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マリオらしさとRPGの調和,あふれんばかりの遊び心。「スーパーマリオRPG」の魅力を,今あらためて伝えたい
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印刷2023/11/11 12:00

企画記事

マリオらしさとRPGの調和,あふれんばかりの遊び心。「スーパーマリオRPG」の魅力を,今あらためて伝えたい

 人生で初めて触れたRPGは何か――人によってさまざまかとは思うが,筆者の場合は「スーパーマリオRPG」がそれだった。

 「スーパーマリオRPG」は,1996年3月9日に発売されたスーパーファミコン専用ソフト。任天堂とスクウェア(現スクウェア・エニックス)という夢のタッグによる,マリオシリーズ初のRPGタイトルだ。そんなマリオRPGを幼少期に狂ったように遊んだのが筆者のRPG原体験であり,現在にいたるまでのゲームの好みにも大きく影響を与えるゲームとなった。

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 と言っても,実は筆者は1998年生まれ。発売後にこの世に生を受けた人間だ。つまり発売当初のゲームファンの盛り上がりは体験していない。逆に言えば,それを知らなくても熱中できたわけであり,それだけスーパーマリオRPGは,世代を超えて多くの人の心を動かすゲームというわけである。

 そのスーパーマリオRPGが,2023年11月17日,Nintendo Switch向けの新作として帰ってくる。しかも,それももう,発売まで1週間を切っている! 気がつけば,待ちきれずにスーパーファミコンを引っ張り出して遊んでいました。そして当時のことを思い出しながら,スーパーマリオRPGというゲームの魅力をまとめていました。

※以下,Switch版以外の写真はスーパーファミコン版をプレイして撮影したものです。メインストーリーやゲームの各要素のネタバレには配慮していますが,一部それに抵触する可能性のある画像があるためご注意ください
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あらためて引っ張り出したけど,いやあ,まだ動くもんですねえ。スーファミ。ただ接触が悪くて,ちょっとでもプレイ中にソフトをさわるとブラックアウトするのが難点
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起動すると,小さいころにプレイしたときのアホみたいにふざけた名前のセーブデータが。子どものしたことですから……って,こんなセーブデータを4つも残すなっ


とにかくマリオ。それでいてRPG


 最初に軽くスーパーマリオRPGを紹介しておくと,本作はマリオシリーズ初のRPGだ。マリオの世界を舞台に,これまたマリオシリーズでは初となる,がっつりとテキスト量のあるストーリーが描かれている。
 ……なんてことはタイトル名を見れば一目瞭然で,というか冒頭でも説明しているわけなのだけど,だがしかし,ここはあえてもう一度しっかりと伝えておきたい。なぜなら,“マリオの世界やゲーム性”と“RPGというゲームの仕組み”が絶妙なバランスで,かつキレイに組み合わさっているところが,本作の大きな魅力だからだ。

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 その一つがマリオの操作。斜め上の視点から見下ろすクオータービューで立体的に映し出されるフィールドでは,クリボーやヘイホーといったおなじみのものから本作オリジナルのキャラクターまで,さまざまな敵がフィールド上をうろうろしている。敵に触れるとコマンド選択式のターン制バトルが始まる,いわゆるシンボルエンカウント式のゲームシステムだ。
 プレイヤーはマリオを操作し,フィールドのあちこちを探索したり,敵と戦ったりしながら物語を進めていくのだが,このときのマリオのアクションが,視点は違えどいつものマリオ――横スクロールアクションの感覚が再現されたものになっているのだ。

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 マリオらしいアクションとシンボルエンカウント式というRPGならではの要素。この2つが絶妙にミックスされたことで,RPGというマリオシリーズにとって(当時)異色だったゲームに“マリオらしさ”を演出している。
 たとえば,フィールドではジャンプで敵をかわして,バトルを避けられるのだが,これってすごくマリオらしい動きじゃないだろうか。

クリボーはジャンプでかわす! 幾度となく繰り返した記憶がよみがえる
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 アクションゲームのスーパーマリオを遊ぶとき,テンポよくゲームを進めてゴールを目指すなかで,敵を「ペコッ」と踏んで倒さず,ジャンプで「ポイーン」と飛び越えていくなんてことは,マリオをプレイしたことがある人なら誰だって経験しているはず。
 筆者もスーパーマリオRPGで,「敵倒すのめんどーだから,ジャンプでよけるかー」と思い,“敵をジャンプでかわす”という思考と動作を行ったとき,これまで遊んだスーパーマリオでの経験と一致。脳内を「なるほどっ」の文字が駆け巡り,子どもながらに納得したことは今でも覚えている。

