ゾンビサバイバル「Dead Island 2」の世界累計販売本数が200万本突破。PLAIONとDeep Silverにとって過去最大のローンチに

　スウェーデンのEmbracer Groupは現地時間2023年5月24日，2023年第1四半期（1月〜3月）の業績を発表し，4月21日にリリースした「Dead Island 2」（PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 / Xbox One）の世界累計販売本数が200万本を突破したと発表した。

「Dead Island 2」公式サイト

Embracer Group publishes Interim Report Q4, January-March 2023: NET SALES INCREASED BY 79％ TO SEK 9,356 MILLION

　4月25日に掲載した記事で，「100万本突破」をお伝えした「Dead Island 2」は，2011年にリリースされた「Dead Island」の続編となる一人称視点のサバイバルアクションだ。ゾンビに支配さたリゾートアイランドを舞台にした「Dead Island」は，2013年の段階で500万本以上のセールスが報道されるヒット作になった。続編の発表は2014年に行われ，ロサンゼルスが新たな舞台になることが明らかになったものの，デベロッパが2度にわたって変更されるなど，開発には想像以上の時間がかかり，一時は開発中止の噂が流れるほどだった。

　「Dead Island 2」の開発を担当したのは，Deep Silverの社内スタジオであるDambusterで，当初は2023年2月のリリースが発表されたが，最終的に4月21日にローンチを果たしている。前作からは12年，開発発表からは9年が経過した続編となるが，プレイヤーやメディアの評価は高い。Embracer Groupの発表によれば，PLAIONとDeep Silverにとって過去最大のローンチになったとのこと。

　「Dead Island 2」は前作の15年後，謎のウイルスの蔓延によって封鎖されたカリフォルニアにおいて，6人のキャラクターの決死の脱出劇が描かれる。前作にあった「レイジ」やクラフティングなどのシステムはそのままに，ゴア表現がパワーアップし，最大3人のプレイヤーによるCo-opも楽しめる。