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再び巡ってきた春組公演では，茅ヶ崎 至＆シトロンが主演に。「MANKAI STAGE『A3!』ACT2! 〜SPRING 2023〜」ゲネプロ公演レポート
リベル・エンタテインメントのイケメン役者育成ゲーム「A3！」（iOS / Android）を原作とした舞台「MANKAI STAGE『A3!』ACT2! 〜SPRING 2023〜」が，2023年5月15日の東京公演を皮切りに，兵庫，東京凱旋公演の2都市で6月11日まで上演される（一部の公演はライブ配信，ライブビューイングあり）。 |
2018年より続く「MANKAI STAGE『A3!』」シリーズも，原作ゲームのメインストーリー第二部にあたる「ACT2!」に突入！ 本公演では，茅ヶ崎 至が主演する「新生春組第五回公演『Knights of RoundIV THE STAGE』」と，シトロン主演の「新生春組第六回公演『春ケ丘 Quartet』」の上演にまつわるストーリーが描かれる。これで春組の劇団員全員の主演公演が舞台で描かれることになり，応援している監督（ファン）にとっても感慨深い思いだろう。
本稿では，本番に先駆けて5月13日に行われた関係者・メディア向けのゲネプロ公演のレポートと，公式キャストコメントを掲載する。公演の写真や演出に関する記載があるため，これから観劇予定の人は注意してほしい。
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MANKAI STAGE『A3!』ACT2! 〜SPRING 2023〜
公演概要
■期間・劇場
【東京】2023年5月13日〜5月21日
TACHIKAWA STAGE GARDEN
【兵庫】2023年5月27日〜5月28日
AiiA 2.5 Theater Kobe
【東京凱旋】2023年6月2日〜6月11日
TOKYO DOME CITY HALL
■出演（敬称略）
【春組】
佐久間咲也役：横田龍儀
碓氷真澄役：高橋怜也
皆木 綴役：前川優希
茅ヶ崎 至役：立石俊樹
シトロン役：古谷大和
卯木千景役：染谷俊之
【冬組】
月岡 紬役：定本楓馬
高遠 丞役：北園 涼
外岡 巧役：武東賢杜
タンジェリン役：新谷聖司
ミカ役：小椋涼介
松川伊助役：田口 涼
【アンサンブル】
伊藤智則
佐藤 淳
速川大弥
松本弥助
■STAFF（敬称略）
原作：イケメン役者育成ゲーム『A3!（エースリー）』
演出：松崎史也
脚本：亀田真二郎
音楽：Yu（vague）
振付：梅棒（伊藤今人 楢木和也 遠山晶司）
アクション：加藤 学
春組の劇団員たちから監督へ熱いメッセージが！
今回の公演でメインを務める春組メンバーから，作品に対する熱い想いが込められたコメントが到着した。
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佐久間咲也役 横田龍儀さん
いよいよ「MANKAI STAGE『A3!』ACT2! 〜SPRING 2023〜」が開幕します。初演の「〜SPRING & SUMMER 2018〜」から約5年を経て，春組全員が劇中劇で主演を経験するということでとても感慨深いです。
さらに千景さんも加わり，6人での作品が2作品目，3作品目と経験できるのが楽しみです。今作は一人ひとりが何かを乗り越えるというところや，「信じる」というところが大事になっていると思います。そういった言葉だけではないところを皆さまに見ていただけたらありがたいです。そしてまた一つ成長した春組を感じていただけるように頑張りたいと思います。
カントク，よろしくお願いします！！
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碓氷真澄役 高橋怜也さん
1年前の公演から春夏秋冬と季節が巡り，またこうして監督に会えることがとても嬉しいです。
真澄はどんなときも監督1番ですが，そんな中でも春組と，家族とどう成長していくのかを届けられたらと思います。
そして，見届けて見守ってください。
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皆木 綴役 前川優希さん
ついに4回目の春ですね。同じ季節もないし同じ瞬間もないし，同じ関係なこともない。でも，無かったことになるものは一つもなくて。
どんなに新しくなっても変わらない春のあたたかさがここにあります。
また一つ，僕たちと素敵な思い出を作りましょう，監督！
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茅ヶ崎 至役 立石俊樹さん
昨年の「ACT2! 〜SPRING 2022〜」からちょうど1年が経ち，またこの季節が巡ってきたことに幸せを感じています。
茅ヶ崎 至として念願の主演公演もありますし，ACT2!シリーズの2周目を更に監督さんに喜んでもらえると思っているので，ぜひ楽しみにして劇場へお越しください。