スターで無敵状態になり,フィールド上の敵を体当たりで倒して回れるのも,実にマリオらしい動きだ
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 バトルの仕組みもマリオらしさを強く感じられるものがある。
 本作のバトルは,通常攻撃,特殊攻撃(スペシャル技),アイテム,ぼうぎょと,コマンド自体はとてもシンプルだ。スペシャル技を使う際に消費するフラワーポイント(FP),いわゆるMPにあたるリソースがキャラクター単位ではなくパーティ全体での管理になっているところは少し特徴的かもしれないが,基本的な部分はコマンド選択式のターン性バトルの王道といえるシステムだ。

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 そんな王道のコマンドバトルの仕組みにマリオのエッセンスを注入してくれるのが,「アクションコマンド」だ。これは,キャラクターの行動にあわせてタイミングよくボタンを押すことで,攻撃力や回復の効果を高めたり,敵の攻撃をブロックしたりと,バトル中に繰り出すアクションによってさまざまな効果を発生させる要素である。
 これによってバトルにリズムが生まれ,RPGなのにアクションゲームのような手触り……とまで言うのはちょっと大仰かもしれないが,とにかく戦闘が退屈しないし流れ作業にもならないのだ。
 アクションコマンドを決めるとSEや演出が変化するのもプレイ中の楽しみであり,うまく決められたときの爽快感もまた本作ならではのものがある。ちょっと抽象的だが,“手触りがいい”という表現がしっくりくるかもしれない。

スーパーファミコンのABXYボタンに対応したコマンドの色。好きです
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 キャラクターの武器も面白い。とくにクッパの装備が好きで,なんとマリオを敵にぶん投げるという装備がある。その名も「ぶんなげグローブ」。キャラどうしの連携による特殊な合体技! とかならまだ分からなくはないが,こともあろうにこれが通常攻撃だ。最高です。
 今でこそ,敵ではなくいろいろな形でマリオと関わるクッパだが,そもそもマリオと共闘すること自体が驚きだったわけである。そのクッパが,マリオを投げて戦う。それだけでも面白くて,子どものころは一昼夜は笑えていた記憶がある。
 こういった武器を一つとっても,マリオの世界におけるキャラクターたちの関係性,今までの作品では見れなかった「そうだったんだ!」というキャラクター性が感じられるところも,本作の注目すべきポイントだ。

ぶんなげグローブ! と,このように,キャラクターや装備している武器によってアクションコマンドも変わる。攻撃時のSEもマリオらしさのあるものとなっており,マリオのこうらを使った通常攻撃のときに鳴る「カコッ! カココンッ!」というSEなどは,聴いていてとても気持ちいい
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ムダを楽しもう。読んでいるだけで思わずニヤリな,遊び心あふれるテキスト


 クッパがマリオをぶん投げるのもそうだが,本作はとても遊び心に溢れている。いい意味でムダが多いのだ。
 それを強く感じられるのが,会話やナレーションなどのテキストだ。言い回しがとてもコミカルで,クスっとさせられるものがすごく多い。ストレートではない,ちょっと変化球な“おもしろ”を感じられる。

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最初の武器であるハンマーを拾うときのナレーション。わざわざ回りくどい言い回しを入れるのがたまらない
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選択肢の無慈悲さがいい。「いいえ」とかでも成立するのに「いやにきまっている」まで言うことないじゃない

 変化球的な面白さで言えば,ブッキーという本作オリジナルのキャラクターがいるのだが……彼のセリフ回しはとくに素晴らしい。前後の文脈に則っているような,いないようなという,絶妙なラインをついたセリフが多く,言っていることがまったくもって意味が分からないが,この“意味の分からなさ”が筆者的にはめちゃくちゃ好みだった。存在自体がシュールなギャグみたいなブッキー。名前だけでも憶えていってください。
 ほかにも個性豊かで奇妙な魅力にあふれたキャラクターがたくさん登場する。Switch版での再会が楽しみだし,Switch版で初めて遊ぶ人はその出会いを楽しんでほしい。

このクッパのセリフが好きだ。背中も相まって哀愁がすごい
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 テキストでいえば,「なにかんがえてるの」だろうか。こちらはすでに(とくにSwitch版発表以降)SNS上でも話題にあがっており,知っている人も少なくないかもしれないが,テキストの面白さを触れるうえで欠かせないものなのでここで紹介したい。

 「なにかんがえてるの」は,本作オリジナルの仲間キャラクターであるマロが使う,敵のHPを確認できるスペシャル技の一つ。タイミングよくボタンを押してアクションコマンドを成功させることで,HPだけではなく“敵が考えていること”のテキストも読める。
 このテキストがまあ無法地帯。自分の苦手なこと(攻略のヒント)を教えてくれるというゲーム的に正しい(?)情報をくれる敵もいるが,マリオとまったく関係ない作品のパロディーセリフにブラックジョーク,メタ発言と,その内容は何でもありだ。

