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「Battlefield 4」の公式ブログで,βテストのフィードバックによる改善点の詳細が明らかに
公式ブログ「Thanks for the Battlefield 4 Beta Feedback!」
現状では,このエントリーではカバーしきれていないバグや改善点も多く,ヴコヴィッチ氏の投稿にもあるように,ローンチ後も頻繁なアップデートが行われていくものと思われる。
以下に修正点の内容を翻訳して掲載しておく。日本語版のリリースは11月7日に延期されてしまったが,64人対戦という大規模チーム戦をより良いものにするため,継続的な開発に期待したいところだ。
■低フレームレート/スタッタリング
PC版βテスターの一部が悩まされていた,低いフレームレートのカクカクなグラフィックスが改善され,より良いフレームレートでゲームを楽しむことが可能になる。βテストの期間中には,3度にわたるクライアントのアップデートが行われたほか,サーバー側の修正も何度か行った。
■ローディング時のクラッシュ
PC版で見られた「ローディング画面から先に進めなくなる」という問題についてはほぼ特定済みで,現在,これを解決するための作業を行っている。すでに最新パッチで解決したというβテスターからの報告も多く,ローンチにあたって,この問題は最小限に抑えられる。
■高いCPU使用率
デュアル/クアッド/6コアのCPUを使用しているユーザーから,CPU使用率が異常に高くなるという報告があった。その理由は部分的に特定されており,過去3回のアップデートを含めて修正が進められている。
■コントローラのレイアウト(PlayStation 3/Xbox 360版)
コントローラレイアウトのオプションは,現段階でも複数の選択肢が用意されている。「Battlefield 3」と同じものがいいというのであれば,メニューから「Legacy」を選ぶことで,ほぼ同じレイアウトでプレイできる。
■サーバーリストの非表示(PlayStation 3/Xbox 360版)
サーバーブラウザで,リストが表示されないという問題が報告されている。この場合,「Filter Option」を変更することによって,多くの人がプレイしているサーバーを見つけられるはず。「Quick Match」を使えば,すぐにゲームに参加できる。
■エレベーターカタパルト
これは,倒壊したビルのエレベーターボタンがプレイヤーを空中高く放り投げるというバグ。面白いコンセプトだが,エレベーターはカタパルトやテレポート用の道具としてデザインされたものではないので,製品版では修正される予定。ただ,これを使った愉快なムービーは,開発側も大いに楽しんだという。
■ゲームプレイのバランス
ゲームバランスは現在も調整が続けられており,発売後も継続されていく。プレイヤーのフィードバックによりβ版に修正が加えられる部分は,以下のとおり。
●歩兵に関する変更点
・プレイヤーが瞬時にキルされた場合,プレイバックされるサウンドとカメラエフェクトのクールダウンが長過ぎた点を修正。これが,キルされたりダメージを受けたりした際の反応の悪さにつながっていた。
・AK12のバーストモードでの連射速度を,1000rpmから750rpmに修正。発射レートが高いうえに反動が低かったため,強力になり過ぎていた。
・compensatorとmuzzle brakeを調整し,連射時の精度を落とした。
・連射速度の低い武器とのバランスを取るために,すべての武器において連射速度に合わせたフルオート時の精度調整を加えた。低い連射速度の武器は,最適な距離より遠い敵をキルできる射撃精度を,長く維持できるようになった。
・弾薬パックと医療パックの投擲距離が増やされ,チームメイトに投げ渡しをしやすくなった。
・弾薬パックは,2つの弾倉を一度にチャージでき,その後,時間を経て合計4つの弾倉を供給する。この恩恵を受けるためには,弾薬パックの効果範囲に居続ける必要がある。ただし,グレネードやRPG,ランチャー類はこの機能を利用できない。
・25mmおよび40mmのランチャーのマズルフラッシュの継続時間が延長され,より発見されやすくなった。
・ナイフを刺す行為がキルイベントと合っていなかった問題を修正。
・蘇生受付時間を7秒から10秒に延長。
※初出時「リスポーン時間」と記述していましたが,正しくは「蘇生受付時間」となります。訂正してお詫びいたします。
●搭乗兵器に関する変更点
・搭載武器の機能を正確に記述してなかった部分を修正。
・スティンガーやIGLA(携帯式地対空ミサイル)がヘリコプターに与えるダメージを25%から35%に変更。これにより,βテストでは最低4発のヒットが必要だったが,3発のヒットで済むようになった。
・すべてのTOW(対戦車)誘導ミサイルのスピードが毎秒50mから毎秒75mに変更され,クアッドバイクのようなスピードの速い搭乗兵器も攻撃可能になった。
・装甲車のCoaxial LMG(軽機関銃)の威力が弱すぎたので,連射したときの精度を向上させた。
・搭乗兵器の対人能力を強調するため,兵士が利用する40?および25?砲が搭乗兵器に与えるダメージを軽減。
・IFV(歩兵戦闘車)の主な役割である対人能力を強調するため,主砲がほかの装甲車に与えるダメージを軽減。
・戦車の主砲が照準の中心に当らない問題を修正。
・すべてのプラットフォームで,ジョイスティックを使って搭乗兵器を操縦できるオプションを追加すると共に,加速時の操作性を向上。
●ロックオン武器に関する変更点
・RPG7とSMAWは,レーザー照準されたターゲットをロックできなくなった。
・レーザー照準されたターゲットを攻撃した際,ビークルに警告を与えない武器がいくつかあったので修正した。RPG,SMAW,MBT LAWがロックオンできる距離を500mから350mに減らしたことで,IGLAに対空兵器としての意味を持たせた。
・レーザー照準が可能なすべてのミサイルは,攻撃ヘリおよび偵察ヘリに対して,最大で90%のダメージしか与えない(βテストでは100%)。これは,レーザー照準ミサイルに対してヘリコプターが自ら消火することで,生き残るチャンスを与えるため。
●その他の変更点
・スコアログで表示されるキルの告知がより迅速になり,ユーザーインタフェースが向上した。
・Xbox 360とPlayStation 3向けの照準アシスト機能が,すべての距離で同じになるようように調整した。βテストでのアシスト機能は,近距離では想定以上に強力だった反面,中距離では使い物にならなかった。修正後は,近距離戦ではプレイヤーによる操作がより多く必要になり,ターゲットの切り替えはより難しくなる。中距離では,プレイヤーはターゲットへのトラッキング補助をより感じられるようになるが,全体として照準のアシスト効果は軽減される。
●PC版の変更点
・CROUCH(TOGGLE)/PRONE(HOLD)と読まれるべきだった表示を修正。
・PC版で利用されていなかった「Underslung」というキーバインドを削除し,「Select Gadget 1」のキーで双方のアクションを行えるようになった。
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