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2022年にMMORPG4作品が20周年。20年前がこのジャンルにとって重要な年だったと思う理由を挙げつつ,4作品の紹介記事をお届けしよう
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印刷2021/12/29 12:00

紹介記事

2022年にMMORPG4作品が20周年。20年前がこのジャンルにとって重要な年だったと思う理由を挙げつつ,4作品の紹介記事をお届けしよう

 

“可愛らしい”で大ヒット。口コミで広まったMMORPG「ラグナロクオンライン」


 韓国のグラビティが開発し,世界各国でサービスされているPC向けMMORPG「ラグナロクオンライン」。日本ではβテストやβ2テストを経て,2002年12月1日にガンホー・オンライン・エンターテイメントの運営で正式サービスがスタートした。
 ドットグラフィックスのデフォルメキャラクターがプレイヤーのハートを鷲掴みにし,β時代から正式サービスへ移行後も多くのプレイヤーが集まった結果,過密状態になりログインやプレイに支障が出ることもたびたびあったほどの人気タイトルだ。

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 ROのサービス形態は月額課金+アイテム課金。プレイするには無料で登録できるガンホーIDが必要だ。ガンホーIDは,メールアドレス(携帯電話のメールアドレスは使用不可)があれば登録できる。登録の方法からゲームのインストールまでは,公式サイトのトップページの「ラグナロクをはじめてみよう」からリンクされているトライアルサービス特設ページで詳しく解説されている。

「ラグナロクをはじめてみよう」トライアルサービス特設ページ


 トライアルサービスは,14日間無料でROをプレイできるサービスで,ROのゲームアカウントを取得すると自動で受けられる。プレイできるコンテンツなどの制限はほぼなく,期間終了後にゲーム利用権を購入すれば,サービス中に育成したキャラクターで続けてプレイできる。

対応OS ・日本語版Microsoft Windows 8.1 32bit版/64bit版
・日本語版Microsoft Windows 10 32bit版/64bit版
CPU ・Pentium4 3GHz以上
・Athlon64 3500+以上
メインメモリ 1GB以上
グラフィックスカード 128MB以上のVRAMを有する3Dアクセラレーターチップ搭載グラフィックスカード
ハードディスク 4GB以上の空き容量
その他 ・DirectX 9以上
・ADSL1.5Mbps以上の回線でインターネットへの接続が常時可能な環境
・インターネットプロトコル バージョン 4(TCP/IPv4)
※バージョン 6(TCP/IPv6)での動作は保証外。
・DVD-ROMが読み込み可能なドライブ(ROMメディアによるInstall時のみ使用)

「ラグナロクオンライン」クライアントダウンロードページ(公式サイト)



50以上もの多彩な職業とステータスを持つキャラクター


 本作でプレイできる種族は人間とドラムの2種類。どちらも性別とヘアスタイル,ヘアカラーを組み替えてキャラメイクができる。
 キャラメイク時の人間の職業は基本となるノービスで,レベルを上げることで「ソードマン」「マジシャン」「アーチャー」「アコライト」「シーフ」「マーチャント」といった6種類の1次職,そして「スーパーノービス」「テコンキッド」「ガンスリンガー」「忍者」といった4種類の特殊1次職へとクラスチェンジできる。
 そこから2種類の2次職へ派生し,さらに上位2次職,3次職といった上位のクラスがある。総クラス数は50以上もあり,戦闘が得意な職業,ヒールやサポートが得意な職業,武器やポーションを作成できる職業など,さまざまな職業でのプレイが楽しめる。

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 もう1つの種族であるドラムは可愛らしい獣人タイプキャラで,選べる職業はサモナーのみ。サモナーと言っても物理,魔法,支援のスキルを持つ万能型の職業で,初心者向けのキャラと言える。

ドラムは人間とは異なる場所からゲームがスタートするが,こちらでもゲームのチュートリアルを学べる
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 キャラクターの育成システムは,比較的シンプルながら,幅広くキャラクターをビルドできるようになっている。まずキャラクターはBaseLvとJobLvという2つのレベルを持つ。BaseLvはキャラクターそのものの強さで,BaseLvが上がるとキャラクターにはステータスポイントが付与される。これをパラメータに振り分けることで,キャラクターが強化されていくのだ。

