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声優 前田誠二さんの事情。大阪生まれ,大阪育ち――幼少期から学生時代の思い出,仕事への姿勢までパーソナルな魅力を深堀り。“推し活”道 第1回

 4Gamer(仮)の新企画「“推し”道」,略して“じょぶかつ”では,女性向けコンテンツなどで活躍する人物に注目し,インタビューをとおしてパーソナルな魅力をお伝えしていきます(不定期掲載)。

 今回注目するのは,ボーイズバンドプロジェクト「from ARGONAVIS」の的場航海役や,2期が放送されたばかりのアニメ「【推しの子】」の鳴嶋メルト役などで知られる前田誠二さんです。前田さんの人となりが分かるエピソードや,プライベートも垣間見える写真(ご本人提供)も掲載しているので,ぜひ最後までお楽しみください。

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前田誠二さんのXアカウント

声優事務所 響の前田誠二さんプロフィールページ



学生時代はモテに無頓着!?
ボールばかり追いかけていた日々


4Gamer:
 本日はよろしくお願いします! 前田さんは本企画の記念すべき第1回ゲストです。

前田誠二さん(以下,前田さん):
 本当に僕が1人目ですか!? いいのかな……緊張します(笑)。

4Gamer:
 もちろんです! さっそくですが,前田さんの生い立ちから聞かせてください。

前田さん:
 生まれは大阪です。父が大阪出身で,父方の祖父母は高知と愛媛の四国,母方のほうは鹿児島出身なんですよ。

4Gamer:
 ルーツは完全に西なんですね!

前田さん:
 そうなんです,一人薩長同盟みたいな(笑)。

4Gamer:
 確かに(笑)。小さいころはどんなお子さんでしたか。

前田さん:
 小さいころの僕はわりと人懐っこかったほうだと思います。両親は共働きだったので僕は“おじいちゃんっ子”で,学校から帰ったら祖父がよく公園に連れて行って遊んでくれました。その公園にある自販機でファンタ グレープを飲むのが毎回のルーティンでしたね(笑)。

4Gamer:
 きょうだいもいらっしゃいますよね?

前田さん:
 はい,6つくらい離れた妹がいます。妹が小学生のころは学童保育に通っていたので,当時中学生になっていた僕が両親の代わりに迎えに行ってました。

4Gamer:
 お兄ちゃんが迎えに来てくれるなんて,妹さんもうれしかったんじゃないですか。

前田さん:
 そうなんですかね。ほかの方からも「中学生のお兄ちゃんが迎えに来てくれるなんて,妹さんにとってはヒーローみたいでうれしかったと思いますよ」と言ってもらえたことはありました。妹孝行していたのかもしれません(笑)。



4Gamer:
 本当に「かっこいいお兄ちゃん」ですよ! ちなみに前田さんは学生のころ“モテ”ましたか……?

前田さん:
 全然です!

4Gamer:
 またまた……。でもご自身では言いにくいですよね(笑)。

前田さん:
 いやいや本当に(笑)。僕自身,そういうのにまったく興味がなかったんですよ。男女関係なく仲の良い人はいましたが,バレンタインで何かもらったりは全然なかったです。

4Gamer:
 プロフィールによると学生時代はサッカーとテニスをされていますよね。モテないわけがないと思ってしまうのですが……。

前田さん:
 中学生のころはテニス部でしたが男女別々でしたし,本当にボールばかり追いかけていました。女子コートのほうにボールが飛んでいったものなら,場違いの空気に耐えられなくて「すみません,すみません」と顔も上げずに取りに行くくらい……(笑)。ちなみにテニス部に入ったのは,当時「テニスの王子様」が流行っていて,友だちに誘われたからでした。

4Gamer:
 そうだったんですね! そのころからアニメや漫画などは好きでしたか。

前田さん:
 アニメはよく観てました。当時は門限の18時を過ぎるとしこたま怒られるので,学校が終わったら家に直帰してたんですよ。両親が働いていたのもあって,家に帰ったらテレビを観るくらいしかありませんでした。アニマックスとかで自分の世代じゃない作品もよく観ていましたね。それこそ「ドラゴンボールGT」とか「魔法の天使クリィミーマミ」とか「GS美神」「キャッツ・アイ」「ルパン三世」など……。

4Gamer:
 前田さんの世代よりかなり昔のものも多いですね。

前田さん:
 両親もアニメやゲームが好きなんです。僕自身,一番ハマったのは「金色のガッシュ!!」でした。最近は続編の「金色のガッシュ!! 2」が連載されているので,それも楽しく読んでますね。

4Gamer:
 当時ハマっていたら続編はアツイですよね。


声優になっていなかったら◯◯になっていた……?


