「女神転生IMAGINE」インタフェースも見られる最新ムービー公開

　韓国で8月12日に行われた「Gravity Festival 2006」では，ケイブ・オンライン・エンターテイメントとアトラスが共同開発している「女神転生IMAGINE」も，ムービーのみとはいえ出展されていた。とはいえ，「同作の韓国でのパブリッシャがGravityに」……といった発表は行われず，純粋に展示されていただけのようだ。もちろん，同作の韓国（を含むアジア地域）展開を見据えての出展なのは間違いないだろう。
　ともあれ本作は，ケイブが開発に関わって以降では（つまり以前クローズドβが行われていたバージョンではなく，ほぼ新たに作り直したものとしては），日本でもまだムービーが公開されていない。今回公開されたのは，事実上の初ムービーといえるわけだ。このムービーファイルを入手したので，4GamerにUpした。

　女神転生IMAGINEの次なるβテストは今冬が予定されており，ムービーからも，まだまだ開発途中であることがうかがえるが，それでも多少は情報が読み取れるだろう。画面上部，および右下にはインタフェースらしきものがあるし，魔法を使っているような場面もある。ジャックフロスト，オニ，ゾウチョウテン，エンジェル，バシリスク（カラーリング的にコカトライスではなさそう）など，悪魔（もしくは仲魔）の姿も確認できる。複数のキャラが集まって走っている場面が多いとはいえ，これはこれで，シリーズファンにとっては感慨深い光景だろう（ソウルハッカーズのメアリが着ていたようなメイド服や，“セブンス”こと七姉妹学園の制服に似た衣装を身に着けているキャラクターにも注目したい）。
　シリーズファンや，国産の新しいMMORPGを欲しているという人，“悪魔絵師”金子一馬氏のファンなどは，ぜひチェックしておこう。ムービーは，「こちら」（1分40秒：50.8MB，WMV）から。