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印刷2011/03/10 10:00

連載

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ / 第121回:「サムライとしての生き方」

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ
第121回:「サムライとしての生き方」

 

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著者近影

 知ってる? 日本って,実は弱小国なのよ。あ,先にいっておくと,私決めたの。たまには社会派ぶるって。「笑点」でいうところの,かつての歌丸師匠のポジションね。で,先代圓楽師匠の馬面ネタで座布団1枚残して全部没収。……ダメじゃん!
 そんなこんなで,日本の話ですよ。経済大国だなんだいってるけど,それはせいぜいここ一世紀の話であって,国としてのポテンシャル的にはあんまり優れているわけではないのね。
 その最大の理由は,国土に資源が少ないこと。食料の自給率もそこまで高くないし,それらを総合してみると,今現在のこの世界の情勢の中で,日本という国だけではもはや生き残っていけないってことなのね。
 世界全体とどう共存していくか。逆にいうと,世界と共存できなければ日本は成り立たないっていうか,維持できない。これが現在の話。
 でも,世界が電波信号で繋がっていない,地球が丸いことも分かってなかった時代の日本では,日本だけで世の中が成立していた時代が確かにあったらしいの。その世界を実際に見たことはないんだけど。
 まあ,今でこそ共存のために,世界との和を優先している日本だけど,日本だけで成立していた時代の日本人はもう少し頑固だった,と私は思っているの。だって,共存しなくてもいいわけだから。もちろん,個人差はあると思うわよ。当時は身分だってハッキリ分かれていたし,すべての人が頑固だったとは思わない。
 でも,昔の人達は「みんなとどう生きていこう」ということよりも,「自分一人がどう生き抜いていこう」というメンタリティを持っていたと想像できるわけ。それが,今でいうサムライの生き方なのではないか,と。

 

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 ハイ,ヤってみましたよ「侍道4」。
 簡単にいうと,開国したてで日本人がこれからの生き方をどう位置づけようか選択を迫られている時代を,好きに生きなさいよサムライとして! というゲイムなわけです。
 いちゲイのプロレスラーがゲイムについてゆるく語るこの連載で,ちょっとしたそれっぽい説教めいたことをいうのもなんだとは思うのだけど,本来,人間の生き方に正しいとか間違ってるなんてないと思うのですよ,あたしゃ。
 人間として生まれた以上,どう生きてもいい。……というと,たぶん快楽犯罪者はこう言うんですよ,「法律なんて人間が勝手に決めたルールだ」って。その意見自体は正しいわ。私も,法律がすべて正しいものだとは思わない。
 でもね,都合のいい部分だけを勝手に解釈するのはイカン。それまで法律というルールの中で守られて生きてきたくせに,犯罪を犯すときだけその部分を引き合いに出す。これはいくらなんでも卑怯よ。「逆転検事2」でも語られていたわ。「法も人間と共に成長する」って。
 世の中のルールで生かされているんだから,世の中のルールは守ろう。その上での自由。

 

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 あの知事が「テレビにも同性愛者が平気で出るでしょ。日本は野放図になり過ぎている」って思うのも言うのも自由。アニメやマンガを規制するのも自由。それに対して私が,「あの知事は野放図になり過ぎている」と感じるのも自由。
 イヤ,思ったことを素直に言っちゃうこと自体,もの凄く勇気と覚悟がいるんだけどね。頑固で信念を持つっていう意味では,ひょっとしたら,あの知事こそがラストサムライなのかもしれないわね。だって,刀で人を斬る自由って,その力が強ければ強いほど,斬られる自由にも繋がってくるわけだから。うん,やっぱサムライだわ。
 ……っていうゲイムなんです侍道4。

 イヤ,ちゃんと紹介すると,何が正しくて何が間違いか分からない時代に,自分ルールで生きてみろ! というアクションゲイムなのよ。
 もちろんそこはゲイムなんで,夜這の要素だとか,拷問の要素だとか,遊びの部分で嘘をついているところもあるけど,その嘘の部分が効いているわ。虚実入り乱れた,いいエンターテイメントに仕上がっていて,言うなれば「喧嘩番長」シリーズにつながる楽しさがあるわね。
 この辺はスパイク作品のいい部分だと言えるでしょうね。

 

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 ただ! 個人的に惜しいと思ったのはロード時間。死ぬほど長いってわけではないし,ものの数秒なんだけど,その都度集中力が途切れてしまったわ。私だけかもしれないけども。
 侍道4って,一度のプレイが短めでテンポ良く何度も繰り返しプレイするタイプのゲイムなんだけど,それだったらもうちょっとサクサク進んでほしかったわ。
 誤解のないようにいっておくと,ちゃんとイベントシーンがスキップできたり早送りできたり,繰り返しプレイのための気遣いはできているのよ。とくに早送りは凄くいい機能だと思うしね。
 でも,欲をいえばエリアの繋ぎのロード時間でテンションが落ちてしまう点を,どうにかカバーしてほしかった。私が思うに,ロード時間って,ゲイムの世界から現実の世界に戻されてしまう時間なのね。それが許せるゲイムとそうでないゲイムがあって,例えばウイイレの試合前のロード時間はちょっとだけ長いけども,これから始まる戦いに向けた心の準備時間として許せちゃうのよ。
 でも,こう言ったエリア移動タイプのアクションゲイムは,ロードの回数が少なければ少ないほうがいいと思うの。これって逆説的に,ロード時間でテンションが落ちなければ,ついついプレイし続けてしまうほどの魅力があるゲイムってことでもあるわけ。本質的にはとても面白いわよ。未体験者こそ是非。あとは喧嘩番長好きにも。

 

 

 というわけで,人間の生き方について説教したわけだけれども,これはひとえに最近読んだ手塚治虫の「ブッダ」の影響に違いないわ。ブッダも悩む。人間である以上は悩む。それでいいんでしょうね。こんなマンガが読めるんですよ,日本では。
 たとえ弱小国でも,日本人は学ぶことが出来る。そうやって資源も何もない離島が,この一世紀で経済大国になったの。草食系が揶揄されがちな最近だけども,私は世界と共存しようとする草食の日本人が好きだし,誇りを持っているわ。
 流される草食ではなく,信念を持って草を食べよう。そんな私の好きな食べ物はユッケ! 男色ディーノです。

 

今週のハマりゲイム(文字通りゲイムスロットにハマっているゲイム)

PlayStation 3:トゥーワールド2
ニンテンドー3DS:nintendogs + cats フレンチ・ブル & Newフレンズ
PSP:モンスターハンターポータブル 3rd
Wii:「WiiFit」
Xbox 360:ごめん

 

■■男色ディーノ(プロレスラー)■■
ディーノ選手は3月13日(日),大阪ミナミ ムーブ・オン アリーナで開催される,DDT「大阪・道頓堀ストーリー9」に出場します。当日は,大石真翔選手とのタッグで,アントーニオ本多選手&中澤マイケル選手と対戦予定。「生きるか死ぬかの戦いをして……生きて帰るわ」とのことです。その前日には,PRO-WRESTLING Bar 「カウント2.99」にて,「男切草〜カマいたちの夜〜」というイベントにも出るとのこと。このイベントタイトルって。そうそう,3月24日(木)に4Gamerがロフトプラスワンで開催する「龍が如く」シリーズのトークイベントにもディーノ選手は出演しますよ。
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