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「Age of Conan:Hyborian Adventures」,4アーキタイプ/12クラスのインプレッションを掲載
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印刷2008/05/02 22:05

プレイレポート

「Age of Conan:Hyborian Adventures」,4アーキタイプ/12クラスのインプレッションを掲載

クラスはBarbarianだけじゃない!

AoCに登場する四つのアーキタイプ/12種類のクラス


画像集#001のサムネイル/「Age of Conan:Hyborian Adventures」,4アーキタイプ/12クラスのインプレッションを掲載
AoCに登場する四つのアーキタイプと,それらに含まれる計12のクラス
 先日掲載したプレイレポートでも軽く紹介したが,「Age of Conan: Hyborian Adventures」(以下,AoC)には,Soldier,Priest,Rogue,Mageという四つの“アーキタイプ”があり,各アーキタイプには三つの“クラス”が用意されている。よってクラスの数は全部で12だ。
 AoCのすべてのクラスは,このゲームのバックグラウンドとなっているロバート・E・ハワードの小説,「コナン」シリーズのプリミティブな世界背景にマッチしたものとなっている。一般的な西洋風ファンタジーRPGのものとは異なり,Herald of XotliやTempest of Setなど,耳慣れないクラス名が多いのはそのためだ。


画像集#003のサムネイル/「Age of Conan:Hyborian Adventures」,4アーキタイプ/12クラスのインプレッションを掲載
 ざっと見た感じでは,風変わりなクラス名とは裏腹にAoCのクラス構成は,「EverQuest」が素地を作り,その後に生まれた多くの作品によって練り上げられてきた,MMORPGの伝統的なクラス構成をベースに組み上げられている。「重戦士/癒し手/軽戦士/魔法使い」という四つのアーキタイプを基本として全体を形作るやり方は,「EverQuest II」や「Vanguard」などでも見られたポピュラーなものだ。現在開発中のタイトルである「Warhammer Online: Age of Reckoning」でも,これに近い考え方を基にクラスがデザインされているように思える。

 先日行われていたPvP限定βテスト,PvP Beta Weekendでは,すべてのクラスでレベル20のキャラクターを作成することができた。本稿のクラス解説は,筆者が全クラスのレベル20キャラクターのスペルやコンボのリストを参照し,さらに実際にプレイできたものはその触り心地を加味して執筆している。
 PvP Beta WeekendではグループでのPvEはまるで出来なかったし,最終的なレベルキャップはおそらく80程度なので,レベル20キャラクターを見ただけでは分からないことも少なくないだろう。さらにプレイできたのはほんの数日だけだ。そして,以下のテキストは“テストで見ることのできた部分+書き手の予測”だけに基づいて書かれたものである。だからひょっとしたら,AoCのクラスの正確な姿を言い表したものではないかもしれない。そこのところは理解していただいた上で,本稿に目を通してほしい。

画像集#002のサムネイル/「Age of Conan:Hyborian Adventures」,4アーキタイプ/12クラスのインプレッションを掲載 画像集#004のサムネイル/「Age of Conan:Hyborian Adventures」,4アーキタイプ/12クラスのインプレッションを掲載


アーキタイプ:Soldier


画像集#005のサムネイル/「Age of Conan:Hyborian Adventures」,4アーキタイプ/12クラスのインプレッションを掲載
 Soldierは直接攻撃系の武器を手にしての接近戦を得意とするアーキタイプだ。グループを組んだときにはもちろん,“タンク”としての役割を期待されるだろう。

 Soldierの3クラスは主にメレー系のコンボを使用して戦う。ごく基本的なコンボは3クラスが共通して持っている。それらコンボには,ダメージや状態異常を与えるほか,“敵の注意を自分に向ける”という機能を持つものが多く,タンキング時にはこれを活用して戦っていくものと思われる。敵に向かって猛スピードで突進するChargeも,3クラス共通のアビリティーだった。

 さらに攻撃用のスタンスと防御用のスタンスを持っていることも,Soldierの特徴だ。スタンスは切り替え式の長時間セルフバフのようなもので,Defensive Stanceは防御力が上がるが攻撃力が下がり,Frenzy Stanceはその逆の効果を持っている。前者はタンキング用,後者はメインのタンクがほかにいる場合に自身のDPS(damage per second,一秒あたりの与ダメージ)を底上げするときに使う,というのが基本だろう。


