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Wargamingが2026年5月26日にリリースした「World of Tanks: HEAT」(PC / PS5 / XBOX Series X|S 以下,HEAT)は,“戦車系ヒーローシューター”をうたう基本プレイ無料の対戦シューターだ。
プレイヤーは「エージェント」と呼ばれる戦闘車両のドライバーとなり,個性豊かな戦車に乗り込んで,相手チームとの激しいバトルに挑んでいく。
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本作は,Wargamingが運営する「World of Tanks」(以下,WoT)の名を冠しているが,新規の独立作品として開発されており,ルールも,プレイフィールも,登場する車両もまったく異なる。
そのため,今までWargamingの作品に触れる機会がなかった初心者はもちろん,「以前WoTを触ったことがある」というプレイヤーでも,意外とどうしたらいいか迷う場面が出てくるだろう。
そこで本稿では,HEATの基本情報と,本格的な対戦に入る前に知っておきたい知識やトピックを紹介していこう。戦場でヒーローになる前の,ウォーミングアップの手助けになれば幸いだ。
目次
主役はWoTの「第二次世界大戦の車両」から「エージェント」へ。よりお手軽に,スピーディーでド派手な戦闘を楽しめるのがHEATの戦場だ
まずはじめに,HEATの概要を簡単に説明しよう。冒頭でも触れたが,本作は戦闘車両を操りチームを組んで対戦相手の撃破を目指すアクションシューターだ。この部分はすでに根強い人気を持ち,長くサービスが続けられているWoTと同じである。
しかし,それ以外の部分は大きく異なる。硬派で骨太の戦車戦が軸となるWoTに対して,HEATはより気軽に参加でき,ゲームの展開もスピーディーで,ド派手なバトルが簡単に楽しめる作品に仕上がっている。
WoTが史実をベースにしたドキュメンタリー的な歴史映画だとするなら,HEATはエンタメ重視のアクション映画,といった感じだろうか。おそらく戦車そのものにそこまで興味がなくても(登場する車両を知らなくても),十分に楽しめるはずだ。
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とはいえWoTのDNAはしっかりと受け継いでおり,それは「敵車両の弱点を狙うほうが有利になる」というゲームシステムに表れている。
一般的なFPSやTPSでは,相手が人間なら弱点は頭が多くヘッドショットを狙うことで有利に進められるが,それと同じようにHEATの車両にも弱点が設定されており,それを的確に狙うことで,敵の撃破が容易になる仕組みだ。
ただし車両の弱点は,人間の頭のように分かりやすい場所とは限らないし,装甲が分厚い場所は砲弾が弾かれる。それに相手側もなるべく撃たれないように立ち回るため,それをどう突き崩すかが重要な駆け引きになるというわけだ。
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なお,射撃時には画面上に「貫通インジケーター」が表示され,狙った場所が緑色なら敵にダメージを与えられる可能性が高く,逆に赤色ならばノーダメージ(非貫通)になってしまうことが,視覚的に把握できる。最初からすべての車両の特性を理解するのは難しいので,まずはこのインジケーターを参考にして攻撃するといいだろう。
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また,基本的な操作方法も人間を主役にしたシューターとは異なり,前進,後退,左右への旋回,一時的な加速(ブースト)が軸だ。人間的なジャンプやステップといった瞬間的な移動は用意されておらず,メインの攻撃である戦車の主砲も機関砲などの特別なタイプを除けば,数秒に1回程度しか発射できない。ゲームのテンポそのものは決して遅くないが,主役(車両)の挙動はそれなりの重量感を持っている,と言えるだろう。
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一方で,それ以外の要素は“ガチガチのリアル”というわけではない。例えば,減った車両の体力はアイテムを使うなどすればその場で回復できるし,自分の車両がやられてしまっても,マッチが続く限りは何度でもリスポーンできる。
