ドキュメンタリーの手法から紡がれる“なろう系”の可能性「誰が勇者を殺したか」(ゲーマーのためのブックガイド:第25回)
駄犬という名前の作家がいる。44歳で「小説家になろう」に小説を発表し始め,2作目の「誰が勇者を殺したか」が話題を呼んで商業デビュー。それから1年で続編にあたる「預言の章」を始めとした,8冊もの本を世に送り出している。今回は,そんな駄犬氏の作品の魅力を深掘りしていこう。
AI時代に立ち向かうSF作家たちの夢と幻想と現実認識「AIとSF」(ゲーマーのためのブックガイド:第21回)
日進月歩で進化し続けるAI技術。良きにつけ悪しきにつけ,我々はAIとのうまい付き合い方を考えていかなくてはならない節目にある。そんな時代を生き抜くために,我々は何を読み,何を考えればいいのだろうか。本稿ではそんなあなたに贈りたい,早川書房の国産SF短編アンソロジー「AIとSF」を紹介する。
マダミスアプリ「ウズ」に機能強化の大型アップデートが実装。名作「ヤノハのフタリ」ほか,多数の新作情報も
2023年7月16日に開催された「マーダーミステリーフェスティバル2023」の会場から,マーダーミステリーアプリ「ウズ」の最新情報が発表されたトークイベント「ウズダイレクト〜夏のBIGニュース発表会〜」の模様をお届けする。同日に実装された大型アップデートの詳細のほか,近日公開の新作情報も公開された。
アナログとデジタルの融合を目指す「マーダーミステリーパラドクス」。安田 均氏と塩川洋介氏がマダミス愛を語るトークイベントをレポート
2023年7月16日に開催された「マーダーミステリーフェスティバル2023」の配信ブースで行われたトークイベントから,「マーダーミステリー最前線! 〜安田均×塩川洋介×じゃんきち対談〜」の模様をレポートする。
第2回新作マダミス大賞が発表された,「マダミスフェス2023」トークイベントレポート。大賞は該当なし,奨励賞に“ミッシングファイター”など
2023年7月16日,東京・品川のJOYSOUND品川港南口店にて開催された「マーダーミステリーフェスティバル2023」の配信ステージから,「新作マーダーミステリー大賞発表」および「品川署 GM捜査五課」と題された二つのトークイベントを紹介しよう。
2023年春のマーダーミステリーのトレンドは? ゲームマーケット会場で見かけた新作タイトルをピックアップして紹介
2023年5月13日と14日に開催された「ゲームマーケット2023春」から,マーダーミステリー作品をピックアップして紹介しよう。「リアル脱出ゲーム」で知られるSCRAPが参戦し,カドアナブランドでKADOKAWAが力を注ぐ中,見えてきた今年のトレンドとは?
ダマスカス鋼の複雑な刃紋に魅せられる「世界で一番美しい包丁の図鑑」(ゲーマーのためのブックガイド:第16回)
料理にまつわる本というのは,たいていが美しい。そうでなければ美味しそうに見えないのだから当たり前だが,今回はその道具のほう――包丁について掘り下げた本を紹介したい。ティム・ヘイワード著の「世界で一番美しい包丁の図鑑」には,コレクターである著者の愛情と哲学が詰め込まれている。
攻略感覚で楽しめる戦国“スパイ”小説「城をひとつ―戦国北条奇略伝―」(ゲーマーのためのブックガイド:第12回)
歴史小説にもいろいろあるが,アツいのはやはり戦国時代と幕末だ。今回はそんな戦国ものの歴史小説「城をひとつ―戦国北条奇略伝―」を紹介したい。後北条氏に仕えた武将・大藤信基とその子孫が主人公の本作だが,テーマとなるのは戦ではなく城攻めに至るまでの潜入調略。つまりスパイものの歴史小説なのだ。
ゲーマーのためのブックガイド:第7回「シャーロック・ホームズの建築」
どんな物語でも,舞台となる場所がある。では,かの名探偵シャーロック・ホームズの物語に登場する世界一有名な住所・ベーカー街221Bとはどんな場所なのだろうか。今回はそんな疑問に答えるシャーロキアン必携のガイド本「シャーロック・ホームズの建築」を紹介しよう。
今,話題の“新ジャンル”「マーダーミステリー」を見逃すな! 「人狼」「脱出ゲーム」に続く,アナログゲームの新潮流を徹底解説
「マーダーミステリー」が今,熱い。その名のとおり,殺人事件を題材とした推理ゲームだが,これが現在,“新ジャンル”としてアナログゲームの界隈で大変な盛り上がりを見せているのだ。今回はこのマーダーミステリーを改めて紹介すると共に,その魅力に迫ってみたい。
