「ロスト プラネット 2」(
PS3/
X360)は,カプコンブースほか,PlayStation 3ブースやXbox 360ブースでも,Episode 1を試遊できるが,本日(9月24日),カプコンブースにてEpisode 3の内容を実際にプレイしながら披露する
「ロスト プラネット 2 最新プレイアブルデモステージ」が行われた。
「ロスト プラネット 2」プロデューサー 竹内 潤氏
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プレイアブルデモの解説を行ったのは,プロデューサーを務める竹内 潤氏。竹内氏によれば,本作の舞台となる「EDN-3rd」は,前作から十数年が経過し,気候の変動によりジャングル化しただけでなく生物も巨大化しているという。そうした世界の中で,プレイヤーはまったく異なる六つのエピソードを体験するのだ。
「ロスト プラネット 2」ディレクター 大黒健二氏
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実際のプレイは,ディレクターの大黒健二氏ほか,計4名のスタッフが担当した。Episode 3は並走する2台の列車を進攻していき,先頭にある「列車砲」を駆使して巨大AKを倒すという内容。列車の後方から進入し,外部と内部を行き来しつつ,時には並走する列車に飛び移るというように,スピーディに展開していく。竹内氏によると,Episode 3は,「すべてのキャンペーンで4人Co-opプレイ可能」という本作最大の売りとなる部分をアピールするのに最適とのこと。むしろ,協力しなければ攻略は難しいと,竹内氏は述べた。
サポート用新武器「シールド」
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デモプレイ中,竹内氏によってCo-opプレイを強化するために採用された,いくつかのシステムが紹介された。まずは「武器セット」。これは,自分が使いたい武器をあらかじめ設定しておき,ゲーム中に落ちている武器を優先的に拾えるようにするためのもの。新たな武器としてサポート用の「シールド」が登場するほか,「口笛」など,仲間とコンタクトを取るためのアクションも100種類以上用意されるという。
また新たな兵器として,前作での「空から攻撃したい」という要望に応えた「ヘリコプター」が登場。ヘリは攻撃力こそ高いものの防御力に難があるそうで,うまく扱わないと戦争映画でよくある(?)ように,すぐ墜落してしまうそうだ。そのほか「バイタルスーツ」はもちろんのこと,新兵器が続々登場するという。さらに,倒されたときの復活ポイント「データポスト」を起動したり,集めると何かいいことがある「?ボックス」があったりと,新要素も満載だ。
シールドを使って,データポストの起動をガードしている |
ヘリ。調子に乗ってると,すぐ墜落するらしい |
最後に待ち受ける巨大AKは,列車砲を駆使して倒すことになる。まず,巨大AKの側面にいくつか存在するオレンジの部分を列車砲で攻撃する。すると弱点があらわになるので,さらそこに攻撃を加える……という段取りなのだが,列車砲の弾は一つ一つ運んだり,装填するためにクレーンを使ったり,さらには列車砲自体を回転させるのに少々時間がかかったりと,なかなか手間が掛かる。
つまり弾を運ぶ人,クレーンを操作する人,列車砲を操作する人,あらわになった弱点を攻撃する人といったように,状況に合わせた役割分担をする必要があるのだ。時間の都合で,残念ながら今回のデモでは巨大AK討伐には至らなかったが,スピーディな展開と,協力を前提とした構成は,ぜひプレイしてみたい! と思わせるものだった。
ステージの最後,大黒氏は「ロスト プラネット 2で,多くの日本のプレイヤーにシューティングに挑戦してほしい」と述べた。また竹内氏は,「ロスト プラネット 2のCo-opは,日本人が楽しめる仕様になっている」「このグラフィックスでのリアルタイムプレイを楽しんでほしい」と締め括った。