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印刷2021/05/24 21:17

プレイレポート

ボールをぶつけて戦う「Knockout City」プレイレポート。ドッジボール? ノンノン,“ドッジブロウル”だ!

 エレクトロニック・アーツが2021年5月21日にリリースした,ドッジボールならぬ“ドッジブロウル”ゲーム「Knockout City」PC / PS4 / Xbox One / Nintendo Switch)。銃で撃ったり,剣で斬ったり,拳(こぶし)で分からせたりする対戦ゲームが多いなか,「Knockout City」はボールで相手をぶっ飛ばすというタイトルだ。そんな本作のプレイレポートをお届けしよう。

画像集#001のサムネイル/ボールをぶつけて戦う「Knockout City」プレイレポート。ドッジボール? ノンノン,“ドッジブロウル”だ!

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 Electronic Artsは2021年5月21日,ドッジボールゲーム「Knockout City」をリリースした。街中でハチャメチャなドッジボールが楽しめる本作は,クロスプレイに対応する対戦ゲームだ。なお日本時間5月30日21:00まで,全プラットフォーム向けに製品版の無料トライアルが実施されている。

[2021/05/24 11:53]

 普通のドッジボールと言えば,四角いコートで味方と敵に分かれ,コートの中にいる(内野)相手プレイヤーにボールを当てれば退場(外野行き)となり,内野プレイヤーを全員退場させれば勝ち,というのがオーソドックスなルール(のはず)だ。
 Knockout Cityの“ドッジブロウル”(綴りはbrawlで,乱闘という意味)にはコートという概念はなく,共通点と言えば「ボールを相手にぶつける」ことくらい。普通のドッジボールはひとつのボールを投げあうが,本作にはボールが複数個あり,高低差や障害物があるマップで,いかに相手にボールをぶつけ,ノックアウトするかが本作の基本的なゲームプレイだ。ドッジボールをベースに,シンプルかつ簡単操作で楽しめつつ,スピーディで奥深いゲーム性となっている。クロスプラットフォームプレイに対応しており,機種を問わず,友達と一緒に遊べる。


とにかく相手にボールをぶつければ勝ち


 本作にはいろいろと勝利条件の違うマッチが用意されているが,ここでは基本的なルールとなる「チームKO(ノックアウト)」を紹介する。なお,今回はPC版を使ってプレイしたので,操作方法などはPC版に準じた表記となっている。

画像集#002のサムネイル/ボールをぶつけて戦う「Knockout City」プレイレポート。ドッジボール? ノンノン,“ドッジブロウル”だ!

 チームKOは3対3に分かれて,相手を10回ノックアウトすれば勝ちというルール。試合時間は1ラウンド5分で,3ラウンド中2ラウンドを先取したほうが勝利だ。なお,相手をノックアウトするにはボールを2回ぶつける必要がある。もちろん顔面セーフなどの慈悲はないので,容赦なくぶつけてOKだ。
 ボールをぶつける方法はマップ内にあるボールを拾い,相手に向かって投げる(左クリック)だけ。ボールは相手を自動で追尾するが,投げつけられた相手はボールをキャッチ(右クリック)して防ぐこともできるし,「回避」(左ctrl)で避けることもできる。ただ適当にボールを投げればぶつけられるわけではないのが肝だ。以下で各操作を説明しよう。

画像集#005のサムネイル/ボールをぶつけて戦う「Knockout City」プレイレポート。ドッジボール? ノンノン,“ドッジブロウル”だ!

・ボールを投げる(左クリック)

 ボールはフリーになっている状態で接触すれば自動で拾える。ボールは左クリックで投げるのだが,左クリックを長押しでチャージでき,その状態で左クリックを放すと高速でボールを投げつけることが可能だ。
 また,[E]キーを押してボールを投げつけるとカーブボール,[Q]キーを押して投げるとロブボール(上に弧を描く)になる。

・ボールのキャッチ(右クリック)

 向かってくるボールの方向を向いてタイミングよく右クリックすることでキャッチできる。「ボールの方向を向いて」と書いたが,これがなかなか広く前方160度くらいであればキャッチ可能だ。キャッチモーションには隙があるため,連続でキャッチはできない。
 完璧なタイミングでキャッチするとボールは「オーバーチャージ」状態になり,普通にチャージするより高速で投げつけられる。

画像集#007のサムネイル/ボールをぶつけて戦う「Knockout City」プレイレポート。ドッジボール? ノンノン,“ドッジブロウル”だ!

