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【PR】TSUKUMOだからできた7万円台。Ivy Bridge,Kepler,フルHD液晶搭載で安価なゲーマー向けノートPCが堂々登場
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印刷2012/08/04 12:00

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【PR】TSUKUMOだからできた7万円台。Ivy Bridge,Kepler,フルHD液晶搭載で安価なゲーマー向けノートPCが堂々登場

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eX.computer N156J
メーカー:TSUKUMO(Project White)
BTO標準構成価格:7万9980円(税込)
TSUKUMOの直販サイトで購入する
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 PCゲームをプレイするためのPCをどう選ぶかというのは,難しい命題だ。
 周囲のPCゲーマーはデスクトップPCを勧めてくるが,住宅事情もあって,あまり場所を取るマシンは置きたくない。かといってゲーマー向けノートPCの有名どころは価格が高い……。設置場所(≒PCの大きさ)と予算,とくに予算面の都合がある人が,それこそ「これから3Dオンラインゲームを始めてみたい」と思ったときにどうするかは,相当に難度の高い話になりがちである。

 そんななか,PCショップ「TSUKUMO」を展開するProject Whiteから,興味深いノートPCが発売になった。
 製品名は「eX.computer N156J」(以下,N156J)。TSUKUMOは普段,ゲーマー向けPCに「G-GEAR」の名を冠しているので,その命名ルールからは外れるものの,「eX.Computerブランドで展開するゲーマー向けノートPC」として位置づけられる製品だ。

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 N156Jが持つ最大の特徴は,Ivy Bridge世代のCPUとKepler世代のGPUとを採用しながら,BTO標準構成価格が7万9980円(税込,2012年8月4日現在)と,安価に設定されている点である。
 価格対スペック比にはかなりの魅力を感じるが,そこに落とし穴はないのか。細かくチェックしていきたいと思う。


発色のいい非光沢パネル採用で

不快な映り込みとは無縁


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 さて,冒頭でスペックの話を持ち出しておいて恐縮だが,まずは外観のチェックから入りたい。
 N156Jは,15.6インチワイド液晶パネルを採用したノートPCだ。液晶パネルの解像度は1920×1080ドットなので,いわゆるフルHD仕様。液晶パネルの表面加工はノングレア(非光沢)だ。

 ゲーマー向けノートPCの液晶パネルをグレア(光沢)にするかノングレアにするかというのは意見の分かれるところだが,一般にグレアだとコントラストが向上して見栄えがよくなる一方,蛍光灯の光が映り込んだり,画面が暗転したときにプレイヤー自身の顔が映ったりする問題がある。
 一方のノングレアはその逆で,映り込みの心配はないものの,コントラスト感の低い見栄えになりがちな問題がある。また,色再現性がそれほど求められないビジネス向けノートPCでノングレアパネルが好まれるため,同じようなパネルを流用した結果,ゲーム画面全体の発色が残念なことになる可能性も高い。

映り込みのないノングレアパネルを採用するのがN156Jの大きな特徴だ。液晶パネルのバックライトは消費電力の低いLEDとなっている
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 つまり,映り込みを気にしないというのであればグレアのほうがゲーム向きではあるのだが,映り込みはやはり不快だ。そこでTSUKUMOはN156Jで,発色のいいノングレアパネルを採用してきた

 実際にどの程度発色がいいのか。今回は,ノングレアパネルを採用したビジネス向けノートPCの代表として,担当編集私物の「ThinkPad X201i」と並べ,「ファンタシースターオンライン2」(以下,PSO2)のスクリーンショットを表示させて比較してみた。その結果が下の写真だ。
 ここでは工場出荷時の色設定そのままに輝度設定を最大化しているが,ThinkPad X201iでは青が赤みがかって,また濃く出ている。それと比べると,N156Jは空や雪の色が自然で,また岩肌のコントラストも良好だ。発色のいいノングレアパネルを採用してきた効果はかなりあると述べていいだろう。

N156J(左)とThinkPad X201iとで同じスクリーンショットを表示させてみたところ。N156Jは青と白の出方が自然だ
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 なお,N156Jには外部出力インタフェースとしてHDMIおよびアナログRGB(D-Sub 15ピン)出力が用意されているので,デュアルディスプレイ環境を構築することも可能である。

