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「THE IDOLM@STER SideM 7th STAGE 〜GROW&GLOW〜 SUNLIGHT SIGN@L」横浜公演2日目をレポート。テーマは挑戦
今回のライブは2か所で行われ,2022年10月1日,2日は愛知のAichi Sky Expoで「STARLIGHT SIGN@L」が,12月3日,4日に神奈川の横浜アリーナで「SUNLIGHT SIGN@L」が開催。どちらの公演も,作中に登場するアイドルを演じるキャストたちが歌って踊るライブが楽しめ,その模様はネット配信もされた。
本稿では,横浜公演の2日目の模様をお届けしよう。
【出演者】 ※敬称略
・DRAMATIC STARS
仲村宗悟(天道 輝 役)
内田雄馬(桜庭 薫 役)
八代 拓(柏木 翼 役)
・High×Joker
千葉翔也(秋山隼人 役)
永塚拓馬(冬美 旬 役)
渡辺 紘(榊 夏来 役)
白井悠介(若里春名役)
野上 翔(伊瀬谷四季 役)
・神速一魂
益山武明(紅井朱雀 役)
深町寿成(黒野玄武 役)
・S.E.M
伊東健人(硲 道夫 役)
榎木淳弥(舞田 類 役)
中島ヨシキ(山下次郎 役)
・THE 虎牙道
寺島惇太(大河タケル 役)
小松昌平(牙崎 漣 役)
・F-LAGS
三瓶由布子(秋月 涼 役)
浦尾岳大(兜 大吾 役)
比留間俊哉(九十九一希 役)
・Legenders
笠間 淳(葛之葉雨彦 役)
汐谷文康(北村想楽 役)
駒田 航(古論クリス 役)
各ユニットのライブ初お披露目曲が満載!
冒頭の諸注意ナレーションは,愛知公演から引き続き315プロ事務員の山村賢が務め,Jupiterの天ヶ瀬冬馬と御手洗翔太が今回のお手伝いとして登場し,タイトルコールを担当! 開幕にふさわしい楽曲「Take a StuMp!」で,挑戦がテーマの煌びやかなステージが開幕しました。
今回の公演でMCを担当するのは,S.E.Mの硲 道夫役・伊東健人さん,舞田 類役・榎木淳弥さん,山下次郎役・中島ヨシキさん。3人の進行でオープニングトークが始まり,会場に集まった多くのプロデューサーさんと,配信で寄せられた多くのコメントに満面の笑みで「イェーイ!」と答えたりと,初っ端からハイテンションな様子を見せるキャストたち。
気合と楽しみな気持ちが詰まった挨拶がキャストから送られたところで,F-LAGSが「Casually!」でライブの初陣を爽やかに飾る。全体的に可愛らしいダンスの中,キックをする振付がとても印象的であった。
特殊イントロから始まった「Multiple Entertainment Show!」では,クールなレーザーの光が降り注ぐ中でユニークなMESポーズを決めるS.E.M。ラップと吐息で色気たっぷりの楽曲,ラストは前ならえポーズでシメ!
かっこよくもシュールな楽曲のあとは,ライブ序盤ながらも少ししっとりとした時間が続く。神速一魂のちょっと落ち着いた放課後感がある楽曲「タソガレドキ,Bluesy」では,夕暮れらしい照明の下で,情念たっぷりに歌い上げる紅井朱雀役・益山武明さん,黒野玄武役・深町寿成さんの声にうっとりした。
雨音の音から始まった「RainyMemories」では,個別カラーのトロッコに乗って会場を回りながら,切なくも情緒的な曲を歌唱するDRAMATIC STARS。トロッコに立てられたアクリル板に,壁ドンみたいな形で手を置く柏木 翼役・八代 拓さんに密かにドキドキ!