4Gamer:
 やはりお仕事の話は欠かせないですね。まずは声優を目指したきっかけを教えてください。

前田さん:
 声優になろうと思ったのは高校3年生です。卒業後の進路を考えたとき,とくにやりたいことがなかったし,普通に働ける自信がなかったんですよ。毎朝ちゃんと決まった時間に起きて会社行く……というのが想像できなくて。

4Gamer:
 少し意外かもしれません。

前田さん:
 基本的には真面目なつもりなんですが,だらしないところはだらしなくて(笑)。学生時代も学校を休むと怒られるから行くけど,朝が弱くて起きられないので2限目から出席するみたいなこともしてました。

4Gamer:
 遅刻はしても休みはしないと(笑)。時間厳守なイメージのある会社勤めは考えられなかったんですね。

前田さん:
 はい。それで一番興味のあったアニメやゲームやラノベに関われる仕事として,声優の専門学校に行くことに決めました。ただ,それまでは「声優の仕事をしよう」と意識したことはなかったです。声優という職業は知っていましたし,「新世紀エヴァンゲリオン」を観て「シンジくんって女の人(緒方恵美さん)が演じてるんだ! すごいな」と思ったこともありましたが,まさか自分が目指すとは……。

4Gamer:
 覚悟がいる世界ですよね。

前田さん:
 でも人生一回きりだし,思い切ってそっちの道に進むのもいいなと思ったんです。それに専門学校に進めば,数年の(今後何をするかの)猶予期間が生まれるなと思ったのもあります(笑)。

4Gamer:
 そこが前田さんの分岐点だったんですね。声優を目指すことについて,周囲の賛成や反対はありませんでしたか。

前田さん:
 友人からはとくに何か言われることはなかったです。学生時代の友人は,自衛隊だったり,音楽の道だったり,早い段階からやりたいことがはっきりしている人が多かったので,それもあるかもしれません。

 ただ,両親にはずっと黙っていました。専門学校の体験入学も何も言わずに数回参加して,進路を決めるギリギリのタイミングでようやく伝えました。伝えるのが怖かったんですよね……(笑)。

4Gamer:
 分かります。親御さんからは何と言われましたか。

前田さん:
 父からは「自分で責任を取れるなら好きなことをすればいい」と言われました。父も若いころにやりたいことがあったけど,自由にできない環境だったらしくて。だからこそ好きなことをやれと言ってくれたのかもしれません。それは本当にありがたかったです。

4Gamer:
 すてきなアドバイスです。では声優になろうと決めてから現在に至るまではスムーズでしたか。

前田さん:
 それがそうでもなくて。専門学校の卒業後は養成所に通っていたんですが,恩師の先生から大衆演劇の仕事を紹介されて,訳も分からないまま1か月くらい旅公演について行っていました。そのあとはアルバイトをしながら,紹介された小劇団の公演にアンサンブルで出させてもらったりして。

4Gamer:
 そこから役者人生が始まったんですね。

前田さん:
 でも役者の稼ぎは仕事として成り立っていませんでした。チケットノルマもありましたし,メイク道具と衣装も自腹でしたし,夜勤バイトを終えて朝に稽古をして……みたいな生活を送っていたので……。なので「25歳までに同じ状況だったら辞めよう」と区切りを決めて,そこで就職するなり何なり考えようと思いました。

4Gamer:
 人生の岐路に立たれたと。そこからどう今につながるのでしょうか。

前田さん:
 ちょうどそのとき,今の声優事務所(響)の新人発掘オーディションのCMを観たんですよ。観た……というか,聞いたんですけど。

4Gamer:
 聞いたとは?

前田さん:
 たまたま流れたそのCMから「ぼしゅうちゅううぅっ↑↑」というハイテンションの声が聞こえてきて……。すごく耳に残る声とテンションだったので,「今のは何を募集してるんだ!?」と思わず観たんですよ。そのCMのナレーションを担当していたのが,今の事務所の先輩である……

4Gamer:
 ……(察し)。

前田さん:
 森嶋秀太さんでした(笑)。

4Gamer:
 ですよね……!

前田さん:
 それがちょうど25歳になる直前だったので,最後にやるだけやってみようと思って受けました。結果的に事務所に入ることになったので,僕が今ここにいるのは,森嶋さんのおかげです。

4Gamer:
 ものすごい縁を感じますね。

前田さん:
 実はその前に,もう1つきっかけがありました。舞台の仕事でほかの役者さんと話していたとき,「元々は声優志望です」みたいな話題になったんですが,相手の方から「前田くんは無理だよ」と言われたんです。それで僕自身,「確かに!」と納得してしまって(笑)。

4Gamer:
 え! それはなぜでしょう。

前田さん:
 そのころの僕は,人から紹介された舞台の仕事をやって,そこからまた別の舞台に……というのを続けているだけで,声優オーディションを探してもいなかったんですよ。

4Gamer:
 なるほど,そういうことですか!

