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印刷2010/02/15 15:11

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誰でもホットな戦いが体験できる! オンラインFPS「クロスファイア」の新要素「エスケープ」モードを実際にプレイしてきた!

画像集#014のサムネイル/誰でもホットな戦いが体験できる! オンラインFPS「クロスファイア」の新要素「エスケープ」モードを実際にプレイしてきた!
 アラリオは2010年2月17日に,同社が運営するオンラインFPS「クロスファイア」において新たなゲームモード「エスケープ」モードを実装する。今回,本モード導入直前のタイミングでアラリオ本社にお邪魔して,その内容を一足先に体験することができた。ここではそのときのレポートをお伝えする。



クロスファイア独自の新モード

「エスケープ」モードを実装


 クロスファイアは,特殊部隊とテロリストとの戦いをモチーフとしたFPSだ。現在遊べるゲームモードは以下のとおり。

通常のゲームモード
・マップにいる全員が敵同士となって戦う「デスマッチ」
・2チームに分かれて行うデスマッチ「チームデスマッチ」
・爆弾を仕掛ける側と解除する側に分かれて戦う「チーム」
特徴的なゲームモード
・透明になって襲い来るテロリストを特殊部隊が迎撃する「ゴーストマッチ」
・1人の保菌者が“感染”のしくみで次々と仲間を増やしていく「パンデミック」


 そして,来る2010年2月17日,これらに加えて,クロスファイアに新たなゲームモード「エスケープ」モードが追加される。

 今回,アラリオ本社にお邪魔して,この新しい「エスケープ」モードの体験プレイを行うことができた。ここではそのときに分かったことをレポートしていきたい。

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“脱出”チームのポイント奪取を,

“阻止”チームが妨害する


画像集#005のサムネイル/誰でもホットな戦いが体験できる! オンラインFPS「クロスファイア」の新要素「エスケープ」モードを実際にプレイしてきた!
 「エスケープ」モードは,“脱出ポイントへの到達を試みる側”と“それを阻止する側”の2チームに分かれて行われる。マップには1か所,未来の転送装置(?)のようなデザインの“脱出ポイント”が設置されており,脱出側はここを目指して進んでいく。

 脱出側のプレイヤーが脱出ポイントに飛び込むと,脱出成功数のカウンタが一つ進み,飛び込んだプレイヤーの身体はその場で消えて,スタート地点であるリスポーンポイントまでワープする。そして引き続きゲームに参加して,また脱出ポイントを目指す。これを繰り返して,事前に設定した脱出成功数までカウンタが進むと“前半戦”が終了する。

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 カウンタは誰が飛び込んでも進む仕様だ。うまい人が一人で幾度もカウンタを進めてもいいし,一度も脱出をしていないプレイヤーがいても,ほかの人達で規定数を稼げればその半戦は終了となる。決められた時間内に規定数に到達しなかった場合も前半戦は終了する。

 後半戦は“脱出側”と“阻止側”を入れ替えて行われる。ただし後半戦は,カウンタ規定数到達までの制限時間が,前半戦終了までにかかった時間と同じになる。つまり,前半の脱出チームが条件クリアに要した時間よりも,短い時間で規定数に到達しないと,後半脱出チームの負けになるということだ。


常にホットな“接戦”が楽しめるルール


 「エスケープ」モードのプレイ中,ゲーム画面上部には横長のインジケータが表示される。これは,「現在,脱出ポイントの近くに,脱出側プレイヤーがいるかどうか」を示すものだ。

画像集#011のサムネイル/誰でもホットな戦いが体験できる! オンラインFPS「クロスファイア」の新要素「エスケープ」モードを実際にプレイしてきた!
 脱出側プレイヤーが脱出ポイントに近づくと,インジケータ上に表示される。脱出阻止側のメンバーは,このインジケータに反応が見えたら,脱出ポイント近くまで戻って,防備を固めたほうがいいだろう。ただし,ここでは“脱出ポイントまでの距離”は分かるものの,迫っている“方向”や“位置”は分からない。

 逆に,脱出チーム側に有利に働くシステムとしては,“誰もポイントに到達していない状態がしばらく続くと,脱出側メンバーのレーダー上に阻止側メンバーの位置が表示されるようになる”という仕組みが用意されている。これはかなり便利に使えるはずだ。