ステータスはStr(物理攻撃力や所持限界値アップ),Agi(攻撃速度や回避率アップ),Vit(防御力や最大HP),Int(最大SPや魔法の効果がアップ),Dex(命中率やスキル詠唱速度アップ),Luk(完全回避やクリティカル率アップ)の6種類
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 JobLvは職業のレベルを表しており,レベルが上がるとスキルポイントが付与され,これを消費することでスキルを覚えたり,スキルのレベルを上げたりできる。

スキルはツリー状の仕様となっており,前提となるスキルを覚えなければ取得できないスキルもある
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 このステータスとスキルの組み合わせにより,多彩なキャラを育成できる。例えばプリースト系なら,ヒーラーとしての役割を果たすためにIntとDexをメインに育成するのが一般的だが,VitとIntに振ることで耐久型の壁役にもなれるし,AgiとIntに振って回避型の壁役としての育成もできる。StrとAgiに振れば,高速攻撃型の物理アタッカーとしての運用すらできてしまうのだ。
 もちろんこれはステータスだけでなく,それを後押しするスキルとどう組み合わせるかがポイントで,全職業にさまざまな育成バリエーションが存在する。もとより,どの職業もJobLvを最大まで上げてもすべてのスキルを獲得できるわけではないので,どんなプレイを楽しみたいか,どんなキャラに育てたいかで,どのスキルを取得するかが変わり,それが唯一無二の個性を持ったキャラクターとなるのだ。

Agiで回避と攻撃速度,Dexで命中率を上げてStrで殴るという殴りアコライトを作ってみた。ここから殴りを続けるか,Intを上げて魔法に寄るか,どちらへもシフトできる状態だ
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 キャラクターの職業は,ドラム以外はノービス,1次職,2次職,そして2次職でレベルキャップ(BaseLv99)に到達すると転生可能になる。そこから転生ノービス,転生1次職,上位2次職(レベルキャップはBaseLv99),現在では3次職(レベルキャップはBaseLv185)まで転職できる。

 JobLvはノービス(転生ノービス)はJobLv10,1次職(転生1次職)と2次職はJobLv50,転生2次職はJobLv70,3次職はJobLv65まで上げられる。2次職(上位2次職)への転職はJobLv40,3次職への転職はBaseLv90以上で行える。

 上位の職業になるほどJobLvの上限がアップし,3次職になるとBaseLv185までのステータスポイントと,3次職固有の強力なスキルを組み合わせることで,強力かつ多様なキャラビルドが行えるようになる。同じ職業でもステータスとスキルが違えば,強さも運用方法もガラリと変わる。このキャラクター育成の自由度の高さがRO最大の魅力だ。

ドラムや特殊職業のBaseLvとJobLvの上限は,通常の職業と少し異なる。詳しくは公式サイトを見てほしい
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冒険者アカデミーの手厚い授業でレベルアップもラクラク


 ROは韓国のコミックを原作に開発されたMMORPGで,ミッドガルド大陸のルーンミッドガッツ王国を中心に,機械技術を持つシュバルツバルド共和国,女神フレイヤを崇拝するアルナベルツ教国といった国々との関係を描くストーリーが紡がれている。
 ゲーム内では,序盤はストーリーが前面に押し出されることはなく,プレイヤー自身が情報を集めてどう狩りをすればいいか,どこで狩りをすればレベルが上がりやすいのかを模索する,古いタイプのMMORPGだ。ただ,ここしばらくはストーリーに力を入れているのか,各国の思惑や闇を描いた大型エピソードなども実装されている

 現在のゲーム進行は,ゲーム開始時にチュートリアル的なクエストが目白押しで,あっという間にレベルが上がる。

ゲームを開始すると目の前に「ファラ」というNPCがいる。彼女に話しかけるとゲームの基礎が学べる「冒険者アカデミー」へと送ってくれる。この冒険者アカデミーがチュートリアルとなる
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画面は2Dの見下ろしタイプで,キャラクターはドットで描かれている。このキャラクターの可愛さがROの人気を押し上げた。特別なNPCにはバストアップのイラストが表示されることも
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 キャラクターは「冒険者アカデミー」でチュートリアルを兼ねたクエストを進めることでレベルアップし,また特定のレベルになると開封できるボックスから武器や防具の交換券を入手でき,装備のレベルアップも図れる。クエストの難度はけっこう低めなので,これらをこなしていくだけでポンポンとレベルが上がっていく。3時間もプレイしていれば,ノービスから2次職になれるほどだ。

