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  • TSB Gaming
  • 発売日:2021/11/29
  • 価格:基本プレイ無料+アイテム課金
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印刷2022/06/30 12:00

プレイレポート

【PR】話題のメタバース「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」の魅力と始め方を紹介。作成したアイテムやゲームを仮想通貨で販売できる

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 プレイヤーが作成したアイテムやゲームを仮想通貨で収益化できるメタバースとして,その将来性が注目を集めるBacasable Globalの「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」。現在進行形でさまざまな企業や著名なIPが参入し,その規模を徐々に拡大している本作の魅力と始め方を紹介していこう。

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「The Sandbox」公式サイト

「Game Maker」ダウンロードサイト



ユーザーのクリエイティビティを収益化できる! コミュニティ主導型の仮想空間


 メタバースとは,ユーザーが操作する分身(アバター)が集い,コミュニケーションやゲームなどの活動ができる仮想空間の総称だ。厳密なメタバースの定義は現在も定まっておらず,「マインクラフト」や「どうぶつの森」といった既存のゲームもメタバースと呼ばれることもある。
 今回紹介する「The Sandbox」もメタバースと呼ばれるタイトルの1つ。ブロックを組み合わせた「ボクセルアート」スタイルによる仮想空間で,プレイヤーは自由気ままにアイテムを収集したり,謎解きを楽しめたりする。

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 分かりやすくざっくりと説明するなら,「みんなで経済活動や創作活動ができる,『マインクラフト』チックなゲーム」といったところだろうか。
 「マインクラフト」や「どうぶつの森」といったタイトルとの一番の違いは,さまざまなものを仮想通貨で取引できることだろう。例えばゲーム内の土地である「LAND」は,現実の土地とほぼ同様の扱いとなる。売買や貸し借りができ,そこに好きなキャラクターやゲームといったコンテンツを配置できる。魅力的なコンテンツを持つLANDには人が集まり,そこには経済的な価値が発生してくるのだ。

すでにさまざまな有名企業が,「The Sandbox」内のLANDを所有している。今後,さまざまなコンテンツがここから生まれてくるのだ
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 コンテンツは誰でも作成でき,その恩恵を受けられる。アバターの外見を変える装飾や装備,LANDに置ける看板や彫像,LANDを構成するブロックなどは「VoxEdit」を使って自作することができ,これらをほかのプレイヤーに販売できる。公式サイトを見てみると,プレイヤーが作成したさまざまなアイテムが並んでおり,例えば,ファンタジックな祭壇や彫像といった大物が4661ドル(約62万円),天使の輪や宝石などの小物は2ドル(約270円)と,値段にも大きな違いがある。クリエイターとして才能がある人は,さまざまなアイテムを作って経済活動に参加できるわけだ。

 コンテンツの中でもっとも大がかりなものはゲームで,専用ツールである「Game Maker」を使って,さまざまなジャンルのゲームが作成可能となっている。なお,「VoxEdit」と「Game Maker」はいずれも無料配布されている。

公式サイトでは,ほかのユーザーが作成したアセット(アイテム類)を購入できる
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 プレイヤーが作成した装飾品やブロックなどは,もろもろまとめて「アセット」と呼ばれる。このアセットの売買時に使用される通貨が仮想通貨の「SAND」だ。

 仮想空間に存在するゲーム内アイテムを売ると現実のお金になる……というのはこれまでの常識だと少し不思議に感じられるが,これを可能としたのが,データを安全に記録する技術であるブロックチェーンにより実現される「仮想通貨」と,唯一無二のデータだと保証される「NFT」の2つだ。簡単に言ってしまうと,「コピーできない,所有証明の付いた唯一無二のデータ」であり,それゆえ現実の金銭と交換可能な価値を有しているのだ。

「The Sandbox」のLANDに飾られたアート。いずれもNFTであり,この世に一つだけのデジタルアイテムだ
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アバターの見た目を変えるデジタルアイテムも購入できる
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「キャプテン翼」からATARIまで。さまざまなIPと企業が参入する「The Sandbox」