 このように「エスケープ」モードには,両チームの力の差を平準化するシステムが用意されている。これらのシステムによって,本モードでは高確率で“接戦”が期待できるのだ。


退屈な時間が少なく,初心者でも楽しめるモード


 「エスケープ」モードの良いところは,初心者でも気軽に楽しめる点にある。

 例えば既存の「チーム」モードでは,敵に倒されてしまうとそのマッチの決着がつくまでは復活できず,他人のプレイを眺めることしかできなくなってしまう。だが「エスケープ」モードでは倒された瞬間にリスポーンできるので,眺めるだけの退屈な時間は生まれない。

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 また「チーム」モードの場合,人数の差がダイレクトに勝敗へとつながりやすく,“無駄死に”が出来ないので,プレイヤーには慎重な行動が求められる。そのようなプレイヤーに緊張を強いるゲーム性は,上級者にとっては魅力的だが,初心者の目には“とっつきづらさ”として映るだろう。「エスケープ」モードの場合,たとえ自分がやられてしまっても,それが直接敵側のスコアになったり,自分のチームを大きく不利にしてしまったりすることはない。だから初心者プレイヤーでも,気軽に参加できるというわけだ。

 同様に初心者が参加しやすいモードとして「チームデスマッチ」が挙げられるが,「チームデスマッチ」には“スタート後しばらくすると,勝敗の行方がなんとなく見えてきてしまう”という弱点がある。しかし「エスケープ」モードでは,実力を平準化する仕組みのおかげで,常に白熱した“いい勝負”を楽しむことが可能だ。


「エスケープ」モード用の新マップ

「レリック」と「ヘッドクォーター」


 エスケープモードは,脱出ポイントが設置されている専用のマップでプレイする。専用マップはモード実装と同時に二つ用意される。

 一つは「レリック」という名前のマップだ。古代の遺跡をイメージして作られたマップであり,脱出ポイントは“太古の謎の技術を使って作られたRELIC(遺物)”といったところか。
 もう一つは「ヘッドクォーター」というマップ。“HEADQUARTERS(司令部)”の名が示すとおり,“市街に作られた軍の発令所とその周辺”といった雰囲気だ。こちらの脱出ポイントは“科学技術で作られた軍の秘密兵器”のような位置づけになるのだろう。

「レリック」
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「ヘッドクォーター」
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 どちらのマップもだいたい左右対称な構造になっており,大きさは平均的なマップよりも気持ち小さい程度。「チーム」モードで使用するマップなどは複雑な構造を持っていることが多いが,「エスケープ」モード用の2マップはそれに比べるとシンプルだ。

 両マップにおいて,対戦時にポイントとなるのが,中央付近に設置されているバリア(シャッターや扉)の存在だ。
 このバリアを取り去ると,脱出ポイントまで短い距離で到達可能になるので,脱出チームとしてはできるだけ破壊しておきたい。しかし,このバリアは非常に堅く,相当な数の弾丸を撃ち込まないかぎり,破壊することはできない。破壊しようとしてバリアの前にとどまって銃を連射していると,阻止側のスナイパーの格好の標的となってしまう……。
 どちらのマップもこのようなジレンマが生まれるようなデザインになっているため,バリアの周囲は,とくにマッチ開始後しばらくは,敵味方が集中するホットな場所になる。

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 「レリック」マップには三つ,「ヘッドクォーター」マップには一つのバリアが設置されている。「レリック」ではバリアをどれか一つ破壊しないと,脱出ポイントへのルートが確保できないようになっている(――が,実は抜け道が存在するという話も……)。「ヘッドクォーター」では迂回ルートからでも比較的簡単に脱出ポイントに到達できるので,中央の堅いバリアを破壊する意味は薄いかもしれない。しかし,プレイする人数や採用する戦術によって,状況は変わってくるだろう。


初心者にとっては参加しやすく,上級者にとっては

やりがいの感じられる「エスケープ」モード


 実際に「エスケープ」モードをプレイしてみた感想を記していこう。
 プレイしてみて最も好ましく思ったのは,上述した実力差を調整するシステムがうまく働いているために,高い確率で白熱した戦いを楽しめるということだった。「残り時間1分で,あと一人逃げ込めるかどうかで勝負が決まる!」というようなスリリングな状況が生まれやすいので,より刺激的な体験を求めるプレイヤー達には大いに受け入れられそうだと感じた。

