［CJ2018］宇宙空間で艦隊戦を繰り広げる「Fringe Wars」がプレイアブル出展。Xbox OneとPCでのリリース予定も

　中国・上海で開催されたゲームショウ「ChinaJoy 2018」のSony Interactive Entertainmentブースに，ThinkingStarsが開発中の「Fringe Wars」（PC/PlayStation 4/Xbox One）がプレイアブル出展されていた。4Gamerは昨年の東京ゲームショウ2017で，本作の取材記事を掲載しているが，今回はせっかくのプレイアブル出展ということで直撮りムービーを用意してみた。


　あらためて説明すると，本作は宇宙空間の艦隊戦をテーマにしたTPSである。プレイヤーは，偵察機/護衛機/巡洋艦/駆逐艦/戦列艦の5ジャンルに大別された艦船を操り，ド派手なバトルを繰り広げる。また，ゲームプレイで得たお金を使い，砲台やエンジンなどのカスタマイズも可能だ。


　取材でムービーを収録するにあたり，ブースにいたスタッフにどのタイプが良いか聞かれたので，「いちばんすごいやつ！」と即答すると，ニヤリと笑って戦列艦をチョイス。
　収録しているのは，“木星の環”のようなステージで，陣取り合戦ライクな対人戦を行うというもの。プレイヤーが操作する戦列艦は動きが緩慢なものの，高い耐久力と火力を誇る。指定ポイントに向かいキャプチャーを試みると，それを発見した敵対プレイヤーが阻止しようと攻撃を繰り出すものの，タフな戦列艦はちょっとやそっとじゃびくともしない。複数の敵艦に撃たれまくりながらも，悠々と迎撃していく。
　そんななか，自分と同等クラスのが登場。このときは，鉄の塊同士のぶつかり合いといった感じで，大迫力であった。



　もちろん，各艦船にはそれぞれの長所があり，ゲームモードやチーム内の役割分担を踏まえた戦術にそって使用する船を決める。もちろん，単に好みで選んでしまってもいいだろう。
　ゴツゴツした艦船のデザインは文句なしに格好よく，これらを自在にカスタマイズするというのは，SF/メカ好きにはたまらなさそうだ。
　ちなみに，ChinaJoy 2018のSIEブースでは，同じ宇宙空間を舞台にしたゲームの「Project Boundary」も出展されており，「こちら」に掲載した動画と見比べてみるのも面白いかもしれない。

左から開発総括のZhang Ping Wen氏，プロデューサーのXu Hai Fong氏

　今回話を聞いたスタッフによると，扱うテーマがテーマなだけに，中国のみならず欧米圏に向けたアプローチも積極的に行っているという。また発売時期は依然として未定ながらも，PlayStation 4に加え，Xbox OneやPC（Steam）でのリリースも決定したとのことだ。現在，本作の公式サイトでは，3種類のPVなどが公開されており，こちらも見応えたっぷり。プレイムービーで興味を持った人は，あわせてチェックしてほしい。

「Fringe Wars」公式サイト

4Gamer「ChinaJoy 2018」記事一覧