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「FFXIV」東京ファンフェス基調講演をレポート。南北に広がるトラル大陸,ロスガル女性の王女ウクラマトなど気になる数々の情報が明らかに
北米,欧州に続く3回目にしてワールドツアーのラストを飾る今回のファンフェスは,ビデオゲーム史上初となる東京ドームでの単独イベントだ。冒頭で行われたFFXIVプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏による基調講演については一部を速報で掲載しているが,本稿ではその詳報をお届けしよう。
「ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー」の新ジョブは“ピクトマンサー”。女性ロスガルの姿も明らかに
スクウェア・エニックスは本日(1月7日),MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」のイベント「FINAL FANTASY XIV FAN FESTIVAL 2023-2024」を開催し,吉田直樹氏の基調講演にて新拡張パッケージ「黄金のレガシー」での新ジョブとなる「ピクトマンサー」を発表した。※メーカーのリリースを追記しました。
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まずは,2024年夏にリリース予定の拡張パッケージ「ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー」(PC / PS5 / PS4 / Mac / Xbox Series X|S)の新トレイラームービーが公開された。
これまでファンフェスごとに新要素が追加されてきたが,今回はクルルが新ジョブ「ピクトマンサー」として登場する姿を披露したほか,新たなフィールドなども盛り込まれていた。
ファンフェス最後の基調講演なので,そろそろ新拡張パッケージ「黄金のレガシー」の発売日と思っていたが,現在は最終調整中であり後日改めて発表されるとのこと。とはいえ,開発は順調のようで,予告しているとおり2024年の夏にはちゃんと発売されると強調していた。
新ジョブ「ピクトマンサー」
欧州ファンフェスで公開された「ヴァイパー」に続き,今回も新たなジョブが発表された。基調講演の開始時に公開されたムービーにも登場した「ピクトマンサー」がそれだ。続けて,ピクトマンサーの紹介ムービーが公開された。
ピクトマンサーは「ファイナルファンタジーVI」にも登場していたジョブだ。同作品ではモンスターを描き出してそのスキルを使用するというジョブだったが,「FFXIV」ではモンスターに留まらず,風景画なども含めたさまざまな絵を描き出して多彩な効果を発動させるとのこと。
ロールは遠隔魔法DPSとなり,“筆”を専用の武器として使用する。初期レベルは80で,ジョブクエストの開始場所はグリダニアになるとのこと。「黄金のレガシー」がプレイ可能になっている状況で,条件を満たしていればすぐに転職クエストをスタートできる。
なお,サポートジョブというほどではないものの,パーティ強化の絵画魔法なども存在しており,黒魔道士のような攻撃特化ジョブではないらしい。ちなみに蘇生魔法は持っていないとのことだ。
また,ドイツ語圏に向けては「FFVI」でのジョブ名「DUPLIKANT」から「PIKTOMANT」に変更が行われると補足説明が行われた。これはモンスターの攻撃を複製(デュプリケート)するだけのジョブではなくなったためだ。「FF」シリーズを通しての変更となるため,もし今後,ほかの「FF」シリーズでピクトマンサーが登場する場合も,ドイツ語ではPIKTOMANTに統一される予定になっているそうだ。
「黄金のレガシー」ストーリー序章は1月16日公開のパッチ6.55メインクエストPart2から開始
続いては「黄金のレガシー」のストーリーに関するおさらいが行われた。光の戦士たちに送る最高の夏休み。それは,はるか西方に広がる“トラル大陸”からもたらされた,とある依頼が発端となっていた。新たなる王を決める「継承の儀」,王位継承レースへの助力を求めてきたのはトラル王国の王女「ウクラマト」だった。
今回は冒険の発端となる王女ウクラマトの存在が公開され,その姿がロスガルの女性であることにも驚かされた(さらに,ロスガル女性は基調講演の最後にプレイヤーキャラとしても作成可能と発表された)。
しかもウクラマトが登場する,「黄金のレガシー」のストーリー序章とも言うべき物語は,1月16日に公開が予定されているパッチ6.55のメインクエストPart2で明らかになるという。
なお,パッチ6.55実装時は24時間メンテが行われる。この際,日本データセンターのサーバ機器をすべて最新のものに変更する予定となっているそうだ。
“トラル大陸”は南北に分かれた地域,そして新たなフィールドも……
これまで公開されてきた「黄金のレガシー」の舞台となる“トラル大陸”だが,今回それが大きく南北に広がる大陸であることが発表された。プレイヤータウンとしてすでに公開されている「トライヨラ」は,南北の地域をつなぐ橋の役目も担っているそうだ。トレイラームービーで新たに公開された映像にも,たしかに巨大な橋が描写されていた。
吉田氏によれば南と北とで,物語が大きく動くことになるという。まるで2部構成なのかと思えるほどで,新しいチャレンジに見えるかもしれないと語っていた。
新たなエリアについては,これまでスクリーンショットやアートとして発表されてきた内容がウォークスルー映像として改めて公開された。
今回はさらに新エリアが公開されたが,これまでの自然豊かな風景とは一変して未来風の街並み(?)が映し出され,会場からどよめきが起こっていた。こちらは新たな小タウンとなる「ソリューション・ナイン」の映像とのこと。本来はもっとオブジェクトなども設置されているのだが,ネタバレを防ぐためにあえてすべて撤去しての公開となる。プレイヤータウンなので,当然のことながら,いろいろな施設/設備も用意されている。
