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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第187回「カルドセプトは人生」
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印刷2012/07/05 17:17

連載

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第187回「カルドセプトは人生」


著者近影
 物事は,はじめの一歩が大切だとよく言われるわ。
 私もそう思う。はじめの一歩を踏み出す勇気。ウン,大切ね。この一歩がないと,ゴールへはたどり着けないし,そもそもゴールを目指すことも出来ないのだから。
 でも。それと同じように二歩目以降も大切だと,私は思っているの。一歩目があっても,二歩目がないとゴールにはたどり着けない。っていうか,いらない一歩なんてない。歩みはどんな一歩でも大切なのよ。
 一歩目とゴールの一歩がクローズアップされがちだけど,どの一歩もゴールには必要不可欠なの。最初と最後が注目されるエースであるのは仕方ない。でも,物事を成し遂げる道はスタートとゴールだけではないわけ。
 記憶には残らないケースが多いけど,例えば69歩目も大事だし,1919歩目も重要。歩き続けること。次の一歩を踏み出すこと。そうやって,我々は日々を生きているのね。生きること,これもまた一歩。その一足が道となり,その一足が道となる。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第187回「カルドセプトは人生」

 で,「カルドセプト」。カードゲイムとボードゲイムを組み合わせた人気ゲイムの最新作が,ニンテンドー3DS用に登場したわけ。私はシリーズ第一弾のセガサターン版から,これまですべてのカルドセプトをプレイしているわ。
 このシリーズは,ぶっちゃけめちゃくちゃ売れまくりの国民的ゲイムで続編がガンガン出てる! ってわけではないし,何なら私の周りで猫も杓子もカルドセプト! って感じに流行っていたこともないわ。あえて言うけど,地味目のゲイムなのよね。その分,好きな人はすごく好きという系統で。
 それにしても,プラットフォームを変え,シリーズ作品が出続けている割に,ここまで根本的なゲイム性が変わらないタイトルも珍しいと思うのよ。いやいや,悪口じゃないわよ! 変わることが必ずしも良いことだとは限らないし,逆もまたしかり。ともかく,ここで私が言いたいのはカルドセプトが全然変わらないシリーズだということ。ただ,それだけ。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第187回「カルドセプトは人生」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第187回「カルドセプトは人生」

 ストーリー的にも,若干登場人物が変わっていたりはするけど,展開はほぼ同じ。ステージをクリアして,報酬として新しいカードをゲットして,違うステージに挑戦する。それの繰り返し。ホントに変わらない。プラットフォームを変えても,ゲイムを取り巻く常識がどんどん変わっていっても,カルドセプトは変わらない。今回は旧作のリメイクということもあって,なおさらね。
 それでも私は,この変わらないカルドセプトを買って,プレイするの。なぜか。答えは当然,面白いから。変わらないのにね。じゃあずっと昔のカルドセプトをヤっときゃいいじゃん? まったくもってそのとおり。頭では分かっているの。なぜ同じようなモノなのに,毎回買ってヤっているのか,自分でも分からないわ。でも,やみつきになる魅力があるのよ。
 働きもせずヒモ同然,しかもわがままで喧嘩っ早くて自分勝手。酒に酔っては暴力を振るう。誰に聞いても「あんな男,やめときな」って言われる。それでも愛してる。頭ではダメって分かっていても,どうしてもついつい愛情を注いでしまう。そんな感覚に似ているのかもしれないわね。イヤ,別にカルドセプトがダメ男だって言ってるわけじゃないんだけどね。
 っていうか,むしろいいところだらけ。モノポリーみたいに分かりやすいのに深い戦略要素もあるし,かといってダイス運や引くカードのタイミングであったりの運も,勝つためには少なからず重要。そこがいい。でも,基本的には強いものが勝つ。ここもまたいい。要するに通ぶって言えば,ルールやカードの能力など,そのバランスが最初から完成されているタイトルなのよ,カルドセプトは。
 だから無理に変える必要がないの。そして今のところ,それは正解だと私は思うわ。想像するに,作り手も試行錯誤していると思うの。ルールを変えてみてはどうか,新しい要素を取り入れてはどうかって。でも,結局は下手に変えないほうが面白いという結論に,毎回たどり着いているんだろうと思う。だから結果,変わらない。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第187回「カルドセプトは人生」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第187回「カルドセプトは人生」