 「The Sandbox」は現在アルファテストの段階だが,その将来性に注目が集まっており,複数の企業がLANDを買い取ったり,パートナーシップを締結したりしている。先日もサッカーマンガ「キャプテン翼」が「The Sandbox」とのコラボを発表しており,大空 翼や日向小次郎といったキャラクターが登場するのに加え,同作をテーマとしたLANDがオープンする予定だ。「キャプテン翼」のライツ事業を手がけるTSUBASAの代表取締役である岩本義弘氏によれば,サッカースタジアムもメタバース上に作られるそうだ。


「キャプテン翼」は,日本の漫画としては「The Sandbox」に初めて参入したタイトルになるという
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 ゲーム企業のATARIは,仮想空間内にLANDを確保しているのに加え,懐かしのゲーム機やキャラクターをモチーフとしたアセットを公開している。このほかにも,「TIME」誌のNFTコミュニティ・イニシアチブであるTIMEPiecesが,ニューヨークにインスパイアされた「TIME Square」を,映画配給会社のLionsgateが,「ランボー」「エクスペンダブルズ」「ヘルボーイ」をモチーフとした体験型LAND「Action City」を開発中とのこと。「The Sandbox」がさらに盛り上がることで,さらなる企業やIPの参入にも期待できるだろう。

ゲームファンにお馴染みのATARIも参入
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レトロゲーム機をモチーフとしたアセットも登場
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「The Sandbox」を始めてみよう


 基本的な話を終えたところで,「The Sandbox」の始め方について解説していく。仮想通貨を入れておくウォレット(財布)「MetaMask」を作成する必要があるが,完全無料なのでご安心を。なお,現時点ではPCのみプレイ可能で,スマートフォンではプレイできないので注意してほしい。

 まずはGoogle Chromeから,MetaMask公式サイトにアクセスし,画面右上の「Download」から「Chrome」→「Install Metamask for Chrome」と選ぶか,Chromeウェブストアの「MetaMask」ページから,MetaMaskを使うための拡張機能をインストールしよう。

MetaMask公式サイトあるいは,Chromeウェブストアから,MetaMaskを使うための拡張機能をGoogle Chromeへインストール
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 次はウォレットの作成と,緊急時にウォレットをリカバリーするための「シークレットリカバリーフレーズ」のチェックだ。「ウォレットを作成」してパスワードを決定し,その後,「シークレットリカバリーフレーズ」の欄で「秘密の言葉を表示するには,ここをクリックします」をクリックしよう。

 いくつかの英単語がランダムに並ぶシークレットリカバリーフレーズが表示されるので,これを記録して安全な場所に保管しておこう。シークレットリカバリーフレーズは銀行の暗証番号のようなものなので,他人に知られるとウォレットからお金を引き出されてしまう。扱いには細心の注意を払おう。MetaMaskの一通りの設定は終わったが,後の設定でまた使用するため,タブはそのまま開いておこう。

画面右の「ウォレットを作成」から,MetaMaskのウォレットを作成
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MetaMaskのウォレットにログインするためのパスワードを決定
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「シークレットリカバリーフレーズ」を忘れないように記録しておこう
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 続いて,「The Sandbox」側の手続きをしていこう。まずは先ほど作成したウォレットと「The Sandbox」の連携が必要だ。公式サイトにアクセスし,画面右上の「サインイン」から「ログインまたはアカウントの作成」に飛び,一番上の「MetaMask」を選択しよう。そうすると,MetaMaskのタブに通知が届くので,「The Sandbox」で使うMetaMaskアカウントを選択,「アドレス,アカウント残高,アクティビティを表示してトランザクションを開始」から「開始」をクリックする。