攻撃方法も主砲だけでなく,ブーストを使って高速で体当たりしたり,上空の航空機からレーザーを照射したりと,ケレン味あふれる派手なものも少なくない。
また「ヒーローシューター」というジャンルのとおり,複数のロールに分かれたキャラと車両を操り,役割を分担して仲間と協力して戦っていく戦術性の高さも魅力と言えるだろう。
タイトルにはWoTの名があるが,経験者もあえてそのことは一度脇に置いておき,新たな対戦ゲームとして楽しむ。そういった認識を持って,まずは触ってみるのがオススメだ。
4つのゲームモードを把握し,戦いで優位に立とう。最大20人での対戦になる「コンクエスト」は,拠点確保が重要になる大規模戦闘だ
本作には4つのゲームモードが用意されており,それぞれ違ったルールで勝利を目指す。一度覚えれば,どのマッチに参加しても対応できるようになるので,それぞれ説明していこう。
・キル・コンファーム
「キル・コンファーム」を一言で表せば,シンプルなデスマッチモードだ。5対5でマッチを開始し,相手車両の撃破を目指す。基本的には1キルが1ポイントに相当し,25ポイントを先取したチームが勝利となる。
ただし本ルールは「トークン」が重要な役割を果たしており,キルがそのままポイントにつながるわけではない。倒した敵(あるいは倒された味方)はそれぞれトークンをドロップし,それを誰かが回収して,初めてポイントになる。言い方を変えれば,敵を倒してもトークンをゲットできないと勝利にはつながらないし,逆に味方が落としたトークンを自分のチームの誰かが回収できれば,無傷で済むということだ。
敵の撃破とトークンの回収を巡る戦いをどう制するか,これが勝敗を分ける要素になってくるはずだ。
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・ハードポイント
「ハードポイント」はキル・コンファームとは異なり,陣地の占領を目的とするモードだ。対戦人数は5対5で,陣地を確保しているとチームにポイントが加算されていく。勝利条件は,2000ポイントを先取すること。
ただし陣地は複数存在しているうえに,場所は固定されておらず,一定時間で新たな陣地が利用可能になり,古い陣地は順次破壊されていく。壊れた陣地ではポイントを獲得できなくなるし,何より近くにいるだけでダメージを食らうので,適切なタイミングで“陣地を渡り歩いていく”必要があるというわけだ。
味方と連携しつつ,状況を見定めて陣地の取捨選択をできるかが勝敗を決めると言えるだろう。
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・コントロール
「コントロール」はハードポイントと同じく陣取り合戦を行うが,ラウンド制を採用しているのが大きな違いだ。
参加人数は5対5で,陣地を確保しているときに加算されていくゲージを100%溜めることを目指す。ゲージを溜めきるとラウンド勝利となり,規定数のラウンドを先取したチームがマッチの勝者となる。1ラウンドの時間は短めだが,伯仲した場合はラウンド数が増えるので,結果的にプレイ時間が長めになることもある。
ハードポイントに近いルールだが,1ラウンドごとに状況がリセットされるので,陣地の占領状態や確保したポイントの大小を後に引きずらないという特徴がある。要するにあるラウンドで大勝しても,別のラウンドで有利になるわけではないので,しっかりとラウンドごとに気を引き締め直す必要があるだろう。
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・コンクエスト
「コンクエスト」は,ほかのルールとは違い,10対10の最大20人で対戦できる,本作で一番大規模な戦闘になるモードだ。
マップ自体も広大なものが用意され,敵と味方が激しく入り乱れるので,激戦は必至。終始派手な戦闘になることもあるが,味方との連携が重要なのは変わらない。双方の数が増えているので,周囲の状況をしっかりと把握しないといけない場面も少なくない。勝敗はハードポイントと同じくスコアで決定し,2000ポイント先取したチームが勝者となる。
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ルールは,ハードポイントやコントロールと同じ陣地の確保が基本になる。ただ,複数の陣地が常にアクティブ状態になっているので,ある陣地の確保のために激戦を繰り広げていたら,その間に手薄になった複数の陣地を取られていた……なんてこともある。
