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[E3 2012]プレイヤーの数だけ攻略法がある。期待のステルスアクション「Dishonored」がBethesdaブースでプレイアブル出展
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印刷2012/06/07 01:17

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[E3 2012]プレイヤーの数だけ攻略法がある。期待のステルスアクション「Dishonored」がBethesdaブースでプレイアブル出展

Dishonoredのアートディレクターを務めるヴィクトル・アントノフ(Viktor Antonov)氏。錆ついたような工業的世界感や,細部にこだわったガジェットのデザインなど,本作ほど凝った作りのゲームはなかなかない
画像集#001のサムネイル/[E3 2012]プレイヤーの数だけ攻略法がある。期待のステルスアクション「Dishonored」がBethesdaブースでプレイアブル出展
 Arkane Studiosが開発を行うアクションアドベンチャー「Dishonored」PC / PS3 / Xbox 360)が,Bethesdaブースでプレイアブル展示されていた。

 今回のE3では,特設シアターでデモも披露されていたDishonoredだが,こちらは以前のプレビューイベントで公開されたバージョンと同じ内容だった。その模様はプレビューイベントの取材時に詳しく説明しているので,興味のある人はこちらを参照してほしい。

画像集#009のサムネイル/[E3 2012]プレイヤーの数だけ攻略法がある。期待のステルスアクション「Dishonored」がBethesdaブースでプレイアブル出展

画像集#002のサムネイル/[E3 2012]プレイヤーの数だけ攻略法がある。期待のステルスアクション「Dishonored」がBethesdaブースでプレイアブル出展
 一方,シアターを出た場所にある専用ルームには,上で紹介したものとは異なるミッションのプレイアブルデモが並べられており,自由にプレイできるようになっていた。
 そのミッションは,「Kaldwin's Bridge」と呼ばれるもので,医者のSokolovという男を誘拐するのが目的だ。マップはゲームの舞台であるダンウォールの街の波止場付近であり,石造りの重厚な橋の上層にSokolovはいるのだが,ミッションが始まった時点ではSokolovのいる方向が小さなマーカーで示されている程度で,ミニマップは用意されていない。そのため,どのルートでゲームを進めるかはプレイヤーによって変わってくる。

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画像集#007のサムネイル/[E3 2012]プレイヤーの数だけ攻略法がある。期待のステルスアクション「Dishonored」がBethesdaブースでプレイアブル出展
 筆者はとりあえず高台に上ろうと,ゲームの開始地点の近くにあった3階建ての建物の上に,「Blink」と呼ばれる瞬間移動の特殊パワーを利用して登ってみた。高台から,2人の兵士をクロスボウで仕留めることができたものの,彼らがいた場所に再び瞬間移動しようとすると,途中で水路に落下してしまう。
 筆者の傍らに立っていたデモ担当者によると,Blinkで瞬間移動できる距離はレベルアップするごとに伸びていくらしいが,基本的には最大でも20メートルほどしか移動できないとのこと。その後何回かBlinkを使っていると,移動できる場所であれば,場所を特定する水色のオーラのような表示が,矢印のようなパターンに変わるのに気付いた。

 それはともかく,水路に落ちたまま少し泳いでいくと,潜入予定のビルを発見。水車につかまることで見事に建物内部に潜入できた。当然,筆者の取った方法以外にも,潜入経路は用意されており,このようなところからも,本作の自由度の高さがうかがえる。
 この水力を使った発電施設と思われる建物には,兵士たちが多く存在するようなので,,ステルスではなくバトル重視のプレイに切り替えることにした。武器は,クロスボウのほかにも拳銃や剣などがあるが,これらは特殊パワーと共に,ホイール型メニューで簡単に選択できるようになっている。剣や銃だけで多数の敵を倒すことは難しいが,疾風を叩きつけて相手を遠方に押しやるパワーなどを併用すれば,ずいぶんと生き残りやすくなる印象だ。

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 なお,Dishonoredでは「音」が非常に重要な要素となっている。別の部屋にいるキャラクターの声はこもった音で聞こえ,それをこっそりと聞くことで,目的の人物の場所を特定したりできるのだ。また,鍵穴から部屋を覗き込んだり,ネズミや魚,兵士などのキャラクターに憑依して,本来なら使えないような経路を利用したりと,さまざまなプレイが可能となっている。

 まだ大きな注目を集めているとは言い難いDishonoredであるが,その独特なゲーム性や凝りに凝ったアートワークには,開発者達のこだわりが感じられる。今後の情報公開にも引き続き注目したいところだ。

「Dishonored」公式サイト

「E3 2012」の特設ページはこちら

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