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本体両側面のインタフェース群。本文で触れたHDMIとアナログRGBは本体向かって左側に,1000BASE-T LAN端子やUSB 3.0端子と並んでいる。USB 3.0端子の片方はiPadの充電に対応した高出力仕様だ。本体右側にはマイク入力&ヘッドフォン出力(3.5mmミニピン×2),USB 2.0×2,光学ドライブと,電源端子が用意されている
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主要インタフェースが本体両サイドに散っているため本体向かって正面と背面側はすっきりしている。あるのは正面左端のカードリーダーだけだ

 キーボードは10キー付きの日本語フルキー仕様。メインキー部のキーピッチは一般的なキーボードと同じ19mmで,普通に文字を打っている限り,打鍵時の違和感はほとんどない。
 キーボードの上部,ヒンジ部の両端には2基のスピーカーが用意されるが,それとは別にサブウーファも本体底面側に搭載されているので,スピーカーは2.1ch仕様という計算だ。音質は,オーディオ的に格段優れるというわけではないものの,いわゆる“ノートPCの音”とは明らかに違うのは一聴して分かる。サブウーファの搭載によって,爆発の余韻などといった重低域がしっかり再生されているのは好感が持てた。

キーボードは写真最上段と最下段がやや狭められているのが気になるくらいで,打鍵に問題はない(左)。いわゆる同時押しへの配慮はないので,必要な場合は,4ポートも用意されているUSBを利用して,ゲーマー向けキーボードを接続すればいいだろう。右はサブウーファが埋め込まれている本体底面
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BTO標準で定格2.5GHzのCore i5を搭載

シリーズ上位モデルならクアッドコアCPUに


 と,いうわけで,内部構成である。
 冒頭でも紹介したとおり,N156JのBTO標準構成は7万9980円(税込)。発色のいい液晶パネルや2.1chスピーカーを搭載するといったプラス要素もあったりするので,主要パーツにしわ寄せがきていないか不安な人もいるだろう。

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本体底面の蓋を開けたところ。CPUとGPUは2本のヒートパイプを搭載したクーラー1基で冷却される仕様なのが分かる。また,Mini PCI Expressスロットが開いているのも,自己責任で拡張したい人にはポイントといえそうだ
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i5-3210M。CPUソケットに差さっている
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一方,GT 650Mは,グラフィックスメモリチップともども,マザーボードに直づけとなっていた
 今回入手したのは,N156Jシリーズのエントリーモデル「N156J-500A/S」。BTO標準構成そのままの構成となるが,そんな本機だとCPUは「Core i5-3210M/2.5GHz」(以下,i5-3210M)。2コア4スレッド仕様で,「Intel Turbo Boost Technology」によって最大3.1GHzで動作する。
 これだけのCPUを搭載していれば,ほとんどのオンラインゲームでCPU性能不足を感じることはない。だが,4コア8スレッドにこだわりたいという場合には,5000円を追加すると,CPUをクアッドコアの「Core i7-3610M/2.3GHz」に変更した上位モデル「N156J-710A/S」が選択肢として浮上するので,こちらをベースにするのもアリではなかろうか。

 一方,N156Jシリーズ共通で採用されるGPUは,384基のCUDA Coreを搭載した「GeForce GT 650M」(以下,GT 650M)。コアクロック最大900MHzで動作するGPUで,N156Jの場合では835MHzに設定されている。
 組み合わされるグラフィックスメモリは128bit接続で,仕様上はGDDR5とDDR3に対応。N156Jシリーズでは動作クロック1800MHz相当(実クロック900MHz)のDDR3 SDRAMだ。表1は,GT 650Mのスペックが分かりやすいよう,デスクトップPC向けGPU「GeForce GT 640」(以下,GT 640)および「GeForce GT 630」(以下,GT 630)と比較したものだが,おおむねGT 640と近いスペックであることが分かると思う。

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 今回入手したN156J-500A/Sは,負荷に応じてCPU統合型グラフィックス機能とGT 650Mを自動的に切り替えられる「Optimus Technology」に対応している。これによりGPUは必要なときだけ3Dアクセラレータ的に用いられるため,消費電力の低減が可能だ。

