2014 International CES
今年のInternational CESにおけるゲーマー的最大の目玉は,なんといっても,Valveが開発しているゲーム機「Steam Machine」だ。また,NVIDIAやAMD,Intelが発表会を予定しているほか,ゲーマー向け周辺機器メーカーからも多数の新製品を披露する予定となっている。4Gamerでは現地からゲーム関連の情報をお伝えしていくので,乞うご期待。
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[CES 2014]ROCCATの新作キーボードは「魔法のクールダウンタイム」をLEDバックライトで確認できる
2014 International CESでROCCATが,「選択したキーだけ光らせられるゲーマー向けキーボード」の10キーレスモデルを発表した。新製品では,押下後,LEDが何秒間光るかを指定可能なのが最大の特徴だ。これにより,魔法やスキルなどのクールダウンタイムをキーに内蔵されたLEDの発光状況によって把握できるようになるわけである。
[CES 2014]「Oculus Rift」の最新版は,外部カメラと赤外線LEDで位置トラッキングに対応
Oculus VRが開発中のヘッドマウントディスプレイ「Rift」がさらなる進化を遂げた。「Crystal Cove」というコードネームで開発される新型機は,外部のカメラによって,HMDの表面に施された多数の赤外線LEDの位置を認識することで,細かいオブジェクトを覗き込んで見るといった多様な動きを実現できるものに仕上がっている。
[CES 2014]高解像度テレビとの接続が前提のゲーマー向け7インチAndroidタブレット「Vyper」
スウェーデンのSnakebyteが,同社としては初となる7インチAndroidタブレット「Vyper」を発表した。ドッキングステーションとリモコンが同梱されており,高解像度テレビに接続して,ゲームや音楽,映像などを楽しめる。タブレット端末として持ち歩けるゲーム機と考えれば,なかなか興味深い製品といえるだろう。
[CES 2014]1年前に“非公式Steam Box”として注目を集めた「PISTON Console」は,あれからどうなったか
北米のハードウェアメーカーであるXi3 Computerが,独自の小型PC「PISTON Console」を,2014 International CESで大々的に公開した。1年前に「非公式Steam Box」として話題を集めた製品は,正式版のSteam Machineには結局採用されなかったが,カスタマイズの幅が広がるなど,独自の進化を遂げているようだ。
[CES 2014]「G-SYNCは明日のゲームに備える技術」「27インチモデルで650〜800ドル」。NVIDIA担当者にG-SYNCのアレコレを聞いてきた
2014 International CESに,「G-SYNC」対応ディスプレイを並べてみせたNVIDIA。同社のG-SYNC関連グループインタビューに参加できたので,ここではそこで得られた情報をまとめてみたい。G-SYNCの意義や,ある意味最も気になる価格情報などが得られたので,第2四半期の対応ディスプレイ発売が待ちきれないという人はぜひ一読を。
[CES 2014]キャラクターとの一体感が味わえる体感型VRデバイスの決定版? Virtuix「Omni」のデモプレイムービーを掲載
2012年の夏にKickstarterでのクラウドファンディングに成功したVirtuixの体感型VRデバイス「Omni」が,2014 International CES会場に出展されていた。ヘッドマウントディスプレイを併用すれば,ゲーム世界の中を自由に歩き回る感覚が楽しめるこのデバイスを用い,実際にゲームをプレイしている模様をムービーに収めたので,ぜひ確認してほしい。
[CES 2014]ゲームへの応用が進められるアイトラッキング技術「Tobii EyeX」。開発キットはCES期間中限定価格95ドルで予約受付中
眼球の動きをトラッキングする,スウェーデン生まれのモーションセンサー技術「Tobii EyeX」が大きな話題になっている。SteelSeriesへの生産委託により,コストの削減や一般向けの販売の目途も経ちつつあるようで,会場では「World of Warcraft」や「Starcraft II」を使ったデモも公開され,比較的安価な開発キットの予約も開始されている。
[CES 2014]大音量でスピーカー出力しても周囲に迷惑をかけない時代がくるか。Turtle Beachの技術デモを体験してきた
2014 International CESにおけるTurtle Beachの展示ブースで,極めて指向性の高いサウンド技術「HyperSound System」(HSS)を用いたスピーカー出力のデモが披露されていた。「大音量で再生しても,周囲には騒音が伝わらない」という技術は,ゲームのサウンド体験を大きく変えるかもしれない。
[CES 2014]北米のプロレス団体WWE,「WWE Network」を2014年2月末に北米でスタート。PS4などでも視聴可能な24時間のストリーミング放送局誕生
プロレス団体WWEは,プロレス番組を専門にした24時間のストリーミングビデオサービス「WWE Network」を2014年2月24日に北米で開始すると発表した。ユーザーは月に9.99ドルを支払うだけで,PCのほか,PlayStation 4やPlayStation 3,Xbox 360,そしてモバイル端末などで番組を視聴できるという。
[CES 2014]4KでのG-SYNC対応一番乗りはASUSか。試作機による動作デモが披露される
NVIDIAブースのG-SYNCコーナーで最大の注目を集めていたのが,ASUSによる31.5インチ4KディスプレイのG-SYNC対応試作機だ。IGZOパネル採用モデルのG-SYNC版ということで,仮にそのまま登場してくれば,なかなか強烈な価格になりそうだが,“4K G-SYNC”の可能性が見えてきた点に惹かれる人は多いだろう。
[CES 2014]「Steam Machine」をお披露目したばかりのValveにインタビュー。日本で販売される可能性アリ!
