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「ロマサガ2」の舞台化も発表された「『SaGa THE STAGE』ミニコンサート&トークショー」レポート
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印刷2018/03/05 20:29

イベント

「ロマサガ2」の舞台化も発表された「『SaGa THE STAGE』ミニコンサート&トークショー」レポート

ロマンシング サガ2
 2018年3月4日,サガシリーズの楽曲演奏や,シリーズに関わるトークなどを楽しめるイベント「『SaGa THE STAGE』ミニコンサート&トークショー」が,東京・池袋のサンシャイン劇場で開催された。
 2017年に全国4都市で上演された舞台「ロマンシング サ・ガ THE STAGE」関連記事)の福岡・久留米公演で,終演後に伊藤賢治氏が演奏するミニライブを開催したところ,大好評を博し,「あのミニライブの興奮をもう一度!」という多くの声があがったのだという。本イベントは,そんなファンの声に答える形で開催が決まったわけだ。

 本稿では,本公演のための特別なアレンジバージョンが演奏されたコンサートや,舞台の裏話などが飛び出したトークイベントの模様をレポートしよう。

「ロマンシング サガ THE STAGE 〜ロアーヌが燃える日〜」公式サイト

関連記事:初めて明かされる「ロマサガ3」のエピソードも。舞台「ロマンシング サガ THE STAGE 〜ロアーヌが燃える日〜」主要スタッフインタビュー


 コンサートが始まると,サガシリーズで多くの楽曲を手がけている伊藤賢治氏(ピアノ)が登場。続いて,土屋玲子氏(バイオリン),寺前 甲氏(ギター)がステージに上がり,「ロマンシング サ・ガ」の「オープニングタイトル」を演奏した。
 一曲目の後にはMCを挟み,演奏メンバーが「本日はサガシリーズの世界をどっぷり,みっちりお楽しみいただけたら嬉しいです」(伊藤氏),「サガシリーズの曲は私も大好きで,弾いていてうっとりした気持ちになれるので,皆さんと一緒に私も楽しんで演奏したいと思います」(土屋氏),「伊藤さんと一緒に演奏するのは久しぶりで,今日を楽しみにしていました。頑張ります」(寺前氏)とそれぞれコメント。続いて「魔界塔士 Sa・Ga」から「プロローグ(伝説は始まる)〜涙を拭いて」のメドレーが披露された。

今回のピアノ,バイオリン,ギターという編成は,イベントのミニコーナーとして今までに何度か演奏の機会があったが,サガシリーズのオフィシャルなコンサートとしては初めてだという
ロマンシング サガ2

 演奏後のトークコーナーでは,サガシリーズのディレクターで,舞台「SaGa THE STAGE」の世界観監修と脚本原案を担当した河津秋敏氏と,サガシリーズプロデューサーの市川雅統氏が登場し,「魔界塔士 Sa・Ga」の楽曲についてのエピソードが語られた。

 魔界塔士 Sa・Gaはすべての楽曲を植松伸夫氏が手がけたことで知られるが,植松氏は同時にファイナルファンタジーシリーズの作曲をしていたので,「FFではやらない曲をやろう」という思いの元にサガの音楽は作られていったという。特に「涙を拭いて」は,河津氏の中でもお気に入りの曲で,以後のシリーズでも「象徴的な場面で使わせてもらった」と語った。
 魔界塔士 Sa・Gaの発売当時,小学生だった市川氏は,「初めてイヤホンで聞いた音楽が魔界塔士 Sa・Gaの曲だったので,今のメドレーには鳥肌が立ちました」と当時を振り返った。また,MCから現在開発中のリマスター版「ロマンシング サ・ガ 3」PS Vita / iOS / Android)について聞かれると,「頑張って作ってますので,もう少々お待ちください!」と語っていた。

ロマンシング サガ2

 その後は,「ロマンシング サ・ガ 3」から「ポドールイ」「四魔貴族バトル1」が続けて披露された。シリーズの楽曲でも特に人気の高い「四魔貴族バトル1」だが,今回披露されたバージョンは,「SaGa THE STAGE」の福岡・久留米公演で演奏されたものが元になっており,そのときは伊藤氏のピアノと,土屋氏のバイオリンの2人で演奏されたのだという。

 伊藤氏は,今まで全国ツアーをやってきた舞台出演者たちに対する恩返しの気持ちをこめて,その場限りの組み合わせとして,2人で「四魔貴族バトル1」を演奏したそうだが,これが,ことのほか好評で,河津氏にも「いいじゃん,これからもやろうよ」と言われたことから今回演奏することになったのだと語った。「本当は2人でできるわけがない曲」と伊藤氏が語るように2人での演奏はかなり難度が高く,ヘトヘトになりながら演奏した後に言われたので「恐ろしいことを言い出すなこの人」と思ったと漏らしていた。