その名もズバリ「電源管理ユーティリティー」がプリインストールされている。電源プランやピークシフト設定を簡単に設定可能だ
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 消費電力といえば,TSUKUMO独自の電源管理ソフトがプリインストールされているのも,N156Jシリーズの特徴といえる。
 本ソフトからは,電源プランを「高パフォーマンス」「バランス」「省電力」「超省電力」の4つから簡単に選択できるほか,現在の消費電力をグラフ化して表示することが可能になっている。また,「ピークシフト設定」を行うと,設定した時刻から時刻の間は自動的にバッテリーモードで動作する。電力供給が逼迫することの多い午後の時間でも,後ろめたさを感じることなく3Dゲームをプレイできるわけだ。

 なお,メインのストレージは回転数5400rpmのHDD。せっかく新しいPCを買うならSSDを選びたいという場合には,ランダムアクセス性能に定評あるIntel製品「Solid State Drive 520」をプラス7875円から選べるようになっている。
 そのほか,今回入手したN156J-500A/Sの主なスペックは表2にまとめたとおりとなる。

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エントリークラスのデスクトップPCと性能を比較

同価格帯のデスクトップ機に勝てるか?


 N156Jのポイントを押さえたところで,ここからは,シリーズ最廉価モデルとなるN156J-500A/Sがどこまでやれるのか,テストによって明らかにしてみよう。

 比較対象として用意したのは,表3に示した構成のデスクトップPCだ。GPUはGT 640と,GT 630の“リネーム前”モデルである「GeForce GT 440」(以下,GT 440)を用意した。一般的なBTOの相場で話をすると,GT 640を搭載した状態で,本デスクトップPCの実勢価格は6万2000〜4000円程度(※2012年8月4日現在)。これに解像度1920×1080ドットの液晶ディスプレイを組み合わせる前提に立てば,おおむねN156J-500A/Sと同価格帯と述べていいのではなかろうか。

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N156J-500A/SでNVIDIAコントロールパネルから動作クロックを確認したところ。前述のとおり,GPUコアクロック835MHz,メモリクロック1800MHz相当であることを確認できる
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 グラフィックスドライバは,両製品とも「GeForce 304.79 Driver」を導入した。このとき,GT 640搭載カードとして利用したZOTAC International製「ZOTAC GeForce GT 640(ZT-60201-10L)」は,メモリクロックがリファレンスクロックから若干低いため,MSI製オーバークロックツール「Afterburner」(Version 2.2.2)を用いて,リファレンスの1800MHz相当にまで引き上げている。

 テスト方法は4Gamerのベンチマークレギュレーション12.2準拠。ただし,N156J-500A/Sの搭載するGT 650MがエントリークラスのGPUであるため,今回は「標準設定」および「低負荷設定」のテストのみを行う。また,同じ理由から「S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat」と「Sid Meier's Civilization V」のテストを省略し,代わりに,このクラスのノートPCがターゲットとなるゲームタイトル「Diablo III」およびPSO2を追加したこともあらかじめお断りしておきたい。

 Diablo IIIのテストにあたっては,最初の街である「New Tristram」を1分間移動し続け,その間の平均フレームレートを「Fraps」(Version 3.5.6)で取得。これを2回行って,その平均をスコアとしている。グラフィックス設定は選べる限り「HIGH」とし,アンチエイリアシングも有効化しているが,このあたりは先に宮崎真一氏が行ったテストと同じだ。
 一方のPSO2では,「キャラクタークリエイト体験版」に用意されたベンチマークモード「動作検証」を実行することにした。グラフィックス設定は,フルスクリーン表示で,かつ,簡易設定2,3,5の3パターンとする。そのほかのグラフィックス設定はいじらない。

 「3DMark 11」(Version 1.0.3)とPSO2以外では,解像度をN156Jシリーズのネイティブである1920×1080ドットと,その一段下となる1600×900ドットを用意した。N156J-500A/Sの電源設定は,最も高い性能を期待できる「高パフォーマンス」だ。
 なお以下,比較対象のデスクトップPCは,文中,グラフ中ともに「i5-3450+GT 640」「i5-3450+GT 440」と表記して区別する。


