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[E3 2005#118]ついにフル3D化!「Heroes of Might & Magic」
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印刷2005/05/23 16:56

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[E3 2005#118]ついにフル3D化!「Heroes of Might & Magic」

 Ubisoftブースで最も小規模な展示でありながらも,ディスプレイに映し出されるカラフルな色彩と,単純に入り口のそばという理由もあってか,多くの人が足を止めて眺めていた「Heroes of Might & Magic V」(以下,HoM&M)。

 3DOが倒産のおりに競売にかけたコンテンツの一つとして存在したこのHoM&Mを,シリーズ作品の版権とともにUbisoftが取得。開発は「Silent Storm」「Etherlords」シリーズで日本でも割と知られたロシアのデベロッパ,Nival Interactiveだ。



 本作の特徴は,なんといってもフル3Dとなったグラフィックス。拡大や縮小を伴う,より細かい操作が可能になっただけでなく,戦闘の迫力が格段に増した。
 グラフィックスはもともとの世界観を生かした原色系にまとめられており,キャラクターの背格好も相まって,ズームインすると「WarcraftIII」のような印象を受ける。戦闘シーンになると,キャラクターの一挙手一投足に反応して,カメラがズームインとアウトを繰り返すような作りで,エフェクトはもちろんパーティクルを駆使した派手なものだ。

 これは開発元がNivalのためかもしれないが,戦闘時のキャラクター配置やエフェクト,またカメラコントロールなどは,Etherlordsのデュエル画面を彷彿とさせる。基本的なゲーム性が前作から大きく変わっていないためか,来場者の興味ももっぱらそのグラフィックスに集中していたようで,説明スタッフが戦闘シーンを見せるたびに小さな歓声が上がっていた。

 スタッフが見せてくれたデモは,ターンベースの戦闘のなか,Griffinが攻撃準備のため上昇,その間は画面上から姿を消し,次の瞬間急降下して攻撃を加えるというもの。今となってはコンシューマ用RPGで見せられても決して驚かないような,なにげないシーンだが,これがHoM&Mの画面だというのだから,ファンにはたまらないだろう。



 またちょっとした追加要素として,ヒーローユニットを追跡しやすくするため,ユニットの行動の軌跡を尾のような線で表すというビジュアル上の変化もある。これは3D化によって本作にさまざまな視覚効果を入れられるようになったことの活用例であり,ゲーム全体を通して今後もブラッシュアップが期待される部分だ。

 現在の開発状況は70%で,発売予定は2005年度中。Ubiスタッフも「必ず年内に発売できる」と言い切っていたので,安心して待てるはず。またUbisoftは,Might & Magicの続編の開発にも着手しているとのこと。こちらは来年のE3 2006辺りで我々の前に姿を現すとのことだ。(Gueed)

  • 関連タイトル:

    Heroes of Might & Magic V 日本語マニュアル付英語版

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