春の空気を存分に感じていってください！
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シトロン役 古谷大和さん
「MANKAI STAGE『A3!』」はいつも華やかで，カントクと幸せな時間を共有して季節を巡ってきました。
一俳優として出演しながらも，作品の持つ大きなパワーを感じて，噛みしめて多幸感で溢れていました。
ずっと向き合ってきた一人の俳優の大切な主演作。彼に楽しんでもらえるように，尽力したいと思っています。
見届けてください。今の春組と，MANKAIカンパニーを。
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卯木千景役 染谷俊之さん
卯木千景役の染谷俊之です。
6人揃って春組の公演をお届けできるのは約1年振り2回目という事で，今回は新メンバーが増えたり，誰かが退団の危機を迎えたり，海外に乗り込んだりと，特別大きな出来事がある訳ではないのですが，その分，公演に向かうひたむきな春組の姿をお見せできるのではないかと思っています。
ぜひ劇場で，春のあたたかさに浸っていただけたら幸いです。
最後まで応援の程，よろしくお願いいたします☆
日差しのように優しくあたたかい，
家族となった春組の絆
本作は，劇団「MANKAIカンパニー」を舞台とした，春組，夏組，秋組，冬組という4つの組に所属する劇団員たちの物語だ。観客は劇団の主宰兼総監督として，個性豊かな劇団員たちが協力したり，対立したりと，交流を重ねながら成長していく様子を見守っていくことになる。劇団員たちは監督のことを心から信頼しており（一部深い愛情を持ったメンバーも……），客席に語り掛けてくれる場面も多く，一緒に舞台を作っている気分になれるのも嬉しいところだ。
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本公演でポイントなのが，趣向を凝らした劇中劇。各組はそれぞれ独自の公演を行っており，彼らが作品づくりに取り組む様子から公演本番までをじっくりと見守ることができる。原作アプリで想像していた各公演の様子を，実際にステージで演じている様子を見られるのは，舞台版だからこそ味わえる贅沢な経験だだろう。
今回メインとなる新生春組が挑戦するのは，「第五回公演『Knights of RoundIV THE STAGE』」と「第六回公演『春ケ丘 Quartet』」の2つだ。
「第五回公演『Knights of RoundIV THE STAGE』」は，主演の茅ケ崎 至が大好きなゲームを原作とした2.5次元舞台。「MANKAIカンパニー」にゲーム「Knights of Round」（通称・ナイラン）の公式サイドから，舞台化のオファーが届き，至が大ファンだということを知っている春組メンバーも大喜びする。
主演に立候補した至の指導のもと，劇団員たちは原作のゲームプレイを含む役作りなど準備を進めていく。いつになく熱心に取り組む至の姿には，同じゲームファンとして親近感を覚え，冬組の月岡 紬と高遠 丞に協力してもらって，苦手なアクションにも挑む姿は尊敬してしまう。
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しかし至が神と崇める「ナイラン」の原作開発者に芝居を見せたところ，「作品への想いが伝わってこない」と否定され，舞台化もプレ公演以外は白紙にしてほしいと言われてしまう。至を中心とした劇団員たちの熱意を見ていただけに，何とも切ない展開だ。
そんな劇団員たちに，作品の広報を担当する外岡 巧が，人気ゲーム配信者“たるち”が至であることを明かし，本公演を行わざるを得ない話題性を高めてはどうかと提案してくる。外岡は「たるち」がいることを知っており，それを利用する意図があって劇団にオファーしていた。さらに至と外岡には，高校時代にある因縁があったのだ。
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至が春組メンバーたちに，自分の過去と，本当の自分を見せられる場所をくれた仲間たちへの思いを告げるシーンはグッとくる。そんな彼のため，いざという時の策を用意しようとする卯木千景など，それぞれのやり方で至を支える春組が微笑ましい。そんななか，至は原作者を納得させる策を思いついたようで……。
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「第六回公演『春ケ丘 Quartet』」は，主演のシトロンのリクエストで，彼が過去になりたかった職業であるヴァイオリン弾きにちなんだ“音楽学校もの”を演じることになった。コンクールのために弦楽四重奏を組んだ学生たちの物語となっており，シトロンは皇帝と呼ばれる天才奏者，セカンドヴァイオリンを碓氷真澄，ヴィオラを皆木 綴，チェロを佐久間咲也を担当する。