■Guardian

画像集#006のサムネイル/「Age of Conan:Hyborian Adventures」,4アーキタイプ/12クラスのインプレッションを掲載
 Guardianは最もスタンダードなタイプの戦士といってよさそうだ。多くのコンボを有するが,スペルは一つも覚えない。

 使用可能なコンボはSoldier共通のもののほかには,片手持ち(1H)武器+シールドを装備したときのみに使用可能なものがあり,“敵を弾き飛ばす”“利き腕を攻撃して相手の直接攻撃力を下げる”“自身の反撃の確率を短時間アップさせる”といった効果が確認できた。

 また,ポールアーム(Polearm)の装備時のみに使用可能なコンボも持っている。AoCのポールアームはそのほかの両手持ち(2H)武器とは異なるものとして扱われており,Soldierの中ではGuardianしか使用できない。コンボには“複数の敵に攻撃を加える”“自身の防御力を上げる”といったものがあった。

 さらにGuardianならではのアビリティーとして“マニューバ(Maneuver)”というものがあった。これらはセルフバフであり,種類には“攻撃力アップ&ヘルスダウン”“スレット生成効率アップ”などがあって一度にどれか一つしか有効にできない。切り替えて使うという使用感覚は,スタンスのそれと似たものだと言えそうだ。


■Conqueror

画像集#007のサムネイル/「Age of Conan:Hyborian Adventures」,4アーキタイプ/12クラスのインプレッションを掲載
 Conquerorは,Soldierの中では唯一Dual Wield(二刀流)が使用できる攻撃的な戦士だ。シールドは使用せず,またGuardianと同じくスペルはまったく使えない。

 Soldier共通のコンボに加えて,Conquerorは“二刀流専用のコンボ”と“2H武器専用のコンボ”を持つ。前者には“出血によるDoT(damage over time,ジワジワとダメージを与え続ける)効果を与える”,後者には“敵を後退させる”効果を持つものなどがあった。基本的にConquerorは,装備品の入手状況やキャラクターを育てる方針に合わせ,二刀流もしくは2H武器のどちらかを選択して使っていくことになりそうだ。

 Conqueror固有のアビリティには“Order(オーダー)”という短時間のグループバフがある。これらには“メンバー全員の攻撃力を上げる”“メンバーのヘイト生成を調節する”“メンバーの直接攻撃にスタミナ&ヘルス回復の追加効果を付与する”といったものがある。さらにOrderとは別のアビリティーとして“自身の武器に炎の追加効果を付与するセルフバフ”“味方全員の攻撃力を上げるグループバフ”などもあった。

 ConquerorはSoldierの中では最も攻撃能力が高く,さらにグループバフが豊富である。Guardianは“どっしりとした安定感を誇る職人型のタンク”,Conquerorは“先頭に立ってグループを鼓舞するリーダー型のタンク”といったイメージだろうか。


■Dark Templar

画像集#008のサムネイル/「Age of Conan:Hyborian Adventures」,4アーキタイプ/12クラスのインプレッションを掲載
 Dark Templarは名前の通りの神官戦士で,上記2クラスには使えない“スペル”が使用可能だ。

 Dark Templarが使う魔法には,相手に直接火の玉や雷をぶつけるようなものはない。そういったDD(direct damage,直接ダメージを与える攻撃魔法)ではなく,リアクティブなDoT,ドレインやライフタップなど,じわじわと敵をむしばみ,自分や味方を回復させるようなものが主である。グループ全体に効果が及ぶ切り替え式の“Aura(オーラ)”も使用できる。

 攻撃面ではSoldierのコンボのほか,攻撃に成功するとヘルスを吸い取ったり,自身のマナが回復したりするDark Templar専用のコンボもある。使用するメレー武器は基本的に1H武器+シールドという組み合わせになるようで,スペルのアドバンテージがある分,直接攻撃能力は少し抑えられているのかもしれない。ただしDark Templar固有のアビリティーに“ヘルスを消費してスタミナを回復させる”というものがあり,回復能力が潤沢な状況では疲れることなくコンボを使用できそうだ。


アーキタイプ:Priest


画像集#009のサムネイル/「Age of Conan:Hyborian Adventures」,4アーキタイプ/12クラスのインプレッションを掲載
 Priestはユニークな攻撃能力のほか,仲間のヘルスを回復させる力も持つアーキタイプだ。グループ内では主にヒーラーとしての活躍を期待されることが多そうだが,ダメージディーリングなどに貢献することも可能だ。また,すべてのPriestは蘇生魔法を習得できる。