前田さん:
 そのときやっていたことは役者としては大事ですけど,声優の仕事を得ることにはつながらないですよね。先々のことまで考えて動いていなかったことに,このとき気付きました。25歳で区切りをつけようと思ったのは,そのひと言がきっかけだったので,すごく印象に残ってます。

4Gamer:
 そのひと言と,例のCMがあって今の前田さんにつながるんですね。ではもし響に入らず,声優にもなっていなかったら何をしていたと思いますか。

前田さん:
 もし響に落ちていたら,どこかに就職して働きながらVTuberになっていたかもしれません(笑)。今みたいな演者としての活動をしていなかったら,絶対に興味を持ったと思うんですよ。

4Gamer:
 VTuberですか! そうするとやはり,人前に出て何かをするとか,芸事で生きていきたいという想いが強かったんでしょうか。

前田さん:
 芸事はそうですね。でも僕,実は人前に出ることは苦手なんです。

4Gamer:
 ええっ,そうなんですか。

前田さん:
 人前に出る云々というより,芝居で「自分じゃない人の人生を歩める」ところに惹かれていました。それこそ「エヴァに乗って戦う」なんて現実じゃできないじゃないですか。そういうところに興味があって声優を選んだので,やっぱり“役”を演じるという想いは強かったです。人前に出ることは今でもちょっと恥ずかしいし緊張もするし,あがっちゃったりもするんですよ。

4Gamer:
 意外でした。

前田さん:
 そもそも人見知りなんですよ。舞台とかイベントになると逆に振り切れるんですけど……だから,僕自身のインタビューなんて一番緊張しますね。今回はインタビュアー(たまお)さんが初対面ではないから大丈夫ですが,そうでなければ今こんなテンションでしゃべってないです(笑)。

4Gamer:
 それはありがたいです。小さいころは人懐っこかったとおっしゃっていましたが,成長につれて変化があったのでしょうか。

前田さん:
 中学生になったあたりから急に人見知りな性格になったんですよね。自意識過剰かもしれないけど,人に悪く思われるのが怖いなと……。好きや無関心ならいいんですけど,マイナスな感情を持たれるとダメージが大きくて。極力嫌われたくないけど,人前でうまくしゃべるのは得意じゃないし,しゃべっても僕の話は面白くないと思いますし。だから,ステージのときなんかは皆さんに楽しんでもらえるよう,振り切ってやろう! みたいな感じだったりします。


気になったものには一直線!
前田さんの趣味を深堀り


4Gamer:
 前田さんは,周囲の人からどんな人だと思われていると思いますか。

前田さん:
 仲の良い人には「小ボケを入れたがるやつ」と思われてるかも。うちの父親は週末に「ミナミの帝王」と吉本新喜劇を観るタイプの人なので,その英才教育がもう……(笑)。父がボケたらリアクションを取らないと「反抗期か!」って言われますからね。

4Gamer:
 関西人ならではのノリというものですね。

前田さん:
 そういうのが染みついちゃってます。仲が良い人にはボケを挟みまくるので「疲れる!」と言われることも(笑)。初対面の方でも話しかけられたら返せるんですけど,最初はあまりうまく話せなくて……だから慣れていない人にはちょっとクールというか,物静かな人間だと思われてるかもしれません。

4Gamer:
 仲良くなると印象が変わるタイプということですね。仲良しの方とはたくさん話すと思いますが,しゃべり役と聞き役ではどちらですか。

前田さん:
 どちらかというと聞き役のほうが多いかもしれないです。それと一緒にいる人数が増えてくると会話のイニシアチブも取れないし,「僕がいなくてもいいかな……」と思っちゃうので,2〜3人くらいの少人数のほうが一緒にいて楽ですね。

4Gamer:
 仲良しは同業者が多いですか。

前田さん:
 半々くらいですね。昔の同級生とかもたまにご飯に行ったりしますし,同業の方でも一緒にカードなどで遊んだりすることもあります。

4Gamer:
 カードなどのゲームをしながら遊ぶのもいいですね。前田さんは私生活ではインドアとアウトドア,どちらでしょう。

前田さん:
 これがですね,これまではずっとインドアだったんですが,最近は外に出ることが増えました。基本的に休みの日は家で寝てるのが好きだったんですが,30代に突入して,さすがに時間を無駄にしすぎかなと思うようになったんです。いろいろなものに触れていかないと,こういうインタビューの場や番組で話すことがないなと。あと,Xのネタも(笑)。

4Gamer:
 30代に突入してアクティブになったんですね。

前田さん:
 時間があれば朝から出かけますね。映画館で数本映画を観たりもしますし,最近だと知り合いに誘われて卓球を始めました。YouTubeで丹羽孝希選手の試合動画があったので観てみたら,すごく楽しそうだしめちゃくちゃ魅せるプレイをされてたんですよ。それですぐ,丹羽孝希選手モデルのラケットを購入しました。