2014 International CES会場内にあるValveの商談ブースにおいて,同社のビジネス担当Mark Richardson氏に,短い時間ながらもインタビューを行う機会が得られた。13社が提供する「Steam Machine」を大々的に公表したばかりのValveだが,目下,日本でのビジネスチャンスを開拓中であり,本格的な進出の機会を窺っているようだ。
[CES 2014]AMDは正式発表直前のKaveriを強烈アピール。2014年は飛躍の年になるか?
AMDは2014 International CESに合わせて報道関係者向けイベントを開催し,2014年1月14日の正式発表が目前に迫る次期主力APU「Kaveri」や,2014年前半の市場投入が予定されるAPU「Mullins」「Beema」,そしてノートPC向けRadeon新製品などの概要を明らかにした。一部は速報でお伝え済みだが,あらためてまとめてみよう。
[CES 2014]これからのデスクトップPCは「テレビの上に置く」のがトレンド? AMD,大型スマホサイズの超小型デスクトップPCを披露
2014 International CESでAMDは,同社が「Project Discovery」と呼ぶ,次世代モバイルAPUベースのPC試作機を披露。そこには,ファブレットよりも少し大きい程度という超小型のデスクトップPCが置かれていたので,レポートしてみたい。WiiやWii Uのセンサーバーよろしく,液晶テレビの天板部に置いて使えるというのは,相当に衝撃的だ。
[CES 2014]「Steam Controller」ファーストインプレッション。肝心要の左右トラックパッドは使いやすい?
北米時間2014年1月6日にValveが開催したイベントにおいて,プロトタイプ版「Steam Machine」をプレイする機会が得られたので,純正コントローラ「Steam Controller」のファーストインプレッションをお届けしたい。アナログスティックの代わりに用意された特殊なトラックパッドで,ゲームは快適に操作できるのだろうか?
[CES 2014]ボタンやアナログスティックの配置そのものをカスタマイズできる左手用キーパッド「Sinister」が登場
2014 International CESの会期中に併催されるイベント「ShowStoppers@CES 2014」に,カナダの企業が興味深い左手用キーパッド「Sinister」を展示していた。機能割り当てだけでなく,ボタンやアナログスティックの配置そのものをカスタマイズ可能という,かなり面白い製品だ。
[CES 2014]Mad Catzが国内未発売のゲーマー向けマウスやステアリングコントローラを披露。Titanfall公式ライセンスを得たキーボードなども登場
Mad Catzは,2014 International CESに合わせて開かれた報道関係者向けイベント,「CES Unveiled」と「ShowStoppers@CES 2014」にブースを出展。そこで同社は,北米で発表した新作マウス「R.A.T. TE Gaming Mouse For PC and Mac」をはじめとして,いくつか新製品を披露していたので,レポートしてみたい。
[CES 2014]PlayStation 4の累計実売数が全世界で420万を超える。ソーシャル連携機能の利用も活発に
ラスベガスで開催されている2014 International CESで,Sony Computer Entertainmentは,PlayStation 4の全世界の累計実売数が,2013年12月28日時点で420万を超えたことを明らかにした。現在53の国と地域で販売されているPS4。年末商戦ではゲームタイトルの売上も好調で,ソーシャル連携機能の利用もかなり進んでいるようだ。
[CES 2014]SCE,ストリーミングゲームサービス「PlayStation Now」を米国で今夏に開始。まずはPS3タイトルをPS3/PS4に向けて提供
SCEは,アメリカ現地時間の2014年1月7日に行われた,2014 International CESでの基調講演において,クラウド技術を活用したストリーミングゲームサービス,「PlayStation Now」を,米国で今夏に開始すると発表した。PSフォーマットのゲームを,PSプラットフォームや同社の液晶テレビ「ブラビア」でプレイ可能になるほか,将来的には他社製のモバイル端末などにも対応するという。
[CES 2014]これがゲームPCの未来形!? Razer,フルモジュラー型デスクトップPCのコンセプトを披露
2014 International CESでRazerが,「フルモジュラー型デスクトップPC」のコンセプトを公開した。CPUやGPU,ストレージ,I/O,電源ユニット,液冷ユニットといったデバイスがすべてモジュール化され,一切のケーブルなしに接続できるというのは,「これがゲームPCの未来か!?」と思わされるほど。その強烈な外観をさっそくレポートしたい。
[CES 2014]Intel CEOによる基調講演レポート。ウェアラブルデバイスやARが活用される未来は近いのか?