スウェーデン生まれのTRPG「Tales From The Loop RPG」を紹介。ノスタルジーとSFマインドに溢れた世界で繰り広げられる,少年少女達の冒険譚
テーブルトークRPGの世界でも,最近「ナラティブ」という言葉を耳にする機会が増えてきた。そんな中,強烈にナラティブを感じたタイトルを見かけたので,紹介してみたい。ノスタルジーとSFマインド,そして濃厚なジュブナイルの香りを漂わせた傑作。それがスウェーデン生まれのテーブルトークRPG「Tales From The Loop RPG」だ。
【Role&Roll連動企画】マフィア梶田と遊ぶ「シャドウラン 5th Edition」。前日譚となるシナリオ「運命の輪は回らない」のリプレイ本編をお届け
シャドウランに興味津々なマフィア梶田を助けるため,5人のランナーが立ち上がった。オークのサイボーグ戦士・マフィア梶田は,グール軍団にさらわれた女性を救出に向かう仕事を引き受ける。果たしてその結末は……。2018年9月に発売となったTRPG「シャドウラン 5th Edition」をリプレイ形式で紹介する。
【Role&Roll連動企画】マフィア梶田と「シャドウラン」を遊ぼう。誌上リプレイ「運命の輪は回らない」の予告編を掲載
シャドウランに興味津々なマフィア梶田を助けるため,5人のランナーが立ち上がった。TRPG専門書籍「Role&Roll」とのコラボによる本稿は,2018年9月に発売された「シャドウラン 5th Edition」を紹介する誌上リプレイだ。本稿はその予告編として,キャラクター紹介までを掲載している。オークのサイボーグ戦士となったマフィア梶田の運命やいかに?
TRPG「シャドウラン 5th Edition」が9月29日にいよいよ発売。より遊びやすく,さらにダイナミックに進化した最新版の魅力を紹介
サイバーパンクを題材としたTRPGの金字塔「シャドウラン」。その最新版「シャドウラン 5th Edition」の日本語版が,新紀元社から9月29日に発売となる。版形はA4変型のソフトカバーで,価格は8000円(税別)だ。本稿では翻訳を担当した朱鷺田祐介氏による同作の紹介をお届けする。
アナログゲームの祭典「ゲームマーケット2015秋」レポート。第1回ゲームマーケット大賞はオインクゲームズの「海底探険」が受賞
2015年11月22日,アークライトが主催するアナログゲームの即売会イベント「ゲームマーケット2015秋」が,東京ビッグサイトにて開催された。各企業やサークル渾身の新作タイトルが一堂に会し,さらにはさまざまな企画展示も行われるこのイベント。本稿ではそんな会場の熱気を,写真と共にお伝えしていこう。
GWのビッグサイトに最新アナログゲームが集結。著名デザイナーのトークステージなどで盛り上がった「ゲームマーケット2015春」レポート
アークライトが主催するアナログゲームイベント「ゲームマーケット2015春」が2015年5月5日,東京ビッグサイトにて開催された。国内外の最新アナログゲームが集結し,著名クリエイターによるトークステージなども充実していた今回のゲームマーケット。GW期間中ということもあって盛り上がった会場の様子を,豊富な写真と共に紹介していこう。
ボードゲーム,西の祭典「ゲームマーケット2015大阪」レポート。海外の話題作から,新機軸の国産インディーズまで盛りだくさん
2015年3月1日,大阪鶴見緑地の花博記念公園にあるハナミズキホールにて,アークライトが主催するアナログゲームイベント「ゲームマーケット2015大阪」が開催された。国内ボードゲームの主要メーカーほか,輸入ショップ,同人サークルと142の団体が参加し,3000人を超える来場者で賑わいを見せた会場の模様を,写真と共にお伝えしていこう。
Kickstarterから生まれた,ポーランド発のSFタイルゲーム「Galaxy of Trian」レビュー。美麗なアートワークに彩られた宇宙版カルカソンヌ
ボードゲームの祭典SPIEL’14で見つけた新作の中から,ポーランド発のSFタイルゲーム「Galaxy of Trian」を紹介しよう。Kickstarterで13万ドルもの資金調達に成功したという同作は,なによりその豪華なコンポーネントが目を惹くタイトルだ。プレイフィールも宇宙版カルカソンヌといったおももちで,SFマインド抜群のタイトルに仕上がっていた。
