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NVIDIAのクリエイター向けロゴプログラム「RTX Studio」認定済みノートPCに新製品10機種が加わる
この発表は,北米時間7月28日に米国・ロサンゼルスで始まった3Dグラフィックスに関する学術会議「SIGGRAPH 2019」に合わせて行われたものだ。RTX Studioとは,COMPUTEX TAIPEI 2019でコンセプトや対応製品が発表となった,プロやハイアマチュアのクリエイター向けノートPCに付けられるマーケティング向けプログラムの名称で,NVIDIAによる発表時点では,PCメーカー各社から17機種が発表となった。
今回,追加された10製品を合わせてRTX Studio対応のノートPCは合計27機種になるわけだ。
そのほかにNVIDIAは,SIGGRAPH 2019に合わせて,コンテンツ制作系アプリ向けのドライバソフト「Studio Driver」のアップデートを実施することも発表した。
NVIDIA Studio Driverとは,登場時に「Creator Ready Driver」と呼ばれていたものだ。今回のアップデートでは,30bitカラーによるHDR対応を実現したのに加えて,グローバルイルミネーションレンダラー「Autodesk Arnold」,オープンソースの3Dモデリングソフト「Blender」,3Dグラフィックス制作の統合ソフト「Cinema 4D」とそのレンダラーである「Octane Render」,そしてビデオ編集ソフト「VEGAS Pro」に対する最適化が行われているそうだ。
なお,NVIDIAは,独自のリアルタイムレイトレーシング対応実行環境「NVIDIA RTX」に対応するクリエイター向けのアプリケーションを,SIGGRAPH 2019で多数披露することも予告している。
NVIDIA RTX対応のアプリケーションは,すでに40種類以上もあるとのことで,,NVIDIAはSIGGRAPH 2019の場で同社の取り組みをクリエイターに対して訴求していくということなのだろう。NVIDIAのこうした動きは今後のゲームの制作も大きく変えていくことになるかもしれない。
西川善司の3DGE:COMPUTEX 2019 NVIDIAプレスカンファレンスで発表された不思議なブランディングキーワード「NVIDIA Studio」と「RTX Studio」ってなに?
今回のCOMPUTEXで開催されたNVIDIAのプレスカンファレンスでは「SUPER」なモノは残念ながら発表されなかったのだが,同社のクリエイター向けの取り組みとして,「NVIDIA Studio」と「RTX Studio」という2つのキーワードが紹介されていた。これらはいったいどんなものなのだろうか?
NVIDIAのRTS Studio対応PC情報ページ
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