・回避とタックル(左ctrl)

 [左ctrl]キーを押すことで回避を出せる。これは文字通り,相手が投げた自動で追尾してくるボールを避けることができるもの。
 なお,この回避モーションを相手に向けて使うとタックルが可能だ。相手を吹き飛ばしつつボールを奪える技なので意識しておきたい。

・パス(ミドルマウスボタン)

 説明するまでもない要素だが,味方に自分の持っているボールをパスする機能である。ただ,パスには前述したチャージを一段階強化した「オーバーチャージ」状態にする効果があり,速攻を決めやすい。ちなみにパスした味方がすでにボールを持っていた場合,ボールはオーバーチャージ状態になって自分の手元に戻ってくる。

・ボールフォーム(左Alt)

 自らがボールとなる「ボールフォーム」。この状態で味方に投げてもらい相手にぶつければ1発ノックアウトでとても強い……が,当然キャッチされることも。キャッチされればそのまま場外に投げられてしまう(場外はKO判定)ので,諸刃の剣だ。
 なお,マックスチャージ状態だと,天高く投げたあとに地面に着弾し,爆風で相手をKOする技が繰り出せる。ボールが手元にないときなどは,とりあえずボールフォームになって投げてもらうのも手だ。

・ジャンプ(Space)

 ジャンプに関しては特に説明不要だと思うが,[E]キーのスピンや[Q]キーのフリックはジャンプ中に使うと少しだけ高くジャンプできる。また,ジャンプ中にもう1度[Space]キーを押すと,空を滑空するグライダーが使用できる。


 以上が基本の操作になる。正面からただボールをぶつけようとしても防ぐ手段があるので,なかなかぶつけられない。そのため,白熱したゲームプレイが生まれるのだ。
 速いボールはそれだけキャッチしづらくなるが,かといって速いボールばかり投げているとタイミングを取られ,逆にキャッチされやすくなる。まったくチャージされてないボールの方が当たる時もあるのが面白い。
 味方とタイミングを合わせて同時に投げたり,敵の背後からボールを投げつけたりするのが有効で,どれだけ味方と連携できるかが勝負を決める。

 チームKOモードではマッチ開始時に「スペシャルボール」がランダムで決まる。このスペシャルボールは特殊な効果を持っているボールで,これがゲームプレイにアクセントをつけている。同じマップの試合でもスペシャルボールが違えば展開も変わる。

●スペシャルボール

画像集#006のサムネイル/ボールをぶつけて戦う「Knockout City」プレイレポート。ドッジボール? ノンノン,“ドッジブロウル”だ!

・ケージボール

 相手にぶつけるとケージに捕らえるボール。ぶつけても相手にダメージはないが,ぶつけられた相手は一定時間動けない上に,ボールとして投げられてしまう。捕獲して場外に放り出すのが,ケージボールでの基本だ。

・ボムボール

 拾った直後からカウントダウンが始まり,一定時間たつと爆発するボール。爆発は敵味方関係なく範囲内に居ればダメージを受ける。爆発する直前に相手に投げつけると,キャッチされてもダメージは与えられる。ただし,タイミングが早いと投げ返されるので気をつけよう。

画像集#008のサムネイル/ボールをぶつけて戦う「Knockout City」プレイレポート。ドッジボール? ノンノン,“ドッジブロウル”だ!

・スナイパーボール

 遠距離から相手をロックオンできるボールだ。フルチャージ状態で完全にロックオンしてしまえば,すさまじい速さでボールを投げつけられる。

・マルチボール

 ひとつで3つ分のボールを保持できる。味方にパスして1つずつ持ってもいいし,立て続けに3つ投げつけるのもありだ。

・ムーンボール

 持っていると月面のような低重力感を味わえるボール。ふわっと高くジャンプできるようになる。相手にぶつけるとふわっと高く吹き飛んでいく。


 これらのスペシャルボールと通常のボール,そしてボールフォームを駆使してボールの応酬を繰り広げる。キャッチされれば当然相手がそのボールを投げてくるので,一方的に有利なわけではないのが本作の特徴だろう。攻撃と防御は表裏一体になっている。
 相手の渾身のボールをキャッチしたときや,うまくボールをぶつけたときの爽快さは抜群だ。

画像集#004のサムネイル/ボールをぶつけて戦う「Knockout City」プレイレポート。ドッジボール? ノンノン,“ドッジブロウル”だ!

 今回紹介したチームKO以外にも相手をKOしてダイヤを集める「ダイヤモンドダッシュ」や,すべてのスペシャルボールが登場する「パーティーチームKO」,そして1対1で戦う「対決」などが用意されている。また,5月26日からはいわゆるランク戦である「リーグプレイ」も開始する。
 「Knockout City」は現在ブロック・パーティーが開催されており,日本時間の5月30日21:00までは無料で製品版が遊べるので,この機会にぜひ試してみてほしい。

画像集#003のサムネイル/ボールをぶつけて戦う「Knockout City」プレイレポート。ドッジボール? ノンノン,“ドッジブロウル”だ!

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