エントリークラスのデスクトップPCと

互角以上の3D性能


 さっそくテスト結果を見ていこう。グラフ1は3DMark 11の「Entry」と「Performance」の両プリセットで総合スコアを取得した結果となる。前述のとおり,N156J-500A/Sが搭載するGT 650MのスペックはGT 640とほぼ同じなのだが,N156J-500A/Sでは消費電力や発熱との兼ね合いからGPUクロックが835MHzへ引き下げられているため,そのスコアはi5-3450+GT 640比で90〜92%という,ある意味順当なところへ落ち着いた。
 一方,対i5-3450+GT 440に対してはPerformanceプリセットで156%と圧倒。前世代のエントリーGPUを相手にしていないことも見て取れるわけである。

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CPU-Z(Version 1.61.3 x64)から,N156J-500A/Sのメモリ設定をチェックしたところ。デスクトップPCと比べるとかなり詰まっている
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 続いて「Battlefield 3」(以下,BF3)の結果をまとめたものがグラフ2だ。
 ここで注目したいのはN156J-500A/Sのスコアがi5-3450+GT 640を上回っていること。その差はわずかなので,ここでは「両者の性能に大きな違いはない」と見るのがより正しいが,2コア4スレッド仕様で定格2.5GHzのCPUを搭載するシステムと,4コア4スレッド仕様で定格3.1GHzのCPUを搭載するシステムで,前者がスコア的に劣らない結果を出してきたことに注目すべきだろう。

 ゲームにおいては,メインメモリの帯域幅よりもむしろメモリコントローラのレイテンシが“効く”ことのほうが多いので,N156J-500A/SがDDR3-1333の9-9-9-24設定,デスクトップPCがDDR3-1600の11-11-11-28設定であることがスコアを左右した可能性を指摘できそうである。
 なお,レギュレーションと照らし合わせるに,N156J-500A/Sは解像度1600×900ドットでプレイアブルな水準をクリアできている。

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 その傾向は,グラフ3にスコアをまとめた「Call of Duty 4: Modern Warfare」(以下,Call of Duty 4)でも同じ。4GamerはCall of Duty 4を「旧世代のゲームエンジンを採用した,典型的な3Dオンラインゲームの指標」として用いているが,結果はご覧のとおりだ。ほとんどの3Dオンラインゲームは何の問題もなくプレイできるはずである。

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 高解像度テクスチャパックの導入により,メモリ周りがスコアを左右しやすくなっている「The Elder Scrolls V: Skyrim」(以下,Skyrim)の結果も,BF3やCall of Duty 4と変わらない(グラフ4)。
 1600×900ドットでも30fps強といったところで,レギュレーションが規定する平均40fpsには届いていないため,プレイアブルかというとやや苦しいが,ここではテストのために,アンチエイリアシングとテクスチャフィルタリング以外の設定をすべて一番上にしている点を忘れるわけにはいかない。いくつかグラフィックス設定を落とせば,十分にプレイできると見るべきだろう。

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 グラフ5に結果をまとめた「DiRT 3」でも,N156J-500A/Sのスコアが最も高い。1600×900ドットなら,N156J-500A/Sで十分にプレイ可能である点も見逃せない。

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 さらに注目したいのがDiablo IIIのテスト結果で,ここではN156J-500A/Sのスコアのほうが,i5-3450+GT 640と比べて10〜11%も高いのだ(グラフ6)。
 さすがにスコア差が付きすぎではないかという気もするのだが,何度かテストし直しても結果に違いはなかったので,Diablo IIIでは,CPU側メモリコントローラのレイテンシがとくにスコアを左右しやすいということなのかもしれない。

 なお,N156J-500A/Sの実スコアは「1920×1080ドットで,すべてのグラフィックス設定を最大にしても快適」だと示すものになっている。

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 3D性能検証の最後はグラフ7のPSO2だが,ここでもN156J-500A/Sのスコアは良好だ。PSO2のベンチマークモードは,スコア2001以上で標準的な動作を期待できるという指標が示されているので,簡易設定2なら,ほぼそれに相当すると見ていいのではなかろうか。