「The Sandbox」公式サイト,画面右上の「サインイン」から手続きを行おう
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「The Sandbox」公式サイトで手続きをすると,MetaMask側に通知が届く
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 次に「The Sandbox」のアカウント作成だ。メールアドレスとパスワードを入力してアカウントを作成すると,MetaMask側に「署名の要求」が届くため,「署名」をクリックし,ゲーム作成ツール「Game Maker」用のパスワードを入力しよう。

MetaMaskに「署名の要求」が届くため,「署名」をクリック
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 これで「The Sandbox」の初期設定は終了だ。現在はアルファテストのシーズン2が終わった直後であるため,開いているLANDが少ないが,世界観を楽しむべくLANDを見に行くといいだろう。

 公式サイトにログインした状態で,画面左の「アルファ」を選択すると,マップが出てくるので行きたいLANDをクリックしよう。続いて,画面右上の「アルファをダウンロード」を選択後,ダウンロードされた「TSB-GC-XXXX(パソコンの機種によって異なる名前が入る).exe」をクリックし,指示通りにすれば,クライアントのインストールが実行される。

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 LANDを選択した際,画面右に出てくる概要欄の「プレイ」が明るくなっていれば,そのLANDはオープンしている。「プレイ」をクリックし,公式サイト側でランチャーを開いてさっそく遊びに行こう。LANDは仮想空間として楽しめるだけではなく,さまざまな「クエスト」が用意された,ゲーム仕立てになっているものもある。ゲーマーであれば散策しているだけでも楽しめるはずだ。

オープンしているLANDは,概要欄の「プレイ」が明るくなっている
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「The Sandbox Launcherを開く」をクリックすれば,「The Sandbox」が立ち上がる
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LANDのテーマは現代風からファンタジー風まで場所によってさまざま。ゲーム風のクエストも用意されている
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 「The Sandbox」でクリエイターとしてのデビューを目指す人は,アセット作成ツール「VoxEdit」とゲーム作成ツール「Game Maker」を公式サイトからインストールしよう。いずれのツールもプログラミングの専門的な知識などは必要なく,初心者でも作成できるので気軽に体験してみるといい。

「Game Maker」はほかのプレイヤーが作成したゲームを遊ぶ時にも使用する
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 「Game Maker」から「Draft Gallery」を選択すれば,ほかのプレイヤーが作成したゲームの一覧が表示されるので,好きなものをクリックして遊んでみよう。剣を振るってのバトル,アイテムを探す謎解き,ジャンプで足場を飛び渡るアスレチックなど,ジャンルはさまざまだ。

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テーマパーク風のゲーム
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敵とバトルするシーンが用意されたゲームも
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パーティー会場風の世界観。床に転がっているのはクッションで自由に押して遊べる
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センス次第で可愛らしい風景も作れる
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輝く木々や未来的な建物による,仮想空間らしい光景
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 現時点でも「Game Maker」には,一覧表が900ページにも及ぶゲームが登録されている。試しに作ってみたものや「Game Maker」のチュートリアルになっているもの,テーマパーク的なものなど目的もクオリティもいろいろで,活気が感じられるだろう。これらの作品や,「Templete」タブに用意されたテンプレを参考にしつつ,自分でも試しにゲームを作ってみるといいのではないだろうか。また,「VoxEdit」にも,アイテムや動物など多数のテンプレが収録されている。まずはこちらを改造していくと,アセット作りをスムーズに学べるはずだ。

アセット作成ツール「VoxEdit」
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「VoxEdit」には多数のテンプレが収録されており,これをお手本にしてアセットを作れる
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 メタバースやブロックチェーンゲームは,まだまだ国内では馴染みあるコンテンツとは言い難いが,今回紹介した「The Sandbox」のように,さまざまな企業・IPが参入しており,その規模を徐々に拡大している。お金のやりとりが発生すると聞くと,少し抵抗がある人もいると思うが,遊ぶだけなら無料で楽しめるので,気になった人はこの記事を参考にメタバースの世界へ足を踏み入れてはいかがだろうか。

「The Sandbox」公式サイト

「Game Maker」ダウンロードサイト

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