こんな感じで「なぐったらこの技でカウンターするよ」という戦闘中のヒントを教えてくれるが……
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えっ,どういうこと? この敵の名前はマンゾー。はやい話がダジャレである
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 ゲームを進める手を止め,「作った人たち,テキストを考えるの大変だったんだろうけど楽しかっただろうなあ……」なんてことをしみじみ考えたくなる趣がある「なにかんがえてるの」のテキストの数々。それは時代性があったり,「さすがにコレはきわどいのでは……」という内容もあったりで,Switch版ではどうなっているのか予想できない箇所でもある。かつてプレイした人のなかには,それを確かめたいという意味でもSwitch版発売を待つ人もいるかも?

クラゲがそんなに寂しいことを思わないでほしい。いいんだよ,フワフワしてたって
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 そもそも紹介しきれないほどにめちゃくちゃもりだくさんなのだが,あとはSwitch版で楽しんでいただきたいので,テキストのネタ要素はこれくらいにしておこう。なお,テキストによる小ネタだけではなく,ストーリー展開や演出,フィールド中のあちこちにも,バラエティ豊富なネタの数々が仕込まれており,そんなあれこれに触れるのもゲームの醍醐味だ。

これくらいに……とか言いながらもうひとネタ。うーーーーん,「いぢめる」じゃないのでセーフかな?
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 本作は,「ストーリーとは別にサブクエストがいっぱい!」というタイプのゲームではない。基本は一本道のストーリー展開にも関わらず,通しでプレイしたときの満足感がとても高く感じられるのは,こういった遊び心の豊かさからほどよく寄り道した感じ,脱線した感じを得られるからだろう。

とはいえ,ゲーム自体のボリュームがないわけじゃなくミニゲームなども充実している。ワイン川くだりはとくに熱中して遊んだもののひとつだ
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マロ! ジーノ! 冒険心をくすぐる物語を支えるオリジナルキャラクターたち


 本作の笑える部分をピックアップしてお伝えしたが,本作はなにも別にふざけてばかりいるわけではない。冒頭で伝えたとおり,ゲームの芯となるメインストーリーはしっかりとボリュームがあり,その内容も深みのあるものとなっている。

 本作の物語でキーとなるのは「スーパーマリオワールド」でも登場したスターロードだ。
 ここはマリオの世界における“願いをかなえてくれる場所”なのだが,本作では,とある事件がきっかけでスターロードが壊れ,人々の願いが叶わなくなってしまう。バラバラになり,地上へと落ちたスターロードのかけらであるスターピースを集め,スターロードを修復して世界を救う……というのがおおまかなストーリーとなる。

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 物語に重要な存在となるのが,本作オリジナルキャラクターであるジーノだ。プレイヤーのパーティメンバーでもあり,彼に触れずにスーパーマリオRPGの面白さは語れない。
 彼こそは天空からの使者。夜空に浮かぶ星,その意志のようなもの。壊れたスターロードを直すため,空から現れたヒーローだ。あえて詳しくは伝えないが,とある子どもが大事にしていた人形の身体を借り,マリオたちとともに冒険の旅に出る。

 彼はスターロードの事情を知っている立場であり,ともに戦ってくれるだけではなく,説明役としてストーリーを進めるうえでの手助けをしてくれる。この説明が分かりやすく,深みのある世界や物語にどっぷりハマるうえでの優しい入口となっているのだ。
 マリオは話さないので,その代わりに物語を進める役割も担っており,そういった意味でも主人公といっても過言ではない存在だろう。

 その導き方――彼の説明セリフがまたたまらない。ときに詩的,ときにプレイヤーの気分を高揚させる言い回しで,「俺がやらなきゃいけないんだ!」と,プレイヤーに自然と目的へと向かう気持ちを起こさせてくれるのだ。
 旅の仲間であるジーノが話す言葉だからこそ感じられる重み。それがあるからこそ,NPCとの会話や看板で見るテキストで導かれるものとはまた違った感じ入るもの,物語を進めたいと思う熱意が生まれるのだ。

パーティメンバーとしてはもちろん,ストーリー進行でも大きな役割を担うジーノ。仲間として加入するときのテキストがまたイカしてるのよね……これはSwitch版でぜひご確認を
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 そして何より,キザな口調でクールな味方,というキャラクター性がかっこいい。そう,シンプルにかっこいいんです,ジーノは。
 あとビームとか大砲とか,腕が銃になるとかロケットパンチとか,めちゃくちゃ攻撃方法がロマン。もう,なんかいろいろひっくるめて,男の子にはたまらないキャラクターなんですよ。ほんとにっ。

