ニュース
グラフィックスの進化とゲームプレイの共存とは。「Europa Universalis IV」の開発者ダイアリーを掲載
「Europa Universalis IV」公式サイト
Europa Universalis IV?Developer Diary 1?The world is at your feet
第1弾となる今回のダイアリーに記事を寄せているのは,現在,Paradox Development Studioを率いるJohan Andersson氏。同氏は「我々のゲームではマップがすべて」と書き,Europa Universalis IVのマップがどうなるのかについて説明している。
興味深いのは,国境線に色を着けるなどして地形マップが見やすくなった印象のある「Crusader Kings II」が,多くのコアゲーマーから「国境が史実どおりではない」という批判を受けたという話だ。
Andersson氏は,国境線がそのように描かれた理由として,まず拠点となる首都などのグラフィックス要素が入るため,そして,プレイに支障が出ないよう,ユニットを動かしやすくするため,そして,国境を接する国を一定にすることで,防衛や攻撃で不公平がでないようにするためとしている。歴史的な事実よりは,ゲーム性を優先させていくというわけだ。
そのうえでEuropa Universalis IVでは,メインであるヨーロッパ以外の地域,例えば東欧,インド,日本などでもプロビンスを増やし,どの地域でも面白くプレイできるように調整しているとAndersson氏は言う。
また,四季の変化を明確にし,例えば北方では冬場の進軍が困難になるといった季節感も表現されている。グラフィックス面も,樹木が地上に影を落とすなど,かなり進化しており,これまでのParadoxゲームの地味な雰囲気とは違う作品を目指しているようだ。
- 関連タイトル:
Europa Universalis IV
- この記事のURL:
(C)Paradox Interactive. Trademarks belong to their respective owners. All rights reserved.