが,その詳細を教えてください。

ニコルソン氏:
 プレイヤーキャラクターも「Quick Changeステーション」で変更でき,サンクチュアリIII号にも用意される予定です。カスタマイズは,頭部,肌の色,エモート,ECHO(ゲーム中に登場する多機能デバイス)のスキンの変更が可能です。ちなみにステーションではスキルツリーの振り分け変更もできますよ。

4Gamer:
 ティディオール系の武器もプレイアブルデモに登場していましたね。前作ではマシンガンの銃弾1つ1つが叫び声を発するという,なんともバカげた仕様だったエピックウェポンの“ベイン”が印象的でしたが。

ニコルソン氏:
 そうなんです。本作にはハイペリオンやアトラスをはじめ,シリーズに登場した武器メーカー10社は全て登場する予定ですが,ティディオールは本当にユニークですよね。
 投げつけると壁や床にバウンスしながら“Ow, ow”(痛みを感じたときの英語表現)と叫び続けながら発砲し回る,さらに奇妙になったティディオール系武器も存在します。今回,発表させていただいたルート・インスタンス機能をはじめ,武器システムは非常に作り込んでいますので,皆さんに楽しんでいただけるはずです。

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4Gamer:
 先ほど,作り込みに対して自負があるとお話しされていましたが。

ニコルソン氏:
 ええ。多くのファンの皆さんが待ち望んでくれていたように,我々も皆さんがプレイできる日を楽しみにしていますし,そう信じながら「ボーダーランズ3」を開発してきました。我々にとっては過去最大とも言えるプロジェクトですが,今回は大きな発表の場を用意してくれたパブリッシャの2K Gamesにも感謝しています。皆さんが期待するような作品に仕上がっていることを,今回のイベントでも証明できたのではないでしょうか。

4Gamer:
 そうですね。デモをプレイしていて楽しかったです。本日はありがとうございました。


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