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 テストプレイは3対3の少人数編成で行ったためか,敵も味方もとりあえず積極的に敵陣に向かうパターンが多かったが,もっと多くの人数でプレイすると,ゲーム展開は違ってくるのだろう(「エスケープ」モードは1ゲームに最大で16人まで参加できる)。
 このモードでは,ルール的には,脱出側メンバー全員が脱出ポイントに到達する必要はない。つまりこれは「自分はポイントに向かわず,“防御”や“サポート”にのみ専心するプレイヤー」が存在できることを意味する。他方で「脇目を振らずにポイント奪取を狙うプレイヤー」を決めれば,ここに連携プレイの可能性が生まれる。
 マップにはちゃんと“いかにもスナイパーにとって都合が良さそうなポイント”なども用意されており,クラン同士で対戦する場合などには,このような役割分担が重要になってくるだろう。

 あるいはバリアをどう処理するのかも,ハイレベルな戦いにおいてはポイントとなってくるだろう。
 「レリック」であれば,三つのバリアをすべて開けるのか,いくつかに絞るのか,あるいはどれから開けるのかなど,事前に意思統一ができていれば,勝率は上がっていくはずだ。

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 「ヘッドクォーター」の場合は中央のバリアを壊さなくても,それ以外のルートが複数存在する。なので,そもそもそれを壊すかどうかが,まず問題となるだろう。
 大人数同士で戦っている場合は,中央バリアが除去できれば「全員でそこへ押し寄せる」ような“人海戦術”型の作戦も考えられそうだ。しかし他方で,ゲームを面白くするためだろう,脱出ポイントは誰かが飛び込むと数秒間ロックがかかるようになっており,“大勢で一挙になだれ込む”ことはできなくなっている。どうするのが最も効果的なのか? それはこれからプレイヤー達の間で研究されていくことだろう。

 こうしたさまざまな要素が絡み合うことで,「エスケープ」モードはベテランやクラン活動をメインとしているプレイヤーにも興味深いモードになっている。初心者にとっては参加しやすく,上級者にとってはやりがいがあるエスケープモードは,今後本作の主要ゲームモードになるポテンシャルを秘めている。


2月&3月のアップデート情報を初公開!


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 「エスケープ」モードが実装される2月17日のアップデートでは,いくつかの新アイテムも追加される。ここではその追加武器の情報をお伝えする。そしてさらに,3月のアップデート情報も今回特別に入手できたので,それらも併せて掲載しておこう。
 クロスファイアでは今後も積極的に新しい武器やマップを追加していくほか,エスケープモードに続く新たなゲームモードも準備中だということだ。

○2月17日の追加要素


●Double Barrel Shotgun
小型の二丁持ちショットガン。サブ武器として装備できる。メイン武器のショットガンほどの威力はないが,集弾性は比較的高い。
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●NIPPON TYPE89
かつて販売されていたものの再販が開始される。スコープとサプレッサー装備しており,初心者にも扱いやすいようにできている。
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●女性キャラクター 2種類
軍服をまとった女性兵士のキャラクター。カーキ色の服を着た女性と,黒い服を着た女性の二種類。

このほか,同じタイミングで“2周年アニバーサリーイベント”も開始される予定。「M4A1 Silencer Camo(永久)」というレアアイテムが当たる抽選も行われる。


○3月3日の追加要素


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●Gatling Gun-Gold
金色の塗装を施されたガトリングガン。装弾数が通常のガトリングガンよりも多い。


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●Tar21
性能がM4A1に似ており,大きな弱点がないので,初心者でも扱いやすい。
1.5倍率のスコープを標準装備。

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●ピエロマスク
経験値10%アップ効果付き。敵がかぶっていると妙に恐ろしい。


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●ピエロ帽子
マスクと同じく経験値10%アップ効果付き。



○さらに先のアップデートで実装予定


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●M12s
イタリアのベレッタ社によって開発されたサブマシンガン。



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