リアル魔導書をめくりながら戦う「グリモリア 完全日本語版」レビュー。魔術師同士の心理戦が味わえる,対戦型の傑作ボードゲーム
アークライトから発売中のボードゲーム「グリモリア 完全日本語版」のレビューをお届けする。ファンタジー世界における魔術師同士の争いがテーマの本作は,15の呪文が書き記された“魔導書”を,プレイヤーが実際にめくりながら戦うのが特徴だ。木皿儀隼一氏がゲームデザインを手がけ,海外での評価も高い本作を改めて紹介していこう。
デスゲームを生き延び,閉鎖空間から脱出を目指す「ルーム25」レビュー。協力プレイに絶妙な心理戦がミックスされたボードゲーム
閉鎖空間に閉じ込められた主人公達が,死の罠をくぐり抜けながら制限時間内の脱出を目指す――そんな映画「CUBE」のようなシチュエーションを再現したボードゲーム「ルーム25」を紹介しよう。デスゲームの緊張感をスパイスに,パズル要素と正体隠匿系ゲームを組み合わせられており,ビジュアル的にもキャッチーな一作となっている。
ヘビーネットゲーマーからゲームデザイナーへ。「ラブレター」で日本人初のドイツゲーム賞入賞を果たしたカナイセイジ氏に聞く,原点と未来
代表作「ラブレター」で,日本人初のドイツゲーム賞入賞を果たしたカナイセイジ氏。日本を代表するボードゲームデザイナーとしてその名を知らしめた氏は,今何を思い,これから何を目指そうとしているのか。授賞式後,10月のエッセンで話を聞いてみた。少し時間があいてしまったが,その模様をインタビューとしてお届けしよう。
女流棋士・北尾まどか氏に聞く,知られざる将棋の世界――どうぶつしょうぎ・賞金・コンピュータ,そしてマインドスポーツまで
女流棋士・北尾まどか氏が手がける「どうぶつしょうぎ」が,SPIEL'14に出展されていた。知育玩具として多くのメディアで取り上げられる同作だが,世界ではどう受け止められているのか。また女流棋士としての活動の傍らで,将棋の普及に尽力する氏は,いったいどんな思いでドイツの地に立ったのか。SPIEL'14の会場で話を聞いてみた。
邪神達が大激突で地球がヤバイ。「クトゥルフ神話TRPG」のSandy Petersen氏が手がけるボードゲーム「Cthulhu Wars」プレイレポート
2014年末にGreen Eye Gamesから発売されるミニチュアボードゲーム「Cthulhu Wars」が,SPIEL’14の同社ブースに出展されていた。同作は,クトゥルフ神話の邪神達が未来の地球で激突するというボードゲームだ。クトゥルフやハスター,ニャルラトホテプといったお馴染みの邪神達によって繰り広げられる大戦争の模様をレポートしていこう。
[SPIEL’14]南アフリカ発の小粋なダイスゲーム「Ancient Terrible Things」を紹介。「インディ・ジョーンズ」ライクな“パルプアドベンチャー”ゲーム
ドイツのエッセンにて2014年10月16日から19日まで開催された「Internationale Spieltage SPIEL’14」。数多くの新作ボードゲームが展示されていたその会場で,さまざまなゲームを実際に遊んでみることができた。本稿では,そんな中から筆者が気になった一作「Ancient Terrible Things」を紹介してみよう。
ますます拡大を続けるアナログゲームの祭典「ゲームマーケット2014秋」。その幅広さと奥深さをたっぷりレポート
アークライトが主催するアジア最大級のアナログゲームイベント「ゲームマーケット2014秋」が11月16日に東京ビッグサイトにて開催された。アナログゲーム研究本のブームといったトレンドも見られ,「ポストカードゲーム」の企画タイトルも充実した今回のゲームマーケット。さまざまなトピックに彩られた会場の様子を写真と共にレポートしていこう。
[SPIEL’14]インディーズTCGから世界を目指す「真空管ドールコレクション」とは何か。ソニー・ミュージックとJHラボに話を聞いてみた
世界中のボードゲームデベロッパが軒を連ねたSPIEL’14だが,中でも異色のブースを構えていたのがインディーズ出身のTCG「真空管ドールコレクション」を展示していたJHラボとソニー・ミュージックエンタテインメントの合同ブースだ。日本の萌えコンテンツで本場ドイツに殴り込みをかける2社にはどんな狙いがあるのか,ブースで話を聞いてみた。