 と,急に文面のIQが落ちたことでお察しかもしれないが,筆者はジーノがめっちゃ大好きなのだ。幼少期からずっと彼に憧れて生きてきた。いつか青いマントを羽織ってやると,子どものころはそう思って過ごしていた。そして今だって。
 ジーノ……また彼に会えるのか。あのころと同じ姿。でももっと鮮明に,綺麗な姿で描かれているジーノ。ああ,早く会いたい……。

Switch版のジーノのすがた。カッコいいっ。早くまた会いたい
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 もう一人,忘れてはならないオリジナルキャラクターの仲間がいる。どこをどうみてもそうは見えない自称カエルの男の子・マロだ。
 彼は最初にマリオの仲間になる,本作におけるマリオの相棒的な存在だ。ジーノと同じく,しゃべらないマリオに変わって話を進めてくれるし,さらに突っ走りそうになるマリオをたしなめる一面も持つ。

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 彼は非常に泣き虫で,ストーリー中でもたびたび涙を流すことがある。そんな泣き虫な彼の成長は,本作における見どころのひとつだ。マリオやピーチ,クッパといった(作中でも,ゲームのキャラクターとしても)成熟した仲間が多いパーティだからこそ,幼くまだ未熟,でも頑張り屋さんなマロの成長には心を動かされるものがあるのだ。

筆者はマロのこともめちゃくちゃ大好き。屈託のない笑顔がかわいいし,勝利時のピースもマリオのマネしてるのかなーとか思うとすごく愛おしい
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 マロの成長はメインストーリーでも大事な要素となっており,エンディングを迎えるまで彼から目を離せなくなるはず。泣き虫なキャラクターの成長物語。王道ではあるが,だからこそ素晴らしい。
 謎に包まれた存在ジーノのカッコよさに圧倒され,かわいくてフカフカなマロの頑張りを見届ける。以上,Switch版でまたあらためて楽しみたい,スーパーマリオRPGの物語をより魅力的にしてくれる2人のオリジナルキャラクターのお話でした。

Switch版のマロのすがた。カワいいっ。早くまた会いたい
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「スーパーマリオRPG」はいろいろな人が好きになるだけの理由がある


 さて,ここまでスーパーマリオRPGの魅力を伝えてきたが,正直まだまだ語り足りない。最初にも伝えたとおり,筆者にとって初めてプレイしたRPGだけに,だからこそ思い入れも多いし,語りたいことは山ほどある。
 すでに文字数が担当編集に怒られそうなほど膨らんでいるが,まだまだ書ける。書かせてくれ。えっ,ダメですか? 手短に? あまり語りすぎては,読者がSwitch版で遊ぶときの驚きが減っちゃう? はい分かりました。確かにそのとおりです。

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 とにかく言えるのは,本作がめちゃくちゃ作り込まれていて,細かいところまで小ネタやクスっと笑える何かがぎっしり詰め込まれた,本当にいろいろな発見や楽しみ方があるゲームだとということだ。そして,アクションゲームのマリオとRPGという,異なる2つのゲームの仕組みや要素を,両方の良さをなくすことなく両立させた“最高のマリオゲームでありRPGでもある”ということだ。
 激情にまかせたままに書き,とりとめのない紹介になってしまった気もするが,とにかく本作はそれぐらい面白くて,「面白いと伝えたい!」という気持ちがわくゲームだということが分かっていただければ幸いである。

今の自分にとっての,人生におけるベストRPGだと胸を張って言える。ビジュアルや音楽,物語の展開,生き生きとしたキャラクターたち,そして遊び心がぎっしりで,そりゃ好きになりますよ
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 そんな「スーパーマリオRPG」のNintendo Switch版は,2023年11月17日に発売される。
 これまでもバーチャルコンソールでの配信や「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」の収録タイトルなどでちょこちょこ顔を出していたが,いよいよ現行機種であるSwitchで遊べるわけだ。しかも,ゲーム性とグラフィックス,遊びやすさが大幅に向上したものを。
 かつてプレイしていた人も,今回初めて知った人も,ぜひSwitch版でスーパーマリオRPGの世界に飛び込んでみてほしい。きっと自分自身にとっても特別な冒険となるはずだから。

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ああ,本当に楽しみなSwitch版のスーパーマリオRPG。先週(11月2日)公開された動画「スーパーマリオRPG CM あの冒険がふたたび篇」(リンクはこちら)の終わりの3秒,アツくなるよね
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「スーパーマリオRPG」公式サイト

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