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印刷2007/11/06 14:16

連載

ハーフライフ2 オレンジボックス アリックスのCity17は恋の予感
最終話:いつまでもオレンジボックスで遊んでる場合じゃない

 

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 戦う物理学者諸君! 過去3回の連載によって,もはや誰もがオレンジボックスを隅々まで堪能し,ツメの先までオレンジ色に染まったことだろう。しかし「あー遊んだ遊んだ。次のゲームでも買おっと」と思うのは早計だ。「ハーフライフ 2」の世界は,これだけでは終わらないのだ。
 というわけで,最終回はハーフライフ 2関連製品および,「MOD」のお話をして,無限に遊べるハーフライフ 2の底なしの魅力に,どっぷり首まで浸かっていただく。

 

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画面は「Garry's Mod 10」のものなので,コラムの内容とは微妙に主旨が異なるかもしれない

 「MOD」(モッド)とは,「もっど遊びたーい!」の「もっど」ではない。「Modification」の略であり,有志が開発した改造データのことを指す。
 ゲームの改造データというと,なんかイリーガルな香りの漂う“良くないもの”をイメージする人もいるかもしれない。しかし現在では,ゲームメーカー側がMOD開発用のツールを無料公開するなどして,自社製品のMOD作成を推奨するケースも多々見られるほど,市民権を得た存在となっている。

 

 

カウンターストライク:ソース(Counter-Strike: Source)

 

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 「カウンターストライク:ソース」(以下CSS)は,マルチプレイ専用のチーム戦FPSだ(BOT相手に一人で練習可能だけど)。テロリスト側とカウンターテロリスト(対テロ特殊部隊)側に分かれて戦う,現代戦がテーマのシリアスでドライな作品である。
 最大の特徴は,リスポーン(復活)のない短期決戦ルールで,つまりどちらかのチームが全員死亡した時点ですぐ1ゲーム終了(ほかにもマップごとの勝敗条件がある)。数分〜十数分でケリがつき,ハイ次のマッチへ……が繰り返されるという,実にスピーディなゲーム展開となる。
 展開が速いだけにアドレナリン放出量もハンパじゃなく,手に汗握る興奮を手軽に味わえる。「ちょっとだけ遊びたい」というときにもピッタリのゲームだ。

 

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 もともと「カウンターストライク」は1999年〜2000年頃に公開された,初代「ハーフライフ」の有志制作MODであった。これがあまりにも完成度が高く,世界中のゲーマーから支持されまくり,結果的にある意味ハーフライフそのものより成功してしまうのだ。やがて正式に製品版として単品で発売されている。
 CSSは最初からValveの正式な製品として開発され,「ハーフライフ 2」とほぼ同時期にリリースされた。見方にもよるが,CSSもある意味ハーフライフ 2の本編以上に成功したタイトルとなったように見える。

 2007年11月6日のお昼時点で,サーバー数はだいたい2万7000くらい。すごい数である(ちなみに旧カウンターストライクの同時間のサーバー数も2万7000くらいあった)。CSSはとにかく,世界で最も遊ばれているFPSの一つであり,24時間いつでも対戦相手には困らない。今後も数年間は安泰であろう。よほど興味がない人以外,とりあえず買っておいていいゲームだ。価格はSteamで19.95ドル。

 

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ハーフライフ 2:デスマッチ(Half-Life 2: Deathmatch)

 

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 「ハーフライフ 2:デスマッチ」(以下HL2DM)は,文字通りハーフライフ 2の世界を舞台としたマルチプレイ用のFPSだ。あの世界が舞台といっても,本編の重苦しいストーリーとは一切無関係。単純に“グラビティガンでドラム缶や便器をぶつけあって戦う”といった,あの世界ならではの愉快なシューティングが楽しめるという代物である。

 本作はMOD出身ではなく,Valveの正式な製品である。シンプルな内容で,まさにハーフライフ 2のマルチプレイモードといった位置づけ。ゲームモードも「デスマッチ」か「チームデスマッチ」があるのみだ。
 サーバー数は2007年11月6日のお昼時点で1000にギリギリ届かないくらい。カウンターストライクと比べると寂しい数だが,一般的なマルチプレイFPSとしてはそこそこ優秀なほうである。価格はSteamで9.95ドル。

 

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Garry's Mod 10

 