さらに新たなエリアのアートワークも公開された。ヘリテージファウンドは異なる文明が混在しているかのような風景だ。なお,ここで紹介されたものはいずれもフィールドであり,ダンジョンなどではないとのこと。
新たな友好部族「ハヌハヌ族」
これまでに公開されてきたペルペル族,モブリン族に加えて,巨人系の「ハヌハヌ族」が発表された。また,マムージャ族のいろいろな部族の姿も公開。マムージャ族は部族ごとにそれぞれ異なる価値観が存在しており,プレイヤーはそれらを目の当たりにすることもあるだろうとのことだ。
システム系アップデートをおさらい
これまでに発表されてきたものを含め,システム系アップデートのおさらいなどが行われた。レベルキャップが100まで開放されるほか,今回発表されたピクトマンサー,欧州ファンフェスで発表されたヴァイパーなどの新ジョブが追加される。
また,基礎となるバトルコンテンツについても引き続き開発が行われ,新たなダンジョンも続々と追加予定になっている。もちろん,強敵とのバトルやストーリーを彩るコンテンツサポーターのアップデート,第一次グラフィックスアップデート実施後に初めて実装される多数の新装備なども楽しみにしてほしいとのことだ。
ダンジョンについてはすでに公開されたものを中心にウォークスルー映像が公開された。以前はアートワークのみが公開されていたダンジョンについても,それらしい風景が映像内で確認できた。
左から召喚士,侍,賢者,ガンブレイカーの装備 |
左から機工士,リーパー,占星術師,ナイトの装備 |
新たな生活系大規模コンテンツ「コスモエクスプローラー」
ここで新たな生活系大規模コンテンツが公開された。その名も「コスモエクスプローラー」。なんとほかの惑星に赴いて,多数のプレイヤーが協力して惑星を発展させていくコンテンツになる。パッチアップデートごとにテーマとなる惑星も変化していくようだ。
パッチ7.xシリーズでアップデートが行われていく長期コンテンツとのことで,より詳しい内容についてはプロデューサーレターLIVEなどでの公開になる。今回はアートワークのみが公開されたが,どんな内容になるのか非常に気になるプレイヤーも多いだろう。
新アライアンスレイド「エコーズ オブ ヴァナ・ディール」続報
「FFXI」をモチーフとした新アライアンスレイド「エコーズ オブ ヴァナ・ディール」だが,その続報として新たなアートワークが公開された。描かれていたのは闇の王だ。どのように関わるのかといった詳細についてはまだ不明で,こちらもプロデューサーレターLIVEなどで続報が伝えられる予定となる。なお,「エコーズ オブ ヴァナ・ディール」はパッチ7.1での公開を予定しているとのことだ。
新8人レイド「至天の座 アルカディア」
新8人レイドのアートワークとタイトル「至天の座 アルカディア」が発表された。今回公開された近未来感溢れるエリアで展開する,完全オリジナルのストーリーだ。こちらはパッチ7.0の実装後から1か月後くらいの公開を予定している。
“絶”シリーズレイド「絶もうひとつの未来」
新たな“絶”シリーズレイドは「希望の園エデン」のとあるストーリーをモチーフにした「絶もうひとつの未来」となる。こちらはパッチ5.4のパッチタイトルにも関連するタイトルになっている。パッチ7.1にて公開予定とのことだ。
新リミテッドジョブは「魔獣使い」
そのほかのコンテンツについても継続したアップデートが続けられていく予定だ。なお,本格的なPvPアップデートについてはパッチ7.1以降を予定している。また,パッチ7.xシリーズでは多人数で進めていくフィールド探索型のコンテンツも追加予定となっており,こちらについては続報を待ってほしいとのことだ。
そして,欧州ファンフェスで発表されたリミテッドジョブについても,その名称が公開された。パッチ7.x後半で追加されるリミテッドジョブは「魔獣使い」となる。青魔道士と同様に,ソロでもパーティでも楽しめるジョブとして予定されており,収集的な要素も用意されるらしい。
第一次グラフィックスアップデートによる各種族の変化を公開
ここからは,パッチ7.0にて予定されている第一次グラフィックスアップデートの進捗などが報告された。今回は各種族の変化をビフォーアフターという形で公開。プレイヤーの持つイメージを壊さないようにしつつ,表現の幅を広げるキャラメイクが可能になるよう,最新の注意を払いながらアップデートが進められている。種族によっては一見ほとんど見分けがつかないが,よく見ていくと質感や影の表現,肌のきめ細やかさなど,細部で大きく変更されているのが分かる。
さらに,染色部位の増加によるカラーバリエーションなども公開された。染色できない部分もあるが,できる限りおしゃれに役立つように範囲の広い箇所を中心に全装備に手が加えられる。こちらについても今後のプロデューサーレターLIVEなどでも引き続き公開していくとのことだ。
そのほかのお知らせなど
ロスガル女性が作成可能に!
最後に,冒頭のトレイラームービー公開から引っ張ったロスガル女性の実装が発表された。強くしなやかな体躯を持つ種族として描かれている。もちろん,パッチ7.0からロスガル女性をプレイヤーキャラとして作成可能になる。吉田氏は「種族の追加はとても大変なので,今回で最後ですと言いたいのですが,最後になるかどうかはみなさん(プレイヤーさん)次第です」と,今後のアップデートの可能性についても言及していた。
「ファイナルファンタジーXIV」公式サイト
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- ライター:植竹貴史
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