韓国Neowiz Games，自社発表会の「NOW 2011」にてUnreal Engine 3で自社開発するMMORPGなど新作ゲーム5作品を発表

　韓国Neowiz Gamesは2011年10月18日，ソウルで同社の新作発表会“NOW（Neowiz games Optimum Works） 2011”を開催し，11月10日〜13日に行われる「G-Star 2011」で初出展となる作品を公開した。
　気になるラインナップは，TPS「DIZZEL」，カジュアル釣りゲーム「清風明月」，MMORPG「BLESS」，MMORPG「EIN」，そして野球マネジメントゲーム「Art of Baseball」の5作品となる。会場で公開された，「Art of Baseball」を除く4作品のムービーを入手したので，合わせて紹介していこう。

MMORPG「BLESS」

MMORPG「EIN」

TPS「DIZZEL」

カジュアル釣りゲーム「清風明月」

野球マネジメントゲーム「Art of Baseball」

Neowiz Games COOのcho，gye hyun氏

　次世代TPSとして発表された「DIZZEL」は，近未来的な世界観が特徴の作品で，ムービーでは防弾シールドのようなものを張っている様子が分かる。韓国では，11月24日にオープンβテストが開始される予定だ。


　発表会の会場で，とくに注目されたのは大作MMORPGの2作品だ。同社が開発するMMOPRG「BLESS」はUnreal Engine 3をベースに，現在までに150人あまりの開発スタッフが投入されている大規模プロジェクトだという。一方の「EIN」は，「Kingdom Under Fire」シリーズのコアメンバーであるLee，Hyunkiディレクターが総括を担当している作品だ。



　また，韓国Neowiz Gamesは「Baseball Mogul」シリーズの野球シミュレーションエンジンを使った「Art of Baseball」や，Just Nineが開発するオンライン釣りゲーム「清風明月」を通じて，スポーツ/カジュアルゲームといったジャンルにも力を注ぐという。

Yoon Sanggyu氏

　同社のCEO Yoon Sanggyu氏は「今後，自主開発の作品など多様な新作オンラインゲームを発売し，パブリッシング能力だけでなく，開発力まで認められるように努力します」とコメントしている。
　それぞれどのようなゲームなのか，G-Star 2011に注目だ。