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「Microsoft Flight Simulator」の無料アップデート第2弾「World Update II: USA」の配信がスタート。アメリカの広大な自然風景がさらにリアルに
2.5ペタバイトもあるマップ検索用の高解像度画像からクラウドコンピューティング,さらにはリアルタイムでの気象データや植生マップに至るまで,Microsoftの技術を活用して制作された「Microsoft Flight Simulator」だが,9月末に日本の地形データが大きくアップデートされたのに続いて,今回のWorld Update II: USAでは,同社の本拠地でもあるアメリカ合衆国がブラッシュアップされる。
今回のアップデート容量は4GBで,高度マップの精密化と共に,アメリカ中部や北西部で高解像度のフォトグラメトリーが利用される。加えて,いくつかのバグ修正や改良なども行われている。また,これまではコンピュータの計算により描写されていたアトランタ国際空港やフレイデー・ハーバー空港を含む4つの空港,そして50以上の景勝地がハンドクラフト化され,さらにリアルになっているのが特徴だ。
首都であるワシントンD.Cのモニュメント群からフロリダのケネディ宇宙センター,フーバーダム,ラスベガスの中央通り“ストリップ”やアリゾナ州トゥーソンにある“飛行機墓場”などの有名な人工物だけでなく,グランドキャニオンやヨセミテ,モニュメントバレーなどの国立公園などの地形も作り直されており,アメリカの雄大な大自然を空から満喫できる。
また,ユーザーインタフェースやパフィオーマンス面でのバグフィックスだけでなく,エアークラフトのアニメーションやモデリングはもちろん,燃料消費率など細かい部分まで修正や改良もされた。この無料アップデートは,2か月に1度の頻度で実施されるとのことなので,今後のアップデートにも期待しつつ,冬に差し掛かりつつあるアメリカの広大な空を飛び回ってみよう。
「Microsoft Flight Simulator」リリースノート
「Microsoft Flight Simulator」公式サイト
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