「FFT」松野泰己氏の関わる新作タクティカルRPG「Unsung Story: Tale of the Guardians」がKickstarterに登録される

　「ファイナルファンタジータクティクス」や「ベイグラントストーリー」で知られる松野泰己氏の関わる新作タクティカルRPG「Unsung Story: Tale of the Guardians」が，Kickstarterに登録された。

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　これに合わせてゲームの概要も公開されており，本作はiOSおよびAndroid搭載モバイル端末向けに2015年7月のリリースを目指してPlaydekが開発中。さらにKickstarterでの企画が成功すれば，PCやMacに移植されるほか，ストレッチゴールの達成次第ではPlayStation Vita/ニンテンドー3DS版も開発されるようだ。


　ゲームの舞台は，大公国と帝国の2か国が77年にわたって戦争を続けている「Rasfalia」というファンタジー世界で，プレイヤーは研究者となってさまざまな過去について研究しつつ，“名もなき英雄”達が活躍した情景を思い描いていくという内容になっている。登場するユニットやその構成はエピソードごとに異なり，プレイヤーの選択次第で後々ストーリーの展開が変化していくという。


　マップは3Dのグラフィックスで描かれるが，戦闘は「ファイナルファンタジータクティクス」や「オウガバトル」シリーズのターン制バトルを色濃く受け継いだシステムを基本としたものになる様子だ。「Noble」や「Pioneer」といったプロフェッション（職業）には，さらに複数のクラスが用意されるとのことで，戦況に応じて別のクラスに変更できるという“クラスシステム”も注目の要素となっている。

　本作の世界やストーリーの設定には松野泰己氏が関わっており，また，松野氏によるプロジェクトにサウンドクリエイターとして多く携わった崎元 仁氏が「Unsung Story」にも楽曲を提供するという。

　Kickstarterの企画ページにスクリーンショットは未掲載のため，開発は初期の段階だと思われるが，投資の公募期限となっている2014年2月14日まで約30日ある現時点ですでに目標額60万ドルの4分の1に達しており，欧米のファンによる期待値の高さがうかがえる。

　なお，本作は日本語化もされるとのことだ。

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