[SPIEL’14]「ルールブックが要らないボードゲーム」を目指す,老舗メーカーの挑戦。「Orongo」「ABLUXXEN」で賑わうRavensburger AGブースレポート
Ravensburger AGと言えば,「カタンの開拓者たち」のKOSMOSと並んで,ドイツゲームのメーカーでは老舗中の老舗だ。そんな同社ブースでは,Reiner Knizia氏の新作「Orongo」や,ドイツゲーム大賞金の羽根賞を受賞した「ABLUXXEN」に加えて,同社イチオシのスマホ連動ゲーム「smartPLAY」も3タイトルが展示されていた。
[SPIEL’14]「シャドウラン」の生みの親が手がける新作ミニチュアゲーム「Golem Arcana」プレイレポート。そのビジュアルとタブレット連動に注目
シアトルのデベロッパHarebrained Schemesが手がける新作ミニチュアボードゲーム「Golem Arcana」のプレイレポートをお届けする。スマホ連動タイトルをあちこちで見かけた今回のSPIEL’14だが,中でもビジュアル面でとくに目を惹く本作は,なんとあの「シャドウラン」の生みの親,Jordan Weisman氏がゲームデザインを手がけたタイトルだった。
[SPIEL’14]あのM:tGがボードゲームに! ついにベールを脱いだ「Magic: The Gathering Strategy Board Game」プレイレポート
TCGの祖にして最高峰である「マジック:ザ・ギャザリング」のボードゲームが発表された2014年10月10日。翌週の開催となった「SPIEL’14」では,同作がさっそくプレアブル可能となっていた。Hasbroブースで行われていたデモプレイに筆者も参加してみたので,そのプレイレポートをお届けしよう。
[SPIEL’14]「カタン」「アンドールの伝説」,そして「街コロ」――老舗ボードゲームメーカーKOSMOSが語るヒットの秘訣とは
ドイツのエッセンにて開催されたボードゲームの祭典「SPIEL’14」から,KOSMOSブースのレポートをお届けしよう。「カタンの開拓者たち」から「アンドールの伝説」まで,ドイツゲームの黎明期から多くの人に愛されるタイトルを生み出し続けるKOSMOS。その秘密はどこにあるのか。同社のプロダクトマネージャーに話を聞いてみた。
[SPIEL’14]ドイツゲーム賞2014表彰式フォトレポート。晴れの舞台に,笑顔のクリエイター達が集結
ドイツ時間の2014年10月15日に開催された,「SPIEL’14」前夜祭の模様をお伝えしよう。ゲームデザイナーやメーカー関係者,プレスなどを招き,着座のディナー形式で行われるこのイベントだが,そのメインは食べ物ではなく,なんといってもドイツゲーム賞の受賞式だ。受賞したデザイナー達が笑顔で登壇し,晴れの舞台を彩った。
[SPIEL’14]古典作品からスマホ連動の最新作までズラリ。開幕前日に行われた関係者向け先行公開をレポート
世界最大級のボードゲーム展示会「SPIEL’14」の開幕前日となるドイツ時間の2014年10月15日,バイヤーやメディアを対象としたプレスカンファレンスおよび新作展示会が,SPIEL’14会場となるMesse Essenのホールを貸し切って行われた。本稿ではその中からとくに目を惹いたタイトルを紹介していこう。
[SPIEL’14]世界最大級のボードゲームの祭典「SPIEL’14」が開幕。世界中のボードゲームファンがドイツ・エッセンに集結
ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州,エッセンにあるイベントホール・Messe Essenにて,現地時間の2014年10月16日,ボードゲームの見本市イベント「Internationale Spieltage SPIEL’14」が開幕する。ドイツゲーム賞2014の受賞式など,世界中のボードゲームファンが注目するこのイベントを,現地からレポートする。
アナログゲームの祭典「ゲームマーケット2014春」。ボードゲーム界の“今”が垣間見える会場の模様を,写真と共にお届け
