イベント
ニコニコ動画で大好評を博したあのラジオが復活!!「ぶるらじ! コンティニュアム シフト稼動記念スペシャル」の収録模様をレポート
コンティニュアム シフトでは新たに,「ツバキ=ヤヨイ」と「ハザマ」がプレイアブルキャラクターとして登場するほか,前作からのキャラクターにも新たな技が追加。さらに初心者向けに,ボタンを連打するだけで連続技を繰り出せる“ビギナーモード”,上級者向けに,1クレジットで7分間,CPUを相手に練習できる“スパーリングモード”を搭載しているなど,多数の追加要素が魅力となっている。
「BLAZBLUE CONTINUUM SHIFT」メインビジュアル |
ツバキ=ヤヨイ |
ハザマ |
さて,そんなコンティニュアム シフトの稼動を記念し,12月10日より「ぶるらじ! コンティニュアム シフト稼動記念スペシャル」の配信が開始! すでに何度も視聴しているというファンも多いだろうが,本稿では同番組の収録現場の模様をお伝えしつつ,番組の流れをネタバレに気をつけつつレポートしていこう。番組を視聴した人も,これから視聴しようと思っている人も,ぜひご一読を。
ニコニコ動画内「アークシステムワークス公式動画チャンネル」
「ぶるらじ」とは
ニコニコ動画内「アークシステムワークス公式動画チャンネル」にて,2009年4月9日から9月17日まで全12回で配信されたWebラジオ番組。「BLAZBLUE」を応援するというコンセプトのもと,音声に合わせて画面内でキャラクターがさまざまなリアクションをとったり,トーク内容がテロップで表示されたりと,映像的にも凝った演出が人気を博し,毎回10万再生オーバーを記録していた。メインパーソナリティは杉田智和さん(ラグナ・ザ・ブラッドエッジ役),近藤佳奈子さん(ノエル・ヴァーミリオン役),今井麻美さん(ツバキ・ヤヨイ役)の3人。
相変わらずの自由すぎるトークが炸裂!
第二回ぶるふぇすの開催も発表された
続いてオープニングへと移ったにもかかわらず,「ぶるらじ! コンティニュアムシフト稼動記念ハァアアア!(甲高い声)」「今日は杉田のクズは来なァい!(甲高い声)」とモノマネを続けたままの杉田さん。近藤さんと今井さんに「ニセモノ!」とツッコまれてから,やっとまともに自己紹介をしていた。
番組紹介のあと,話題がツバキの衣装のことへ移り,「頭が蒸す」という今井さんに対して杉田さんが,「じゃあ脱ぐときは『パージ!』って言ってください。そして装着するときは堀秀行さんみたいな声で『アムド!』って叫んでください」と無茶ブリ。今井さんは律儀に「パージ!」「アムド!」とやってくれたので,画面内の絵がどのように変化しているのかは放送を見て確かめてほしい。アークシステムワークスのスタッフさん達の,良い仕事が確認できるはずだ。
それから何とか近藤さんが「ハザマですよ!」の一言で流れを戻し,スキを見てはボケようとする杉田さんを華麗にスルーしつつ,ビギナーモードとスパーリングモードについて紹介した。
なお,今井さんによるとツバキのボイスは3〜4時間ほぼぶっ続けで収録したらしく,疲労でその後3日間くらいは廃人と化していたとのこと。「呪文で自分の技を強化する」「ギャグっぽいところがほとんどないキャラクター」などなど,気になるコメントをしていたのだが……杉田さんはその横で,なぜか「美味しんぼ」の富井副部長と岡星さんのモノマネをしていた。
BBポータブルは2009年6月にPS3 / Xbox360で発売された「BLAZBLUE」のPSP版で,4人部屋&観戦機能付きのネットワーク対戦を実装。シナリオと「教えてライチ先生」もそっくりそのままフルボイスで収録されており,さらに一人でじっくり楽しめる“レギオンモード”という新要素も追加しているとのことだ。
ちなみにレギオンモードの内容は,BLAZBLUEキャラで軍団を作り,マップ上に多数待ち構える敵軍を撃破してマップを制圧していくというもの。倒した敵軍の中から1名を仲間にして自軍を強化できたり,極悪な強さを持つ“アンリミテッドキャラ”が登場したりと,見どころ満載のモードらしい。
お次のコーナーは「もしものブレイブルー」。「バトル中,もしもこんなことがあったら何と言う?」というお題に,3人がアドリブで答えるという内容だ。
そして,ここでもお題発表前に,何やら杉田さんからお伝えしたいことがあるらしく……なんと,第2回「ぶるふぇす」の開催が発表された。日時は2010年2月20日(土),15:00開演と17:00開演の2部開催で,会場は品川ステラボールとのことだ。「ぶるらじ」の公開録音はもちろん,新ボーカル曲のライブ,新作のお披露目,物販など,盛り沢山の内容となっているらしいので,大いに期待したい。
なお,第1回の「ぶるふぇす」は無料だったが,今回は入場料金が必要。チケットの販売に関しては後日公式サイトで発表するらしいので,チェックを忘れないようにしよう。
続いてのコーナーは,「ノエルポエム」。リスナーが送ってきた恥ずかしいポエムを近藤さんが読みあげるという内容で,ニコニコ動画では「ノエルポエム」が始まるやいなや,視聴者達から「これが本編」と相次いでコメントされていたほどの人気コーナー(?)だ。
