都市建設シムとグランドストラテジーを融合した「Kaiserpunk」，2024年のリリースを発表。架空の20世紀を舞台に列強の仲間入りを目指せ

　Overseer Gamesは，都市建設シムとストラテジーを融合したPC向けの新作，「Kaiserpunk」を2024年にリリースすると発表し，トレイラーを公開した。

「Kaiserpunk」公式サイト

　「Kaiserpunk」は，第一次世界大戦から第二次世界大戦までの期間をモチーフにした架空の20世紀前半を舞台に，資源の獲得，生産・流通チェーンの構築などにより，自分の都市国家の建設や管理を行うというゲームだ。国民の生活必需品や贅沢品を作るための採掘場，農場などを作り，製造や精製のための生産ラインを作りあげ，不足する物資を獲得するため，友好国と貿易をしたり，他国を占領して植民地化したりすることで，揺るぎない帝国を目指していくという。


　「Kaiserpunk」の世界には100ほどの地域が用意されており，それらを他国と奪い合う国盗り合戦が，国家建設と並ぶゲームの中心になる。戦争を有利に進めるためには，自走砲や戦車，飛行船，爆撃機，軍艦など，陸海空の戦力を強化することが重要だ。さらに，人々に働く場を提供することと，物資の豊富な供給などによって国の魅力を高め，彼らの幸福度を上げておくことも必要になる。
　プレイヤーの下したさまざまな決断は，ゲームが進行するにつれて重要な意味を持つようになり，また，施設の建設や領土の拡大がゲームに大きな影響を与えるなど，展開はダイナミックに変化していくという。


　「トータルウォー」や「Hearts of Iron」シリーズのようなグランドストラテジーに，「Satisfactory」のような生産の楽しさを加えたプレイが楽しめそうな「Kaiserpunk」。今のところ日本語には対応していないようだが，続報に期待したい。