4Gamer:
 行動が早い!(笑)

前田さん:
 あとは,音響監督さんの知り合いの集まりでテニスに行ったりもしました。もう15,6年ぶりだったので最初はラケットの真ん中に球が当たらなくて……でもすごく楽しかったです。

4Gamer:
 身体を動かす趣味もいいですね。

前田さん:
 ただ,そんなふうに人と予定を合わせないとできない趣味が増えてきちゃったので,ダーツも始めました。昔,舞台の現場でお会いした人から教えてもらったことがあったんですが,ダーツなら1人でもできるじゃん! と。そうしたら別の知り合いも興味があるという話になったので,一緒にショップに行ってマイダーツを買いました(笑)。

4Gamer:
 めちゃくちゃフットワーク軽いですね(笑)。まずは形から入るタイプですか。

前田さん:
 そうなんですよ。卓球のラケットもダーツもレンタルがあるけど,自分専用のものがあればテンションが上がるし続ける理由にもなるなって。ホコリをかぶらないようにしなきゃなと思って,ダーツは1人でも仕事の合間に行ってますね。

4Gamer:
 お話をうかがっていると,身体を動かすのが好きなのかなという印象を受けます。

前田さん:
 家でゲームしたり本を読んだりするのも好きなんですけど,朝方まで夢中になっちゃうと腰が痛くなるんですよね。去年からダイエットを始めたのもあって,身体を動かす趣味のほうがいいなと思いました。

4Gamer:
 座り仕事なので分かります。腰痛はきますよね……。では,現在のマイブームは卓球とダーツですか。もし,ほかにも「これぞ!」というものがあればお聞きしたいです。趣味ではなく単純に今すごく好きなものでも。

前田さん:
 そうですね。最近ラジオに出たとき,昔放送していたメタルヒーローシリーズの「テツワン探偵ロボタック」が好きだったという話をしたんですよ。「シャキーン!」って変形するんです。



4Gamer:
 すみません,存じ上げないのですが「トランスフォーマー」みたいな感じですか。

前田さん:
 イメージとしてはそんな感じです(笑)。僕は「モグラッキー」っていうモグラのロボキャラクターが好きで,昔おもちゃも持っていました。緑色で寸胴な身体をしてて,モグラなのでバイザーを上げると太陽の光でポンコツになっちゃうっていう。

 普段はめっちゃ可愛いのに,変形すると鎧っぽくてかっこいい感じになるギャップが大好きで……。久しぶりに思い出したらまた欲しくなって,中古品を探して買っちゃいました(笑)。

4Gamer:
 やはり行動力がありますね! わりと収集癖があるほうだったりしますか。

前田さん:
 ありますね〜(笑)。それこそ子供のころは,スーパー戦隊の「激走戦隊カーレンジャー」とか「電磁戦隊メガレンジャー」「救急戦隊ゴーゴーファイブ」のロボットとかも買ってもらって遊んでました。中学生くらいのタイミングでみんな手放してしまったんですが,最近ダイエットの兼ね合いで自炊に切り替えたこともあって,節約できたお金を「ロボタック」とかのおもちゃに使っているという(笑)。

4Gamer:
 大人だからこそ買えちゃうんですよね。

前田さん:
 あとはUFOキャッチャーでフィギュアを取ったら飾ってますね。置き場所がなくなると,何かを手放して新しい何かを取ったりしています。

4Gamer:
 部屋にあまりモノを置きたくないタイプの人もいると思いますが,前田さんはそうでもないんでしょうか。

前田さん:
 どうせ散らかるなら,好きなもので散らかしたいなって(笑)。とはいえ,そういうおもちゃなどは部屋の一角に置き場所を決めていて,そこから溢れないようにはしています。なので今は「ロボタック」がぎゅうぎゅうのすし詰め状態になってますね。もしかしたら,東京より人口密度が高いかもしれない……。ちなみに美少女フィギュアもあります(笑)。

4Gamer:
 おお! 例えばどういうキャラをお持ちなんでしょう。

前田さん:
 今置いてあるものだと「Re:ゼロから始める異世界生活」(以下,リゼロ)のラムとか……。「リゼロ」はUFOキャッチャーのプライズ品のクオリティが高いんですよ。あとは「オーバーロード」のルプスレギナ・ベータのフィギュアもあります。

4Gamer:
 もしや,赤髪系のメイドキャラがお好きだったりします?

