![]() |
サービス開始以来,PvPvE(エクストラクション型)体験を前面に押し出してきた「Marathon」だが,このジャンルにはありがちといえる,高すぎる難度による新規プレイヤーの離脱や,今後の展開に対するコミュニティの不安などから苦戦を強いられていた。
数多くのフィードバックや人口維持の課題を受け,開発チームは従来の尖ったコンセプトから,より多くのゲーマーが楽しめる総合的なサバイバル体験へと大幅な軌道修正を決断したという。
![]() |
![]() |
公開されたロードマップでは,まず2026年10月初旬に進行状況や報酬システムを刷新する「Nightfall Refresh」を実施予定であることを紹介。ここでは,従来の厳格な「シーズン制」による定期アップデートスケジュールを撤回することが明記された。
カレンダーの期日に縛られる開発から,内容の規模やチームの持続可能性を優先した柔軟な配信ペースを取る体制へと切り替え,プレイヤーからの失われた信頼の回復と,QoL(快適性)の改善を図る狙いが見て取れる。
続く2026年12月には大型アップデート「Symbiosis」が配信される。ほかのプレイヤーからの襲撃を気にせず探索や試行錯誤に専念できる本作初の「常設PvEモード」に加え,手軽に戦闘を楽しめる「チームデスマッチモード」が導入される。
さらに,初期エリア「Perimeter」のビジュアル刷新や巨大ボス「Tick Queen」の追加,機動力と強烈な近接攻撃力を兼ね備えたロボットサムライ型の新シェル「Bishop」の実装,射撃場を備えたソーシャルスペースの導入など,ライト層の定着を意識した手厚い施策が盛り込まれるという。
![]() |
![]() |
そして2027年3月には,これらすべての要素を統合する大規模アップデート「Marathon’s Evolution」が控えている。PvE,PvP,PvPvEがシームレスに連動するシステムが完成するほか,完全新規ゾーンの追加,かつてのオリジナルシリーズに登場した「フォアー(Pfhor)」を含む新たな敵勢力の参戦,そしてシェルの進行・カスタマイズシステムの刷新が行われる予定だ。
PvPvE型エクストラクションシューターとしての尖った魅力とプレイヤー人口の拡大という相反する課題に直面し,大規模な路線変更を選択したBungie。今後半年ほどで進める大胆な舵取りは,過酷なライブサービス市場においてコミュニティとの信頼関係を再構築するための切実な挑戦ともいえるだろう。
ゲームの根幹に関わる大きな変革を経て,2027年に向けて再起を懸ける「Marathon」がどのような進化を遂げていくのか,その動向に注目したい。
![]() |
— Marathon (@MarathonTheGame) September 24, 2026
























