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[GC 2007#009]Razer,第3世代レーザーセンサー採用のゲーマー向けマウス「Razer Lachesis」発表
GC 2007の会場で,Razerは「Razer Lachesis」を発表。ティザーサイト開設時点で4Gamerの行った製品名予想が当たった格好になるが,Lachesis(ラキシス)とは,Bringer of Silent Deathという別名を持つ,中南米に生息する毒ヘビのこと(※筆者はヘビに詳しくないので確証こそないものの,より正確にはLachesis mutaと呼ぶらしい)。今回もRazer恒例の命名ルールに則ったようだ。
また細かい点だが,これまでのRazer製マウスだと,ゲーム中の解像度設定に割り当てるボタンが足りなくなりがちだったのに対し,RazerとMicrosoftの共同開発製品「Microsoft Habu」と同じく,スクロールホイールの近くにボタンが二つ用意された点は見逃せない。スクロールホイール部を入れて計9個ボタンが用意される。利き手の親指で操作するサイドボタンを犠牲にすることなく,「On-the-fly Sensitivity」機能によってゲーム中に(解像度を中心とした)センシティビティ設定が変更できるようになるわけで,これを歓迎する人は少なくないだろう。
このほか,発表されているRazer Lachesisの特徴は以下のとおりだ。
- トラッキングスピードは60〜100ips(ips:inches per second,マウスを1秒間に最大何インチ動かしたときまで操作に追従できるかを示した値)
- リフトオフディスタンス(マウスを持ち上げたとき,センサーが反応してしまう距離)は,ほかのあらゆるレーザーセンサー搭載マウスより短くなっている
- 容量32KBのフラッシュメモリ「Razer Synapse」を内蔵。ドライバがインストールされていないPCでも解像度設定などを変更できる
- 反応速度1msを実現する「1000Hz UltraPolling」
- しばらくマウスを動かしていなくても待機モードに入らない「Always-On」機能搭載
- 読み取ったデータは16bitフォーマットで転送
- テフロン加工済みのマウスソールを装着
- 本体サイズは71(W)×129(D)×40(H)mm。重量は128g
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