Legendersがスタンドマイクで力強くパフォーマンスした「PERMAFROST」では,ステージに雪が降り注ぐ演出も。儚くも美しい曲にぴったりな幻想的な演出であった。
今回のライブでメンバーが勢揃いしたHigh×Jokerが送る「SEASON IN THE FIVE」では,みんなが横一列になって,四季の流れを感じられる温かな楽曲を歌い上げる。曲の中盤では,元気に花道を駆けて中央のステージへ集結して,穏やかな笑顔を見せてくれた。
ノンストップの怒涛のステージの後は,High×Jokerと神速一魂の高校生グループによるMCの時間へ。
どちらもライブでは初披露の楽曲で,「自分たちで言うのもあれだけど濃厚!」と益山さんが満足げな様子を見せた一方,深町さんは「今までで一番元気がない曲で……」とコメントして「言い方!」と総ツッコミされていた。秋山隼人役・千葉翔也さんは,この5人でいられることが幸せだと語り,キャストも会場のプロデューサーさんも「うんうん」と強く何度もうなずく。
DRAMATIC STARSとF-LAGSの6人が登場するMCの時間でも,ライブで初披露だった楽曲について両グループが話していた。
秋月 涼役・三瓶由布子さんは,トップバッターでのお披露目となったことについて,緊張したけれど楽しかったと微笑む。兜 大吾役・浦尾岳大さんは「ひと言いいですか? 横アリー,Casually!」という挨拶をお披露目して,あとに続くDRAMATIC STARSの面々も挨拶をやらざるを得ない流れになって……。天道 輝役・仲村宗悟さんと桜庭 薫役・内田雄馬さんが謎のポーズで笑いを巻き起こし,八代さんは「横アリ怖い!」と戸惑いの様子を隠せないのであった。
個性あふれた演出も続々! ソロ曲も見逃せない
楽しいMCを経て,ソロ曲のコーナーへ。
1曲目は,小松昌平さんが歌う牙崎 漣のソロ曲「From Genius」。スモークが沸き起こるなか,高めの位置に驚かされたハイキックをワイルドにお見舞い! 小松さんがちらっと見せる,ちょっと悪い表情にドキドキが止まらない。
曲のラストで小松さんが見上げた視線の先に寺島惇太さんが現れ,そのまま大河タケルのソロ曲「Resolution」へと繋がる。
THE 虎牙道の絆と,同じユニットながらもバチバチ感を感じられた素敵な演出のあとは,学校のチャイム音が響き,S.E.Mの「Dance in the school!」が始まる。ミラーボール付きのトロッコに乗って歌い始めると,配信を見ているプロデューサーさんから「移動教室」コメントが殺到しており,ふふっとさせられた。
曲の感想が語られたMCでは,寺島さんがS.E.Mのパフォーマンスに対して「最後,笑いが起きてましたが……」と問いかけると,「そういう戸惑いも感じられるのがS.E.Mの担当」と伊東さんが答えていた。中島さんも振りの様子がおかしいところは,振付の先生も「S.E.Mなので」と言っていたことを告白する。ソロ曲もライブでは初披露した小松さんも,振付の先生と話しながらパフォーマンスを作り上げていったとのことで,全サビの前にハイキックを取り入れてることを話していた。
ライブ後半も驚きが止まらない!
ライブの後半は,各ユニットの衣装に着替えたキャストたちの「Growing Smiles!」でスタート。個性的で華やかな姿に,目が足りないと思わざるを得ないところ。
エンジン音が轟く中で始まった神速一魂の「ROUTE77」では,ステージで炎の柱が沸き上がる熱い演出が! バイクを吹かすような振付や特攻服っぽさも感じられる衣装も相まって,漢らしいステージとなっていた。
強いステージングのあとは,F-LAGSのキュートな開幕投げキッスにときめかされた「Made in「 ♪ 」」。後ろのスクリーンにアイドルたちが踊る3DMVが流れて,ステージとスクリーンのどちらを見ればいいのか非常に迷わされたところ……ここでも改めて目が足りないと思わされる。
Legendersの「Time Before Time」では,ヘッドセットで時計の針を表現したダンスで会場を魅了。のちのMCでも語られたのだが,愛知公演よりも振付が増えており,難しいダンスをかっこよく決めていたキャストに大きな拍手を送りたい。
そして,驚いた様子のプロデューサーさんが多く見受けられたのは,小松さんと寺島さんが披露した「その場所へ行くために-KEEP ON FIGHTING- × RULE 牙ヲ穿テヨ BATTLE MIX」だ。ふたりのソロ曲がミックスされており,強くにらみ合いながら,まるで熱いバトルを繰り広げているかのように強く歌い上げていく。「行くぞ!」の掛け声を合図に,さらに加速するバチバチ感にゾクゾクしてしまった。
熱すぎるバトルが終わったところで,High×Jokerのメッセージが流れる。これから披露する曲への意気込みが語られて,ライブで完全初公開となったロック調の新曲「JOYFUL HEART MAKER」をトロッコに乗ってお届け。
DRAMATIC STARSのワイルドな魅力を感じられた「Change to Chance」では,センターユニットにふさわしい歌唱力に改めて圧倒される。仲村さんと内田さんお力強い歌声に,八代さんの優しい歌声がマッチしているなと思わせてからの,彼の不意打ち舌なめずりにキュンとさせられてしまった。
そして,初お披露目祭りのユニット曲時間のラストを飾るのは,S.E.Mの「√EVOLUTION」。ちょっぴりシリアス目の曲ながらも,やはり最後までヘッドセットをつけてユニットらしさ全開のダンスを踊り続ける3人。スクリーンには宇宙が映し出されて,壮大さが増し増しであった。
全員集合したMCでは,F-LAGSとLegendersは振付の話に。両ユニットともに,もっと振付を頑張りたいという話し合いがあり,ハードルが挙がりつつも,どちらのユニットも見事なパフォーマンスを披露していた。その話を受けてからの仲村さんは「DRAMATIC STARSもダンスを盛り盛りにした……というエピソードがあったら良かったな」と希望を口にしつつ,そういうやりとりは実際にはなかったものの,ダンスもしっかりと頑張れたことをアピール!