2014 International CESの「Press Day」にあたる北米時間2014年1月7日,IntelのCEOであるBrian Krzanich氏が基調講演を行った。この講演で氏は,新CPU「Edison」を発表し,同社が目指すモバイル機器やウェアラブルデバイスについて,今後の戦略や方向性などを語った。
[CES 2014]Intel,ノートPCに内蔵できるKinect風の3Dカメラ「RealSense 3D camera」を発表
北米時間2014年1月6日,Intelは「2014 International CES」の開幕に先立って記者説明会を開催し,ノートPCに内蔵可能な3Dカメラモジュール「RealSense 3D camera」と,同カメラを活用するハードウェアとソフトウェアの総称である「Intel RealSense technology」を発表した。PCで「KINECT」のような操作を可能にする面白いデバイスだ。
[CES 2014]Valve,13メーカーが開発中の「Steam Machine」を公開。数万円クラスから60万円超級まで一斉チェックしてみた
北米時間2014年1月6日,Valveは,同社製OS「SteamOS」ベースのゲームPC「Steam Machine」を公開した。今回,Valveのパートナーとして紹介されたのは,ALIENWAREやGIGABYTE,ZOTACなど全13社。試作機は数万円クラスの安価なものから,BTO構成次第で60万円超というものまであったので,その製品概要を一斉チェックしてみよう。
[CES 2014]27インチのG-SYNC対応ディスプレイに4-in-1デバイス,そして99ドルからのスマホが発表されたASUSプレスイベント
北米時間2014年1月6日,ASUSは複数の新製品を発表した。ゲーマー的な目玉は,速報でもお伝えしている「27インチ,2560×1440ドット解像度のG-SYNCディスプレイ」だが,そのほかにも4-in-1と謳われるモバイルデバイスや99ドルからのスマートフォンなどが披露されたので,明らかになったスペック情報ともどもお伝えしたい。
[CES 2014]【速報】Mantleで「Battlefield 4」は45%速くなる! AMD,MantleとKaveriにおける性能向上率を公表
北米時間2014年1月6日,AMDは,同社独自グラフィックスAPI
[CES 2014]【速報】ASUS,G-SYNC対応の27インチ2560×1440ドット液晶ディスプレイを発表。799ドル
2014 International CESの「Press Day」となる北米時間2014年1月7日,ASUSはイベントを開催し,その場で「R.O.G.」ブランド初となる27インチ液晶ディスプレイ「ROG Swift PG278Q」を発表した。解像度は2560×1440ドットで,G-SYNC対応。120Hz以上の垂直リフレッシュレートと1msの応答速度を実現するのが特徴だ。価格は799ドル。
[CES 2014]NVIDIAの次世代SoC「Tegra K1」登場で,Keplerはモバイル端末からスパコンまでをカバーするGPUとなる
速報でお伝えしているとおり,2014 International CESに先だって,NVIDIAは報道関係者向けイベントを開催し,そこで次世代SoC「Tegra K1」の概要を明らかにした。ここでは,そんなイベントから,Tegra K1とその周辺情報に関連する部分をピックアップして,まとめ記事的にレポートしてみたい。
[CES 2014]Tegra K1ならDX11.1世代のゲームがここまで動く。「Unreal Engine 4」のデモや実ゲームタイトルをムービーでチェック
Epic Gamesが開発中の新世代ゲームエンジン「Unreal Engine 4」は,「Tegra K1」に対応する。Kepler世代のGPUコアを統合した次世代モバイルプロセッサが,DirectX 11.1世代のGPUや新世代ゲーム機用に開発されたゲームエンジンを駆動できるようになるのだ。そのデモムービーと直撮りムービーをさっそくお届けしたい。
[CES 2014]【速報】NVIDIAの次世代SoCは「Tegra K1」。Kepler世代のCUDA Coreを192基集積し,CPUは4コアA15もしくは2コアDenverに
北米時間2014年1月5日,NVIDIAは2014 International CESの開幕に先立って報道関係者向けイベントを開催し,その場でNVIDIAの総帥たるJen-Hsun Huang氏が,次世代モバイルSoC「Tegra K1」の存在を明らかにした。「Logan」として知られてきたプロセッサは,Kepler世代のCUDA Coreを192基集積するのが最大の特徴だ。