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これぞノートPCといえる低消費電力

バッテリー駆動でも1時間以上はゲームをプレイ可能


N156J-500A/Sの消費電力テストにあたってはバッテリーパックを取り外し,ACアダプタ駆動とした
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 ノートPCにおいて,バッテリーの持続時間は重視される要素の1つだ。言うまでもなく,消費電力が小さければそれだけ持続時間が伸び,大きければ短くなる。
 では,N156J-500A/Sの消費電力はどの程度か。ログの取得が可能なワットチェッカー「Watts up? PRO」を用いて,システム全体の消費電力を測定してみよう。

 テストにあたっては,OSの起動後30分放置した時点を「アイドル時」,各アプリケーションベンチマークを実行したとき,最も高い消費電力値を記録した時点を,タイトルごとの実行時とした。
 その結果はグラフ8のとおり。当たり前といえばそれまでだが,すべてのテスト条件でN156J-500A/Sの消費電力が最も低い。とくにアイドル時はi5-3450+GT 640比で13Wも低く,ノートPCのメリットが最大限得られている印象だ。

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 続いて,CPUとGPUを冷却するクーラーの能力をチェックしてみたい。今回は,システムに100%の負荷をかけ続ける「OCCT」(Version 4.3.1)と3DMark 11のループを同時に30分間連続実行して,その間に最も高い温度を記録した時点を「高負荷時」とし,アイドル時ともどもスコアを取得することにした。現実問題として,そこまでの負荷がかかることはまずないため,今回は「最悪のケースでも冷却できるか」を確認するものだと捉えてほしい。
 テスト時の室温は24℃。デスクトップPC側はミドルタワーの筐体に組み込んだ状態だ。CPU温度は「HWMonitor Pro」(Version 1.13),GPU温度は「GPU-Z」(Version 0.6.3)からそれぞれ取得する。

 その結果がグラフ9,10だ。テスト条件があまりにも異なるため,デスクトップPCのスコアは参考程度に見てもらえればと思うが,N156J-500A/Sは,アイドル時がやや高めながら問題のない水準,高負荷時はデスクトップPCと同程度に収まった。つまり,冷却能力に不安はないわけである。

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 最後にグラフ11は,Futuremark製バッテリーベンチマークソフト「PowerMark」(Version 1.1.1)で,バッテリーの残量が100%から5%に減るまでの時間を計測したものである。このときの電源設定は「バランス」だ。
 「Productivity」と「Entertainment」,それに「Balanced」というワークロードの概要はグラフのキャプションとして用意したが,3Dアプリケーションとビデオの再生を繰り返すEntertainmentワークロードでのバッテリー持続時間は81分。15.6インチ液晶搭載で,主に据え置きが想定されるノートPCということもあり,さほど長時間持つわけではないが,ピークシフトと組み合わせる分には十分と言えるのではなかろうか。

※3つあるワークロードの概要は以下のとおり
・Productivity:ワープロソフトによる文書編集とWebブラウジングを交互に実行
・Entertainment:3Dアプリケーションの実行とビデオ再生とを交互に実行
・Balanced:ProductivityとEntertainmentを交互に実行
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7万9980円(税込)という価格を超えたポテンシャル

コストと設置場所を重視するゲーマーにお勧め


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 以上のテスト結果,そして,BTO標準構成で7万9980円(税込,2012年8月4日現在)という価格を踏まえるに,買い得感は非常に高いといえる。性能面でのボトルネックらしいボトルネックはストレージくらいで,それも追加予算次第で強化できるのは心強い。
 また,見やすい液晶パネルだけでなく,シンプルで飽きにくい外観も個人的には気に入った。いわゆるゲーマー向けノートPC然とした外観ではなく,その点は価格なりといえるかもしれないが,そのぶんすっきりとしていて,バッテリー込み2.8kgという重量よりも軽く感じる。部屋のなかでちょっと持ち運んだり,片付けたりするときにも苦にならないのはいい。

 正直,この価格で,ここまで欠点の少ないノートPCだとは思わなかった。コストと,設置場所の制限があるなかで,3DオンラインゲームをプレイできるレベルのノートPCを手に入れたいなら,N156Jは真っ先に考慮すべき1台だ。

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