常にマップ上で戦況が大きく移り変わっていくので,敵味方双方の動きを確認しつつ,どう動いて戦っていくかが重要になるのが大きな特徴だ。
旗色が悪ければ早々に後退する,あるいは敵陣を攻めるにしてもきちんと味方とタイミングを合わせるなど,全体の数が多いだけに単独行動では状況の打破につながりにくい場合も多い。
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また,対戦中に発生する特殊なイベントは,なるべくクリアしておいたほうがいいものだ。これは「敵を一定数倒す」や「特定の陣地を占領する」などマッチの最中に提示される小目標で,これをクリアすると味方チームのスコアが加算されるなど,より有利な状況を作り出せる。対戦の状況から達成が難しいことも当然あるが,分かりやすい形でUIに表示されるので,いけそうなら一手間かける価値はあるはずだ。
コンクエストはマップが大きく参加車両が多いので,戦闘自体にお祭り感があり,個人的にもプレイしていて一番楽しいと感じるモードだった。マッチングの関係で常にプレイできるわけではないが,参加できた場合はぜひ全力で激しい戦場を満喫してもらいたい。
「ディフェンダー」「アタッカー」「スナイパー」に分かれたロールを理解し,戦場でチームを勝利に導こう
本作の戦場で活躍するのは戦車だが,それに並ぶ形で主役の座を担っているのが,「エージェント」たちだ。彼らは各車両のドライバーとして乗り込んでおり,さまざまな能力を発揮することで,戦場で大きな役割を果たす。
システム的にもまずエージェントを選び,その後に彼らが乗り込む車両を選ぶという形になっているので,主従関係としてはむしろこちらがメインともいえる。
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また,ジャンルがヒーローシューターになっていることから想像できるように,彼らには戦場で果たすべき「ロール」(役割)が設定されている。基本的にはそれに即した動きをするほど,大きく活躍できる。
なお,ゲーム開始時に選択できるのは「チョッパー」「ケント」「ハウンド」の3名のエージェントと,それぞれデフォルトに設定されている1台の車両だ。残りのキャラと車両はプレイを進めて,アンロックしていく必要がある。
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また先に解説しておくと,本作にはメインとなる「クイックマッチ」(PvPモード)以外に「遭遇戦」と「AI戦」そして「射撃場」が用意されている。遭遇戦はゲームの初回起動時にプレイすることになるチュートリアル,AI戦はCPUを相手に実戦形式で対戦を行うもので,最後の射撃場は指定したエージェントと車両を利用し,自由に射撃やスキルのテストができる場所だ。
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いきなりクイックマッチの戦場で経験を積むのも一つの手だが,射撃場でまずは車両の基本的な動きやスペックを確認し,その後AI戦で少し立ち回りを研究するという流れが個人的にはオススメだ。
どうするかはあくまで各プレイヤー次第だが,慣れないエージェントや車両ではどうしても結果がついてこないこともあるので,まずは対人戦以外で肩慣らしをしておくというのも,悪くない選択肢だ。
■エージェントと車両に用意されたスキルを整理する
各エージェントの解説をする前に,スキルについて簡単に整理しておこう。本作には主に「エージェントに用意されたスキル」と「車両に用意されたスキル」があり,戦闘では両方を活用しないと勝利はおぼつかない。
まずエージェント側のスキルだが,「究極アビリティー」と「特性」が存在し,それぞれ以下のような位置づけになっている。
究極アビリティー
戦闘を続けることでチャージされるゲージを溜めると,任意のタイミングで発動できるスキル。複数の敵に大ダメージを与えたり,指定したエリアに大きな被害を出すことができる“必殺技”のようなもの。高い効果がある反面,基本的にはチャージ時間が長く,連発はできない。
特性
エージェント本人に付与された,パッシブスキル。特に操作しなくても常に効果を発揮し続ける,エージェントの個性のようなもの。
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また車両側にも,「メインアビリティー」と「サブアビリティー」の2つのスキルが用意されている。こちらも任意のタイミングで発動できるが,使用には対戦中に徐々に回復していく「アビリティー・エネルギー」を消費するうえにクールダウンタイムもあるので,こちらも基本は連発できない。ここぞという場面で使うのが,戦果を挙げるコツとなる。