前田さん:
 好きですね! ルプスレギナは普段人間にもフレンドリーな振る舞いなんですが,本性はギャップのあるキャラも大好きです。ほかには「メイドインアビス」のファプタ,「僕のヒーローアカデミア」の荼毘と轟 焦凍のフィギュアとかもあります。

4Gamer:
 ジャンルもいろいろですね。一番のお気に入りは何でしょう。

前田さん:
 飾っているなかでは「仮面ライダーW」のダブルドライバーです。ちょうど欲しいときに「風都探偵」バージョンのドライバーが発売されたタイミングだったので,CSM(CSMダブルドライバー ver.1.5 風都探偵 EDITION)を買っちゃいました。

4Gamer:
 いいですねえ。ちなみに今,一番欲しいものはありますか。

前田さん:
 そうですね……さっき話していた「メイドインアビス」の,ねんどろいどより少し大きめのナナチのフィギュアでしょうか。今,予約が開始されているんですが,ファプタと並べたいな〜って(笑)。でも,新しいものを買ったらできるだけ古いものを手放さなきゃなと思っているので悩ましいです。まだ,UFOキャッチャーとかで取ったものの,飾れていないものもあるので。

4Gamer:
 クローゼットの服とかと一緒ですね。

前田さん:
 ですです。グッズに合わせていたらどんどん広い家に引っ越さなきゃいけなくなってしまいますからね。

写真提供:ご本人
画像集 No.003のサムネイル画像 / 声優 前田誠二さんの事情。大阪生まれ,大阪育ち――幼少期から学生時代の思い出,仕事への姿勢までパーソナルな魅力を深堀り。“推し活”道 第1回

前田さんのゲーム事情
個人的ベスト3を選ぶなら?


4Gamer:
 この流れでぶっ込みますが,4Gamerはゲームメディアということで,ぜひゲームの話も聞かせてください。最近プレイしているゲームはありますか。

前田さん:
 最近は忙しくてあまり遊べていないんですが,少し前に「ぶっとバード」というシューティングゲームをプレイしていました。コロコロコミックで連載もしているんですよ。

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 小学館は2024年6月19日,ロコビットが手掛けるSwitch用対戦アクションゲーム「ぶっとバード」の配信を開始した。価格は990円(税込)。武器を背負ったトリを操作し,相手をたくさんぶっ飛ばした人が勝ちとなる,シンプルなルールと操作が特徴の“ぶっ飛びバトル”ゲームだ。

[2024/06/19 00:35]

4Gamer:
 空を飛ぶトリになって,武器で戦うシューティングゲームなんですね! 私はやったことがないんですが面白そうです。

前田さん:
 「スズメ」「ツバメ」「ワシ」「フクロウ」という4つのプレイアブルキャラがいて,すごく可愛いんですよ。それぞれ違う性能を持っていて,トリと武器とアイテムの組み合わせによって戦略性もあって面白いです。以前,上位入賞者のなかからアンバサダーを選ぶイベントがあって,「なりたい!」と思ったんですが,ちょうどライブのタイミングと重なってしまって諦めました(笑)。

4Gamer:
 そんなにお好きなんですね……!

前田さん:
 はい。フクロウが好きなので使ってるんですが,やっぱりワシとかツバメが強かったりするんですよね。フクロウとスズメはバランス型です。

4Gamer:
 これはぜひチェックしてみたいです。基本はアクションゲームがお好きなんですか。

前田さん:
 そうですね。「キングダム ハーツ」なんかも好きで……あと,今でも好きでたまにやるのが「ポンコツ浪漫大活劇バンピートロット」(2005年発売のPlayStation 2用ソフト)です。たぶんそこまで有名なタイトルじゃないと思うんですが。

4Gamer:
 すみません,存じ上げませんでした……。

前田さん:
 これは「絶体絶命都市」などを出されているアイレムさん(アイレムソフトウェアエンジニアリング)の作品です。「もうひとつの産業革命」を背景に,自動車の代わりに「トロットビークル」というロボットみたいな乗り物が生まれた世界観なんですよ。それに乗って進めていくアクションアドベンチャーです。

4Gamer:
 20年近く前の作品(PlayStation 2)のようですが,ビジュアルも雰囲気ありますね!

前田さん:
 ですよね。主人公は失った記憶を探す旅をしているんですが,王道の主人公っぽいルートもあれば,主人公の行動によって悪の組織に入るルートもあったりして,ストーリーの自由度がめちゃくちゃ高いんです。サイドクエスト的なところにも遊びがいがあって,僕がとくに好きなのは一緒に行動する「トロット楽団」と楽器を「演奏」するミニゲームです。これがめちゃくちゃ面白くて,ハーモニカやピアノ,トランペットにギターとかいろいろな楽器が使えるんですよ。

 あとは主人公の取った行動によって通り名が変わるのも面白いです。お腹ペコペコで旅していたら「腹ヘリ◯◯男」とか(笑)。選択肢なんかも,アイレムさんらしい遊び心が満載で,今でもPS2を引っ張り出して遊んだりしますね。一時期はプレミア価格がついて中古でも1万円以上したのですが,それを見ながら「ふふん,持ってるし遊んでるぜ!」と思ったりしました(笑)。

