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[E3 2011]初披露のステージに加え,最大6人での対戦機能やARカードを用いた仕掛けも体験できた!「新・光神話 パルテナの鏡」プレイレポート
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印刷2011/06/10 13:58

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[E3 2011]初披露のステージに加え,最大6人での対戦機能やARカードを用いた仕掛けも体験できた!「新・光神話 パルテナの鏡」プレイレポート

画像集#002のサムネイル/[E3 2011]初披露のステージに加え,最大6人での対戦機能やARカードを用いた仕掛けも体験できた!「新・光神話 パルテナの鏡」プレイレポート
 桜井政博氏が率いるプロジェクトソラの第1作として開発が進められている,ニンテンドー3DS用シューティングゲーム「新・光神話 パルテナの鏡」。その新たなプレイアブルデモが,E3 2011に出展されている。

 本作はすでに,昨年9月の「任天堂カンファレンス2010」や,今年1月の「NINTENDO WORLD 2011」にプレイアブル展示されてきたが,今回登場したデモでは,初披露となるステージのほか,最大6人で楽しめる対戦モード,そしてARカードを用いた仕掛けといったさまざまな要素が体験できた。


シングルモードでは,あの「メガネハナーン」や,メトロイドによく似た敵の姿も確認


画像集#003のサムネイル/[E3 2011]初披露のステージに加え,最大6人での対戦機能やARカードを用いた仕掛けも体験できた!「新・光神話 パルテナの鏡」プレイレポート
 今回のデモでは,第1章から第3章までの3ステージが選択できた。このうち第1章「The Return of Palutena」(パルテナ再臨)は,1月のイベントで展示されていたデモでも体験できたが,第2章「Magnus and the Dark Lord」,および第3章「Heads of the Hewdraw」は初披露となる。

 ちなみに今回は,プレイ時間が一つのステージにつき標準10分に設定されており,ゲーム内で敵を倒すことで残り時間を増やせる仕様となっていた。逆に,ピットが倒されてしまうと残り時間が15秒間削られてしまうため,慎重かつスピーディなプレイが要求された。

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 ステージ開始前には,装備する“神器”が選択可能。大まかに分類すると,神器にはスタンダードタイプの「BLADE」,射撃の追尾性能に優れた「BOW」,攻撃力は高いものの,地上では移動速度が下がってしまう「CANNON」「ARM」,攻撃力はやや低いが,その分攻撃速度が高い「CLAWS」「PALM」,そして敵との距離が離れているほど大きなダメージが与えられる「ORBITARS」の7種類が用意されている。

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 空中戦から地上戦へと続くステージ構成や,スライドパッドとタッチパネルを用いた基本操作は,以前にもお伝えしたとおり。
 さらに今回,空中戦専用のアクションとして,下画面の左下にあるゲージをタッチすることで発動できる「Special Attack」が追加されていた。これは,画面内のすべての敵にダメージを与えられる,いわゆる「爆弾」と同様の攻撃方法で,ゲージは時間が経過するにつれて自動的に溜まっていく仕組みとなっている。地上戦ではSpecial Attackは使えないため,空中戦のあいだに惜しみなく使ったほうがよいかもしれない。

 今回は第2章からプレイを開始。武器には,もっとも変り種といえそうなORBITARSを選んでみた。
 空中戦パートでは,ボスの待ち構える城に向かいつつ戦いを繰り広げる。本作では武器ごとに射程距離が設定されており,画面内に敵の姿が見えていても,その頭上に青い三角マークが表示されていなければ攻撃は届かない。
 だがORBITARSの射程距離は非常に長く,画面内に見えるほとんどの敵に対して攻撃できるため,空中戦パートは割とスムーズに攻略できた。……まあ,敵からの攻撃は何度も食らったが。

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 城内に場所を移しての地上戦には,スイッチに対して攻撃することで扉を開けるといった探索要素も盛り込まれている。先へ進んでいくと,先日掲載したムービーで初めて姿を見せた新キャラ「マグナス」が登場。ここからは,マグナスと協力しながら先へ進んでいくことになるのだが,残念ながら,第2章はここで時間切れとなってしまった。

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 続く第3章の空中戦では,名前も見た目も強烈な「メガネハナーン」や,外見がメトロイドによく似た「コメト」など,ファミコン版「光神話 パルテナの鏡」でプレイヤーにインパクトを与えた敵達が次々と襲いかかってきた。
 さらに空中戦の終盤には,ファミコン版に人間界のボスとして登場した「ヒュードラー」が出現した。しかし,その見た目は大きくアレンジされており,ピットとパルテナに「20年前のドット絵と姿が違いすぎる」といじられるひと幕も。

 ヒュードラーは,3つの首がそれぞれ独立した人格(?)を持っており,漫才のようなかけ合いを展開しながらピットに戦いを挑んできた。ヒュードラーの放つ攻撃はまともに当たると大ダメージを受けてしまうので,「緊急回避」を使ってかわしながらSpecial Attackで反撃し,どうにか撃破した。