 AoCのPriestにはいくつかの特徴がある。まず,常に味方にかけておかなくてはいけないような単体バフは見あたらず,グループバフが主だった。だから戦闘前に時間をとられたり,あるいはかけ忘れたりといったストレスは感じにくい。

 またヒールは基本的に範囲魔法だ。おそらく本作の戦闘は,タンク以外のキャラもある程度は普通にダメージを受けて,ヒーラーはそれらをまとめて回復する,というバランスに仕上げられているのだろう。


■Priest of Mitra

画像集#009のサムネイル/「Age of Conan:Hyborian Adventures」,4アーキタイプ/12クラスのインプレッションを掲載
 Priest of Mitraは,三つあるPriestクラスの中では,最も“一般的に想像されるプリースト”の姿に近いクラスだ。チーム全員のヘルスを上昇させるグループバフ,自分用のセルフバフのほか,いろいろな種類のヒーリングスペルを持っており,仲間のヘルスを維持することにかけてはかなり高い性能を持っている。

 攻撃的な魔法としては,ホーリーダメージをあたえるDDや範囲攻撃魔法などを利用できる。ただしヒールが豊富な分,オフェンシブな能力はやや抑えられている印象だ。メレー攻撃用のコンボも覚えない。武器としては1Hの鈍器や刃物を持つことになる。


■Tempest of Set

画像集#010のサムネイル/「Age of Conan:Hyborian Adventures」,4アーキタイプ/12クラスのインプレッションを掲載
 Tempest of Setは,ヒールのほか,魔法を使った攻撃も得意とするクラスだ。

 ヒールに関してはPriestらしく複数のラインを持っており,ヒーラーとして働くには不足なさそうだ。手に持つ武器には1Hのほかに,Guardian以外では唯一ポールアームを装備できる。ただしメレーコンボは習得しないので,実際にそれで戦う機会はあまりないかもしれない。

 Tempest of Setが個性を発揮できるのは,その攻撃魔法の使用においてだ。クラス名にテンペスト(嵐)とつくだけあり,雷の攻撃魔法を操る。その中にはMageの攻撃魔法のような範囲攻撃魔法もあり,アタッカー役としての潜在能力は高そうだ。

 なおTempest of Setは,敵を足止めしたり,動きを封じたりといったクラウドコントロール系のスペルも持っている。状況に応じてさまざまな戦術がとれる,玄人好みのクラスといえそうだ。


■Bear Shaman

画像集#011のサムネイル/「Age of Conan:Hyborian Adventures」,4アーキタイプ/12クラスのインプレッションを掲載
 Tempest of Setが“ヒール+魔法攻撃”のクラスであるのに対し,Bear Shamanは“ヒール+メレー攻撃”のクラスである。バフやヒールのスペルに加えて,Bear Shamanは数多くのメレーコンボを覚えていく。実際にプレイしたときには熊に変身できず,ちょっと残念だった。

 Bear ShamanはほかのPriestと違って,2H鈍器を使用でき,2H鈍器専用のコンボを覚えていく。攻撃的な魔法はあまり覚えないようなので,戦闘中にヒールをしていないときは,敵に接近して直接攻撃を行うことになるだろう。コンボには“アーマーを攻撃して敵の防御力を下げる”“出血によるDoTダメージを与える”といったもののほか,敵から攻撃されにくくなる効果が得られるものもあった。

 範囲ヒールで自分やパーティメンバーを回復できる点については,Bear ShamanもほかのPriestと同様だ。Bear Shamanの場合さらに,自分を“次に直接攻撃を成功させると味方が回復する”状態にできるアビリティーがある。ほかのPriestよりもやや防御力の高い防具を身につけられることもあり,やはり戦闘では前に出るタイプと見てよさそうだ。


アーキタイプ:Rogue


画像集#012のサムネイル/「Age of Conan:Hyborian Adventures」,4アーキタイプ/12クラスのインプレッションを掲載
 Rogueは,武器を使って敵にダメージを与えることに長けたアーキタイプだ。グループには,敵にダメージを与えるアタッカー役として参加することになる。攻撃力が非常に高い分,防御力や耐久力は低めに設定されており,スペルを使用することはできない。