4Gamer:
 かなりお好きなんだなと伝わってきました! PS2が現役なのもすごいですね。ちなみに,ほかのハードは何をお持ちですか。

前田さん:
 今手元あるのは,PS2,Nintendo Switch,ニンテンドー ゲームキューブ,ニンテンドーDSと3DS,ゲームボーイアドバンスSP,ゲームボーイカラーです。実家にはNINTENDO64とドリームキャストもあります。親もゲームが好きで,やりたいタイトルのためにハードを買うタイプなので……。

写真提供:ご本人
画像集 No.002のサムネイル画像 / 声優 前田誠二さんの事情。大阪生まれ,大阪育ち――幼少期から学生時代の思い出,仕事への姿勢までパーソナルな魅力を深堀り。“推し活”道 第1回

4Gamer:
 ほぼ網羅していますね。私も先日実家で,スーパーファミコンをはじめとした任天堂ハードや,セガサターンにドリームキャストを発掘したところです。タイトルとしてはどんなものを?

前田さん:
 ドリームキャストだと,「ソニックアドベンチャー」「ディノクライシス」「THE HOUSE OF THE DEAD2(ハウス・オブ・ザ・デッド2)」あたりですね。

4Gamer:
 懐かしい……!

前田さん:
 そこまで詳しくないんですが,いろいろ遊んでました。さっき話していた「バンピートロット」は続編の話もあったらしいんですが,その後は結局開発されていないみたいで。リメイクでもいいから,今でも出してほしいと願ってます!

4Gamer:
 記事に残しておきましょう! ほかに思い出深いゲームはありますか。

前田さん:
 あとは「Another Century's Episode」(A.C.E.)も大好きでした。同じロボット系のクロスオーバー作品だと「スーパーロボット大戦」は等身が低めのシミュレーションですが,「A.C.E.」は実寸の機体が出てくるアクションなんですよ。僕が好きなキングゲイナー(「OVERMANキングゲイナー」)も出てくるんですが,巨大なゲッターロボと比べるとサイズ感が全然違ったりするのも面白いです。

4Gamer:
 前田さんからゲームの話がこんなに出てくるとは思いませんでした。とくにロボット系やアクション系の話題が豊富ですよね。

前田さん:
 そうですね,やっぱりこの手のものが好きなのかもしれません。

4Gamer:
 では,これまでの生涯でベストゲーム3本を選んでいただきましょうか。もちろん,今お話に出たものでもかまいません。

前田さん:
 えーっ! ……あと1週間ください(笑)。でも1つは絶対に「バンピートロット」です。あとは記憶に残ったものでいうと……「ファンタシースターオンライン エピソード1&2」っていうゲームキューブ用ソフトのタイトルがあるんですが,メモリーカードに自分のキャラクターのデータを入れておくと,友だちのゲームデータでもキャラクターを使えるんですよ。みんなで集まって,持ち寄ったキャラで遊ぶっていうのもよくやっていましたね。あと1本はなんだろう……知名度でいうと「ポケモン」かなあ。

4Gamer:
 知名度は気にせずで大丈夫ですよ!

前田さん:
 じゃあやっぱり「ぶっとバード」にします! 皆さんに遊んでほしいので。

4Gamer:
 いいですね,プレイ人口を増やしていきましょう。もしメーカーの方が見ていたら,前田さんをアンバサダーにぜひ……!(笑)

前田さん:
 いつもXの公式アカウントのイラストにも「いいね」をしています! 本当にファンなので,ぜひよろしくお願いします(笑)。


ダイエットをきっかけに自炊に挑戦。
ヘルシーな前田さんの私生活とは


4Gamer:
 先ほど出た自炊の話も聞かせてください。Xでもたまにポストされていますが,料理を始めてみていかがですか。けっこう凝ったものを作ったりも?

前田さん:
 いや,簡単なものばかりです。カレーを鍋いっぱいに作って,小分けにして冷凍してっていうくらいで。うちはキッチンもシンクもあまり広くないので,一気に洗い物が出ないようにしてますね。あとはハンバーグを大量生産して冷凍したり。

 レパートリーがその2つくらいしかないんです。野菜をたくさんとりたいのでカレーにはたくさん入れて,ダイエットなので固形のルーじゃなくてカレー粉を使います。それに,ササミや鶏むね肉を入れて。

4Gamer:
 すごくヘルシーですね! 料理はもう少しいろいろ挑戦してみたい気持ちはありますか。

前田さん:
 もう少しキッチンの広い家に引っ越すまでは無理ですが,やってみたい気持ちはあります。

4Gamer:
 なるほど。ちなみにお酒は飲まれますか。

前田さん:
 飲みはしますけど,家だと飲まないし,人と出かけたときや,銭湯の帰りに少しとか。

4Gamer:
 銭湯に行かれるんですね。

前田さん:
 家の近所にサウナつきの銭湯があるので,それに入りに行ってる感じです。サウナも最初は知り合いに誘われて,今では1人でも行くようになりました。仕事柄,出張が多いので地方でも。この間も大阪で行きましたね。