前述のように,各車両はエージェントに紐付く形で用意されている。つまり同じエージェントを使って車両を乗り換える場合は,究極アビリティーと特性はそのままに,車両に設定されたメインとサブのアビリティーが切り替わる形だ。
■ロール:ディフェンダー
名前から想像できるとおり,「ディフェンダー」は主に味方チームの盾や壁になるような存在だ。高い耐久力や防御力を活用し占領した拠点をなるべく長く維持したり,打たれ弱い味方に攻撃が集中したりしないように立ち回ることが求められる。
耐久力が高いとはいえ,孤立無援で複数相手にタコ殴りにされたり,味方の援護がない状態では,あっさりとやられてしまう。自分は最前列に立ちつつも,なるべく仲間を生かす,そういった動きを意識しておくと勝利に近づけるだろう。
・チョッパー(ディフェンダー)
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チョッパーは最初から選べるキャラクターのひとりであり,まさにベーシックなディフェンダーだ。特性の「スタボーン」は,目標(拠点)を確保していたり,あるいは所有権を巡って戦っていたりする最中に自身が受けるダメージを軽減でき,激戦になりがちな場所でさらに戦線を維持しやすくなる。
究極アビリティーは,広範囲にわたって強力な砲撃を与え,場合によっては強固に敵が守るエリアを一掃できる「クリーピング・バラージ」。うまく利用できれば,前線を大きく進められるだろう。
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搭乗可能な車両は「M1E1」と「FV4030 X」。前者のM1E1は「アクティブ防護システム」で敵砲弾を迎撃し,「自動バルカン砲塔」で一番近くの敵を蜂の巣にできる攻防一体タイプとなる。後者のFV4030 Xは「ジャミング・フィールド」で敵のアビリティー使用を阻止したり,「バスティオン」で設置型の遮蔽物を展開できたりと,さらに防御に特化した車両だ。
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・エンバー(ディフェンダー)
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エンバーは2人目のディフェンダーとなるキャラクターで,チョッパーと比べると,妨害や攻撃寄りのタイプだ。特性の「ジャガーノート」によって障害物や敵をある程度強引に押し込める。
究極アビリティーの「グランドスラム」は,邪魔になるオブジェクトを無視(貫通)して空から爆撃を行える。
搭乗車両は「XM1V」で,「地雷原」を使い広範囲に地雷をばらまいて敵の行動を阻害しつつ,放物線を描いて発射される「爆破チャージ」で複数で固まっている敵車両や,段差の向こうを攻撃できる。
地雷は敵が通りそうな場所に事前に設置しておくと,思った以上に効果を上げられるので使い勝手も良好だ。
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■ロール:スナイパー
「スナイパー」は最前線から少し離れた位置に身を置き,敵に遠距離からプレッシャーをかけつつ,タイミングを見てしっかりとダメージを与え,キルを稼ぐロールだ。逆に最前線や敵に狙われる位置に身を置くと,耐久力などの関係からあっさりと退場することも多く,きっちりと距離感を把握して活動する必要がある。
うまく立ち回れば,敵から見れば非常に嫌らしい存在となり,逆に位置取りがうまくいかないと,マッチ中に空気になってしまう可能性がある。名前こそスナイパーだが固定砲台のようになるのではなく,きっちりと役割を果たせる場所を把握する必要がある,少々テクニカルなロールになるだろう。
・ハウンド(スナイパー)
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最初からプレイ可能なスナイパーが「ハウンド」だ。真正面からの撃ち合いはあまり得意としないが,特性の「ハンターズ・アイ」は敵の弱点を視覚化することが可能で,狙撃戦を有利に運べる。
究極アビリティーの「ハンティング・タイム」は,HPの低いマーキング済みの敵を撃破し,そのほかの敵を追跡状態にするTVミサイルを発射する。敵を撃破すると,究極アビリティーゲージが溜まるので,再度発動させることも夢ではない。