 Soldierと同様,Rogueにも3クラス共通のコンボがある。Rogue専用のコンボには二つの共通する特徴がある。一つは“使用時に自身のスレット(ヘイト)を抑えられる”というもの。二つめは“ほかの者と交戦中の敵に対してはより大きなダメージが与えられる”というものだ。後者は,“背後からのみ使用可能”ではなく,背後からだとより強いコンボを繰り出せるということである。

 また,RogueがHide状態から攻撃を行うと,それは“Stealth Attack(ステルスアタック)”となり,効果が上昇する。Hide自体はすべてのプレイヤーキャラクターが持つアビリティーではあるが,それを効果的に使ったり鍛えたりするのが得意なのは,やはりRogueのようだ。


■Barbarian

画像集#013のサムネイル/「Age of Conan:Hyborian Adventures」,4アーキタイプ/12クラスのインプレッションを掲載
 Barbarianは武器を握り,筋力によって敵を攻撃することに長けたクラスだ。二刀流もしくは2H武器を使って格闘を行う。非常に高い攻撃力を持つが,防御は苦手である。

 Rogue共通のコンボに加えて,Barbarianは“二刀流専用”および“2H武器専用”のコンボも持つ。二刀流コンボには“鎧を狙って敵の防御力を下げるもの”“回転して相手を何度も斬りつけるもの”などがあり,2H武器コンボには“相手をひるませるもの”や“ノックバックさせるもの”などがある。二刀流と2H武器の二つから好きなスタイルを選択できる点は,Conquerorと似ているかもしれない。

 スペルは使用できないが,Barbarianは“Reaver”という自身の攻撃力を高めるスタンスを持っている。とにかく“腕力でダメージを与える”ことにフォーカスしたクラスだといえる。


■Assassin

画像集#014のサムネイル/「Age of Conan:Hyborian Adventures」,4アーキタイプ/12クラスのインプレッションを掲載
 Assassinは両手にDagger(ダガー)を持って戦うアタッカークラスだ。AoCのダガーはポールアームと同じく特殊な位置づけとなっており,1H武器には含まれない。

 Assassinは暗殺者らしく,ダガーに毒を塗ることで大きなダメージを与えたり,敵を弱らせたりするクラスである。毒はアイテムとして存在するわけではなく,Assassinのダガーには,基本的に毒が塗られているものと見なしてよいようだ。Assassinの持つ,自身の攻撃力を増大させるスタンスの名前は“Poison Stance”である。

 Rogue共通のコンボはもちろんダガー装備時にも使えて,さらにAssassinはダガー専用のコンボも持っている。ダガーのコンボには“DoTを与えるもの”や,“対象の毒への耐性を下げる”ものがある。

 パワーでもってダメージを与えるBarbarianに対して,Assassinは特殊なテクニックでダメージをあたえるクラス……というイメージだろうか。


■Ranger

画像集#015のサムネイル/「Age of Conan:Hyborian Adventures」,4アーキタイプ/12クラスのインプレッションを掲載
 Rangerは弓を使って敵にダメージを与えることを得意とするクラスだ。弓を使うには,弓と矢筒を装備する必要がある。矢は消費アイテムとしては存在せず,矢筒さえ装備していればいくらでも撃てるようになっている。

 Rangerは弓専用のコンボを数多く持っており,その効果は“敵の足を遅くする”“貫通効果のある矢を放つ”“継続ダメージを与える”などさまざまだ。短時間,自身の弓の攻撃力を上昇させるアビリティーもある。1H武器も装備できるので,そのときはRogue共通のコンボを使って敵を直接攻撃することも可能だ。ただし二刀流を使ったり,2H武器を装備したりすることはできない。

 またRangerは,地面に罠を設置することもできる。テストでは,踏んだ敵がしばらくの間足止めされる罠が使用可能だった。


アーキタイプ:Mage


画像集#016のサムネイル/「Age of Conan:Hyborian Adventures」,4アーキタイプ/12クラスのインプレッションを掲載
 Mageは,魔法の力や呼び出したペットなどを使って敵を攻撃するアーキタイプだ。防具は布製のものしか装備できない。

 本作のMageの攻撃魔法には,単体用のDDもあるが,複数の敵を同時に攻撃できる範囲魔法も多く用意されている。AoCでは,複数の敵を同時に相手にしなくてはならない状況が少なくないので,敵との戦闘中には範囲魔法をいかに有効に使うかを考えたほうがよい。