4Gamer:
 「整う」というあれですね。しかしこうお話を聞いていると,生活スタイルがものすごくヘルシーだなと思いました。

前田さん:
 確かにここ最近は意識してるかもしれません。ダイエットも最初はファスティング(断食の一種。一定期間に準備期間〜断食を経て回復食を摂るスタイルが主流)に挑戦したんです。これまた周りの人に聞いて始めました(笑)。

 ファスティング専用のアプリもあるんですよ。タイマーで次に何をするか教えてくれたり,グラフが出たり,「今,脂肪燃焼タイムです」って教えてくれたり。それを3か月ほど続けたら,10kgくらい落ちました。

4Gamer:
 そんなに効果があるんですね。

前田さん:
 たぶん筋肉も落ちてるんですけど,自分には合っていたみたいです。最初の2週間くらいで3〜4kgとか一気に落ちるんですよ。そこから1,2か月は停滞しつつ少しずつ。

 今はファスティングはやっていませんが,リバウンドしないようにだけはしています。落ちたぶんの筋肉を取り戻したいのもあって,外に出て卓球やテニスをやるようになったという流れですね。

4Gamer:
 きちんと自己管理されてますね……自分を振り返って反省してしまいます(笑)。

前田さん:
 独り身の31歳なので,どういう生活を送るかを自分で決めらるのは大きいですね。ただ僕の場合,自分から動くというより,誰かと一緒に始めるというきっかけがほとんどです。始めたら始めたで「あれもできる」「これもできるじゃん」って,その都度面白そうだと思うことも増えていきますし。何かを始めたら,そこから新しいものにつながっていくのが楽しいみたいです。

4Gamer:
 確かにそうですね。

前田さん:
 でも僕は一気に集中しちゃうタイプなので,一緒に始めた人を置いてけぼりにしてしまうところもあって(笑)。最初にすごい全力疾走する短距離走者みたいな感じかもしれません。

4Gamer:
 いきなりラケットやダーツを買ったりするのも,スタートダッシュがすごい印象ありますよね。現在31歳ということですが,10年後くらいはこうなっていたいというイメージはお持ちですか。

前田さん:
 余裕のある大人になっていたいです。僕はわりとそのときの環境や感情で動くところがあるので,「こうなりたい」という具体的な夢はあまりないんですが,今の仕事は生涯続けたいという気持ちはあります。さっきお話ししたように僕はあまり人前に出るのが得意じゃないのですが,声優の仕事としてなら頑張りたいです。

4Gamer:
 では,どんな声優でいたいと思われますか。

前田さん:
 おこがましいですが,僕がきっかけで作品を知ってもらえたり,作品のファンになったりしてくれるような声優になれたらうれしいですね。やっぱり僕も自分の出演している作品はすごく好きですし,二重の意味で幸せじゃないですか。そういうのを積み重ねていきたいです。

 これからも自分らしく柔軟に,そのときアンテナに引っかかったものに夢中になりながら過ごしていきたいですね。……あ,あと10年後はもうちょっと健康的に筋肉をつけておきたいです(笑)。ムキムキまでいかなくていいので。

4Gamer:
 いいですね,ではもう1つ。仕事でもプライベートでもかまいませんので,やってみたいことはありますか。それこそバンジージャンプやってみたいとか,そういうことでも。

前田さん:
 そういえばバンジージャンプしたことないですね。やれるものなら1回やってみたい……あ,でも1回調べたことがありました(笑)。それ以外でいうと,温泉巡りはしてみたいです。兵庫県の有馬温泉が「【推しの子】」とコラボしていて,先日大阪に行ったタイミングと被ったので行きたかったんですが,スケジュール的に断念してしまって。それもありましたし,各地の温泉とかおいしいもの巡りはやりたいです。

4Gamer:
 楽しそうです。では声優として,今後やってみたい役を教えてください。

前田さん:
 ロボットのパイロットはやってみたいです,ザクとか乗りたいので(笑)。やっぱり操縦したいんですよ! オペレーターでもいいんですけど,やっぱりロボットは僕の夢ですね。今までずっと遊んできたスーパー戦隊とかも……あとは難しいですけど,変身ベルトの声と怪人役。実は僕,小さいとき,パトカーか怪人になりたかったんですよ。

4Gamer:
 それはかなり珍しいですね!?