しかし,今回はスペシャルということで,視聴者からのお便りがないため,パーソナリティの3人と構成作家,森プロデューサーが「クリスマス」をテーマに考えたポエムを近藤さんが読み上げることに……。これまでにないくらい酷い内容(主に杉田さんのせいで)になっていたので,必聴だ。
さて,番組も終了に近づき,告知のコーナーへ。コミックマーケット77でのグッズ販売やドラマCD,サウンドトラック,BBポータブルなどの紹介がされたのだが,その中でもとくに気になったのが2010年1月にニンテンドーDSiショップより配信開始予定の「ぶれいぶるー -バトル×バトル-」だ。これは,ラグナをはじめ,「ぶるらじ」でお馴染みのちびキャラ達を操作して戦うDSiウェア用爽快アクションで,ワイヤレス通信による4人対戦も可能とのことだ。
その後,「ツバキのささやき」を挟み,エンディングへ。久しぶりにも関わらずまったくブランクを感じさせない,最後までハイテンションな収録で,収録ブースの外では森プロデューサーが,アゴを外さんばかりに爆笑していたのが非常に印象的だった。聞いているだけでも相当面白かったが,本放送では絵まで付くというのだから否が応にも期待が高まる。今まで「ぶるらじ」を知らなかったという人にも,ぜひこの機会に聞いてみてほしい。
森プロデューサーに色々と気になるところを聞いてみた
収録後,「BLAZBLUE」シリーズのプロデューサーである森 利道氏に少しだけお話を聞くことができたので,最後にミニインタビューをお届けしよう。
4Gamer:
久しぶりの収録の感想はいかがでしたか?
森氏:
コンティニュアム シフトを盛り上げていこうということで,今回の特別版を収録することになり,久しぶりのメンツが集まって楽しかったですね。できれば今後も「ぶるらじ」を続けていきたいものです。
4Gamer:
コンティニュアム シフトのビギナーモードは,どういう意図で作ったんでしょうか?
森氏:
ビギナーモードは本当に初心者向けです。格闘ゲームは“難しいもの”じゃなくて“面白いもの”なんだということを知ってほしかったんですよ。とにかく動かしてみて,楽しんでもらうために搭載しています。
4Gamer:
間口が広いということですね。では,スパーリングモードについては?
森氏:
上級者向けの練習モードです。ユーザーからの要望が多かったんですよね。対戦待ちのときとかにサクっとプレイしてもらう感じでしょうか。まぁ,その前にアーケードモードをやってほしいんですが。
4Gamer:
アーケードモード,気合入ってるみたいですね。
森氏:
前作ではアーケードモードをクリアするのに約20分かかったんですが,今回は30分かかります。ストーリーがすごく長いですよ(笑)。フルボイスでやたら喋っています。
4Gamer:
では,次にPSPで発売されるBBポータブルについて。PSPだと操作感覚がだいぶ違うと思うんですが,その辺はどのような調整をされているんでしょう?
森氏:
もちろん,技は全部出しやすいようにしてあります。そういった意味では,初心者でも十分楽しめるものになっていると思いますよ。
4Gamer:
レギオンモードも気になりますね。どのような内容なのか,詳しく教えてください。
森氏:
まず最初に選んだキャラクター一人で,マップ上の敵軍と連戦して,勝ったらその中から一人を仲間にできるんですよ。そしたら次から,戦闘時にキャラクターを選択できるようになるわけです。なので,自分の得意キャラクターをどれだけ早く手に入れられるかが攻略のポイントになりますね。
あと,アンリミテッドキャラという,通常よりも強く設定されたキャラがいるんですが,そいつを早めに仲間にすればより楽に進められるわけです。そうやってどんどん仲間を集め,コマを進めて行くというモードですね。一人用のサバイバルモードに,遊び応えをプラスした感じです。
4Gamer:
ちなみに,PSPへ移植する際に,グラフィックスやモーションはどのように調整されているんでしょうか。
森氏:
画質はどうしても落ちてしまいますが,コマ数はまったく落としていないんですよ。本当に大変でしたが,PS3/Xbox 360版同様の,なめらかなアクションが楽しめるはずです。
4Gamer:
もう一つ,DSiウェアの「ぶれいぶるー」も気になるところです。
森氏:
仕掛けのあるフィールドで,ちびキャラがボコスカ戦うゲームですね。「ぶるらじ」でもお馴染みの“天玉”を相手から奪うのが目的です(笑)。とりあえずはラグナ,ジン,ノエル,レイチェル,タオカカが使用できます。
4Gamer:
「スマブラ」みたいな感じで楽しそうですね。4人対戦もできるようですし,非常に楽しみです。
森氏:
第2回ぶるふぇすを含め,来年も「BLAZBLUE」は色々な展開をしていきたいと思っているので,楽しみにしていてください。
4Gamer:
本日はありがとうございました。
- 関連タイトル:
BLAZBLUE
- 関連タイトル:
BLAZBLUE
- 関連タイトル:
BLAZBLUE CALAMITY TRIGGER Portable
- 関連タイトル:
ぶれいぶるー -バトル×バトル-
- この記事のURL:
キーワード
(C)ARC SYSTEM WORKS
(C) ARC SYSTEM WORKS
(C)ARC SYSTEM WORKS
(C)ARC SYSTEM WORKS