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「AVA」初の試みとなる日韓親善試合を開催。日韓強豪クランが繰り広げた熱い戦いをレポート
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印刷2019/02/25 16:11

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「AVA」初の試みとなる日韓親善試合を開催。日韓強豪クランが繰り広げた熱い戦いをレポート

 ゲームオンは2019年2月24日,同社がサービス中のオンラインFPS「Alliance of Valiant Arms」(以下,AVA)の日韓親善試合をオンライン上で実施した。

画像集 No.001のサムネイル画像 / 「AVA」初の試みとなる日韓親善試合を開催。日韓強豪クランが繰り広げた熱い戦いをレポート

 日本が関わる国際試合としては,2016年12月29日に横浜の大さん橋ホールにて開催された「AVAれ祭2016 -横浜の陣-」以来,約2年ぶりとなる。

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 ゲームオンは2016年12月29日,オンラインFPS「Alliance of Valiant Arms」のオフラインイベント「AVAれ祭2016 -横浜の陣-」を神奈川県横浜市の大さん橋ホールで開催した。「AVAEST2016」や「AVA WORLD CHAMPIONSHIP 2016」の決勝戦が開催され,AVAの新作スマホアプリが発表となったイベントの模様をお届けしよう。

[2017/01/05 18:42]

 試合に先駆けて,AVA日本運営プロデューサーの大濱学士氏は「『-横浜の陣-』以来,国際試合ならではの高度なプレイや技術を見られる機会が減ってしまった。そこをもう一度リマインドしたいと考えたのが,今回の親善試合を実施した理由です」と説明。一方,韓国クランは韓国から日本サーバーに接続してのプレイとなるため,Pingなどで多少不利な面も否めない。そういったこともあり,勝敗よりもプレイ内容に注目してほしいと付け加えた。
 なお,今回の親善試合はテストケースの1つとして捉えているとし,今後の展開にも期待してほしいとのことだ。

(左から)解説を務めたCherylNome氏,AVA日本運営プロデューサー 大濱学士氏,MC・実況を務めたトンピ?氏
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日韓から強豪4クランが参戦。試合はチームキルありのBO3


 親善試合に出場する日韓のクランとルールについて説明しよう。

 日本の出場クランは,AVA RCT2018後期オフライン決定戦で優勝したiXyNeDと準優勝のKresty。2019年のシーズンが始まったとはいえ,2018年12月に繰り広げられた戦いの記憶はまだ新しい。「勝敗よりも試合内容を」という大濱プロデューサーの言葉もあるが,現在,実績と実力の最も高い両クランだけに期待がかかる。

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 韓国の出場クランはclanHeat WhiteFeminism。clanHeat Whiteは,4度の世界王者を経験した韓国でも名うてのトップクラン。一方,Feminismは,選手リストから女性プレイヤーが1人参戦していることが分かる程度で,実力の程は謎に包まれている。

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 親善試合は1stマッチがKresty vs. Feminism,2ndマッチがiXyNeD vs. clanHeat Whiteの2試合が行われ,ルールは1セット7本先取,2MAP先取で勝利となるBO3だ。事前に使用マップと先攻/後攻を決めるBAN and PICK方式は事前に済ませており,その内容は以下の通りとなる。

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1stマッチ Kresty vs. Feminism


 INDIAを舞台に行われた最初のマップで,記念すべきファーストキルを取ったのはKresty。その後も時間をたっぷり使い,Feminismを迎え撃つ形で1ラウンドめを手にする。
 その勢いのまま,優位に戦闘を進め,4-2で攻守交代。交代を期にFeminismはスナイパーを外す選択をし,それが功を奏したのか1ラウンドを取り返し4-3と巻き返す。だが,その勢いは続かず,Krestyの堅い守りを破ることができないまま敗北を重ね,Krestyが7-4で第1マップを制した

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 第2マップのCANNONは,先攻のFeminismが開幕から2ラウンドを連取。終始優位に戦闘を進め,第1マップとは逆に2-4でFeminismが先行する形で攻守が切り替わることとなった。
 守備に回ったFeminismはさらに1ラウンドを取り,このまま第2マップを勝利で飾るかと思いきや,なんとKrestyが4ラウンド連取で一気に逆転リーチ。この窮地に奮起したFeminismのBomiPower選手が1人で3キルを取る活躍を見せ,6-6のイーブンへ持ち込む。
 両者マッチポイントとなった13ラウンドめは静かな立ち上がりとなった。しかし,Krestyが最初にキルを取られてたあとに爆弾が設置されたことで,否応なく試合が動き始める。キルを交換するような銃撃戦となるが,最後にのりしお選手がFeminismに止めを刺し,2マップ連取でKrestyが1stマッチを勝利した。

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2ndマッチ iXyNeD vs. ClanHeatWhite


 2018年の日本のトップクランiXyNeDと,韓国で最強と言われるclanHeat Whiteによる2ndマッチは,BLACK SCENTでclanHeat Whiteの先攻で始まった。
 両クランの作戦がかぶってしまったのか,開始10秒で両者が鉢合わせになり,4キルを取ったiXyNeDが,そのまま1ラウンドめを先取した。その後は両国のトップクランらしく,ラウンドを取り合う互角の攻防となり,4-3とiXyNeDが一歩有利な状況で攻守を交代した。交代後も実力伯仲の激しい戦いが続くが,要所で撃ち勝つ場面が増えたiXyNeDが7-4で第1マップを勝利で飾る。

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 続く第2マップはiXyNeD先攻によるDUAL SIGHTでの勝負。第1マップと同様に,ラウンドを取り合う形で試合は進むが,第1マップを取った勢いのあるiXyNeDが4-2と有利なスコアで攻守交代。交代後も勢いは衰えることなく,clanHeat Whiteに1ラウンドを取られはしたが,7-3と圧倒的なスコアでiXyNeDが勝利すると同時に,2マップ連取で2ndマッチの勝ちが確定した。

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 どちらの試合も,結果だけ見れば日本クランのマップ連取による勝利ではあるが,試合内容を見るとそれほど圧倒的な差はないように見えた。もともと韓国クランには通信環境のハンデもあり,必ずしも公平な試合とは言えない部分がある。本稿ではダイジェストの形で試合結果をレポートしているが,より詳細な内容を確認したいというプレイヤーは,ぜひアーカイブで配信の内容を見てもらいたい。


 今回の親善試合の真意は,冒頭で大濱プロデューサーが語ったとおり,トップクラン同士による戦いを通して,ハイレベルなプレイを再確認することだ。この親善試合では,その目的を十分に達成できる魅力的な戦いが行われたのではないだろうか。
 大濱プロデューサーは,今後も親善試合続けていければと話し,その際には台湾や中国などのプレイヤーも巻き込んでやりたいと述べた。また日本国内においては,大会を軸に盛り上げつつ,オフラインイベントでプレイヤー同士が対戦できるような機会を設けていきたいとして,配信を締めくくった。

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