古今東西の3rdプレイヤーがお台場に集結。「ストリートファイターIII 3rd STRIKE」5on5トーナメント「第13回 クーペレーションカップ」フォトレポート

■「2015 プレクーペレーションカップ」
優勝：「黒帯」
ミモラ選手（まこと），トミナガ選手（まこと），チャンス選手（まこと），ボス選手（まこと），KO選手（まこと）
準優勝：「発ッケイ！」
おりゅ選手（春麗），もち選手（春麗），ラオウ選手（春麗），白黒選手（春麗），てっち選手（春麗）

■「第13回 クーペレーションカップ」
優勝：「マスターコース」
ゲームセンター嵐選手（豪鬼），キャベツ選手（ケン），ラオウ選手（春麗），にっと選手（ユン）， 力丸選手（春麗）
準優勝：「モリカワ軍団」
MOV選手（春麗），かし選手（ケン），モリカワ選手（ケン），もと選手（ユン），なめろう選手（ユン）

昨年に続き本大会の会場となった「東京レジャーランド パレットタウン店」

「クーペレーションカップ」公式サイト

「2015 プレクーペレーションカップ」再生リスト

「第13回 クーペレーションカップ」再生リスト

前夜祭「2015 プレクーペレーションカップ」

優勝候補の一つ，ユンの同キャラ5人チームの「ループ・ザ・ループ」があえなく予選落ち。前回準優勝チーム「ピザビースト軍団」も予選落ちとという波乱の展開

5on5の大会に2人で参戦となった「ツーヘッドドラゴン」のヌキ選手（左）とMOV選手（右）。5人vs.2人の圧倒的戦力差は最強キャラの春麗をもってしても厳しく，無念の敗退

「ツーヘッドドラゴン」と同じ春麗同キャラチームの「発ッケイ！」。おりゅ選手がヌキ＆MOV選手を連破。3年間無敗だった彼らに対する反撃ののろしとなった

チームメンバーのもち選手と抱き合うおりゅ選手。この日のために2人で1年間やり込み続けたという

「ツーヘッドドラゴン」を倒し流れに乗るおりゅ選手だったが，関西のベテランプレイヤー，豪鬼同キャラチーム「豪快」のネコノヒ選手の前に敗れ去る

この試合に勝てば1位抜け，負けたら2位抜けとなってしまう重要な一戦に挑む，「発ッケイ！」のもち選手

人数の関係で，戦う前から予選落ちが決定してしまったヌキ選手。しかし，最後の一戦ではブロッキングから近距離立ち弱Pキャンセル鳳翼扇という流石の技を披露して勝利。昨年度覇者としてのプライドを見せつけた

決勝トーナメントがスタート。春麗5人チーム「そう，Chun-Liならね」の紅一点，アサヒ選手が，この大舞台で見事勝利

まこと同キャラチーム「黒帯」。キャラ特性的にもチームメンバー的にも，今大会もっとも「危険な」チームとなった

決勝トーナメントへ駒を進めただけでも偉業と言っても良い，ネクロ5人チーム「ネクロ5」。「発ッケイ！」の先鋒に追い込まれるも，大将のネクロ神こと杉山選手が意地を見せ，5タテを阻止。この日一番の声援を受けていた

その杉山選手を撃破したのはベテラン・ラオウ選手。若手メンバーを出すことなく，「発ッケイ！」がトーナメントを勝ち上がる

悲願の決勝トーナメント初進出となったリュウ同キャラチーム「零林火山」

「零林火山」の大黒柱的存在である，電刃波動拳マスターのくに選手。自他共に認める最強のリュウ使いだ

「零林火山」を迎え撃つは，アレックス同キャラチーム「特上五人前（KSK抜き）」。予選ではアレックス神と評される元気選手が活躍したが，この試合ではサクラダ選手（写真中央）が大爆発。相手大将まで一気に倒しきった

まこと5人vs.春麗5人による決勝戦。「黒帯」内でも1，2を争う攻撃力を持つトミナガ選手が覚醒し，春麗チームの4人を一瞬で倒してしまった

「発ッケイ！」の大将であるおりゅ選手は一矢報いたものの，チャンス選手がストッパーとなって「黒帯」が勝利。「2015 プレクーペレーションカップ」優勝は，まこと同キャラチーム「黒帯」に決定した