 自身の攻撃能力を上昇させるセルフバフをいくつか持つほか,すべてのMageが仲間の防御力向上に役立つグループバフも持っている。


■Demonologist

画像集#017のサムネイル/「Age of Conan:Hyborian Adventures」,4アーキタイプ/12クラスのインプレッションを掲載
 Demonologistはデーモンを呼び出して使役する魔法使いであり,また火炎と電撃の魔法の専門家でもある。数々のスペルを有するが,メレー武器を使ったコンボは一切覚えない。

 呼び出したデーモンには“攻撃しろ”“待機しろ”といった簡単な命令を出せる。同時に使用できるのは1体のみだ。呼び出せるデーモンは,テスト時においては1種類,羽が生えていて魔法を使って敵を攻撃するタイプのもののみだった。


画像集#018のサムネイル/「Age of Conan:Hyborian Adventures」,4アーキタイプ/12クラスのインプレッションを掲載
Demonologistが使役するデーモン
 Demonologistの攻撃魔法には,着弾後すぐにすべての効果が発生するインスタント(即時)ダメージのものが多い。ターゲットだけでなく,その周囲にもダメージが及ぶものや,グラウンドターゲットの範囲魔法など,複数の敵を同時に攻撃できるものが多く存在する。敵をしばらく行動不能にするスペルもあり,こういうものはPvPでの有用性がかなり高い。

 Demonologistは“自身の火炎系魔法の効果を上げる”ものと“自身の電撃系魔法の効果を上げる”もの,二つのセルフバフを持っており,この二つは同時には使用できない。炎と雷,どちらを専門とするかで,同じDemonologistでも異なった雰囲気のキャラクターに育てられそうだ。


■Necromancer

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 Necromancerはアンデッドを呼び出して使役できる魔法使いであり,また冷気およびアンホーリー(unhory)の魔法の専門家でもある。Demonologistと同じく,ダガーを装備できるもののコンボは覚えない。

 Necromancerは一度に複数のペットを呼び出せる。このテストでは3体まで同時に呼び出せた。命令も可能だが,一体一体に異なった指示をすることはできない。テストでは直接攻撃にアンホーリーの追加効果を持つものと,DoTの追加効果を持つもの,2種類のペットが使用できた。またペットを凶暴化させる魔法も持っていた。なお,筆者は確認できなかったが,どうやら爆発することで敵に損害を与えるタイプのペットもいるらしい。

画像集#020のサムネイル/「Age of Conan:Hyborian Adventures」,4アーキタイプ/12クラスのインプレッションを掲載
Necromancerが召喚するアンデッド
 攻撃魔法は冷気系,アンホーリー系ともに,Demonologistに比べるとDoT効果を持つものが多めだろうか。NecromancerもDemonologistのように,二つのうちどちらか一つの攻撃属性を強化するセルフバフを持っている。やはりDemonologistと同様に,キャラクターの育て方で個性を出していくタイプなのかもしれない。


■Herald of Xotli

画像集#021のサムネイル/「Age of Conan:Hyborian Adventures」,4アーキタイプ/12クラスのインプレッションを掲載
 Herald of Xotliは変わり種の魔法使いで,その真骨頂は自身がデーモンに変身して敵中に飛び込み,2Hの刃物を振り回して暴れ回る戦い方にある。ほかのMageに比べてスペルの数は少なく,かわりに彼らが使用できないメレー攻撃用のコンボを覚えていく。

 Herald of Xotliは基本的には炎を操る魔法使いだ。攻撃魔法は炎に関するものがメインで,メレーコンボにも炎のダメージが乗る。Mageであるにもかかわらず大きな両手持ちの刃物を装備可能。攻撃用のスペルはあまり豊富ではなく,戦闘では2H刃物でのコンボを多く使うことになりそうだ。

画像集#022のサムネイル/「Age of Conan:Hyborian Adventures」,4アーキタイプ/12クラスのインプレッションを掲載
デーモンに変身したHerald of Xotli
 そして変身。Herald of Xotliはデーモンに変身するとヘルス,炎の魔法攻撃力,炎の直接攻撃力がアップする。さらに周囲にいる敵に継続的に炎のダメージを与える。またHerald of Xotliには,敵に向かってチャージして対象の周囲に炎のダメージをまき散らすというアビリティーがあるのだが,変身しているときはこの能力の効果も上がる。
 このように変身体はかなり強力だが,常にデーモンの姿でいられるわけではなく,今回のテストでは,変身魔法は効果時間が25秒でリキャストまでに必要な時間は2分間となっていた。使いどころはなかなか難しそうだ。

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