真夏日となった2014年6月1日,アークライトが主催するアナログゲームイベント「ゲームマーケット2014春」が東京ビッグサイトにて開催された。15年目を迎えてもなお拡大を続けるゲームマーケットだが,今回も各社各サークルの新作タイトルが盛りだくさん。若干掲載が遅くなってしまったが,今回も豊富な写真と共に,会場の模様をお伝えしていこう。
[超会議3]国産傑作ボードゲームが集結。カナイ製作所の新作や「ワンナイト人狼 超人Ver.」などもお披露目された「超ゲームマーケット」レポート
2014年4月26日と27日,幕張メッセで行われた「ニコニコ超会議3」にて,ゲームマーケットの出張版「超ゲームマーケット」が開催された。国産の傑作ボードゲームがズラりと並べて体験プレイできるというこのイベント。普段ボードゲームに馴染みがない人も巻き込んで大盛り上がりとなっていた。その会場の模様をレポートしていこう。
大人気の「人狼ゲーム」を徹底解説する集中連載「特集:人狼」。本日スタートの第1回は“人狼ゲームカタログ”で,その歴史と広がりを再検証
最近大きなブームとなっている「人狼ゲーム」。ゲームジャンルの垣根を越えた人気となっている同作だが,その人気の秘密は一体どこにあるのだろうか。今回4Gamerでは,この大人気の人狼ゲームを深く掘り下げるべく,全3回わたる短期連載をスタート。第1回は,人狼のたどってきた歴史と,現在入手可能な人狼系ゲームについて紹介していこう。
君が市長だ! 「シムシティ」好きにもオススメの都市計画ボードゲーム「シティビルダー 完全日本語版」レビューを掲載
アークライトの「シティビルダー 完全日本語版(Suburbia)」は,プレイヤーが市長となって街に施設を建設し,100万人の大都市を目指すという,「シムシティ」にも似た都市計画ボードゲームだ。さまざまな施設を表すタイルを配置しながら街を大きくしていくというシンプルなコンセプトながら,欧米で大ヒットとなった本作。その魅力に迫ってみよう。
力を合わせて幽霊屋敷の謎を解き明かせ。テーブルトークRPGライクな協力型タイルゲーム「ゴーストハンター13 The Tile Game」
シナリオに仕組まれた謎を解き明かし,幽霊屋敷からの脱出を目指す協力型タイルゲーム「ゴーストハンター13 The Tile Game」を紹介しよう。アナログゲーム界の重鎮,グループSNEの安田 均氏がゲームデザインを手がけた本作は,原作TRPGのテイストを残しつつ,ホラー系ボードゲームとして再構築された,手に汗握る一作となっている。
カードゲーム好きならハマる! ドラフトが勝負を分けるボードゲーム「Seasons/十二季節の魔法使い」をレビュー
ホビージャパンが日本語版を販売中の「Seasons/十二季節の魔法使い」は,ファンタジー世界で魔法対決を繰り広げるという設定のボードゲーム。トレーディングカードゲームでよく見かけるルール「ドラフト」でカードやサイコロの出目を選び,ゲームを進めるシステムが特徴となっている。
アナログゲームの祭典「ゲームマーケット2013秋」をたっぷりの写真とともにレポート。小雨の中,5000人以上の参加者が集まる
アジア最大級にまで成長を遂げたボードゲーム/カードゲームの即売会「ゲームマーケット」。大手メーカーや出版社から小さなサークルまで,さまざまなゲームを持ち寄るこのアナログゲームの一大イベントは,会場を東京ビッグサイトに移し,ますます拡大を続けている。「ゲームマーケット2013秋」の模様をたっぷりの写真とともにお届けしよう。
本日発売「ダンガンロンパ1・2 超高校級の人狼」先行プレイレポート。原作キャラが入り乱れての“学級裁判”が楽しめる人狼系推理ゲーム
スパイク・チュンソフトの人気アドベンチャーゲーム「ダンガンロンパ」シリーズを題材とした人狼系推理ゲーム「ダンガンロンパ1・2 超高校級の人狼」が,アルジャーノンプロダクトより2013年10月末に発売される。ダンガンロンパと人狼という,ちょっと異色の組み合わせが気になるこのタイトルを,実際のプレイフィールを交えつつ紹介していこう。
忍者とゾンビ,宇宙人と恐竜がタッグを組んでの大乱闘。自分だけの“秘密結社”で戦うデッキ構築型カードゲーム「スマッシュアップ」レビュー
アークライトゲームズから販売されているカードゲーム「スマッシュアップ 完全日本語版」のレビューをお届けしよう。本作は「サンダーストーン」などのデッキ構築型カードゲームで有名なAEGの新作で,忍者やゾンビ,宇宙人といったさまざまな陣営を組み合わせて自分だけの秘密結社を作り,世界征服を目指すという内容になっている。
