お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2010/04/16 12:00

広告企画

【PR】本当に信頼できるPCを探すアナタへ捧ぐ「G-GEAR安心理論」

“速いだけのゲームPC”に満足ですか? 本当に信頼できるPCを探すアナタへ捧ぐ「G-GEAR安心理論」
Text by 山家 弘

最近でこそ,「基幹パーツには,自作PC市場で十分な実績のあるものを用い,それを公表する」というスタンスのゲーマー向けPCブランドは珍しくない。ショップブランドの中には,パーツを指定してフルカスタマイズ可能なものもあったりする。

そんななか,「G-GEAR」(ジーギア)というブランドの黎明期から――より正確にいえば,立ち上がる以前から,採用パーツの信頼性にこだわってきたツクモは,6コア12スレッドCPU「インテル® Core™ i7-980X プロセッサー エクストリーム・エディション」を搭載する最速構成のゲームマシンで,一歩先行く信頼性の確保を実現してきた。ただ速いだけでなく,長く使えるゲームPCを探しているアナタにとって,本稿は必読だ。

G-GEAR購入サイトへ
飽きのこない,コンパクトな筐体にインテル最速の6コア12スレッドCPUを搭載

 PCショップ「ツクモ」を運営するProject Whiteが,前身となる九十九電機時代から展開するゲーマー向けPCブランド,G-GEAR。今回取り上げる「G-GEAR GA9J-G22/S」(以下,GA9J-G22/S)は,そんなG-GEARにおける,2010年4月中旬時点のフラグシップモデルである。

image
image

青色LEDをイルミネーション用として搭載するGA9J-G22/S。青色LEDは,目にきついことが少なくないのだが,電源スイッチ周囲は光量が抑えられ,また吸気ファン部は奥まったところに配置され,それぞれ,イルミネーションとして“分をわきまえた”光り方になっている

 インテルの世界最速プロセッサーにして,PC向けとしては世界初の6コア12スレッド処理対応CPU,インテル® Core™ i7-980X プロセッサー エクストリーム・エディションを搭載するのが,スペック面における大きな特徴となる本機。ゲーマー向けフラグシップモデルというと,派手なルックスやイルミネーションLEDが目を引くものが多いのだが,GA9J-G22/Sはその点で,びっくりするほどシンプルかつスマートだ。そして何より,小さいのが目を引く。

 「ATXミドルタワー ゲーミングケース」と呼ばれる,G-GEARオリジナルミドルタワーPCケースのサイズは床部分が210(W)×460(D)mmで,高さは460(H)mm(※いずれも突起部除く)。そう,横幅や高さはミドルタワーPCとして一般的な大きさである一方,奥行きが非常に短いのだ。フラグシップモデルということで身構えていたのだが,いい意味で拍子抜けというか,少なくとも,設置に当たって困難を感じることはない大きさといえる。

image

大きな網目状の吸気窓を持ったサイドパネルは,脱落の心配がない手回しネジと,2か所のストッパーで固定されており,簡単に開けられる

 ドライバーレスでサイドパネルを外すとアクセスできる筐体内部は,極めて機能的だ。

 カード長266.7mmという,シングルGPU仕様では最長クラスのグラフィックスカードを搭載できるだけのスペースを確保。それでありながら,奥行きを極限まで狭めることによって,PCケース前面の120mm角ファンから吸入気した外気を,HDDの冷却にも使いながら,最短距離でGPUへ送ることができるようになっているのである。

image
image

サイドパネルを開けた状態で真横から見ると,写真右下から左上へ,エアフローがほぼ一直線となるデザインになっていることが分かる。PCケースの奥行きは,10.5インチ(266.7mm)長のグラフィックスカードに最適化された設計

image

GA9J-G22/SはCPUクーラーに,大型のサイドフロー型モデルを採用する

 さらに,CPUクーラーには,インテル® Core™ i7-980X プロセッサー エクストリーム・エディションの付属品で,冷却能力と静音性のバランスに優れるサイドフロー型,「DBX-B」を採用。前方から後方へ,よどみない空気の流れが確保されている。

 また,エアフローを阻害する要因となる「吸気孔の目詰まり」に対しては,「極めて簡単にフロントパネルを脱着して掃除できるようにする」という一発回答を用意しているのも,地味ながら見逃せないポイントといえるだろう。

image
image
image

フロントパネルは,パネルの両脇下部に設けられたスイッチを押しながら引くことで,簡単に取り外せる。金属部もあるので,最終的な判断はエンドユーザー次第になるが,やろうと思えば水洗いも可能だ