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搭乗車両は「LEO 1A6A1」と「AMX10 RC」。前者は自分のコピーを戦場に発生させる「デコイ」と,標的を移動不能にする「トラッピング・ショット」を有しており,敵を妨害したりかく乱したりする手段に優れる。
主砲も強力で,「AMX10 RC」は「UAVドローン」でエリアを偵察して味方の動きを助けたり,「トップアタック・ミサイル」でロックオンミサイルを発射できたりと,また違った動きで戦場に貢献するタイプだ。
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・ファザー(スナイパー)
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「ファザー」はハウンドと同じスナイパーで,大きな違いとして用意された車両の両方が機関砲を装備していることが挙げられる。一発の威力は低いが連射が可能で,状況によっては単発式の車両より敵が仕留めやすい場合がある。しかし逆に,狙い澄ました一発での狙撃を行うのは難しいので,自然とハウンドと違う運用になるだろう。
究極アビリティーは,上空から長時間レーザーを照射する「ストライク・レーザー」で,特性は自車両に付与された,負のステータス効果を即座に除去できる「NBC防護」だ。
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搭乗する車両は「M3E1」「MARDER 1A3」で,どちらも連射型の機関砲を装備する。M3E1は機関砲の代わりにミサイルを発射する「TOW ATGM」と敵を弱体化させる「レーザー照準」が利用可能だ。
もう1つのMARDER 1A3は「サプレッション・ストライク」で対戦車誘導弾を発射しつつ,「スマート・マイン」で自動的に発動する地雷を敷設できる。
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■ロール:アタッカー
「アタッカー」は状況に応じて臨機応変に戦う,戦場の主軸になり得るロールだ。ディフェンダーとタッグを組んで前線を押し上げる,敵陣の裏を取る,あえて肉薄して接近戦を挑む……など,シチュエーションに応じてさまざまな役割を求められる。また,同じロールでもエージェントによって特徴は大きく異なり,誰を使うかで立ち回りも変わってくるだろう。
ディフェンダーほど防御力に恵まれず,またスナイパーほど遠距離戦を得意としないが,だからこそより敵に対して優位に立てる状況を作る必要がある。自分の好むプレイスタイルによっても,何を優先するかが変わってくるはずだ。
・ケント(アタッカー)
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最初からプレイ可能な「ケント」は,アタッカーとしてはクセが少ない使いやすいエージェントだ。
究極アビリティーの「任務支援」では前方に強力なミサイル攻撃を放てるし,特性の「ライジング・テンポ」は通常時の装填速度が少し遅くなる代わりに,敵に攻撃を命中させるたびにその時間が短縮される。車両の耐久力も比較的高めで,意外としぶとく生き残れる状況も多い。
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搭乗車両は「XM1 90」と「ALVT」で,XM1 90は「ファストドロー・マガジン」で発射する砲弾を切り替えて(変更できる砲弾は車両のアップグレード状況により変わる),「装填解除」で一気に主砲を連発し短時間で敵に大ダメージを与えられる。
ALVTは可燃性の液体をばらまく「汚れた物質」で敵の速度を低下させつつ,爆発する弾を一気に放出する「グレネード・クラスター」で着火することが可能なので,コンボを狙ってみるのも楽しいだろう。
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・リーパー(アタッカー)
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「リーパー」は,広範囲を火の海にできる究極アビリティー「モーニング・ナパーム」が印象的なアタッカーだ。