ワンコインのゲームがこんなにすごい! 「500円ゲームズ」から見えてくる,アナログゲーム界におけるスモールパブリッシャの可能性
アナログゲームを小規模に制作し,販売流通する個人やグループ,いわゆる“スモールパブリッシャ”が増えている。4Gamerでも何度か取りあげたアナログゲーム即売会「ゲームマーケット」がその活動の中心だ。「ゲームマーケット2013春」で入手したいくつかのゲームを紹介しながら,スモールパブリッシャの可能性について考えてみよう。
競馬場に隠された謎に挑め。「100万人のWinning Post」とコラボしたリアル脱出ゲーム「ある競馬場からの脱出」デバッグ公演レポート
2013年9月21日,東京・品川区の大井競馬場にて,リアル脱出ゲーム「ある競馬場からの脱出」のデバッグ公演が開催された。そのレポートをお届けしよう。コーエーテクモゲームスの「100万人のWinning Post for Mobcast」とのコラボ企画となるこのイベント。実際の謎には触れていないが,予習として会場の雰囲気を感じ取ってもらえれば幸いだ。
あのアンチャーテッドの冒険をボードゲームで再現。手に汗握るトレジャーハントが楽しめる「UNCHARTED BOARD GAME」レビューを掲載
4Gamer読者で「アンチャーテッド」の名前を聞いたことが「ない」という人は,恐らくそう多くはないだろう。そのアンチャーテッドに,なんとボードゲーム版があるらしい。しかも,デザイナーは日本人だというではないか。というわけで,今回はBandai Americaから発売されている輸入版「UNCHARTED BOARD GAME」を紹介してみよう。
初の東京ビッグサイト開催となった「ゲームマーケット2013春」レポート。過去最大規模の会場で見かけたアナログゲームを写真で紹介
ボードゲームを中心に,TRPGから伝統ゲームまでが一堂に会するアナログゲーム即売会「ゲームマーケット2013春」。会場を東京ビッグサイトに移した今回は,来場者数も過去最大の5000名以上での開催となった。世界で人気の名作から一点ものの手作りゲームまで,幅広く出品されたこのイベントの模様を,豊富な写真と共にお伝えしていこう。
連休をアナログゲーム三昧で楽しむための「ゲームマーケット2013春」参加ガイドを掲載。4月28日は東京ビッグサイトに集まろう
さまざまなアナログゲームが一堂に会するイベント「ゲームマーケット2013春」が,2013年4月28日,東京ビッグサイトにて開催される。そこで本稿では,イベントの開催に先駆け同イベントで手に入る珠玉のゲームを独自にチョイス。同人ゲームを中心に,オススメタイトルを紹介する。初参加の人も,これを参考に会場までぜひ足を運んでみてほしい。
スチームパンクなメカで隠された秘宝を暴き出せ。戦う“カタン風”ボードゲーム「天空都市ヴィラコチャ」レビューを掲載
アークライトから発売された新作ボードゲーム「天空都市ヴィラコチャ」のレビューをお届けしよう。本作は,「カタン」風のマップ上で,プレイヤー同士が陣地を奪い合いながら古代の秘宝の発見を目指す,スチームパンクな対戦ゲームだ。ここまでで,すでにビビッと来ている人は,ぜひ読んでみてほしい。
アナログゲーム,西の祭典「ゲームマーケット2013大阪」。日本ボードゲーム大賞2012受賞作も発表されたイベントの模様をフォトレポートで紹介
2013年3月10日,大阪・天満橋の大阪マーチャンダイズ・マートにてアナログゲーム即売会「ゲームマーケット2013大阪」が開催された。大阪では2回目の開催となる今回は,会場も前回の倍の広さとなり,1800人以上のアナログゲームファンが集結。多数の新作ボードゲームが一堂に会した。その模様を,写真と共にお伝えしていこう。
“数字が好きな大人”にもお勧めのタイル配置型ボードゲーム。名作童話を元にした「星の王子さま ボードゲーム 日本語版」を紹介
サン=テグジュペリの名作童話「星の王子さま」を題材にしたボードゲーム「星の王子さま ボードゲーム 日本語版」を紹介しよう。本作は,オリジナルイラストを使ったタイルを並べ,自分自身の“ちいさな星”を作るというシンプルなボードゲーム。ゆるい見た目とはうらはらに,“数字がすきなおとな”にも楽しめる,戦略性をもったタイトルなのだ。