「VCT Masters」，ZETA DIVISIONは惜しくも3位に。OpTic GamingがLOUDを下して優勝

　アイスランドのレイキャビクで開催された「VALORANT」の世界大会「2022 VALORANT Champions Tour Stage 1 Masters」。ZETA DIVISIONが日本のeスポーツ史上に残る活躍を残した本大会は，OpTic Gamingの優勝で幕を閉じた。


　ZETA DIVISIONは4月24日2：00からのLowerトーナメント決勝で，OpTic Gamingと対戦した。ルールはこれまでと異なりBO5（3本先取）だ。ZETA DIVISIONは1マップ目のヘイブンでは序盤にリードする展開だったものの，オーバータイムの末に敗北。2マップ目，3マップ目も苦しい戦いが続き，ここで敗退となった。

都内某所で行われたパブリックビューイング。日本の深夜にもかかわらず，抽選で選ばれた約200名のファンが応援に駆け付けた

　4月25日2：00から行われたグランドファイナルではLowerトーナメントを勝ち抜いたOptic Gamingと，ここまで無敗のLOUDが対戦。Upperトーナメント決勝と同じ組み合わせとなったが，ふたを開けてみるとOpTic Gamingがストレート勝ちという展開に。Upperトーナメント決勝での雪辱を果たし，「VCT Masters Stage 1」の優勝の栄冠を手にした。


　惜しくも3位という結果に終わったが，世界にその強さを見せつけ，名前を轟かせたZETA DIVISIONは，賞金8万5000ドルと400のサーキットポイント^※を獲得した。次なる大会での活躍にも大きな注目が集まるだろう。

※VALORANT Championsの出場に必要なポイント。VCTでの成績に応じてポイントが与えられ，各地域で最多のサーキットポイントを得たチームがChampionsへと出場する。

「VALORANT」公式サイト