キャラクターの移動はフィールドをマウスで左クリックするとその場所まで移動。左ボタンをドラッグしたままカーソルを動かすと,その方向に追随するように歩き続ける。攻撃はモンスターを左クリックすると物理攻撃を行い続ける
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スキルはショートカットウィンドウにセットし,スキルに対応したファンクションキーで使用する。スキルは使用したあと,対象を左クリックなどで選択すると発動する。魔法など詠唱が必要なものは,詠唱中に攻撃を受けると詠唱がストップしてしまうので注意
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冒険者アカデミーで受けられるクエストには,バトルが必要なものもあれば,街を飛び回って会話するだけでクリアできるものもある。NPCとの会話は,マウスカーソルを合わせて吹き出しマークが出たら左クリックでOKだ
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BaseLv40になったらマラン島で「ニャンゲーマーズ」クエストをやれば,一気にBaseLv70以上,JobLv45以上になれる。このあとすぐに2次職に転職しても問題ないが,JobLv50にして転職クエストの一部免除を狙うのもいい
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YggdrasillワールドやNoatunワールドでほかのプレイヤーと交流しよう


 通常のワールド(サーバー)では狩りやエピソードクエストなどを,そのワールド内のプレイヤーとしか楽しめないが,全ワールドのプレイヤーが集まるワールドがROには存在する。それがYggdrasillワールドとNoatunワールドだ。

 Yggdrasillワールドは「ティアマト攻城戦YE」や「蜃気楼の塔YE」といった大規模PvEコンテンツや,ギルド単位で戦うPvP「攻城戦YE」などのバトルコンテンツが楽しめるワールドで,PvEコンテンツはクリアして報酬をゲットし,それらを通常ワールドへ持ち帰ることもできるのだ。

Yggdrasillワールドのコンテンツは,それぞれ毎週の決まった曜日と時間に開催される。参加したいコンテンツをチェックして乗り遅れないようにしよう
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 Noatunワールドは露店専用のワールドで,全ワールドからプレイヤーが持ち寄ったアイテムを露店で販売できる。もちろん,Noatunワールドで購入して通常ワールドへ持ち帰ることも可能だ。
 自分の所属するワールドで需要のないものをさばけたり,また自分の所属するワールドの露店に並んでないものを購入できたりといったメリットがある。自ワールドで欲しいものが見つからないといったときは,覗きに行ってみるといい。

露店が盛んなワールドでは,露店で埋まった風景が首都プロンテラで見られる。どんなものが売られているのかウィンドショッピングをするのもROの楽しみだが,みるみる時間が溶けていく
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たいていのものは目玉が飛び出るほど高額だが,なかには中古の装備品などリーズナブルなものが並んでいることもある。暇を見てちょくちょく覗きに行けば,掘り出し物が見つかるかも?
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 現在も着々とアップデートを重ね,より遊びやすく進化し続けているRO。3次職のさらに上位となる4次職の実装も控えており,楽しみにしているプレイヤーも多いだろう。PvPは他のタイトルほど活発ではないが,Yggdrasillワールドではギルド単位での大規模PvPや,まだテスト段階ではあるものの5vs.5のバトルコロッセオなどが実装されており,個人よりもチーム戦が盛んだ。
 月額課金タイトルなので手を出すのに少し躊躇するかもしれないが,14日間自由にプレイできるトライアルサービスが実施されているので,もしROにまだ触れたことがないのなら,ぜひプレイしてみてほしい。

「ラグナロクオンライン」公式サイト


・各作品の紹介記事(正式サービス開始順)
「GODIUS」紹介記事へ移動(2月1日リリース)
「リネージュ」紹介記事へ移動(2月12日リリース)
「ファイナルファンタジーXI」紹介記事へ移動(5月16日リリース)
 
  • 関連タイトル:

    ファイナルファンタジーXI

  • 関連タイトル:

    リネージュ

  • 関連タイトル:

    ラグナロクオンライン

  • 関連タイトル:

    GODIUS

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