定評あるパーツの採用は,G-GEARなら当然 標準で用意されるバックアップツールが要注目だ
image

インテル® Core™ i7-980X プロセッサー エクストリーム・エディション。L2キャッシュ容量は1コアあたり256KB。6コアで共有するL3キャッシュは大容量12MBだ

 ここまで何度か繰り返してきたように,GA9J-G22/Sは,6コア12スレッド対応のCPU,インテル® Core™ i7-980X プロセッサー エクストリーム・エディションを搭載する。

 32nm High-kメタルゲート技術を採用して製造されるCPUの動作クロックは3.33GHz。必要に応じて自動的かつスマートにパフォーマンスを引き上げる技術「インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー」により,最高クロックは3.60GHzに達する。

 LGA1366パッケージを採用し,トリプルチャネルメモリコントローラを内蔵するのが,普及版であるLGA1156プラットフォームと比べたときの,大きなアドバンテージだ。

 組み合わされるマザーボードは,「インテル® X58 Express」チップセットを搭載した「インテル® デスクトップ・ボード DX58SO」。インテル純正ということで,その信頼性はあらためて強調するまでもないだろう。

image
image

インテル® デスクトップ・ボード DX58SO。GA9J-G22/Sでは,チップセット用のパッシブヒートシンクに,標準で冷却ファンを取り付けてある。拡張スロット構成はPCI Express x16 ×2,PCI Express x4(※PCI Express x16カードの取り付け可能)×1,PCI Express x1 ×2,PCI×1

image

メーカー製PCなどでの採用実績も豊富なサンマックス・テクノロジーズ製のPC3-10600 DDR3 SDRAMモジュールを搭載する

 3枚搭載することで,容量6GBを実現するメモリモジュールは,PC自作派なら知らぬ者はないと述べても過言でない,サンマックス・テクノロジーズ製。マザーボード,メモリモジュールと並んで信頼性に直結するデバイスである電源ユニットは,台湾Topower Computer Industrial(以下,Topower)の「Silent Plus 630」(型番:TOP-630-P1)が採用されている。Project Whiteは,長らくTopowerの電源ユニットを採用し続けているが,これは「他社と異なり,安定した品質を提供し続けられる」という確証によるものだという。

 なお,TOP-630-P1は,定格出力630W,瞬間最大出力730Wに対応するモデルだ。米国の独立系認証機関による「80 PLUS」の認証も受けており,電源効率の高さが謳われる。ハイエンドのグラフィックスカードを利用するうえで要注目の+12Vラインは,2系統の合計で最大492W対応と,必要十分だ。

 グラフィックスカードは,「GeForce GTX 285」(以下,GTX 285)搭載モデル。スペックへのこだわりを謳うゲーマー向けPCでも,グラフィックスカードの“素性”は明らかでないことが往々にしてあるのだが,G-GEARでは「Leadtek Research,ZOTAC International,エルザジャパンやSapphire Technology製品を中心に採用する」(Project White)。事実,GA9J-G22/SはZOTAC International製品を搭載していた。

image
image
image

Silent Plus 630(左)と,ZOTAC International製のGTX 285搭載カード(中央)。容量1.5TBのHDDは,パフォーマンスと静音性のバランスに定評ある「WD Caviar Green」が採用されていた(右)。HDDは,スクリューレスで取り付けられる専用のカートリッジで,ドライブベイにマウントする仕様だ

 ただし,信頼性の高いパーツを採用するというのは,「PCを長く使う」うえで,あくまでも必要条件。消耗品であるにもかかわらず,重要なユーザーデータの保存先であるHDDの“中身”を,どのように管理,保守するのかというのが,長期的には重要になってくる。オンラインゲーム全盛の時代にあっても,ローカル(≒ユーザーのPC)にデータを保存するケースは多くあるからだ。

image
image

eX.Backup。「オマケでございます」といった,安っぽいデザインとは一線を画しており,非常に使いやすい。最初にHDD(ドライブ)単位のバックアップか,パーティション単位のバックアップかを選択するが,BTO標準構成なら,HDD単位を選べばOK。なお,メインメニューの[環境設定]ボタンからは,HDDへのバックアップ設定も行える

 そこでG-GEARには,標準で,バックアップツール「eX.Backup」(イーエックスバックアップ)が付属している。eX.Backupは,OSプリインストールモデルなら,もれなく標準でセットアップされており,デスクトップ上のショートカットからいつでも実行可能。起動したら,「HDD単位とパーティション単位のどちらか」「圧縮を行うか」などをウィザードから選んでいくだけで,簡単に光学メディアへデータのバックアップを行える。

