英文リリースノートの内容は,少なくとも筆者が確認した限り,「Creative Ready Driverにあったコンテンツ制作系アプリケーション向けの最適化項目が消え,代わりに上記4タイトル向けの最適化に関する項目が増えただけ」だ。GeForce Driverには,より新しいリリースは過去の修正内容を含むというバージョン表記ルールがあることも踏まえるに,今回のゲーマー向け419.67ドライバは先にリリースされたコンテンツ制作者向けドライバと中身は基本的に同じで,北米時間25日のFirestorm配信を待って出てきたものと理解するのが妥当ではなかろうか。
もっとも,Creative Ready Driverだと,対応GPUはPascal世代以降だったので,今回,GeForce 600〜900世代のユーザーが導入できるようになったというのは相応に意義深いと言えるかもしれない。
ともあれ,すぐに入手したい人は下に示したリンクかGeForce Experienceを利用してもらえればと思う。ドライバのアップデートが自己責任となる点はご注意を。
→64bit版Windows 10用GeForce 419.67 Driver(551.69MB,Standard)
→64bit版Windows 10用GeForce 419.67 Driver(552.16MB,DCH)
→64bit版Windows 7&8.x用GeForce 419.67 Driver(507.19MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 419.67 Driver(551.69MB,Standard)
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 419.67 Driver(552.16MB,DCH)
→64bit版Windows 7&8.x用GeForce 419.67 Driver(507.19MB)
※NVIDIAコントロールパネルの「システム情報」以下,「ドライバータイプ」が「Standard」であればStandardドライバを,「DCH」であればDCHドライバを入手するようにしてほしい
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
繰り返すが,下にまとめた英文リリースノートの和訳は,コンテンツ制作者向け最適化に関する項目が消え,代わりに4タイトルへの最適化が入っただけだ。なので内容にも大きな変更はない。
## 以下,NVIDIAによる公式紹介記事および英文リリースノートまとめ ##
●GeForce 419.67 Driverの対応製品
- デスクトップPC向けGeForce RTX 20&GeForce GTX 16シリーズ
- NVIDIA TITAN V
- NVIDIA TITAN Xシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX TITANシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 900〜600シリーズ
- ノートPC向けGeForce RTX 20シリーズ(※Windows 10のみ)
- ノートPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- ノートPC向けGeForce 900M〜600Mシリーズ
●GeForce 419.67 Driverが統合するソフトウェアモジュール
(※比較対象はGeForce 419.35 Driver)
- NVIDIAコントロールパネル:8.1.951.0
- GeForce Experience:3.18.0.92(←3.17.0.126)
- HD Audio Driver:1.3.38.13
- PhysX System Software:9.19.0218
- Vulkan RT:記載なし
- CUDA:10.1
- NView:149.34
●GeForce 419.67 Driverにおけるゲーム最適化
(※比較対象はGeForce 419.35 Driver)
- 「Battlefield V」のバトルロイヤルモード「Firestorm」および「Anthem」「Shadow of the Tomb Raider」「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」に向けた最適化
●GeForce 419.67 Driverの新要素
(※比較対象はGeForce 419.35 Driver)
・G-SYNCの拡張
- Turing世代のGPUとG-SYNC Compatible Monitorsプログラム準拠ディスプレイを接続した状態でのSurround新規対応
- ASUSTeK Computer製ディスプレイ「VG278QR」「VG258」をG-SYNC Compatible Monitorとして認定
・NVIDIAコントロールパネルの拡張
- 「Manage GPU Performance Counters」ページのデフォルト設定を変更(※詳細は明らかになっていない。原文は「NVIDIA Control Panel: Changed the default setting on the Manage GPU Performance Counters page.」)
・3D Visionの拡張
- 「デビル メイ クライ 5(Not Recommended)」「Total War: Three Kingdoms(Fair)」用3D Visionプロファイルの追加または更新
※タイトル名の後ろにある( )書きはレーティング。項目の内容は419.35ドライバと同じなので,リリースノートからの削除し忘れという可能性はある
●GeForce 419.67 Driverで解決した問題
- Blackmagic Design製ポストプロダクション用アプリケーション「DaVinci Resolve」で性能が低下する問題(※対象となるDaVinci Resolveのバージョンは明らかになっていない。原文「[DaVinci Resolve]: Performance drop occurs.」)
- 「Tom Clancy’s Ghost Recon Wildlands」でAnselを使うと,ゲームのフレームレートが低下してスタッター(stutter,カクつき)が生じ,最後にはゲームアプリケーションがクラッシュする問題
- Windows側のHDR設定が無効な状態からDirectX 11版「Far Cry New Dawn」を起動し,ゲーム側のHDRを有効にすると,[Alt+Tab]キーを押したときにデスクトップの明るさと色がいずれも露出オーバーになる問題
- 「Total War: Warhammer 2」でアンチエイリアシングを利用するとゲームのフレームレートが低下する問題
- Adobe製アプリケーションを利用しているとアーティファクト(artifact,正しくない陰影)が発生する問題(※今回修正対象となったのはシングルGPU環境のみとのこと)
- Windows側のHDRが有効な状態で「Apex Legends」をウインドウモードからフルスクリーンモードへ切り換えると画面表示がおかしくなる問題
- Shadowplayでビデオ録画を行うと画面の一部が途切れる問題
- Turing世代のGPUを搭載した環境で「Star Citizen」を実行するとゲーム画面がちらつき,その後アプリケーションがクラッシュしてデスクトップに戻る問題
- GeForce GTX 980搭載環境でNVAPIの呼び出しにかなりの時間を要する問題
- NVIDIA TITAN RTX搭載環境でNVLinkコマンドを実行してTesla Compute Cluster(TCC)モードを有効化すると,GPU温度が約20℃上がる問題
- GeForce RTX 2080搭載ノートPCで“Resolume Arena 6”を実行するとゲームのフレームレートが低下する問題(※“Resolume Arena 6”の正体が不明。Resolume製VJ用アプリケーション「Avenue ∧ Arena 6」のことで,「ゲーム」というのはリリースノートの誤りだと思うのだが,ひょっとするとそういう名前のゲームが存在する可能性もある。原文は「[GeForce RTX 2080][Notebook][Resolume Arena 6]: The game exhibits slow performance.」)
- GeForce RTX 2070を2台のディスプレイと接続し,その両方をアクティブにすると,セカンダリディスプレイでちらつきが発生する問題
●GeForce 419.67 Driverにおける既知の不具合(※抜粋)
- SLI有効時にAdobe製アプリケーションを利用しているとアーティファクト(artifact,正しくない陰影)が発生する
- SLI有効時に「Tom Clancy's The Division II」を実行し,ゲーム内のHDRオプションを切り換えると,ゲーム画面が動かなくなったりゲーム画面が何も表示されなくなったりする
- 「ARK: Survival Evolved」をプレイしていると複数のエラーやBSoDが発生することがある
- 「Shadow of the Tomb Raider」のゲームプレイ中にAnselを呼び出すと,ゲームの挙動が遅くなったりゲームがクラッシュしたりする
- 「Tom Clancy’s Ghost Recon Wildlands」でインベントリを開くとゲームアプリケーションがクラッシュする
- マルチディスプレイ構成時,ランダムに画面がちらつく
