「第13回 クーペレーションカップ」

総師範KSK選手など，歴代の著名プレイヤーも多数参戦した「第13回 クーペレーションカップ」。そのためか，どことなく同窓会的な雰囲気も

「ヴァンパイア」シリーズで活躍するプレイヤー同士で組んだチームも。大規模大会の雰囲気をエンジョイしていたようだ

会場には野試合台コーナーも設置されていた。写真の通り，常時フル稼働状態だった

配信用の解説席では，大会出場選手が入れ替わりで解説を担当

予選で最も盛り上がった組み合わせの一つである，優勝候補筆頭「K.Oファミリー」と東海エリアの「オーバーキル田中の青春」の一戦。こくじん選手が相手チームを大将まで追い詰めるも，最強ユン使いと名高いやっくん選手がこれを土俵際で阻止。目の肥えたギャラリーをも唸らせる激戦が繰り広げられた

ヌキ選手率いる「だんご三兄弟 〜Forever〜」vs.「(^q^)＜エンジョイ勢ですがナニか？」による強豪同士の一戦。プレクーペレーションカップでも活躍したトミナガ選手が大ブレイクし，相手チームの大将まで一気に抜き去る結果に

予選にて，優勝候補筆頭チームの「K.Oファミリー」に逆4タテを食らわせたアレックス使い・Genki選手。去年のクーペでも圧倒的な存在感を見せており，"全一アレックス"と名高いトッププレイヤーだ

今大会のダークホース的存在となったストIVの強豪・キャベツ選手。この日のため，チームメンバーのゲームセンター嵐選手と共に1年間やり込んできたという

チーム「勧善懲悪」のヤン使い・ふろ選手。試合の展開が早いヤンの特性を上手く生かし，相手に考える暇を与えず，そのまま倒し切ってしまう場面が多く見られた

予選ではトミナガ選手の活躍が目立った「 (^q^)＜エンジョイ勢ですがナニか？」だが，決勝トーナメントではアイク選手（ダッドリー）が本領を発揮。圧倒的な暴力で相手を蹴散らし，その後をボス選手（ケン）が冷静沈着にトドメを刺していく

名古屋勢「団地妻さゆり」のキタガワ選手（写真上）と対峙する，関東勢「モリカワ軍団」のかし選手（写真下）。“最強ケン決定戦”がここに勃発

かし選手を倒して勢いに乗るキタガワ選手だったが，「モリカワ軍団」大将・MOV選手（春麗）が首の皮一枚を残して撃退。チームを決勝戦へ導いた

「勧善懲悪」と「マスターコース」の試合では，バーチャファイターの著名プレイヤーであるゲームセンター嵐選手が1年間の猛烈なやり込みを発揮。大事な局面で2人抜きを決め，チームの勝利に大きく貢献した

勢い付くゲームセンター嵐選手を紙一重で止め，次の試合を静かに待つくに選手。この時点で勝負は中堅vs.中堅，完全に五分の状態だ

先に大将・力丸選手（写真上）を引っ張り出された「マスターコース」。しかしここはきっちり取り返し，戦いはマッチ選手（写真下）との大将戦へ

チームメンバー全員の想いを背負った大将戦。しかしそのプレッシャーを感じさせない立ち回りで，力丸選手が貫禄の勝利。「マスターコース」が決勝戦へ駒を進めた。写真右は力丸選手の試合で感動し，準決勝の時点で涙してしまうゲームセンター嵐選手

もう一つの準決勝は「モリカワ軍団」vs.「 (^q^)＜エンジョイ勢ですがナニか？」の試合。例によって一進一退の攻防が続く

先に大将・MOV選手を引っ張り出されてしまった「モリカワ軍団」。しかしMOV選手が完璧なプレイでボス選手・ミモラ選手を続けて撃破。決勝へと駒を進めた

決勝戦に残ったのは，古くからの3rd勢である力丸選手・ラオウ選手・にっと選手に，他のタイトルで活躍するキャベツ選手・ゲームセンター嵐選手を加えた「マスターコース」（写真上）と，3rd界の頂点・MOV選手率いる「モリカワ軍団」（写真下）。チーム名にもなっているモリカワ選手は「CAPCOM VS. SNK 2」の実力者で，もと選手はKOFの強豪プレイヤー。どちらのチームも，他タイトルのプレイヤーをチームに組み込んでいるのがおもしろい

先鋒戦は「マスターコース」ラオウ選手（写真上）と「モリカワ軍団」なめろう選手（写真下）の組み合わせ

先鋒戦を勝利したラオウ選手と，先の試合で活躍したゲームセンター嵐選手を倒し，チームに流れをもたらすもと選手

次鋒のキャベツ選手（ケン）が，同じく次鋒のもと選手に勝利。ここからキャベツ選手の暴走が始まる

キャベツ選手が繰り出す大胆なプレイに「モリカワ軍団」が次々と敗北。最強ケン使いとされるかし選手ですら，対戦前に考え込んでしまうほど

その勢いは止まることを知らず，遂には大将・MOV選手まで飲み込んでしまった。結果キャベツ選手の4連勝で「マスターコース」が優勝を勝ち取った

「クーペレーションカップ」公式サイト