 試しに,初回起動時,およそ25GBほど使用している状態から圧縮設定バックアップを行ったところ,DVD-Rメディア2枚に,50分程度でバックアップが可能だった。圧縮設定を無効化すれば,使用メディアの枚数が増える代わりに,バックアップ時間を短縮できるが,ここはインテル® Core™ i7-980X プロセッサー エクストリーム・エディションのパワーを思う存分生かして,メディアの枚数を減らすほうが効率的だろう。

 なお,バックアップメディアからの復元には,別途「起動ディスク」を作っておく必要があるが,これもeX.Backupから簡単に作成できる。起動ディスクは容量が小さいため,CD-Rメディアで十分だ。

image
image
image

CPUパワーに余裕のあるGA9J-G22/Sでは,ウィザードから「圧縮」にチェックするのがおすすめ。チェック後に表示される「メディアの予想枚数」ダイアログで示されるのは「圧縮しなかった場合の想定メディア枚数」なので,この点だけ注意してほしい。あとは,ブランクメディアを交換しながら待つだけだ

24万円台のフラグシップモデルを10万円台前半のミドルクラス製品と比較する

 G-GEARのフラグシップモデルたるGA9J-G22/SのBTO標準構成価格は24万9980円(税込)。「インテル® Core™ i7-860 プロセッサー」搭載モデル「G-GEAR GA7J-C22/S」(以下,GA7J-C22/S)が同10万4980円(税込)から購入できるのを考えると,さすがに値段はお高めだが,あえてフラグシップを選ぶ理由はどこにあるだろうか?

 今回は,いまそのモデル名を挙げた,「GeForce GTS 250」(以下,GTS 250)搭載のGA7J-C22/Sと,その上位製品で,搭載するGPUをGA9J-G22/Sと同じGTX 285に変更した「G-GEAR GA7J-E22/S」(以下,GA7J-E22/S)と,比較してみよう。

 なお,3製品の主なスペックはのとおり。G-GEARは差額なしで32/64bit版Windows 7 Home Premiumのどちらかを選択できるが,今回,OSは64bit版で揃えている。

表 G-GEAR 3モデルの主なスペック※グラフィックスドライバは,テストに当たってセットアップし直しています。出荷状態で,本バージョンがセットアップされていると保証するものではありません

 テストは,4Gamerのベンチマークレギュレーション9.0から,「3Mark06」(Build 1.2.0),「Crysis Warhead」「Left 4 Dead 2」「バイオハザード5」を実施。さらに,3Dベンチマークソフト「3DMark Vantage」(Build 1.0.2),PC総合ベンチマークソフト「PCMark Vantage」(Build 1.0.1)も実行し,総合的に3製品のパフォーマンスをチェックしてみたいと思う。

 なお,レギュレーション9.0準拠のテストについては,搭載するGPUが同じ上位2モデルの差を分かりやすくするため,アンチエイリアシングやテクスチャフィルタリングを適用しない「標準設定」(※バイオハザード5は「低負荷設定」)で実行するので,この点はあらかじめお断りしておきたい。

3Dゲームプレイに余裕を,一般アプリ処理に速さをもたらすGA9J-G22/S

 ……というわけで,まずはグラフ1で,定番中の定番にして,DirectX 9世代ゲームアプリケーションにおけるパフォーマンス指針となる3DMark06のテスト結果を見てみよう。

 インテル® Core™ i7-860 プロセッサー+GeForce GTS 250という構成のGA7J-C22/Sを基準に見てみると,同製品をベースに,GPUをGTX 285へ変更したGA7J-C22/Sが8〜27%高いスコアを示し,さらに今回の主役,インテル® Core™ i7-980X プロセッサー エクストリーム・エディション搭載のGA9J-G22/Sは27〜38%高いスコアを示している。

 同じGPUを搭載するGA9J-E22/Sに対して,GA9J-G22/Sが最大17%もの差をつけている点も注目しておきたい。

グラフ1:3DMark06

 続いては,「Performance」「High」「Extreme」の3プリセットで実施した3DMark Vantageのスコアになる(グラフ2)。3DMark Vantageのように,3D描画負荷の非常に高いアプリケーションを前にすると,CPUよりも先にGPUボトルネックが生じるため,GA9J-G22/SとGA7J-E22/Sの差はほとんどなくなるが,一方,GA7J-C22に対しては,GA9J-G22/Sが78〜109%も高いスコアを示し,地力の差を見せつけている。