チョッパーのクリーピング・バラージほどではないものの,一か所に固まる敵にはしっかりとプレッシャーを与えられる。また,特性の「無慈悲」で自車両を突発的な一撃死から守りつつ,特徴がかなり異なる2種類の車両を扱うのも特徴だ。
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搭乗車両は「M60A1」と「M60A2」となっており,前者は「チャージ」のアビリティーで体当たりを狙いつつ,近距離の敵を機関砲で自動的に攻撃する「制圧射撃」でプレッシャーを与えられる。
後者は主砲がHE(榴弾)になっていて,敵の装甲を貫通するかどうかに関係なくダメージが与えられるが,アビリティーの「機関砲」で文字通り連射型の機関銃弾に切り替えたり,「エアバースト」で周囲を炎上状態にできるミサイルを発射できたりと,いろいろと武装を変えられるのが面白い。
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・ラケタ(アタッカー)
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究極アビリティーの「ランページ」で主砲の発射速度を大きく向上できる「ラケタ」は,少しクセが強めのエージェントだ。
特にそれが表れているのが特性の「スカベンジャー」で,敵の車両を倒すと「スクラップ・トークン」というアイテムをドロップするようになり,それを取得すると自車の体力が増加するという能力を持っている。
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車両に関しても個性的で,「T-62AV」は「ロケット・バラージ」でロケット弾を前方にばらまく,「パイロ・トレイル」で後方に炎上エリアを残しながら前方に突進するなど,かなりのアグレッシブさが目立つ。また「OBJ. 287」は「ハープーン」で敵に銛を突き刺してその場所に自車ごと飛び込んだり,「コンバット・ケージ」で自車の周囲にマキビシのような障害物を展開したりと,こちらもアビリティーの個性が強い。
体当たり系のアビリティーを両方とも持っているのは,ラケタならではの特徴だ。
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・ツイスター(アタッカー)
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「ツイスター」は,アタッカーの中でも高い機動力が特徴的なエージェントだ。搭乗車両はどちらも速度が高く,各ポイントへの移動に不満を抱くことはないだろう。その一方で,耐久力は低めなので注意したい。
特性の「デアデビル」は,ブースト発動中に装填速度がアップするなど,こちらも機動性に関係のある能力になっている。究極アビリティーの「ライツ・アウト」はドローンでEMP爆弾を発射するものだが,爆発の前に敵車両の移動を大きく妨害する効果がある。
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車両の「HSTV-L」のアビリティーは,「偵察プローブ」を設置することで敵の位置を把握して味方に貢献できる。また,「MK19自律タレット」を発動して一時的に攻撃力をかさ増しできるなど,敵に回すとなかなか嫌らしい。
もう1つの「M551A1」は,散弾銃のような小型弾を前方に一気に発射する「キャニスター弾斉射」と,敵の砲弾を防ぐことができる「手動緊急APS」が利用可能で,こちらも大きく違った性能を持っている。
いずれの車両にしても高い機動力を生かして,敵の側面や後方に移動して意表を突いたり,あるいは挟み撃ちの状況を作ったりすると,更に活躍の幅が広がるはずだ。
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プレイスタイルごとのオススメエージェントを紹介
以上のように個性豊かなエージェントと戦闘車両が用意されたHEATだが,それゆえに“何を選んでいいか分からない”という人もいるだろう。せっかくなのでいくつかのパターンに分けて,筆者のオススメを最後に紹介しておこう。
・味方を援護し,チーム全体の勝利に貢献したい
自分の成績よりも,チーム全体の勝利が重要という人は,ディフェンダーのチョッパーをオススメしたい。まさにベーシックな前衛役なのだが,それゆえに仲間と連携する形で前線に立てば,それだけである程度は敵にプレッシャーをかけられる。
究極アビリティーのクリーピング・バラージは広範囲に長時間の爆撃を行えるので,状況によっては戦況を変える効果を発揮することもある。