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 「Garry's Mod 10」(以下GMOD)はゲームではなく,Sourceエンジンの物理環境を自由に楽しむツール,とでもいおうか。まあ,変わった作品である。Garry's Mod 9まではMODとして無料公開されていたが,10から製品化された。
 GMODで遊ぶには,ハーフライフ 2やCSSなどSourceエンジン搭載のタイトルが別途必要で(対応タイトルは購入時に確認しよう),それらのマップデータやキャラクターデータ,オブジェクトデータを使用して,好き勝手に遊べるのである。

 

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NPCのアリックスさん軍団vs.ストライダー遊び。なおNPCとしてストライダーを出すには別のデータを探し出してインストールする必要がある

 

 GMODでは,例えば以下のようなことをして遊べる。

  • マップを選ぶ
  • キャラクターやオブジェクトを好きなように配置する
  • キャラクターに好きなポーズをとらせる
  • 爆笑する
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 ほかにも,オブジェクトを組み合わせて不思議な装置を作り上げたり,敵や味方のNPCを大量に配置して普通に撃ち合ったり(NPCとして呼び出せばAIで自律的に動かせる)と,アイデア次第でいろいろな遊び方ができる。GMOD上で遊ぶミニゲームなども存在するほか,ファン作成による膨大なモデルデータ群もあり,それらを開拓できれば遊び方はさらに広がるだろう。一人でじっくり遊ぶもののイメージだが,マルチプレイにも対応している。価格はSteamで9.95ドル。

 

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ハーフライフ 2MODの世界

 

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 シンプルに説明すると,ハーフライフ 2のMODとは主に,「ハーフライフ 2さえ持っていればタダで遊べるゲーム/データ」のことである(タダじゃないものがあったらごめんなさい)。アマチュアの開発者が,独自のマップやキャラクターなどを用意し,Sourceエンジンを利用して作っちゃったオリジナルのゲームが,この世にいくつも存在するのだ。
 なお一般的に「MOD」というと,例えばMAPデータだけ,キャラクターやモデルだけ,さらには銃の発砲音データだけ,なんてものまで含まれることが多い。

 ハーフライフ 2は,MOD文化において最先端をいく作品の一つである。まず開発環境が整っており,MOD作品の数は非常に多い。そして完成度の高い代表的なゲームMODは,Steamを通じて公式サイトにリンクされているのだ。

 ちなみに,こういったアマチュア作成MODの導入/使用は,基本的にすべて自己責任である。もし使用方法が分からないとか,PCがおかしくなったとか,問題のあるデータを見つけてしまったとか,そういったことがあったとしても,Valveもサイバーフロントも4Gamerも責任を負うことがなく,一切のサポートもできないのでご了承を。それが我慢ならないならMODの世界は我慢だ。

 

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 というわけで,4週にわたってオレンジボックスの楽しみ方を紹介してきたわけだが,いかがだったでしょう。ご満足いただけたでしょうか。ハーフライフ 2 エピソード 2まで一通りクリアしたという人は,「チームフォートレス2」「ポータル」や,CSSやGMODなどを存分に楽しみつつ,すべてが完結すると思われる(しない気もするけど)「ハーフライフ 2 エピソード 3」の発売を待つのだ。うー,今度は何年後になるのかしら。しかし恋の予感とか,全然関係ない連載でしたね。それではさようならー。

 

■■Kawamura(4Gamer編集部)■■
「Garry's Modは以前遊んだことがある」と豪語していたKawamuraだったが,10では使い勝手がかなり変わっていたようで,いざ触ってみると「使い方がさっぱり分からない」と,すっかり仏頂面に。しかし徐々に慣れてきたらしく,創作意欲に燃えて次第に熱中していくその姿には,なんというか不気味なものがあった。きもーい。こういうので何かを作っている姿というのは,あまり人に見せるものではないですな。
  • 関連タイトル:

    ハーフライフ2 オレンジボックス

  • 関連タイトル:

    カウンターストライク:ソース

  • 関連タイトル:

    ハーフライフ 2:デスマッチ

  • 関連タイトル:

    ポータル【日本語版】

  • 関連タイトル:

    Team Fortress 2

  • 関連タイトル:

    ハーフライフ 2

  • 関連タイトル:

    ハーフライフ 2 エピソード 1

  • 関連タイトル:

    ハーフライフ2 エピソードパック【日本語版】

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