温泉でハッカソン！　「SPAJAM 2014」，中部・関西圏の予選会場は大阪に決定。引き続き参加者を募集中

　モバイル・コンテンツ・フォーラムは本日（2014年5月19日），新たなクリエイターを発掘する競技会「スマートフォンアプリジャム 2014」の最新情報を公開した。今回は，中部・関西圏の予選会場が大阪に決定したことに加え，地方予選のタイムテーブルが明らかにされている。

　詳細情報は「こちら」で掲載済みだが，改めて概要を確認していこう。


　今回のイベントは，モバイルコンテンツ業界の若手世代を対象に，ハッカソン（複数人でチームを組み，短期間で集中的にソフトウェアを開発するイベント）を通じて交流し，新たな才能の発掘と育成を目指す目的で開催される。
　企画とハッカソンの2部門が用意されており，それぞれで行われる事前審査（書類選考/予選大会）を勝ち抜いた人が本選に出場できる。

　企画部門の事前審査は書類選考のみ。「2020年のアプリ」のテーマとし，自由に書いた企画書を提出するというもので，最大で3組が選出される。

　ハッカソン部門の事前審査は，書類選考と予選大会の2パターンが用意されている。書類選考は，チームの構成や実績，能力，やる気をアピールした応募書類を提出すればOKだ。こちらは最大で7組が選出。予選大会は，実際にハッカソン形式の競技を行うというもので，福島，福岡，大阪の各施設から1組（計3組）が選出される。なお，ハッカソン部門は，最大5人までのチームを組む必要がある。


　また，本選は千葉県の温泉施設で行われる。企画部門では，書類選考で提出した企画をプレゼンし，最優秀賞等を決定する。ハッカソン部門では，当日に発表されるテーマに基づいて，各チームがスマートフォンのアプリケーションをハッカソン形式で制作し，最終成果物をプレゼンすることになる。

　日程は，本選が7月4日から6日まで，各部門の書類選考が4月24日から6月3日まで，予選大会は会場ごとに異なる（5月24日〜6月8日）。
　なお，本選に出場する人の宿泊費，食事代などは全額，交通費も規定に応じて主催者が負担。さらに賞品は，シリコンバレースペシャルツアーや，賞金30万円など，かなり豪華なものが用意されている。

　現在も書類審査と予選大会への参加者が募集されているので，良いアイディアを持っている人や，クリエイターとしての実績がほしい人などは，特設サイトから応募しよう。最後に，スケジュールを以下にまとめておくので，少しでも興味の湧いた人はさっそくチェックしておこう。

「スマートフォンアプリジャム 2014」（SPAJAM2014）特設サイト

■地方予選
福島県 郡山市
　5月24日〜25日：専門学校国際情報工科大学校
福岡県 福岡市
　5月31日〜6月1日：福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センター
大阪府 大阪市（NEW）
　6月7日〜8日：Yahoo! JAPAN 大阪（富国生命ビル27F）

■予選タイムテーブル
【1日目】
09：30 開場 / 10：00 開会
10：00 - 10：30 挨拶・趣旨説明・テーマ発表
10：30 - 13：00 アイデアソン
13：00 - 14：00 昼食兼チームビルディング
14：00 - 20：00 開発
　※20：00以降は、各会場で都合がつくまで場所を開放。
【2日目】
09：30 - 13：00 開発
13：00 - 15：00 成果発表会・審査・結果発表
　※各チーム、質疑含め10分程度
15：00 - 17：00 交流会

■本選
千葉県 長生郡一宮町
　7月4日〜6日：一宮シーサイドオーツカ