「真 流行り神2」のシステム「推理ロジック」や「隙間録」などの情報が公開。第3話「TVに映ったアイドルの霊」のストーリーも明らかに

　日本一ソフトウェアは本日（2016年6月16日），7月7日に発売を予定している「真 流行り神2」（PS4/PS3/PS Vita）の最新情報を公開した。

　今回公開されたのは，事件を論理的に整理できる「推理ロジック」，各話本編のサブストーリー「隙間録」，専門用語が自動的に登録される「F.O.A.F.データベース」といったシステムに関する情報などだ。

　推理ロジックは，キーワードを使い事件に関わった人物達の相関図を作成する機能で，捜査を進めていくうちに手に入る情報をもとに，視覚的に事件を整理することができるというものだ。
　物語の終盤には，推理ロジックを完成させる必要があり，その正答率がその後の展開や，ストーリーの「ランク評価」に影響する。

　本編では語られないエピソードを，主人公以外の人物の視点で描く隙間録は，登場人物の内面を掘り下げるほか，物語の背景や新たな真実を知ることができるシステムだ。
　隙間録の開放には条件があり，シナリオクリア時に行われる5段階のランク評価も条件となっている。

　F.O.A.F.データベースは，都市伝説や警察用語，心霊スポットなどの専門用語が物語のなかで登場した場合，その用語が自動で登録される，読み応えがあるデータベースだ。

　さらに第3話「TVに映ったアイドルの霊」の情報も公開された。
　亡くなったG県のご当地アイドル・加納ユキの霊が人気番組「歌番長」の生放送中に映り込んだ……とネットで話題に。彼女を殺した犯人として捜査線上に浮上した，2人の人物の周りで心霊現象のような，奇妙な出来事が頻発する……というのが，第3話のストーリーだ。

日本一ソフトウェアは、2016年7月7日（木）にホラーアドベンチャー『真 流行り神2』を発売いたします。

前作『真 流行り神』から2年。
主人公・北條紗希は新たな仲間たちと怪異事件の捜査に乗り出します。

第3報では、紗希をG県へ呼び寄せた人物や事件を論理的に整理できる推理ロジック、物語を別の角度から見ることのできる隙間録、第三話「TVに映ったアイドルの霊」で紗希たちが対峙する怪異事件をご紹介します。

キャラクター

本部長
性別：男
年齢：不明
職業：G県警察本部 本部長


「今後、キミたちには普通の警察官なら取り合わないような都市伝説、怪談話の類に耳を傾けてもらうことになる。」

北條紗希をG県に呼び寄せた張本人。県内で起こる怪異事件の捜査を紗希と刹那に命じる。

G県警のトップだが、就任以来、姿を見た者はおらず半ば都市伝説と化している。紗希たちの前にも決して姿を現さず、捜査の命令はいつも電話越しに伝えられる。

システム

1．論理的に真相に迫る「推理ロジック」

新たな情報はキーワードとして登録されていく。

推理ロジックは、キーワードを用いて事件関係者たちの相関図を作成する機能です。

捜査を進めていくと、人物の名前や関係性など手がかりとなる情報をキーワードとして取得していきます。推理ロジックにキーワードを当てはめることで、視覚的に事件を整理することが可能になります。

各話の終盤には推理ロジックの完成が求められ、各項目で正否の判定が行われます。ここでの正答率はその後の展開や、ストーリーのランク評価にも影響します。

相関図にキーワードを当てはめていく。

終盤の判定時に不正解が多いとゲームオーバーに。

2．本編では語られないエピソード 「隙間録」

「隙間録」では、各話本編のサブストーリーが主人公以外の人物の視点で語られます。

あの時、あの人物は何をしていたのか？あの行動にはどんな思惑が秘められていたのか？

登場人物の内面を掘り下げるだけでなく、物語の背景や新たな事実が明らかになることもあります。

隙間録の開放には一定の条件があり、シナリオクリア時のランク評価が関係しています。


◆ランク評価とは
各シナリオの終了時には5段階のランク評価が行われます。評価は「ライアーズアート」、「推理ロジック」、「セルフクエスチョン」、通常の選択肢の総合点によって算出されます。

3．その知識が真実への鍵となるか「F.O.A.F.データベース」

ストーリー中に登場する一部の専門用語は、自動的に「F.O.A.F.データベース」へ登録されていきます。

『真 流行り神2』の「F.O.A.F.データベース」には、都市伝説や警察用語をはじめ、民話や心霊スポット、凶悪事件にまつわる知識を幅広く収録しました。


事件の真相に近づき、ストーリーをより深く楽しむのにも役立つ、読み応え十分なデータベースです。

ストーリー

第三話「TVに映ったアイドルの霊」

事件現場となったテレビ局のスタジオ。

人気番組「歌番長」は全国区で放送されている歌番組である。その生放送中に幽霊が映りこんでいたという話題がネットを賑わせている。

テレビに映っていた幽霊は、G県のご当地アイドルとして活動していた加納ユキ。彼女は放送の前日に、県内にあるテレビ局のスタジオで死亡していた。

テレビ局での聞き込みの結果、加納ユキと確執のある2人の人物が捜査線上に浮上する。1人はトップアイドルであり、「歌番長」にも出演していた松岡るみ。もう1人は加納ユキのプロデューサーである玉出栄。るみは玉出が、玉出は松岡るみこそが加納ユキを殺害した犯人だと主張する。

自分の容疑を否定する2人だったが、加納ユキ追悼番組の準備中に、玉出とるみの周辺で心霊現象としか思えない奇妙な出来事が頻発する。

犯人は玉出栄、松岡るみのどちらかなのだろうか？2人を繰り返し襲う心霊現象は恨みを持った霊魂によるものなのだろうか？

参考人：松岡るみ G県出身のトップアイドルで加納ユキの先輩。玉出栄の証言によれば、彼女は加納ユキの才能に嫉妬し、厳しく当たっていたという。

参考人：玉出栄 加納ユキを発掘したプロデューサー。松岡るみの証言によれば、最近は方向性の違いからユキと対立していたという。

生放送前日に死亡した加納ユキ。死亡状況は未発表の新曲の歌詞に酷似していたという。


松岡るみのスカートにびっしりと付着した赤い手形。まるで血液のように見えるが…。


玉出を狙ったかのように、不自然に倒れこんできた撮影機材。目撃者の証言によれば怪奇現象としか思えない動きだったとのこと。


生放送番組のカメラに映りこむ加納ユキの姿。目撃した視聴者が多く、話題となっている。

「真 流行り神2」公式サイト