用意された車両はどちらも防御に優れているが,個人的には最初から選べるM1E1は防御だけでなく,攻撃にも使えるアビリティーを持っており,バランスも良い印象だ。
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注意点とはとにかく孤立しないことで,味方の援護や協力がなければ,いくらディフェンダーでも実力を出せない間に簡単に無力化されてしまう。なるべく周囲やミニマップを確認しつつ,仲間と協調して前線に出ることにしよう。
ディフェンダーは全体的に機動力に乏しい(=遅い)ので,油断すると取り残されたり,いつの間にか孤立していたりすることも珍しくないからだ。
・相手チームに痛手を与え,ダメージやキルを稼ぎたい
最前線に立ちたいか,少し後方に位置取りたいかで,選ぶエージェントは変わる。
前線タイプならアタッカーを選んでおけば間違いなく,クセが少ないケントか,リーパー辺りが個人的にはオススメ。ケントの場合はXM1 90の「装填解除」のアビリティーをうまく活用すれば,瞬間的に大ダメージを与えたり,弱った敵にしっかりとどめを刺したりできるし,ALVTならアビリティーで広範囲を炎上させて,複数の敵を一気に弱らせたりもできる。
リーパーは「モーニング・ナパーム」で周囲を火の海にできるのが印象的だが,M60A2に乗り込めば通常アビリティーのエアバーストでも敵を燃やせるので,筆者がプレイしたときは放火魔チックなバトルを満喫できた。
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後方から敵を狙う狙撃タイプなら,スナイパーのハウンドが無難だ。何せ特性で敵の弱点を簡単に確認できるし,搭乗するLEO 1A6A1は主砲も強力で,弾の装填こそ少し遅めであるもののうまく当てれば痛打を与えられる。敵が移動不可になる「トラッピング・ショット」は,大きなダメージこそ与えられないが,実際に使ってみるとその嫌らしさが分かるはずだ。
・足(機動力)を使って戦場をかき乱したい
ディフェンダー以外はどれも基本は軽快に動けるのだが,やはりアタッカーのツイスターが速度では頭一つ抜けている印象だ。
誰よりも先に最前線に移動できる足を持ち,リスポーン時にも復帰が早く,状況によってはいち早く撤退できる。攻撃力も十分にあるので,直接的な撃ち合いになっても特に不利になるわけではない。
2つの車両はどちらも俊足なので,完全に好みで選べばいいだろう。ただ個人的には,M551A1のほうが攻撃と守備のアビリティーを両方持っていて,バランスがいいように感じた。
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変わり種としては,同じくアタッカーのラケタも挙げておきたい。こちらはそこまで車両の速度が劇的に速いわけでもないのだが,車両の両方にダッシュや高速移動できるアビリティーが用意されており,うまく使えば体当たりを活用できる。
不用意に使うとピンチになるだけなのだが,ゲームに慣れてきたら試してみるのも悪くない。うまく体当たりで敵を撃破できたときの爽快感は,かなりのものだ。
さあ,戦車のエンジンをかけて戦場に向かおう
以上が,HEAT初心者へのアドバイスになる。操作するのが戦闘車両ということもあり,一般的なFPSなどと比べるとかなり勝手は違うが,それでも自分のロールの強みを生かし,仲間と協力して戦っていくことはほかの対戦ゲームと大きな違いはない。接戦をものにしたときの喜びは,やはり格別だ。個人的には敵味方が狭い場所で入り乱れる大混戦が大好物で,倒しても倒されても楽しい。
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エージェントについてもいろいろと紹介してきたが,実は自分の好みに合うかどうかもかなり大きく,マップやルールによっても多少の有利や不利はある。まずはある程度プレイしてみて,お気に入りのエージェントや車両を見つけてもらうのが一番いいだろう。
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一回のマッチ時間は長くないし,かなり気軽にプレイできるので,ぜひ戦車に乗り込んで,みんなと大暴れしよう。






































