前田さん:
 働く車ってかっこいいじゃないですか。「警察官じゃないの?」と聞かれるんですけど,警察官は法律を覚えなきゃいけないし,だったらパトカーでしょ! っていう(笑)。

4Gamer:
 なるほど。怪人になりたかったのは何きっかけですか。

前田さん:
 小学校のときに「仮面ライダー555(ファイズ)」が好きだったんです。“オルフェノク”(人間が一度命を失い甦った,人類が進化した姿)という怪人が出てくるんですが,オルフェノク側にもドラマがあるんですよね。そういうキャラクター性が強い怪人を演じてみたいです。

 そういえば「ファイズ」の新作映画(「仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド」)にはうちの事務所の子(進藤あまねさん)も出ましたね,素晴らしい(拍手する前田さん)! もうそれだけで僕は満足です(笑)。

4Gamer:
 前田さんの活躍も期待しています! それでは最後に,読者へのメッセージをお願いします。

前田さん:
 前田誠二です。いつも応援してくれる皆さん,本当にありがとうございます。今日,初めて僕を知ってくださった方は,ぜひ名前だけでも覚えて帰ってください(笑)。そして,どこかで見かけた際は「頑張れよ」と応援していただけるように頑張っていきたいと思います。

 憧れていた声優になれて本当にうれしいし,できることなら死ぬまで続けていきたいです。何なら,マイク前で死にたいみたいな気持ちです。これからもいろいろな作品に関わらせていただければと思いますし,僕をとおして作品を知っていただくきっかけになればうれしいです。良かったらぜひ,これからも応援してください。

4Gamer:
 本日はありがとうございました!

プライベートで観覧車に乗る前田さん(写真提供:ご本人)
画像集 No.001のサムネイル画像 / 声優 前田誠二さんの事情。大阪生まれ,大阪育ち――幼少期から学生時代の思い出,仕事への姿勢までパーソナルな魅力を深堀り。“推し活”道 第1回

――2024年9月11日収録


反射で答えて! 一問一答コーナー!


 前田さんに,一問一答形式で質問に答えていただいたので,最後にお届けしよう。

Q01.今,一番好きな,またはハマっている食べ物は?

 茄子です! カレーにも入れるし,居酒屋とかでもよく食べます。

Q02.実は,◯◯が苦手なんです……!

 貝類が駄目なんです。食べられないことはないんですが,見た目と食感が苦手で。

Q03.つい言ってしまう口癖は?

 メッセージのやりとりで「まあ」って言いがち(笑)。「まあ◯◯だよね」みたいな。

Q04.ついやってしまう癖はありますか。

 考えているときなどにアゴをかく。カードゲームの大会のお仕事でも,あとで写真を見返すとアゴを手で触っていて,めっちゃかっこつけてるみたいなのがわかって恥ずかしいです(笑)。

Q05.好きなファッションは?

 仕事柄,あまり音がしない服を着ます。あとはパーカーが好きですね。雨が降ったり日差しが強かったりしたときにも活用できるので。

Q06.アクセサリーはつけますか。

 全然つけないです。音的な理由もありますが,よくモノにぶつかったりするので,イヤリングでも指輪でも何かに引っかかって怪我しそうで……。

Q07.好きな色は?

 紫です。担当するキャラのイメージカラーに多いんですよ。

Q08.無人島になにか1つだけ持っていくなら?

 脱出するためのヘリ……と言いたいところですが,実用的なナイフにしておきます(笑)。

Q09.1億円あったらどうしますか。

 もっと広い家に引っ越します! 歌や楽器の練習をしやすくなるので,防音室入れたりしたいですね。

Q10.生まれ変わるとしたら何になりたい?

 生まれ変わる前に幽霊を堪能したいです。どこでも移動できる幽霊になって旅行をたくさんしたい。

Q11.時空も何もかも超えて,誰にでも会えるとしたら会いたい人はいますか。

 戦国時代に行って何があったのかを見たいです。「戦国BASARA」も好きなんですが,僕の中では天下統一したのが明智光秀になっているんですよ。実際はどういう人だったのか,本能寺で何が起きたのかに興味があります。

Q12.魔法使いに「願いを3つだけ叶える」と言われたら?

 まずは「魔法を教えてほしい」,それから「優しく教えてほしい」です(笑)。もらった力はいつかなくなっちゃうかもしれないので,3つ目は「世界平和をお願いします」で!



〜おまけ〜
インタビュアーたまおの感じた前田さんの印象

 前田さんとは「from ARGONAVIS」の現場でお会いすることが多いです。いつも礼儀正しくにこやかで,優しそうな方だなと感じていましたが,インタビューでもその印象は変わらずでした。好きなロボットやフィギュア,アニメの話になると,熱量高く次から次へと話題が飛び出し,こちらまで楽しい気持ちになりました。実は前田さんの使う関西弁のファンなので,関西弁の役をぜひもっとやってほしいなと個人的に思っています。



前田誠二さんのXアカウント

声優事務所 響の前田誠二さんプロフィールページ

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