今回のライブで完全な初出となる新曲を披露したHigh×Jokerは,これまで歌ってきた楽曲と雰囲気が異なるロックな曲となったということで,冬美 旬役・永塚拓馬さんは「ロックバンドとしてのハイジョをみせられて嬉しかった」と笑顔を見せてくれた。
315の気持ちが詰まったアンコールに応えて再び登場!
貴重な曲の感想がたっぷり聞けたところで,ライブはあっという間に終わりの時間へ。最後はみんなで「Beyond The Dream」を歌い上げる。
毎度お馴染みのアンコールの時間では,配信を見ているプロデューサーさん向けにアンコール用のTAPボタンが出現する。これをクリックすると,会場に表示された総アンコール数がカウントされる仕組みとなっており,プロデューサーさんの頑張りのおかげで,かなりのスピードでカウントが加算されていく。
そんなアンコールに応えて,カラフルなライブTシャツ姿のキャストがステージに登場して,「DRIVE A LIVE」をパフォーマンス。
最後のコメントでは,トップバッターの仲村さんが「(DRAMATIC STARSが)揃うのは一年ぶり。まず開催できたことがサ315ー!」と,笑顔満点に315なひと言。
素敵で感動的なコメントが続くなかで深町さんは,なぜかケータリングの話をし始めて……。千葉さんに「フカヒレを“フカヒレさん”って言おうとしたよね?」と聞いて,益山さんに「楽屋で話せ!」と突っ込みを受けてしまう。その後,深町さんは「お後が宜しいようで」とうまく(?)しめられていて,最後まで笑いを提供してくれた。続く寺島さんは「熱バトルならぬ雑バトンが……」と戸惑いを隠せていなかった。
ステージの端々や,トロッコから目一杯手を振りながら,まぶしい笑顔で歌唱するキャストたち。最後は伊東さんの掛け声から「プロデューサーさん,これからもアイマスですよ,アイマス!」の恒例の挨拶で閉幕。
挑戦がテーマのライブとのことで,ライブで初披露となる曲ばかりのセットリストや,キャストたちの凄まじいチャレンジ精神を感じられるハイクオリティーなパフォーマンスに驚かされっぱなしのステージとなっていた。
来年以降の「アイドルマスター SideM」の展開はもちろんだが,ライブで再びアイドルやキャストに会えるのが楽しみだ。
【セットリスト】
01.Take a StuMp!
02.Casually!
03.Multiple Entertainment Show!
04.タソガレドキ,Bluesy
05.Rainy Memories
06.PERMAFROST
07.SEASON IN THE FIVE
08.From Genius
09.Resolution
10.Dance in the school!
11.Growing Smiles!
12.ROUTE77
13.Made in「 ♪ 」
14.Time Before Time
15.その場所へ行くために-KEEP ON FIGHTING- × RULE 牙ヲ穿テヨ BATTLE MIX
16.JOYFUL HEART MAKER
17.Change to Chance
18.√EVOLUTION
19.Beyond The Dream
20.DRIVE A LIVE
21.LIVE in your SMILE
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