この日演奏された楽曲では一番の盛り上がりを見せた「四魔貴族バトル1」。伊藤氏の合図に観客も手拍子で答え,会場が1つになった瞬間だった
ロマンシング サガ2

 また,3月14日発売されるアレンジCD「Re:Tune Romancing SaGa BATTLE ARRANGE」に収録される「四魔貴族バトル1」は,和太鼓に近づけたドラム音が使われるなど,どこか和の雰囲気を感じさせるようなアレンジになっているのだが,これついては,「舞台に受けた影響がきっかけだった」と伊藤氏は語った。
 SaGa THE STAGEで,ミカエル,カタリナ,トーマスが,四魔貴族ビューネイと戦っているシーンを見ていた伊藤氏は,片山萌美さんが演じる花魁姿の衣装を身に着けたビューネイが艶やかで強く印象に残っていたという。今回のアレンジCDに収録されているのは,そんな伊藤氏が舞台を見ながら「あのビューネイの姿に似合うのはこちらだろう」と考えていたバージョンなのだそうだ。

アレンジCDの「四魔貴族バトル」は舞台の影響が強く出ている“劇版”であると語る伊藤氏。収録されている「四魔貴族バトル2」は,宿命を背負って立ち上がるミカエルの心情をイメージしているのだとか
ロマンシング サガ2

 舞台の話で盛り上がってきた中,ここで,SaGa THE STAGEで脚本を担当した,とちぼり木氏,舞台でミカエル役を務めた中村誠治郎さん,ブラック役を演じた平山佳延さんの3人が登場し,舞台ついてのエピソードを明かした。

 まず,舞台についてのお客さんの反応はどうだったかを聞かれると,とちぼり氏は「好意的に受け取っていただいていて,舞台バージョンの衣装を着たキャライラストを描いてくれているファンがおられて,出演者たちと励みにしていました」と語った。青春時代をロマサガシリーズで過ごしたという中村さんは,ミカエル役が決まったときには,「舞台で施政のイベントをどう芝居で表現するのか?」とゲームをどう表現するのか想像しながらワクワクしたという。舞台では,ロマサガファンにお馴染みの「閃き」演出は工事用のヘルメットに電球を着けて実際に光らせるという形が取られており,中村さんは,「ああ,なるほどな(笑)」と思ったという。

 次に「舞台化について苦労した点は?」という質問が投げかけられた。舞台化が決まったときはやはり色々と考えたというとちぼり氏だが,最終的にハリードが主人公と決まった後は,ゲームでも印象的な「カムシーンを取るかファティーマ姫を選ぶか」という究極の選択をテーマにしようと決めたのだという。
 演者の2人には「舞台中のハプニングは?」という質問が振られた。ブラックを演じた平山さんは,「ハーマンからブラックに衣装を変えるときに楽屋に斧を忘れてしまい,急いで取りに戻った」というエピソードを明かした。出番には間に合ったものの,斧はブラックにとって象徴的な武器であるため,かなり焦ったと当時の心境を漏らした。対する中村さんは「僕は完璧だった」というものの,それを聞いた平山さんから,遅刻した後輩を説教した翌日に自分が遅刻したことをばらされ,会場の笑いを誘っていた。

 ひとしきり舞台に関するトークが終わった後,サプライズとして,河津氏から,SaGa THE STAGEに続くサガシリーズのステージ第2弾「SaGa THE STAGE 〜七英雄の帰還〜」の上演が2018年秋に決定したことが発表された(関連記事)。「七英雄」というワードから分かるようにこのステージは「ロマンシングサ・ガ2」をベースにしたものになるようだ。今回は,具体的な内容は明かされなかったが,今後随時発表されていくということなので,楽しみにしておこう。

「SaGa THE STAGE 〜七英雄の帰還〜」は2018年秋上演予定。発表された瞬間,会場からは大きな歓声と拍手が巻き起こった
ロマンシング サガ2

「SaGa THE STAGE 〜七英雄の帰還〜」ティザーサイト


 「ロマサガ2」の舞台化が発表された後は,同じくロマサガ2から激しいバトル曲「七英雄バトル」「ラストバトル」が演奏された。ロマサガファンの中村さんは「ゲームの画面がずっと頭の中に浮かび上がっていました」と終始“お客さんモード”で音楽を楽しんでいたという。

ロマンシング サガ2
ロマンシング サガ2

 イベントの最後では,出演者がそれぞれにロマサガの展開や,ロマサガ2の舞台化に対する意気込みを語り,アンコールとして「ロマサガ2」から「エピローグ」が伊藤氏のピアノソロで演奏され本公演は幕を閉じた。

アンコール曲は「ロマサガ2」から「エピローグ」。アンコール前の激しい曲とうって変わってピアノによる優しい音色に会場が包まれた
ロマンシング サガ2

(C)SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. ILLUSTRATION:TOMOMI KOBAYASHI
カメラマンクレジット:(C)かしわだに たかし
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