意外なことに，楽器が弾ける劇場支配人の松川伊助が演奏の演技指導をすることになった。見事なヴァイオリン演奏を披露するシトロンに，誰よりも大切に想う監督のため，対抗意識を燃やして「自分も弾けるようになる」と宣言する真澄のブレなさに笑ってしまう。
そんななか，シトロンの弟，タンジェリンと従者のミカが，兄を訪ねて劇団にやってくる。祖国で重責を担うタンジェリンにシトロンは帰るように言うが，彼は従わず，シトロンは突き放すような厳しい態度を取るのだった。
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タンジェリンは，しばらく劇団の寮で過ごすことに。その無邪気なかわいらしさに，春組メンバーも弟のようにかわいがる。仕草が本当に愛らしく，筆者も何度も心のなかでかわいいと呟いてしまった。
あまり他者に感心のない真澄も，監督に言われてタンジェリンの面倒を見ることになり，彼からヴァイオリンを教えてもらうことになる。真澄を慕うタンジェリンと，一人っ子ゆえに他人の世話に慣れないものの，少しづつ兄らしさが芽生えていく真澄の関係が，とてもステキだ。
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同じ寮で過ごしても，一緒にいることはなく，関係が改善されないシトロンとタンジェリン。タンジェリンは優秀な兄と自分を比べて苦しみ，またシトロンも弟の気持ちを理解しながら，自分の立場では声がかけられないと悩んでいて……。互いを思っているのにすれ違っている兄弟が，あたたかく支えてくれる春組メンバーたちの協力で，わだかまりを解決していく優しい気持ちになれるお話だった。
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最後は，劇団員全員が登場する華やかなショーも楽しめる！ 新型コロナウイルス感染症予防対策の緩和により声出しが可能となり，今回はメンバーの名前をコールする演出も用意されていた。また，春組メンバーが客席に下りる演出もあり，近くで劇団員たちを見られるチャンスがあるのも監督には嬉しいポイントだ。ゲネプロでは，曲中に紬と丞が，監督と一緒にストレッチや声出しチャレンジする箇所もあり，最後まで笑顔が絶えないステキなステージとなった。
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本公演は，5月21日12：30東京公演千秋楽，6月10日12：30公演，6月10日18：00公演，6月11日12：30大千秋楽公演は，配信プラットフォーム「Streaming+」と「DMM TV」でライブ配信が実施される。加えて6月11日の大千秋楽は，全国各地の映画館でライブビューイングも開催される予定だ。
また，11月22日に「MANKAI STAGE『A3!』ACT2! 〜SPRING 2023〜 Blu-ray」の発売も決定している。メイキング映像や東京公演初日の全景映像などが収録された豪華版（3枚組）は1万5180円（税込），通常版（1枚組）は7480円（税込）となっており，現在きゃにめ，アニメイト，Amazon.co.jpで予約受付中だ。
8月23日には，本公演内で披露される楽曲を収録したCDアルバム「MANKAI STAGE『A3!』ACT2! 〜SPRING 2023〜」MUSIC Collectionも発売予定なので，こちらもあわせてチェックしよう。
■ライブ配信
【対象公演】
2023年5月21日12:30東京公演千秋楽
2023年6月10日12:30公演
2023年6月10日18:00公演
2023年6月11日12:30大千秋楽公演
【配信媒体】
・Streaming+
FC会員受付：https://mankaistage-fanclub.mankai-stage.jp/movie
一般会員受付：https://eplus.jp/st-mankaistage_spring2023/
・DMM TV
https://www.dmm.com/digital/stage/-/theater/=/name=a3_act2_spring2023/
【料金】
各4000円（税込）
※Streamig＋は別途システム利用料が発生（FC会員を除く）
【配信形式】
ライブ配信＋見逃し配信
■ライブビューイング
【対象公演】
2023年6月11日12:30大千秋楽公演
【会場】
全国各地の映画館
https://msa3-lv-theater.ponycanyon.co.jp/
【料金】
3700円（税込）
【特設ページ】
hhttps://msa3-lv-theater.ponycanyon.co.jp/
「MANKAI STAGE『A3!』ACT2! 〜SPRING 2023〜」公式サイト
(C)Liber Entertainment Inc. All Rights Reserved.
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