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 第3章の地上戦の舞台は市街地だ。入り組んだ街の中を進んでいくと,先ほど倒したヒュードラーが,頭だけで襲いかかってきた。ここでも緊急回避を用いて間合いを保ちつつ,近接攻撃で隙を突く作戦が奏功し,撃破に成功。
 しかし,ヒュードラーの頭は全部で3つあるため,「この先,さらに2回戦うことになるはず。がんばろう」と意気込んだところで時間切れに。

 ちなみに,案内してくれたスタッフによると,今回のプレイアブルデモで各ステージを最後までプレイできた人はほとんどいないとのことだ。
 とはいえそのスタッフは,「時間制限は今回のプレイアブルデモに限られた仕様です」と話していたので,このレポートを読んで「難度が高そうだ」と感じた人も,ご安心を。


3対3の対戦プレイや,「ARおドールカード」を新たに披露


 冒頭で述べたように,今回のE3では,最大6人で楽しめる対戦モードの存在が明らかにされた。会場でプレイする機会を得たので,分かったことを紹介しよう。

 対戦モードでは,「Light Team」「Dark Team」の2チームに分かれて戦うことになる(各チーム最大3人)。それぞれのプレイヤーが操作するのはピットではなく,パルテナ軍の一兵士だ。
 シングルプレイモード同様,対戦モードでもスタート前に神器を選ぶことになるが,上で紹介した7種類のほか,「STAFF」と呼ばれる神器も選択できた。

画像集#010のサムネイル/[E3 2011]初披露のステージに加え,最大6人での対戦機能やARカードを用いた仕掛けも体験できた!「新・光神話 パルテナの鏡」プレイレポート 画像集#011のサムネイル/[E3 2011]初披露のステージに加え,最大6人での対戦機能やARカードを用いた仕掛けも体験できた!「新・光神話 パルテナの鏡」プレイレポート


 対戦中,画面には各チームの持ち点を示すゲージが表示され,プレイヤーが倒されてリスポーンするたびに,そのプレイヤーが所属するチームの持ち点が減っていく仕組みだ。
 このモードでは,倒されたときにチームの持ち点が0になったプレイヤーはピットの姿でリスポーンする。相手チームのピットを探し出し,倒したチームが勝ちとなる。

 動き回る敵プレイヤーを離れた場所から撃つのはなかなか難しい。そこで,至近距離から攻撃し,一気に倒したいところだが,うかつに近寄ると,相手チームから集中砲火を浴び,あっという間に倒されかねない。マップ内の遮蔽物を利用したり,味方と連携したりすることが重要だろう。

 もちろん,このような戦術的な戦い方は重要だが,マップ内には戦局を大きく変えるさまざまなアイテムがランダムに出現する。
 桜井氏が手がけた「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズや「カービィのエアライド」のように,あまり難しく考えなくても気軽に楽しめる対戦モードに仕上がっているようだ。

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画像集#012のサムネイル/[E3 2011]初披露のステージに加え,最大6人での対戦機能やARカードを用いた仕掛けも体験できた!「新・光神話 パルテナの鏡」プレイレポート
 さらに本作には,ARカードを用いた仕掛けも用意されている。これは,各キャラのイラストがデザインされた「ARおドールカード」を,ニンテンドー3DS本体のARカメラモードで撮影することで,そのキャラの3Dモデルがカードに乗っているかのように表示されるというもの。
 さらに,2枚のカードを向かい合わせにした状態でAボタンを押すことで,カード上のキャラ達がバトルを繰り広げるのだ。
 なお桜井氏自ら,この要素をTwitpic上で簡単に紹介している(12)。スクリーンショットも掲載されているので,関心を持った人はぜひ確認しておこう。

画像集#013のサムネイル/[E3 2011]初披露のステージに加え,最大6人での対戦機能やARカードを用いた仕掛けも体験できた!「新・光神話 パルテナの鏡」プレイレポート
 今回,E3会場で本作を試遊した人に対し,このARおドールカードがプレゼントされていた。Twitterでの桜井氏のコメントによれば,今後もさまざまな形でカードの配布を計画しているとのことだ。

 昨年のE3 2010で,ニンテンドー3DS本体の初披露と同時に開発が発表された「新・光神話 パルテナの鏡」。あれから約1年が経ち,2011年内の発売に向けて開発作業はいよいよ大詰めを迎えているようだ。
 また今回のE3では,本作に次ぐ桜井氏の次回作として,「大乱闘スマッシュブラザーズ」のWii U版およびニンテンドー3DS版の開発もアナウンスされている。ファンにとってたまらないタイトルを次々と手がける桜井氏の今後の動向に,注目したいところだ。

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