Ziggurat Interactiveから発売されたデコゲーは「SRD - Super Real Darwin」(スーパーリアルダーウィン),「Gate of Doom」(ダークシール),「Two Crude」(クルードバスター),「Heavy Barrel」(ヘビーバレル),「Express Raider」(ウエスタンエクスプレス),「Joe & Mac - Caveman Ninja」(JOE&MAC 戦え原始人),「Super BurgerTime」(スーパーバーガータイム),「Bad Dudes」(ドラゴンニンジャ)といった,1990年前後アーケード向けタイトルです。製品名では「Retro Classix」というブランド名が冠されています。今後も同ブランドで旧作が展開されるかもしれません。
ド余談ですが,北米版ニンテンドーeショップでは「Robotech: The Macross Saga HD Edition」が3月4日に発売されたりしました。これは2002年に欧米で発売されたゲームボーイアドバンス用ソフトをHDリマスター化したもの。「Robotech」とは,アメリカのアニメ会社・Harmony Gold USAが「超時空要塞マクロス」「超時空騎団サザンクロス」「機甲創世記モスピーダ」を日本国外で展開するにあたり,同一シリーズとして再編したものです。昔から権利周りで揉めているので,日本で発売されることは無いでしょう。そのほか「シャンティ」シリーズで知られるWayForwardのエイプリルフールネタから生じた「Cat Girl Without Salad」が発売されるなど,北米ニンテンドーeショップは割とカオスです
「日本のゲーセンでも結構目にしたけど,これそんな人気なの!?」と驚くくらい海外で支持の高いデコゲーが,「Windjammers」(フライングパワーディスク)です。どのくらい人気なのかと言うと,2017年にリメイク版(というかアレンジ移植?)の「フライングパワーディスク:Windjammers」(PS4 / PS Vita / Nintendo Switch)がリリースされたり,現在も「Windjammers 2」(PC / Nintendo Switch)の開発が進められているほど。
データイースト開発の「マジカルドロップ」は,1999年発売のPlayStation用ソフト「マジカルドロップF・大冒険もラクじゃない!」が最後。2012年にはイギリス・UTV Ignition Gamesの発売,フランス・Golgoth Studioの開発で「Magical Drop V」がリリースされて……まあ,アレでしたけど,4人対戦とか没タイトル「ゴーストロップ」の要素を取り入れるとか,意欲的だった部分は褒められるんじゃ……ないかな? アレでしたけど。
なおGolgoth StudioのPhilippe Dessoly氏が次に作った「JuJu伝説」のリメイクである「Toki」は,クラウドファンディングの失敗など初期からゴタゴタしましたが,いざ発売されると好意的な評価を得ることに成功しました。「Magical Drop V」はアレでしたけど
そんな「マジカルドロップ」の新作を制作すると,ポーランドのForever Entertainmentが1月に投資家向け情報で公表しました。まだライセンス締結に合意した段階だそうなので,どれほど開発が進んでいるか分かりませんが,期待し……「パンツァードラグーン:リメイク」(Nintendo Switch / PC / PS4)の開発・販売元なんだよな……。なあ皆,おーい皆(呼びかけに応えて,白くて細長い小型の人型実体が土中からワラワラと沸いてくる)。ゲームの出来はソレとしても,湿度と鉄サビ臭さを感じるような重々しく寒々しい色遣いが,アラビアンな感じの中東みたいな色遣いになってるのは……正直どうよ? うん? OVAよりはマシだって? そりゃそうだがなあ(人型実体は地中へと戻っていく)。
マルボーマルボー マルマルボー
RED FLAG SHIPのEl diaブランドは,そのブランド名の出典元である「EVE」シリーズなどのシーズウェア作品に加え,データイーストから1998年に発売されたセガサターン用ソフト「慟哭 そして…」もリマスターし,PS4 / PS Vita版を2018年,Nintendo Switch版を2019年に発売しました。