ネクソンとEAが「Titanfall」の“新作PCオンラインゲーム”をアジア地域で展開へ

　ネクソンによれば，同社の連結子会社・NEXON KoreaとElectronic Artsが，FPS「Titanfall」（PC / Xbox One / Xbox 360）の新作PCオンラインゲームをアジア地域で配信する契約を締結したという。
　Respawn Entertainmentが開発したTitanfallは，生身の人間たるパイロットと，そのパイロットが搭乗する「タイタン」と呼ばれる8メートルほどのロボットでシューティングを楽しめることで脚光を浴びたタイトル。
　しかしプレスリリースには，“PCオンラインゲームとして”という言葉，そして“「Titanfall」のIPを活用した斬新かつ魅力的なPCオンラインゲーム”との文言も見られる。ネクソンとElectronic Artsによる初の協業タイトル「EA SPORTS FIFA Online 3」が韓国で成功したことを受け，e-Sportsを意識した，なんらかの仕掛けを備えたタイトルとなって登場するのかもしれない。

こちらは発売済みのTitanfallから。「タイタン」と呼ばれるロボットによって，人間同士の戦いにはないハイテンポかつパワフルな戦闘を体験できたが……

ネクソングループ、EA とともに『Titanfall』を
新作 PC オンラインゲームとしてアジアに向けて提供

オンラインゲーム配信事業を行う株式会社ネクソン（本社：東京都中央区、代表取締役社長：Owen Mahoney／オーウェン・マホニー、東証：3659、以下 ネクソン）は、連結子会社である NEXON Korea Corporation（所在地：韓国京畿道城南市、代表取締役社長：朴 智援／パク・ジウォン）と Electronic Arts Inc.（所在地：米国カリフォルニア州レッドウッド市、代表取締役：Andrew Wilson／アンドリュー・ウィルソン、以下 EA）が、Respawn Entertainment が開発し EA が配信を手掛ける大人気 FPS ゲーム（注）『Titanfall』を PC オンラインゲームとして開発し、アジア地域にて配信する契約を締結したことをお知らせ致します。

Respawn Entertainment は、米国カリフォルニア州ロサンゼルス市に拠点を置く独立系ゲーム開発スタジオです。共同設立者の Vince Zampella 氏は、ヒット作「CALL OF DUTY」シリーズの開発会社である Infinity Ward の共同設立者としても、同じく知られています。

今回の契約締結にあたり、ネクソンの代表取締役社長オーウェン・マホニーは、次のように述べています。
「様々な革新的要素のなかでも、特にパイロットとタイタンの対戦が特徴的な『Titanfall』は、ユニークかつ迫力溢れる体験を楽しんでいただけるゲームです。今回、『Titanfall』の IP を活用した斬新かつ魅力的な PC オンラインゲームをアジアのプレイヤーに届けるべく、ネクソンが培ってきた基本プレイ無料（Free-to-play、F2P）のノウハウを生かし、EA 及び Respawn Entertainment の才能豊かなチームと協業できることを非常に嬉しく思っております。」

現在、韓国における No.1 オンラインスポーツゲームである『EA SPORTS FIFA Online 3』は、ネクソンと EA の初の協業タイトルであり、その成功実績を背景に、この度 3 度目のパートナーシップ提携に至りました。今回の契約締結により、ネクソン、EA 及び Respawn Entertainment はアジアのプレイヤーに向け、斬新かつ迫力のある PC オンラインゲームを提供致します。

ネクソングループは、独創的で面白いゲームを世界中のプレイヤーに提供することに注力しております。今後も、自社開発および戦略的パートナーシップを通じて、高品質なゲームの開発及び配信に一層力を入れてまいります。

EA はデジタル・インタラクティブ・エンターテインメントの世界的リーディングカンパニーとして、家庭用ゲーム機や PC、携帯電話向けに、『EA SPORTS FIFA』、『The Sims』、『Battlefield』などの主要タイトルをはじめとするゲームやコンテンツ、オンラインサービスを提供しています。

（注）First Person Shooting（ファースト・パーソン・シューティング）ゲーム。一人称視点のシューティングゲームのこと。

ネクソンのコーポレートサイト