 シリーズもののゲイムをプレイしていると,いつも思うんだけど,作る側からしてみれば続編って,とても怖いものだと思うのよ。ゲイム性を変えるのも,かといって変えないのも,どちらにしても。
 ビジネスである以上は,プレイヤーの声は無視できないじゃない。変えたら変えたで「なぜ変えたんだ!」って言われるし,変えなければ変えないで「なぜ変えないんだ!」って言われる。まあ,面白ければどちらでも文句は言われないんだけどね。
 そういう意味で,ずっと変えないことを続けていて,それでいて面白いってことも変わっていない,このカルドセプトシリーズって,実はめちゃくちゃ凄いんじゃないのかな,という気がしてるのよ。とくに,最初にこのゲイムデザインを考えた人が。
 派手なゲイムを求めている人には向いてないし,カードゲイムやボードゲイムが苦手な人には,無理にプレイをオススメしない。けれども,ゲイムっぽいカードゲイムをプレイしたい人には,断然おススメできるわね。ゲイムならではのカードゲイムね。
 最初に発売して以来,ずっと変わらないという道を歩き続けたカルドセプト。今からプレイしても乗り遅れるんじゃないか? という心配はゼロね。なぜなら,よっぽど面白さが上回らない限り,今後もきっとカルドセプトは変わらないから。そういう観点でいえば,今回は今までで一番導入も丁寧だし,未プレイの人はこのタイミングで始めてもいいかも。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第187回「カルドセプトは人生」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第187回「カルドセプトは人生」

 さっきも言ったとおり,カルドセプトって,カードゲイムでありボードゲイムでもあるわ。サイコロを振って進んでいくゲイムなのね。で,遊んでいるうちに「なんでこんなことが起こるかな?」「敵だけずるくない?」「なんでそのダイス目が出るの?」「よりによってこのタイミングかよ!」って,毎回本気で思っちゃうの。
 そうなんです。人生と同じなんです。自分の運の悪さに対して,どう感じるか。これはカルドセプトも人生も同じなんですよ。良いことばかりは続かない。そんな時に重要なのは,自分の気の持ち方だと思うの。人生もカルドセプトも。
 例えば,悪い出来事が起こりました。一番悪いのは運だとしても,この悪い状況からどう立て直すのか。運が悪いことを嘆き続けるのか,プログラムのせいにするのか。それとも悪いなら悪いなりに,次にどういう手を打つべきかを考えるか。
 この「考える」ってことが,人生の始めではなく,途中の一歩なのかなって。カルドセプトをプレイしててそう思いましたとさ。はじめの一歩も,最後の一歩も,そして忘れてゆくであろう途中の一歩も。とにかく踏み出そう。苦しくても踏み出そう。現状,とくに苦しくもないけど!
 と思った今週のゲイムライフでした。野暮なことを言えば,苦しくない精神状態だからこそ,こんな半透明のきれいごとをしれっと書けるんだけどね。ま,ゲイムヒヒョーの途中の一歩もまた来週。
 ……うわぁ禅問答っぽい! そして何言ってるか自分でもよく分からない! また来週!

今週のハマりゲイム
(文字通りゲイムスロットにハマっているゲイム)
PlayStation 3:「TOKYO JUNGLE
PlayStation Vita:「プロ野球スピリッツ2012
PSP:「CONCEPTION 俺の子供を産んでくれ!
Wii:「いただきストリートWii
ニンテンドー3DS:「カルドセプト
Xbox 360:「トロピコ4 日本語版

■■男色ディーノ(プロレスラー)■■
7月8日(日),ディーノ選手が所属するDDTプロレスが,大阪市淀川区民センターで「KING OF DDT OSAKA 2012」を開催します。ディーノ選手は,先日行われたKING OF DDTトーナメントの一回戦と二回戦で勝利を収めたため,この日はまず,準決勝でKUDO選手と激突。ここでKUDO選手を破れば,同日に行われる決勝戦に駒を進めることになるのですが……。「一つの興行で二試合やると,疲れが抜けなくなるのよ。もう,そういう年齢なのよね」と,アラフォーの苦しみを吐露していました。
  • 関連タイトル:

    カルドセプト

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