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韓国でホラーゲームと言えば,必ず名前が挙がる人気作だという「WhiteDay」は,2001年に韓国で発売された。2015年には「White Day:学校という名の迷宮」としてスマートフォン向け(iOS / Android)にリメイクされており,2017年3月14日にPlayStation 4版とPC(Steam)版の配信も予定されている。
「WhiteDay」シリーズの最新作となるのが,PS VR対応のSwan Songである。今回,開発元ROI GAMESのCEOを務めるLee Won Sool氏と,同Vice PresidentのJeon Myeng Jin氏,そして1人の女性に話を聞くことができた。なぜ女性が同席していたのか,その理由は記事を読んで確認してほしい。
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プレイヤーの行動が女の子6人の運命を決める
最初に「なぜPS VR対応タイトルとして,Swan Songを制作したのか」と尋ねてみた。Lee Won Sool氏によれば,VRは恋愛ゲームやホラーゲームに適しており,WhiteDayがその両方の要素を持っていることから,最適だと考えたそうだ。
また,日本ではあまり知られていないものの,実はヨーロッパをはじめとする海外ファンも多いという。PS VR対応を決めたのも,グローバルな人気を踏まえたうえでのことだという。
そんな本作は,学校に閉じ込められた主人公の男子(プレイヤー)と女子達が,一緒に脱出するという内容だ。登場する女の子は6人で,それぞれのキャラクターに焦点を当てた6人分のエンディングもあるという。
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また,PS VRでプレイするときの疲労感を考慮し,いくつかのステージで構成されているとのこと。そして,各ステージには必ず女の子が1人だけ登場するが,誰に会うかはプレイヤーが決められるそうだ。
プレイヤーに選ばれなかった女の子がどうなるか。そこはホラーのお約束となりそうだが,果たして……。ちなみに,ステージ中に存在する“物”に触れると,ほかのステージに影響することがあるという。これにより,物語の展開が変化することもある。
Lee Won Sool氏は「何回もプレイして,真のエンディングを探すのが面白い」と話していたので,もしかすると全員が無事に脱出できるエンディングも存在するのかもしれない。
さて,そんな守るべき女の子達はフェイスキャプチャやモーションキャプチャを駆使して制作されており,リアリティのある表情や動きを披露してくれるらしい。実は,インタビューに同席していた女性が,そのモデルとなった一人だったのだ。
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ちなみに,冒頭で触れた「White Day:学校という名の迷宮」のスマートフォン版は,現在,日本のストアページから見られない状態だが,今年12月に日本語に完全ローカライズされたものが配信予定だという。日本の声優を起用し,さらに学校の制服もローカライズされているほどのこだわりようだとか。
そうなると気になるのが,ローカライズされたPS4版の日本発売だ。その点については,スマートフォン版と同様のローカライズ作業が必要になるため,少し時間がかかるかもしれないとのことである。
そして,肝心のSwan Songの発売時期は,当初,2016年下半期としていたものの,現在は2017年上半期,夏前には出したいという。Lee Won Sool氏によると,VRが始まったばかりで,いろいろと試行錯誤をしている段階だそう。VRに挑戦するどのメーカーも,なかなか予定どおりにはいかないようだと話していた。
なお,日本での発売については,日本のパブリッシャから打診があったとのこと。まだ何も決まっていないらしいが,Lee Won Sool氏は「ホラー要素と美少女は,日本で好まれるのではないかと」と日本市場に期待を寄せていた。
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VR×怪談系ホラー=恐怖がヤバイ
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デモ版は,ホワイトデーの前日(3月13日),女の子にキャンディを渡すため,夜の学校で待ち合わせたものの,主人公が寝てしまったのか,悪夢を見てしまう場面からスタートする。
その後,学校に来た女の子と会話をいくつか交わして学校を出ようとするのだが……。そこから不気味な現象が,主人公達を襲う。何が起きているのか分からないまま,暗い学校の中を進んでいくと,学校の管理人だという男に遭遇。そして,なぜか殺されそうになる。
男からなんとか逃げ切って安心したものの,本当の恐怖はここから……といったところだ。これ以降の展開については伏せておこう。
突然,音もなく背後に現れた“何か”に対して,能動的に視線を動かして“見てしまう”行為は,“見せられる”ときよりも,驚きがあるようだ。それがVRで表現されたときの臨場感と衝撃は,結構なものだ。思わず「ヤバイ!」とでも言いたくなる。
VR HMDを使わずに遊ぶホラーゲームだと,どこか客観的な立場で見られるのだが,VRで主観視点となると「こんなに違うものか」と心を揺さぶられる。
しかも,夜の学校というシチュエーションにより,そこで描かれるオブジェクトのリアリティ,そして不気味さがより高まっていると思えた。
それにしても,可愛らしい女の子があんな目に遭うなんて……。Swan SongはVRホラーと恋愛の要素を組み合わせた作品だが,あの状態から恋愛に発展するのだろうか。もっとも,イベントのデモだからこその演出で,製品版ではちゃんと女の子を守りきれるのかもしれない。ホワイトデーを無事に迎えられることを祈りたいところだ。
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