グラフ2:3DMark Vantage

 実際のゲームタイトルから,3DMark Vantageと同様,グラフィックス描画負荷が極めて高い「Crysis Warhead」のスコアをまとめたものがグラフ3だ。

 ここでも,高解像度になるとGPUボトルネックが顕著となり,GA9J-G22/SとGA7J-E22/Sの差は縮まり気味だが,1024×768ドットでは4fpsというスコア差が生じていること,そして,両者がミドルクラスのGPUを搭載したGA7J-C22/Sを圧倒していることは押さえておきたい。

グラフ3:Crysis Warhead

 Left 4 Dead 2も,得られるスコアが大きくなっている点を除くと,Crysis Warheadと同じ傾向だ。GA7J-E22/SがGA7J-C22/Sに大差を付け,そこにGA7J-G22/Sがさらに余裕をもたらしていることが,グラフ4からは読み取れる。

グラフ4:Left 4 Dead 2

 ゲームベンチマークの最後は,マルチスレッド処理に最適化されたタイトルであるバイオハザード5だが,ここだと,比較的高解像度まで,GA7J-G22/Sの余裕が見てとれる(グラフ5)。

グラフ5:バイオハザード5

 そして,オーラスのグラフ6は,PCをマルチタスクで実際に使うことを想定した総合ベンチマークソフト,PCMark Vantageのスコアをまとめたものになる。ここで注目したいのは,一番上に示した総合スコア「PCMark」で,GA7J-G22/SがGA7J-E22/Sを24%も引き離していることだ。

 テキストの編集やメール検索といった,マルチスレッド処理の効果があまり見込めない,あるいはHDD性能に影響されるテストである「Productivity」や「HDD」こそ,GA7J-G22/SのスコアはGA7J-E22/Sと同程度だが,ひとたびマルチスレッド性能が威力を発揮するテスト――Webページのレンダリング性能や,画像やムービーなどの編集&トランスコード性能を見る「Memories」「TV and Movies」――では,6コア12スレッド処理が可能なCPUを搭載するメリットを,GA7J-G22/Sが遺憾なく発揮する。

 また,データの圧縮&解凍や,暗号&復号化などのテストとなる「Communications」だと,最新のWestmereアーキテクチャを採用し,AES(Advanced Encryption Standard)暗号方式のアクセラレーションに対応したインテル® Core™ i7-980X プロセッサー エクストリーム・エディションが,他をまったく寄せ付けない,圧倒的なスコアを示す。ここも要注目だ。

グラフ6:PCMark Vantage
「長く使うからこそ,安心が欲しい」そんな欲張りな人に最適のGA7J-G22/S
 

 端的に述べて,「十分な3D性能があって,信頼度の高いゲームPCを手に入れたい」というのであれば,12万9980円(税込)から購入できるGA7J-E22/Sのほうが,コストパフォーマンスという点でより優れている。これはもう,疑いようがないだろう。下位モデルでも,G-GEARクオリティのパーツ品質は保たれるうえ,eX.Backupも利用できるからである。

 では,GA7J-G22/Sはどんな人に向くのか。Blu-ray Disc対応やHDD容量Upも含めた12万円という差額を投入すべきはどんな人なのかということだが,その答えはズバリ, 「将来に向けた,性能やスペック面での余裕を手に入れたい人」ということになる。

 これはやむを得ないのだが,どんなGPUも,時間とともに陳腐化していく。いまこの時点で,DirectX 10世代のGPUであるGTX 285を搭載することは,市場にあるほとんどのゲームタイトルがDirectX 9ベースであるという事実を踏まえるに,何の問題もないが,しかし現実として,DirectX 11世代のゲームタイトルに,増える兆しが出てきているのも確か。いつかどこかのタイミングで,GPUはDirectX 11対応のものへ差し替える必要が出てくる。そしてそのとき,「GA7J-G22/SとGA7J-E22/Sのうち,CPUパフォーマンスにより不安がないのはどちらか」を考えれば,自ずと答えは出てくるはずだ。

 いまこの瞬間のコストパフォーマンスではなく,将来,向こう何年かを見据えた“ゲームPC投資”を行うとき,パフォーマンスと信頼性のバランスに優れたGA7J-G22/Sは,まさに,選んで安心の選択肢なのである。

  • G-GEAR購入サイトへ
  • G-GEAR記事一覧へ
  • 関連タイトル:

    G-GEAR

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:04月19日〜04月20日